JPH0611356Y2 - 戸当り装置 - Google Patents
戸当り装置Info
- Publication number
- JPH0611356Y2 JPH0611356Y2 JP1988161497U JP16149788U JPH0611356Y2 JP H0611356 Y2 JPH0611356 Y2 JP H0611356Y2 JP 1988161497 U JP1988161497 U JP 1988161497U JP 16149788 U JP16149788 U JP 16149788U JP H0611356 Y2 JPH0611356 Y2 JP H0611356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cover
- fixed
- magnet member
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、戸当り装置に関し、さらに詳述するなら
ば、引違戸等の開閉部材の開閉に際し、開閉部材と戸枠
等に取付け使用される戸当り装置に関する。
ば、引違戸等の開閉部材の開閉に際し、開閉部材と戸枠
等に取付け使用される戸当り装置に関する。
〈従来技術〉 従来、建物における引違戸にあっては、閉塞する際に引
違戸が戸枠に激しく当たり、衝撃音が発生する等の問題
があった。
違戸が戸枠に激しく当たり、衝撃音が発生する等の問題
があった。
そのため、従来にあっては、戸枠の引違戸との当接面に
ゴム等の弾性部材を配設し、引違戸と戸枠の衝突時の衝
撃を和げ、衝撃音の発生をなくする等の措置が講じられ
ていた。
ゴム等の弾性部材を配設し、引違戸と戸枠の衝突時の衝
撃を和げ、衝撃音の発生をなくする等の措置が講じられ
ていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、ゴム部材は劣化して硬化し易く、硬化し
たゴム部材は弾性に欠け、緩衝性能を喪失し、時が経つ
につれて、引違戸を閉塞した際に衝撃音が発生する弊害
があった。また、引違戸を勢いよく閉塞した場合等に
は、ゴム部材の反発力により引違戸が押し戻され、完全
に閉塞できないものであった。
たゴム部材は弾性に欠け、緩衝性能を喪失し、時が経つ
につれて、引違戸を閉塞した際に衝撃音が発生する弊害
があった。また、引違戸を勢いよく閉塞した場合等に
は、ゴム部材の反発力により引違戸が押し戻され、完全
に閉塞できないものであった。
また、これら従来の引違戸等にあっては一旦閉塞した戸
がレールの傾斜等によって自然と開く場合がある欠点が
あった。
がレールの傾斜等によって自然と開く場合がある欠点が
あった。
この考案は、これら従来の引違戸等の開閉部材の実情に
鑑み考案したものであって、開閉部材を閉塞する際の戸
枠等との衝突時の衝撃を和げ、衝撃音の発生がなく、ま
たレールの傾斜等によって、閉塞した開閉部材が自然と
開くことがなく、引違戸等の開閉部材を完全に閉塞でき
る戸当り装置を提供することを目的としている。
鑑み考案したものであって、開閉部材を閉塞する際の戸
枠等との衝突時の衝撃を和げ、衝撃音の発生がなく、ま
たレールの傾斜等によって、閉塞した開閉部材が自然と
開くことがなく、引違戸等の開閉部材を完全に閉塞でき
る戸当り装置を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するためのこの考案の戸当り装置の構成
は、引違戸等の開閉部材に取付固定される戸当り本体
と、戸枠の上記開閉部材に取付固定された戸当り本体と
対向する位置に取付固定される受板とからなり、戸当り
本体側には、戸内に格納固定されたカバーを有し、カバ
ーには一部となる内面に雌ネジが切られてあると共に内
面対向位置にコ字状のバネ部材を入れる溝が形成され、
カバー内に収納するマグネット部材には周面に切られた
雄ネジとバネ部材の一部が入る位置決め用の複数の溝が
形成され、上記バネ部材を介装してマグネット部材がカ
バー内に螺着され、マグネット部材の表側にはドライバ
ー挿入用の凹部を形成し、マグネット部材をバネ部材に
抗して回動できるようにしてマグネット部材の位置を調
整自在に設けてあり、受板側には戸枠内に格納固定され
たカバーを有し、カバー内には上記戸当り本体のマグネ
