JPH0443676B2 - - Google Patents
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- JPH0443676B2 JPH0443676B2 JP58005372A JP537283A JPH0443676B2 JP H0443676 B2 JPH0443676 B2 JP H0443676B2 JP 58005372 A JP58005372 A JP 58005372A JP 537283 A JP537283 A JP 537283A JP H0443676 B2 JPH0443676 B2 JP H0443676B2
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- piece
- locking
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- base plate
- Prior art date
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- 230000027455 binding Effects 0.000 claims abstract description 26
- 238000009739 binding Methods 0.000 claims abstract description 26
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 abstract 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/005—Ski bindings with means for adjusting the position of a shoe holder or of the complete binding relative to the ski
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/21—Strap tighteners
- Y10T24/2183—Ski, boot, and shoe fasteners
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
- Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスキー板に固定されるベースプレート
と、このベースプレートにスキー板長手方向で移
動可能に案内されたトウピーウまたはヒースピー
スユニツトと、このトウピースまたはヒールピー
スユニツトを所定の調節位置でベースプレートに
係止させる係止装置とを有しているスキーバイン
デイングのトウピースまたはヒールピース、特に
トウピースであつて、係止装置が、トウピースま
たはヒールピースユニツトに可動に保持されてい
る係止部材を有しており、この係止部材がばねに
よつてベースプレートの対応する係止部に形状接
続で係合させられるようになつている形式のもの
に関する。
と、このベースプレートにスキー板長手方向で移
動可能に案内されたトウピーウまたはヒースピー
スユニツトと、このトウピースまたはヒールピー
スユニツトを所定の調節位置でベースプレートに
係止させる係止装置とを有しているスキーバイン
デイングのトウピースまたはヒールピース、特に
トウピースであつて、係止装置が、トウピースま
たはヒールピースユニツトに可動に保持されてい
る係止部材を有しており、この係止部材がばねに
よつてベースプレートの対応する係止部に形状接
続で係合させられるようになつている形式のもの
に関する。
スキー板長手方向に調節可能なスキーバインデ
イングのトウピースまたはヒールピースにおいて
は、スキーバインデイングをスキー靴の大きさに
合わせることができ、また、トウピースだけでは
なくヒールピースも調節可能である場合にはスキ
ーバインデイングをスキー板に対して相対的に位
置調節することができる。
イングのトウピースまたはヒールピースにおいて
は、スキーバインデイングをスキー靴の大きさに
合わせることができ、また、トウピースだけでは
なくヒールピースも調節可能である場合にはスキ
ーバインデイングをスキー板に対して相対的に位
置調節することができる。
冒頭に述べた形式のスキーバインデイングのト
ウピースまたはヒールピースにおいては意図的で
ない解放を阻止するためには、係止装置を係止解
除するためには大きな操作力が必要とされる。ま
た、この係止装置の操作部分は安全上の理由から
比較的小さくかつ掴みにくく取り付けられている
ので、操作が困難である。
ウピースまたはヒールピースにおいては意図的で
ない解放を阻止するためには、係止装置を係止解
