JPH044386Y2 - - Google Patents

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JPH044386Y2
JPH044386Y2 JP1982117701U JP11770182U JPH044386Y2 JP H044386 Y2 JPH044386 Y2 JP H044386Y2 JP 1982117701 U JP1982117701 U JP 1982117701U JP 11770182 U JP11770182 U JP 11770182U JP H044386 Y2 JPH044386 Y2 JP H044386Y2
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JP
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sheet metal
conductive rubber
board
wiring pattern
connector
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JP1982117701U
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JPS5923182U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダ、ビデオテープレコ
ーダ、テレビジヨン受像機、ラジオ受信機その他
の各種の電子機器に適用するのに最適なコネクタ
ーであつて、特に板金にて構成された基板上に絶
縁層を介して複数のリード部を有する配線パター
ンをプリント配線し、その複数のリード部を有す
る配線パターンと他のプリント基板(上記板金基
板と同じもの或いは一般のプリント基板)の複数
のリード部を有する配線パターンとの相対向する
リード部どうしを電気的に接続するコネクターに
関するものである。
考案の目的 本考案は、板金基板と他のプリント基板とを機
械的に強固に結合させることが出来ると同時に、
これら両基板の配線パターンの相対向するリード
部どうしを電気的に極めて簡単かつ確実に接続す
ることが出来るコネクターを提供することを目的
としている。
考案の概要 本考案は、板金にて構成された基板上に絶縁層
を介して複数のリード部を有する配線パターンを
プリント配線し、この複数のリード部を有する配
線パターンと他のプリント基板の複数のリード部
を有する配線パターンとの相対向するリード部ど
うしを電気的に接続するコネクターにおいて、上
記板金基板の一部に上記プリント基板側に突出さ
れた絞り加工部を一体に設け、この絞り加工部の
近傍付近で上記板金基板とプリント基板との間に
加圧導電性ゴムコネクターを上記複数のリード部
の延長方向と垂直な方向に介在させ、この状態で
上記絞り加工部にて上記板金基板とプリント基板
とを緊締固定することによつて上記加圧導電性ゴ
ムコネクターを一定圧力状態に加圧して、上記板
金基板の配線パターンと上記プリント基板の配線
パターンとの相対向するリード部どうしを電気的
に接続させるようにし、上記加圧導電性ゴムコネ
クターは、上記複数のリード部を有する配線パタ
ーンのリード部のピツチより十分狭い幅の導電性
ゴム層と被導電性ゴム層とを交互に接着したもの
であることを特徴とするコネクターであつて、板
金基板と他のプリント基板とを機械的に極めて強
固に結合させることが出来ると同時に、これら両
基板の複数のリード部を有する配線パターンの相
対向するリード部どうしを電気的に極めて簡単か
つ確実に接続することが出来る。
実施例 以下本考案を各種電子機器に適用されるコネク
ターに適用した実施例を図面に基き説明する。
先づ第1図〜第4図は第1実施例を示したもの
であつて、こゝでは板金基板1,2どうしのコネ
クターを示している。即ち上下一対の板金基板
1,2はアルミニウム板、鉄板、ステンレス板等
の板金にて構成されたものであり、これらの対向
面には複数のリード部を有する配線パターン3,
4がプリント配線されている。なおこのプリント
配線とは、次のようなものである。まず、上記各
対向面上に先づ合成樹脂系接着剤を塗布するか又
は合成樹脂フイルムを接着して絶縁層5,6を形
成する。次にその各絶縁層5,6上に銅箔等の導
電箔7,8を接着する。次にその各導電箔7,8
をエツチングして複数のリード部を有する配線パ
ターン3,4を形成する。そして最後に配線パタ
ーン3,4の各ランド部や接続用のリード部3
a,4aを除いて上部をレジスト層9,10にて