ット部材と弾力的に当接し開閉部材を係止する金属製の
ストッパー部材が、弾性部材を介装して出入自在に取付
けられてなる点に存する。
は、引違戸等の開閉部材に取付固定される戸当り本体
と、戸枠の上記開閉部材に取付固定された戸当り本体と
対向する位置に取付固定される受板とからなり、戸当り
本体側には、戸内に格納固定されたカバーを有し、カバ
ーには一部となる内面に雌ネジが切られてあると共に内
面対向位置にコ字状のバネ部材を入れる溝が形成され、
カバー内に収納するマグネット部材には周面に切られた
雄ネジとバネ部材の一部が入る位置決め用の複数の溝が
形成され、上記バネ部材を介装してマグネット部材がカ
バー内に螺着され、マグネット部材の表側にはドライバ
ー挿入用の凹部を形成し、マグネット部材をバネ部材に
抗して回動できるようにしてマグネット部材の位置を調
整自在に設けてあり、受板側には戸枠内に格納固定され
たカバーを有し、カバー内には上記戸当り本体のマグネ
ット部材と弾力的に当接し開閉部材を係止する金属製の
ストッパー部材が、弾性部材を介装して出入自在に取付
けられてなる点に存する。
〈作用〉 上記構成からなるこの考案の戸当り装置によれば、戸当
り本体側では戸内に格納固定されたカバーの一部となる
内面に有する雌ネジに対してマグネット部材の雄ネジを
螺着しているが、上記カバーの内面対向位置に形成した
溝にはコ字状のバネ部材が入っていて、マグネット部材
にはバネ部材の一部が入る位置決め用の複数の溝を形成
しているので、適宜外側のドライバー挿入用の凹部から
バネ弾力に抗して回動調整してやると、次の溝にバネ部
材が入って位置決めされることになる。一旦位置決めさ
れると次回の回動操作が行われるまで妄りに回動するこ
とが防止される。さらに、受板側は戸枠内に格納固定さ
れたカバー内には開閉部材のマグネット部材と弾力的に
当接し開閉部材を係止する金属製のストッパー部材を弾
性部材を介装して出入自在に取付けてなるものゆえ、開
閉部材の閉塞の際の戸枠等との衝突力をストッパー部材
にて弾力的に和げることができる。
り本体側では戸内に格納固定されたカバーの一部となる
内面に有する雌ネジに対してマグネット部材の雄ネジを
螺着しているが、上記カバーの内面対向位置に形成した
溝にはコ字状のバネ部材が入っていて、マグネット部材
にはバネ部材の一部が入る位置決め用の複数の溝を形成
しているので、適宜外側のドライバー挿入用の凹部から
バネ弾力に抗して回動調整してやると、次の溝にバネ部
材が入って位置決めされることになる。一旦位置決めさ
れると次回の回動操作が行われるまで妄りに回動するこ
とが防止される。さらに、受板側は戸枠内に格納固定さ
れたカバー内には開閉部材のマグネット部材と弾力的に
当接し開閉部材を係止する金属製のストッパー部材を弾
性部材を介装して出入自在に取付けてなるものゆえ、開
閉部材の閉塞の際の戸枠等との衝突力をストッパー部材
にて弾力的に和げることができる。
マグネット部材を有するカバーを戸内に格納式にしたも
のであるが、ドライバー挿入用の凹部にて表側からマグ
ネット部材をバネ部材に抗して回動できるようにしてい
るので、回動にてマグネット部材の新たな溝にバネ部材
が入ることによってマグネット部材の調整位置が決まる
ことになり、この調整にてストッパー部材との衝突力を
調整できる。
のであるが、ドライバー挿入用の凹部にて表側からマグ
ネット部材をバネ部材に抗して回動できるようにしてい
るので、回動にてマグネット部材の新たな溝にバネ部材
が入ることによってマグネット部材の調整位置が決まる
ことになり、この調整にてストッパー部材との衝突力を
調整できる。
また、一旦閉塞した開閉部材は、マグネット部材と金属
製のストッパー部材の引合いにて係止され、レール等の
傾斜にて自然と開くのが阻止される。
製のストッパー部材の引合いにて係止され、レール等の
傾斜にて自然と開くのが阻止される。
〈実施例〉 以下に、この考案の実施例について図を参照しながら詳
述する。
述する。
第1図は、この考案の戸当り装置の分解斜視図を示すも
のである。
のである。
戸当り装置は、引違戸(T)に取付固定される戸当り本体
(1)と、戸枠(W)面に取付固定される受板(2)とからなっ
ている。
(1)と、戸枠(W)面に取付固定される受板(2)とからなっ
ている。