除するためには大きな操作力が必要とされる。ま
た、この係止装置の操作部分は安全上の理由から
比較的小さくかつ掴みにくく取り付けられている
ので、操作が困難である。
ゆえに本発明の課題はスキー板長手方向に調節
可能なスキーバインデイングのトウピースまたは
ヒールピースの操作を容易に行えるようにするこ
とにある。
可能なスキーバインデイングのトウピースまたは
ヒールピースの操作を容易に行えるようにするこ
とにある。
この課題を解決するためには本発明の構成で
は、係止装置が、一端でトウピースまたはヒール
ピースユニツトに固定されていてスキー板長手方
向にかつベースプレートに対してほぼ平行に延び
る板ばねと、この板ばねに固定されていてベース
プレートに向かつて突出したピン状の係止部材
と、ベースプレートに孔として設けられた対応係
止部とから成つており、トウピースまたはヒール
ピースユニツトに2腕レバーが枢着されており、
この2腕レバーが操作アームと、この操作アーム
よりも短かく構成されている係止解除アームとを
有しており、操作アームの操作時に係止解除アー
ムが、板ばねの自由端部に作用して、この板ばね
のプレロードに抗して、対応係止時に対する係止
部材の係合を解除するように構成されている。
は、係止装置が、一端でトウピースまたはヒール
ピースユニツトに固定されていてスキー板長手方
向にかつベースプレートに対してほぼ平行に延び
る板ばねと、この板ばねに固定されていてベース
プレートに向かつて突出したピン状の係止部材
と、ベースプレートに孔として設けられた対応係
止部とから成つており、トウピースまたはヒール
ピースユニツトに2腕レバーが枢着されており、
この2腕レバーが操作アームと、この操作アーム
よりも短かく構成されている係止解除アームとを
有しており、操作アームの操作時に係止解除アー
ムが、板ばねの自由端部に作用して、この板ばね
のプレロードに抗して、対応係止時に対する係止
部材の係合を解除するように構成されている。
このように長さの異なるアームによつて与えら
れるてこ比によつて係止装置の係止解除ひいては
スキーバインデイングのトウピースまたはヒール
ピースの移動調節を容易にすることができる。係
止装置が係合させられている状態では係止解除ア
ームはトウピースまたはヒールピースユニツトの
係止部材から離れている。また、スキーヤの意志
とは無関係に操作アームが所定の休止位置から他
の位置に移動した場合には、スキーヤはこの操作
アームの位置の変化を視覚的に認識することがで
きるので、意図しない係止解除アームによる係止
装置の誤操作を未然に防ぐことができる。
れるてこ比によつて係止装置の係止解除ひいては
スキーバインデイングのトウピースまたはヒール
ピースの移動調節を容易にすることができる。係
止装置が係合させられている状態では係止解除ア
ームはトウピースまたはヒールピースユニツトの
係止部材から離れている。また、スキーヤの意志
とは無関係に操作アームが所定の休止位置から他
の位置に移動した場合には、スキーヤはこの操作
アームの位置の変化を視覚的に認識することがで
きるので、意図しない係止解除アームによる係止
装置の誤操作を未然に防ぐことができる。
本発明の有利な実施態様においては、2腕レバ
ーがその旋回軸を中心として係止解除アームとは
反対側に係止突起を有しており、係止部材の係止
解除状態では係止突起が、板ばねの自由端部に当
接させられて、係止部材の係合状態において可能
なレバーの旋回角度を減少させるようになつてい
る。このように構成されていることによつて、操
作アームは係止装置が完全に係合させられてから
でなければ休止装置に旋回しない。
ーがその旋回軸を中心として係止解除アームとは
反対側に係止突起を有しており、係止部材の係止
解除状態では係止突起が、板ばねの自由端部に当
接させられて、係止部材の係合状態において可能
なレバーの旋回角度を減少させるようになつてい
る。このように構成されていることによつて、操
作アームは係止装置が完全に係合させられてから
でなければ休止装置に旋回しない。
本発明の別の有利な構成では、係止突起が、係
止部材の係合状態において板ばねの自由端部に弾
性的係合可能な係止面を有しており、この係止面
が係合状態において板ばね自由端部の係止解除運
動路に突入するように構成されている。このよう
な係止面を用いることによつてレバーをその休止
位置に係止させておくことができる。同時にこの
係止突起はトウピースまたはヒールピースユニツ
トの係止部材が、ベースプレートにおける対応係
止部材から係止解除されることを阻止する。
止部材の係合状態において板ばねの自由端部に弾
性的係合可能な係止面を有しており、この係止面
が係合状態において板ばね自由端部の係止解除運
動路に突入するように構成されている。このよう
な係止面を用いることによつてレバーをその休止