被覆したものである。なお配線パターン3,4の
プリント配線は各板金基板1,2の非対向面にも
形成して両面基板とすることも出来るが、こゝで
は対向面のみとし、各非対向面には絶縁層11,
12のみを形成している。
ところで一方の板金基板1には他方の板金基板
2側に突出された絞り加工部14が一体的に設け
られている。なおこゝでは絞り加工部14として
第3図に示す如く断面がほゞ台形状をなす凸条を
示している。そして配線パターン3,4のリード
部3a,4aは絞り加工部14両側近傍位置に上
下から相対向する状態に平行状に引出されてい
る。
次に絞り加工部14の両側近傍位置で配線パタ
ーン3,4のリード部3a,4aどうしを電気的
に接続する為に一対の加圧導電性ゴムコネクター
15が使用される。この加圧導電性ゴムコネクタ
ー15は第4図に示す如くリード部3a,4aの
ピツチAより狭い幅Bの導電性ゴム層16と非導
電性ゴム層17とを交互にゼブラ状に接着させた
ものであつて、こゝでは角柱状のものが用いられ
ている。
しかして第1図において絞り加工部14の突出
高さCは、加圧導電性ゴムコネクター15の高さ
Dに対して少し小さい寸法に定められている。
以上の如く構成されたコネクターによれば、第
2図〜第4図に示す如く、先づ絞り加工部14の
両側近傍位置で両板金基板1,2の配線パターン
3,4のリード部3a,4aの対向面間に一対の
加圧導電性ゴムコネクター15を平行状に介在さ
せて、各加圧導電性ゴムコネクター15をリード
部3a,4aに対して直角状に配線する。この
際、導電性ゴム層16と非導電性ゴム層17との
幅が共にリード部3a,4aのピツチより十分狭
いから、相対向するリード部3a,4aどうしを
電気的に接続させるために加圧導電性ゴムコネク
ター15の正確な位置合わせをする必要がない。
次にこの状態で絞り加工部14にて両板金基板
1,2を複数のビス19によつてビス止めする。
なおこゝでは例えばビス19としてセルフタツピ
ングビスを用い、そのビス19を下部の板金基板
2に設けた挿通孔20から挿通して上部の板金基
板1の絞り加工部14に設けた下孔21内に捩じ
込んで締めつけるようにしているが、ビスとナツ
トとを用いて両板金基板1,2をビス止めする構
造であつても良い。
以上の結果第3図に示す如く一方の板金基板1
がその絞り加工部14によつて他方の板金基板2
上に当接された状態で、これら両板金基板1,2
は複数のビス19によつて機械的に極めて強固に
結合される。一方これと同時に一対の加圧導電性
ゴムコネクター15が両板金基板1,2間で加圧
されて、第4図に示す如く相対向する配線パター
ン3,4のリード部3a,4a間が加圧導電性ゴ
ムコネクター15の導電性ゴム層16によつて電
気的に接続される。しかしてこの際絞り加工部1
4の存在によつて第3図に示す両板金基板1,2
間の隙間Eは常に設計通りに正確に一定となる。
従つて一対の加圧導電性ゴムコネクター15は両
板金基板1,2によつて常に設計通りに正確に一
定圧力状態に加圧されることになる。即ち加圧導
電性ゴムコネクター15への加圧力が不足して、
リード部3a,4aに対する導電性ゴム層16の
接触圧が不足(接触不良)するようになつたり、
或いは加圧導電性ゴムコネクター15への加圧力
が過大になり過ぎて、導電性ゴム層16が第4図
で左右横方向に大きく膨らみ、隣接するリード部
3aどうしや4aどうしでシヨートするようにな
つたりすることが全くない。
なお以上述べた第1実施例において、他方の板
金基板2にも一方の板金基板1に設けた絞り加工
部14と同方向に突出される同様の絞り加工部を
設けて、その一対の絞り加工部間で加圧導電性ゴ
ムコネクター15を加圧するようにしても良い。
また他方の板金基板2は一般のプリント基板(ベ
ークライト等の絶縁基板に配線パターンをプリン
ト配線したもの)に置換しても良い。
次に第5図及び第6図は第2実施例を示したも
のであつて、こゝでは両板金基板1,2に夫々円
錐台形状の絞り加工部24,25を一体的に設
け、これら両絞り加工部24,25のうち何れか
一方の中央部に円筒状をなす絞り加工部26を一
体的に設け、他方の中央部には絞り加工部26の
内径と等しいか又はそれより小さい直径の貫通孔
27を設けたものである。そして配線パターン
3,4のリード部3a,4aを各絞り加工部2
4,25部分に放射状に引出し、円環状をなす加
圧導電性ゴムコネクター15を絞り加工部26の
外周に嵌合させ、その絞り加工部26内及び貫通
孔27を挿通させて設けたビス28及びナツト2
9によつて両板金基板1,2をビス止めするよう
にしたものである。なお30,31はワツシヤー