戸当り本体(1)は、引違戸(T)への取付け用外カバー(3)
とこの外カバー(3)内に嵌装され、マグネット部材(4)を
螺着する内カバー(5)とからなっている。
とこの外カバー(3)内に嵌装され、マグネット部材(4)を
螺着する内カバー(5)とからなっている。
外カバー(3)は、一端が閉塞され、他端が開放された円
筒形状をなし、開口端には略楕円状鍔部(30)が形成され
ている。鍔部(30)には1対の貫通孔(31a)(31b)が形成さ
れており、この貫通孔(31a)(31b)より引違戸(T)の側面
部にネジ止めすることにより、引違戸(T)の側面部に予
め形成された凹部に、鍔部(30)面と引違戸(T)の側面部
が面一となるようにして埋設固定される。
筒形状をなし、開口端には略楕円状鍔部(30)が形成され
ている。鍔部(30)には1対の貫通孔(31a)(31b)が形成さ
れており、この貫通孔(31a)(31b)より引違戸(T)の側面
部にネジ止めすることにより、引違戸(T)の側面部に予
め形成された凹部に、鍔部(30)面と引違戸(T)の側面部
が面一となるようにして埋設固定される。
内カバー(5)は、内面に雌ネジ(50)が切られた円筒状に
形成されており、マグネット部材(4)が螺着可能なよう
になっていると共に内面対向位置に後述するバネ部材が
入る溝(52)を形成してある。
形成されており、マグネット部材(4)が螺着可能なよう
になっていると共に内面対向位置に後述するバネ部材が
入る溝(52)を形成してある。
そして、外周面適宜位置に形成された凸起(51)を上記外
カバー(3)に形成されたL字状溝(32)に嵌着することに
よって外カバー(3)内に嵌装されるようになっている。
カバー(3)に形成されたL字状溝(32)に嵌着することに
よって外カバー(3)内に嵌装されるようになっている。
マグネット部材(4)には内カバー(5)内面の雌ネジ(50)に
対応した雄ネジ(40)が周面に切られている。また、マグ
ネット部材(4)と内カバー(5)に介装されるコ字状のバネ
部材(6)は図のごとく嵌溝側がやや屈曲していて、一部
がそれぞれ内カバー(5)の溝(52)とマグネット部材(4)の
外周位置に形成された位置決め用の複数の溝(41)に入っ
ている。従って、マグネット部材(4)の表側に形成され
ている凹部(42)からドライバーでマグネット部材(4)を
バネ部材(6)の弾性に抗して雌雄ネジ(50)(40)を利用し
て回動すると、バネ部材(6)の嵌溝側が内カバー(5)の溝
(52)側へ押しやられ、マグネット部材(4)が回動され新
たな溝(41)にバネ部材(6)が入り込むとマグネット部材
(4)は次の回動を行わない限り、妄りに回動せず位置決
めされ、出入量が調整されたことになる。
対応した雄ネジ(40)が周面に切られている。また、マグ
ネット部材(4)と内カバー(5)に介装されるコ字状のバネ
部材(6)は図のごとく嵌溝側がやや屈曲していて、一部
がそれぞれ内カバー(5)の溝(52)とマグネット部材(4)の
外周位置に形成された位置決め用の複数の溝(41)に入っ
ている。従って、マグネット部材(4)の表側に形成され
ている凹部(42)からドライバーでマグネット部材(4)を
バネ部材(6)の弾性に抗して雌雄ネジ(50)(40)を利用し
て回動すると、バネ部材(6)の嵌溝側が内カバー(5)の溝
(52)側へ押しやられ、マグネット部材(4)が回動され新
たな溝(41)にバネ部材(6)が入り込むとマグネット部材
(4)は次の回動を行わない限り、妄りに回動せず位置決
めされ、出入量が調整されたことになる。
一方、受板(2)は戸枠(W)への取付け用外カバー(7)と、
この外カバー(7)内に嵌装され、内方にストッパー部材
(8)を嵌装する内カバー(9)とからなっている。
この外カバー(7)内に嵌装され、内方にストッパー部材
(8)を嵌装する内カバー(9)とからなっている。
外カバー(7)は、上記戸当り本体(1)の外カバー(3)と同
様に一端が閉塞され他端が開放された円筒形状をなして
おり、開口端には略楕円状鍔部(70)が形成されている。
鍔部(70)には1対の貫通孔(71a)(71b)が形成されてお
り、この貫通孔(71a)(71b)より戸枠(W)の側面部にネジ
止めすることにより、戸枠(W)の側面部に予め形成され
た凹部に、鍔部(70)面と戸枠(W)の側面部が面一となる