位置に係止させておくことができる。同時にこの
係止突起はトウピースまたはヒールピースユニツ
トの係止部材が、ベースプレートにおける対応係
止部材から係止解除されることを阻止する。
本発明のさらに別の有利な実施態様において
は、2腕レバーがベースプーレートに対してほぼ
平行にかつトウピースまたはヒールピースユニツ
トの移動方向に対して横方向に延びる旋回軸を中
心として旋回可能に、トウピースまたはヒールピ
ースユニツトの、スキー靴とは遠い方の端部に支
承されている。操作アームはその休止位置でつま
り係止装置が係合させられている状態でトウピー
スまたはヒールピースユニツトを上方から覆うよ
うになつている。この実施態様においては操作ア
ームはその休止位置と、係止装置を係止解除させ
ておく位置との間でほぼ180°旋回させられること
ができる。操作アームにこのように大きな旋回角
度を与えることによつて、係止装置の意図的でな
い係止解除に対する安全性を極めて大きくするこ
とができるようになつた。実施態様では、操作ア
ームが滑走方向とは反対方向に閉じるようになる
ので、スキーバインデイングのトウピースに用い
られると特に有利である。また、この実施態様に
おいては操作アームがトウピースまたはヒールピ
ースのほぼ全長を覆うことができる程長いので、
この2腕レバーにかなり大きなてこ比が与えられ
る。
は、2腕レバーがベースプーレートに対してほぼ
平行にかつトウピースまたはヒールピースユニツ
トの移動方向に対して横方向に延びる旋回軸を中
心として旋回可能に、トウピースまたはヒールピ
ースユニツトの、スキー靴とは遠い方の端部に支
承されている。操作アームはその休止位置でつま
り係止装置が係合させられている状態でトウピー
スまたはヒールピースユニツトを上方から覆うよ
うになつている。この実施態様においては操作ア
ームはその休止位置と、係止装置を係止解除させ
ておく位置との間でほぼ180°旋回させられること
ができる。操作アームにこのように大きな旋回角
度を与えることによつて、係止装置の意図的でな
い係止解除に対する安全性を極めて大きくするこ
とができるようになつた。実施態様では、操作ア
ームが滑走方向とは反対方向に閉じるようになる
ので、スキーバインデイングのトウピースに用い
られると特に有利である。また、この実施態様に
おいては操作アームがトウピースまたはヒールピ
ースのほぼ全長を覆うことができる程長いので、
この2腕レバーにかなり大きなてこ比が与えられ
る。
また、操作アームをキヤツプ状のカバーとして
構成し、このカバーがトウピースまたはヒースピ
ースユニツトのその休止位置で少なくとも部分的
に取り囲むようにしてあると特に有利である。こ
のカバーは凹凸のない平滑な輪郭面を与えかつス
キーバインデイングのトウピースまたはヒールピ
ースの安全機構をその調節機構を含めて保護する
ことができる。このカバーはスキーヤがけがをす
る危険を減少させるために少なくともその外側を
弾性的にプラスチツクで構成するかもしくは外側
にプラスチツクから成るクツシヨン体を設けてお
くことができる。
構成し、このカバーがトウピースまたはヒースピ
ースユニツトのその休止位置で少なくとも部分的
に取り囲むようにしてあると特に有利である。こ
のカバーは凹凸のない平滑な輪郭面を与えかつス
キーバインデイングのトウピースまたはヒールピ
ースの安全機構をその調節機構を含めて保護する
ことができる。このカバーはスキーヤがけがをす
る危険を減少させるために少なくともその外側を
弾性的にプラスチツクで構成するかもしくは外側
にプラスチツクから成るクツシヨン体を設けてお
くことができる。
次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図にはねじ3よつてスキー板1に取り付け
られたベースプレート5を有するスキーバインデ
イングのトウピースが示されている。このベース
プレート5の図示されていないガイドにはトウピ
ースユニツト7がスキー板の長手方向で移動可能
に案内されている。このトウピースユニツト7
は、解放阻止力が克服された場合にスキー板1に
対して垂直な旋回軸9を中心として旋回可能な靴
底押さえ部材11を有している。この解放阻止力
は調節ねじ13を用いて調節可能である。
られたベースプレート5を有するスキーバインデ
イングのトウピースが示されている。このベース
プレート5の図示されていないガイドにはトウピ
ースユニツト7がスキー板の長手方向で移動可能
に案内されている。このトウピースユニツト7
は、解放阻止力が克服された場合にスキー板1に
対して垂直な旋回軸9を中心として旋回可能な靴
底押さえ部材11を有している。この解放阻止力
は調節ねじ13を用いて調節可能である。
トウピースユニツト7をスキー板に対して不動
のベースプレート5に固定するために、係止装置