である。
この場合も絞り加工部26によつて両板金基板
1,2間の隙間Eが一定に規制されて、これら両
板金基板1,2が機械的に極めて強固に固定され
ると同様に、加圧導電性ゴムコネクター15が一
定圧力状態に加圧されて相対向する配線パターン
3,4のリード部3a,4aどうしが極めて簡単
かつ確実に電気的に接続される。
以上述べた本考案の実施例において、絞り加工
部の構造や形状は各種の変形が可能である。
応用例 以上本考案の実施例に付き述べたが、本考案の
板金基板は例えば各種電子機器において各種の機
構部品が取付けられるシヤーシ基板に用いて好適
なものであり、またそれ以外の各種の用途に使用
可能である。
考案の効果 本考案は、上述した如く板金基板と他のプリン
ト基板(上記板金基板と同じもの或いは一般のプ
リント基板)とを機械的に極めて強固に結合させ
ることが出来る。また、導電性ゴム層と非導電性
ゴム層との幅が共にリード部のピツチより十分狭
いから、加圧同電性ゴムコネクターが配置された
位置に多少の誤差があつても、板金基板の配線パ
ターンとプリント基板の配線パターンとの相対向
するリード部どうしがいずれかの導電性ゴム層に
より必ず電気的に接続され、かつ、隣接するリー
ド部どうしがシヨートすることがないので、確実
に両基板の配線パターンのリード部どうしを電気
的に接続することが出来る。
さらに、板金基板の一部にプリント基板側に突
出された絞り加工部を一体に設けたから、両基板
間の隙間間隔が常に一定に保たれるので、加圧導
電性ゴムコネクタへの加圧力が過大になり導電性
ゴム層が左右横方向に膨張するために隣接するリ
ード部どうしがシヨートすること、及び、加圧導
電性ゴムコネクタへの加圧力が不足し接触不良に
なることを防ぐことができる。しかも板金基板へ
の絞り加工部の加工は極めて容易であり、低コス
トなものが得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は第1実施例における分解斜視図、第2図
は同上の組立完了状態の斜視図、第3図は第2図
−線での拡大断面図、第4図は第3図−
線での拡大断面図、第5図は第2実施例における
分解斜視図、第6図は同上の組立完了状態の拡大
断面図である。 また図面に用いられた符号において、1,2…
…板金基板、3,4……配線パターン、3a,4
a……リード部、5,6……絶縁層、7,8……
導電箔、14……絞り加工部、15……加圧導電
性ゴムコネクター、16……導電性ゴム層、17
……非導電性ゴム層、19……ビス、26……絞
り加工部、28……ビスである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板金にて構成された基板上に絶縁層を介して複
    数のリード部を有する配線パターンをプリント配
    線し、この複数のリード部を有する配線パターン
    と他のプリント基板の複数のリード部を有する配
    線パターンとの相対向するリード部どうしを電気
    的に接続するコネクターにおいて、 上記板金基板の一部に上記プリント基板側に突
    出された絞り加工部を一体に設け、 この絞り加工部の近傍付近で上記板金基板とプ
    リント基板との間に加圧導電性ゴムコネクターを
    上記複数のリード部の延長方向と垂直な方向に介
    在させ、 この状態で上記絞り加工部にて上記板金基板と
    プリント基板とを緊締固定することによつて上記
    加圧導電性ゴムコネクターを一定圧力状態に加圧
    して、上記板金基板の配線パターンと上記プリン
    ト基板の配線パターンとの相対向するリード部ど
    うしを電気的に接続させるようにし、 上記加圧導電性ゴムコネクターは、上記複数の
    リード部を有する配線パターンのリード部のピツ
    チより十分狭い幅の導電性ゴム層と非導電性ゴム
    層とを交互に接着したものであることを特徴とす
    るコネクター。
JP1982117701U 1982-08-02 1982-08-02 コネクタ− Granted JPS5923182U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140695A (en) * 1980-04-04 1981-11-04 Shinetsu Polymer Co Method of connecting circuit board or like using elastic connector

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