ようにして埋設固定される。
様に一端が閉塞され他端が開放された円筒形状をなして
おり、開口端には略楕円状鍔部(70)が形成されている。
鍔部(70)には1対の貫通孔(71a)(71b)が形成されてお
り、この貫通孔(71a)(71b)より戸枠(W)の側面部にネジ
止めすることにより、戸枠(W)の側面部に予め形成され
た凹部に、鍔部(70)面と戸枠(W)の側面部が面一となる
ようにして埋設固定される。
内カバー(9)は、内面にストッパー部材(8)が収納可能な
ように円筒状に形成されている。
ように円筒状に形成されている。
そして、外周面の適宜位置に形成された凸起(91)を外カ
バー(7)に形成されたL字状溝(72)に嵌着することによ
って外カバー(7)内に嵌装されるようになっている。
バー(7)に形成されたL字状溝(72)に嵌着することによ
って外カバー(7)内に嵌装されるようになっている。
(8)はストッパー部材であって、1対の円筒状体(81)(8
2)およびコイルバネ(83)から構成されている。円筒状体
(82)はコイルバネ(83)にて内カバー(9)内に弾力的に嵌
着されている。
2)およびコイルバネ(83)から構成されている。円筒状体
(82)はコイルバネ(83)にて内カバー(9)内に弾力的に嵌
着されている。
円筒状体(81)(82)には、それぞれ開口部一端に鍔部(84)
(85)が形成されており、円筒状体(81)は、内カバー(9)
の周面一部を内方に折り曲げ形成した係止凸起(92)にて
鍔部(84)が係止され、内カバー(9)内に収納固定されて
いる。また、円筒状体(82)は、内カバー(9)の周面一部
を内方に折り曲げ形成した係止凸起(93)にて鍔部(85)が
係止され、内カバー(9)内より飛び出さないようになっ
ている(第3図参照)。
(85)が形成されており、円筒状体(81)は、内カバー(9)
の周面一部を内方に折り曲げ形成した係止凸起(92)にて
鍔部(84)が係止され、内カバー(9)内に収納固定されて
いる。また、円筒状体(82)は、内カバー(9)の周面一部
を内方に折り曲げ形成した係止凸起(93)にて鍔部(85)が
係止され、内カバー(9)内より飛び出さないようになっ
ている(第3図参照)。
第2図は、上記戸当り装置の使用状態を示すものであ
り、引違戸(T)の側面部に戸当り本体(1)が取付け固定さ
れており、戸枠(W)側の戸当り本体(1)と対応する側面部
に受板(2)が取付け固定されている。
り、引違戸(T)の側面部に戸当り本体(1)が取付け固定さ
れており、戸枠(W)側の戸当り本体(1)と対応する側面部
に受板(2)が取付け固定されている。
引違戸(T)を閉塞した場合、戸当り本体(1)より突出して
いるマグネット部材(4)が受体(2)のストッパー部材(8)
に衝突する。
いるマグネット部材(4)が受体(2)のストッパー部材(8)
に衝突する。
ストッパー部材(8)の円筒状体(82)は、バネ部材(83)に
て弾力的に内カバー(9)内に収納係止されており、マグ
ネット部材(4)の衝突力は、このストッパー部材(8)の円
筒状体(82)にて和げられる。なお、このさい、マグネッ
ト部材(4)の内カバー(5)内からの出入量を調整して引違
戸(T)がストッパー部材(8)の衝突時の反発力にて押し戻
されないようにする必要がある。
て弾力的に内カバー(9)内に収納係止されており、マグ
ネット部材(4)の衝突力は、このストッパー部材(8)の円
筒状体(82)にて和げられる。なお、このさい、マグネッ
ト部材(4)の内カバー(5)内からの出入量を調整して引違
戸(T)がストッパー部材(8)の衝突時の反発力にて押し戻
されないようにする必要がある。
また、閉塞状態にあってはストッパー部材(8)の円筒状
体(82)がマグネット部材(4)に磁力にて引かれているの
で、レールに傾斜等があっても引違戸が自然と開く虞れ
はない。
体(82)がマグネット部材(4)に磁力にて引かれているの
で、レールに傾斜等があっても引違戸が自然と開く虞れ
はない。
上記実施例では、外カバー(3)(7)の鍔部(30)(70)に形成
した貫通孔のネジ止めにて戸当り本体および受板を引違
戸あるいは戸枠に取付け固定する場合を示したが、外カ
バー(3)(7)の底部に貫通孔を形成し、この貫通孔よりの
ネジ止めにて取付け固定するように実施することもでき