15が設けられており、この係止装置15はスキ
ー板長手方向にかつベースプレート5に対してほ
ぼ平行に延びる板ばね17を有している。この板
ばね17の、靴底押さえ部材11側の端部19は
前記旋回軸9を取り囲んでいてかつこの旋回軸9
と一緒にトウピースユニツト7に固定されてい
る。この端部19から間隔をおいたところでは板
ばね17はベースプレート5に向かつて突出した
ピンを係止部材21として有している。ベースプ
レート5には、この係止部材21に対する対応係
止部23として働く複数の係止孔が設けられてお
り、係止部材21はベースプレート5の、スキー
板長手方向で間隔をおいて相前後して設けられた
これらの対応係止部23のうち1つに形状接続に
よつて嵌合係合させられる。
のベースプレート5に固定するために、係止装置
15が設けられており、この係止装置15はスキ
ー板長手方向にかつベースプレート5に対してほ
ぼ平行に延びる板ばね17を有している。この板
ばね17の、靴底押さえ部材11側の端部19は
前記旋回軸9を取り囲んでいてかつこの旋回軸9
と一緒にトウピースユニツト7に固定されてい
る。この端部19から間隔をおいたところでは板
ばね17はベースプレート5に向かつて突出した
ピンを係止部材21として有している。ベースプ
レート5には、この係止部材21に対する対応係
止部23として働く複数の係止孔が設けられてお
り、係止部材21はベースプレート5の、スキー
板長手方向で間隔をおいて相前後して設けられた
これらの対応係止部23のうち1つに形状接続に
よつて嵌合係合させられる。
トウピースユニツト7の、スキー板長手方向で
見て靴底押さえ部材11とは反対側の端部では、
このトウピースユニツト7の、フオーク状に配置
されたフランジ25にカバー27が枢着されてい
る。このカバー27はベースプレート5に対して
ほぼ平行にかつスキーの長手方向に対して直角に
延びる旋回軸29を中心として旋回可能である。
このカバー27は第1図に示されたその休止装置
ではトウピースユニツト7を上方から覆つてい
る。このカバー27はトウピースユニツト7のほ
ぼ全長に亘つて延びており、その側壁31(第2
図)はスキー板長手方向で見てトウピースユニツ
ト7を側方から保護している。カバー27は旋回
軸29を中心として比較的長い操作アーム33
と、この操作アーム33に較べて短い係止解除ア
ーム35とを有する2腕レバーを形成している。
係止解除アーム35の自由端部37は第2図によ
つて明らかなように、板ばね17の自由端部39
に当接させられかつこの自由端部39を板ばね1
7のばね力に抗して持ち上げることができる。こ
のように板ばね17を持ち上げることによつて係
止部材21が対応係止部23から持ち上げられる
ので、この状態においてトウピースユニツト7を
ベースプレート5に沿つて移動させることができ
る。
見て靴底押さえ部材11とは反対側の端部では、
このトウピースユニツト7の、フオーク状に配置
されたフランジ25にカバー27が枢着されてい
る。このカバー27はベースプレート5に対して
ほぼ平行にかつスキーの長手方向に対して直角に
延びる旋回軸29を中心として旋回可能である。
このカバー27は第1図に示されたその休止装置
ではトウピースユニツト7を上方から覆つてい
る。このカバー27はトウピースユニツト7のほ
ぼ全長に亘つて延びており、その側壁31(第2
図)はスキー板長手方向で見てトウピースユニツ
ト7を側方から保護している。カバー27は旋回
軸29を中心として比較的長い操作アーム33
と、この操作アーム33に較べて短い係止解除ア
ーム35とを有する2腕レバーを形成している。
係止解除アーム35の自由端部37は第2図によ
つて明らかなように、板ばね17の自由端部39
に当接させられかつこの自由端部39を板ばね1
7のばね力に抗して持ち上げることができる。こ
のように板ばね17を持ち上げることによつて係
止部材21が対応係止部23から持ち上げられる
ので、この状態においてトウピースユニツト7を
ベースプレート5に沿つて移動させることができ
る。
さらに第2図に示されているように係止装置1
5が係止解除される前にカバー27が旋回させら
れなければならない空行程は比較的大きくほぼ
180°に達する。しかもこの場合には2腕レバーで
あるカバー27を単に滑走方向に向かつて前方に
旋回させなければならないだけではなく、この旋
回運動の最終段階においてはスキー板1に向かつ
て下方に押さなければならないので、係止装置1
5の意図的でない係止解除を阻止する安全性はか
なり高い。
5が係止解除される前にカバー27が旋回させら
れなければならない空行程は比較的大きくほぼ
180°に達する。しかもこの場合には2腕レバーで
あるカバー27を単に滑走方向に向かつて前方に
旋回させなければならないだけではなく、この旋
回運動の最終段階においてはスキー板1に向かつ