る。
した貫通孔のネジ止めにて戸当り本体および受板を引違
戸あるいは戸枠に取付け固定する場合を示したが、外カ
バー(3)(7)の底部に貫通孔を形成し、この貫通孔よりの
ネジ止めにて取付け固定するように実施することもでき
る。
また、内カバー(5)(9)を省略し、マグネット部材(4)あ
るいはストッパー部材(8)を直接外カバー(3)(7)に取付
けるようにして実施してもよい。
るいはストッパー部材(8)を直接外カバー(3)(7)に取付
けるようにして実施してもよい。
さらに、この考案における戸当り装置は、上記引違戸の
ほか、蝶番にて開閉するドア状のもの、あるいは、サイ
ドボード等の開閉部材の戸当り装置として使用可能であ
り、その他この考案に要旨を変更しない範囲で種々の設
計変更を施すことができる。
ほか、蝶番にて開閉するドア状のもの、あるいは、サイ
ドボード等の開閉部材の戸当り装置として使用可能であ
り、その他この考案に要旨を変更しない範囲で種々の設
計変更を施すことができる。
〈考案の効果〉 上記構成からなるこの考案の戸当り装置によれば、引違
戸等に開閉部材に取付け固定される戸当り本体側にマグ
ネット部材を設け、これと対向して戸枠面等に取付固定
する受板側に、マグネット部材と弾力的に当接し開閉部
材を係止する金属製のストッパー部材を弾性部材を介装
して出入自在に取付けてなるものゆえ、引違戸等の開閉
部材の閉塞時の衝突力をストッパー部材にて弾力的に和
げることができ、閉塞時衝撃音の発生を防げ、好適なも
のとなる。
戸等に開閉部材に取付け固定される戸当り本体側にマグ
ネット部材を設け、これと対向して戸枠面等に取付固定
する受板側に、マグネット部材と弾力的に当接し開閉部
材を係止する金属製のストッパー部材を弾性部材を介装
して出入自在に取付けてなるものゆえ、引違戸等の開閉
部材の閉塞時の衝突力をストッパー部材にて弾力的に和
げることができ、閉塞時衝撃音の発生を防げ、好適なも
のとなる。
前記したように、マグネット部材とカバーとの間に介装
したコ字状のバネ部材と、マグネット部材外周の位置決
め用の複数の溝とを利用してマグネット部材はその回動
調整で位置を選択でき、しかも一旦選択して新たな溝に
バネ部材が入ると、次の回動操作を起こさない限り、妄
りにマグネット部材は回動しないことになり、マグネッ
ト部材の位置狙いがネジ緩みにて生ずるといった不具合
を解消できる。従って、マグネット部材の位置について
の出入調整を確実にでき、ストッパー部材との衝突力を
調整でき、引違戸等の開閉部材が戸枠の反発力にて押し
戻され、完全に閉塞できなくなる等の弊害を解消でき
る。
したコ字状のバネ部材と、マグネット部材外周の位置決
め用の複数の溝とを利用してマグネット部材はその回動
調整で位置を選択でき、しかも一旦選択して新たな溝に
バネ部材が入ると、次の回動操作を起こさない限り、妄
りにマグネット部材は回動しないことになり、マグネッ
ト部材の位置狙いがネジ緩みにて生ずるといった不具合
を解消できる。従って、マグネット部材の位置について
の出入調整を確実にでき、ストッパー部材との衝突力を
調整でき、引違戸等の開閉部材が戸枠の反発力にて押し
戻され、完全に閉塞できなくなる等の弊害を解消でき
る。
また、一旦閉塞した引違戸等の閉塞部材は、マグネット
部材とストッパー部材の引合にて係止され、レール等の
傾斜により開閉部材が自然と開くのを阻止できる等従来
にない種々の実用的効果を奏する。
部材とストッパー部材の引合にて係止され、レール等の
傾斜により開閉部材が自然と開くのを阻止できる等従来
にない種々の実用的効果を奏する。
図はこの考案の実施例を例示するものであり、第1図は
分解斜視図、第2図は使用状態を示す斜視図、第3図は
前図部分拡大断面図である。 (1)……戸当り本体、 (2)……受板、 (4)……マグネット部材、 (8)……ストッパー部材、(83)……弾性部材、 (T)……引違戸、 (W)……戸枠。
分解斜視図、第2図は使用状態を示す斜視図、第3図は
前図部分拡大断面図である。 (1)……戸当り本体、 (2)……受板、 (4)……マグネット部材、 (8)……ストッパー部材、(83)……弾性部材、 (T)……引違戸、 (W)……戸枠。
Claims (1)
- 【請求項1】引違戸等の開閉部材に取付固定される戸当
り本体と、戸枠の上記開閉部材に取付固定され戸当り本
体と対向する位置に取付固定される受板とからなり、戸
当り本体側には、戸内に格納固定されたカバーを有し、
カバーには一部となる内面に雌ネジが切られてあると共
に内面対向位置にコ字状のバネ部材を入れる溝が形成さ
れ、カバー内に収納するマグネット部材には周面に切ら
れた雄ネジとバネ部材の一部が入る位置決め用の複数の
溝が形成され、上記バネ部材を介装してマグネット部材
がカバー内に螺着され、マグネット部材の表側にはドラ
イバー挿入用の凹部を形成し、マグネット部材をバネ部
材に抗して回動できるようにしてマグネット部材の位置
を調整自在に設けてあり、受板側には戸枠内に格納固定
されたカバーを有し、カバー内には上記戸当り本体のマ
グネット部材と弾力的に当接し開閉部材を係止する金属
製のストッパー部材が、弾性部材を介装して出入自在に
取付けられてなることを特徴とする戸当り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161497U JPH0611356Y2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 戸当り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161497U JPH0611356Y2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 戸当り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281892U JPH0281892U (ja) | 1990-06-25 |
JPH0611356Y2 true JPH0611356Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31444483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161497U Expired - Lifetime JPH0611356Y2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 戸当り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611356Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121350A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Yogo Jukin Sangyo Co Ltd | プッシュラッチ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4988639B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-08-01 | Ykk Ap株式会社 | ラッチ装置および建具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5797070U (ja) * | 1980-12-08 | 1982-06-15 | ||
JPS5923182U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-13 | ソニー株式会社 | コネクタ− |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP1988161497U patent/JPH0611356Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121350A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Yogo Jukin Sangyo Co Ltd | プッシュラッチ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281892U (ja) | 1990-06-25 |
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