て下方に押さなければならないので、係止装置1
5の意図的でない係止解除を阻止する安全性はか
なり高い。
第1図に示されたトウピースの滑走位置におい
てはカバー27はその休止位置を占めており、こ
の休止位置において意図的でない開放を阻止する
ためにトウピースユニツト7に係合させられてい
る。カバー27は旋回軸29をはさんで係止解除
アーム35とは反対側に係止突起41を有してい
る。この係止突起41の係止面43は、カバー2
7が休止位置にある場合には板ばね17の自由端
部39の係止解除運動路内に突入するように形成
されている。従つて後で第4図を用いて詳細に述
べる形式でトウピースユニツト7に係合させられ
ているカバー27の係止面43は、ベースプレー
ト5からの板ばね17の持上がりひいては係止装
置15の係止解除を阻止する。係止突起41のこ
の係止面43は付加的に板ばね17の自由端部3
9を自縛作用を以て後ろから掴むようにその旋回
運動路に対して傾けられている。この係止面43
は板ばね17の自由端部39の弾性的な抵抗に抗
してスキー板長手方向で見てその背面側にまで運
動する。板ばね17の自由端部39はベースプレ
ート5から離れるように円弧状に曲げられてい
る。
てはカバー27はその休止位置を占めており、こ
の休止位置において意図的でない開放を阻止する
ためにトウピースユニツト7に係合させられてい
る。カバー27は旋回軸29をはさんで係止解除
アーム35とは反対側に係止突起41を有してい
る。この係止突起41の係止面43は、カバー2
7が休止位置にある場合には板ばね17の自由端
部39の係止解除運動路内に突入するように形成
されている。従つて後で第4図を用いて詳細に述
べる形式でトウピースユニツト7に係合させられ
ているカバー27の係止面43は、ベースプレー
ト5からの板ばね17の持上がりひいては係止装
置15の係止解除を阻止する。係止突起41のこ
の係止面43は付加的に板ばね17の自由端部3
9を自縛作用を以て後ろから掴むようにその旋回
運動路に対して傾けられている。この係止面43
は板ばね17の自由端部39の弾性的な抵抗に抗
してスキー板長手方向で見てその背面側にまで運
動する。板ばね17の自由端部39はベースプレ
ート5から離れるように円弧状に曲げられてい
る。
第3図に示されたベースプレート5とトウピー
スユニツト7との相対位置においては、板ばね1
7の係止部材21は対応係止部23のうちのどれ
とも一致しないので係止装置15を係合させるこ
とはできない。この状態でカバー27を閉鎖を阻
止しかつ係止装置15が係合させらていない状態
を視覚的に確認できるようにするためには、係止
突起41の運動路及び板ばね17の自由端部39
の運動路は係止装置15が係合させられていない
場合に両者がぶつかるように選ばれている。すな
わち、板ばね17の自由端部39は、カバー27
がその休止位置に達する前に係止突起41の、旋
回軸29側の面に当接させられて、カバー27の
本来可能な旋回角度を減少させてしまうので、カ
バー27が休止位置に戻ることを阻止する。
スユニツト7との相対位置においては、板ばね1
7の係止部材21は対応係止部23のうちのどれ
とも一致しないので係止装置15を係合させるこ
とはできない。この状態でカバー27を閉鎖を阻
止しかつ係止装置15が係合させらていない状態
を視覚的に確認できるようにするためには、係止
突起41の運動路及び板ばね17の自由端部39
の運動路は係止装置15が係合させられていない
場合に両者がぶつかるように選ばれている。すな
わち、板ばね17の自由端部39は、カバー27
がその休止位置に達する前に係止突起41の、旋
回軸29側の面に当接させられて、カバー27の
本来可能な旋回角度を減少させてしまうので、カ
バー27が休止位置に戻ることを阻止する。
カバー27は機械的な強度を与える金属のベー
ス部分45と外側のプラスチツクカバー47とか
ら成つている。このプラスチツクカバー47に平
滑な外表面を与えかつ特にこれに発泡プラスチツ
クを使用すると、スキーヤがけがをいする危険を
減じることができる。
ス部分45と外側のプラスチツクカバー47とか
ら成つている。このプラスチツクカバー47に平
滑な外表面を与えかつ特にこれに発泡プラスチツ
クを使用すると、スキーヤがけがをいする危険を
減じることができる。
第4図に構成が示されている係止装置49は、
カバー27を2つの異なつた位置において係止さ
せる。それ自体任意に構成することのできるこの
係止装置49においては旋回軸29の軸方向で見
て互いに離れる方向で突出する、旋回軸29に対
して半径方向に延びる2つのリブ51がカバー2
7の金属製のベース部分45に設けられ、これら
のリブ51に対応する溝53がフランジ25の、
互いに向き合つた内面に設けられている。このフ
ランジ25はプラスチツクから成つているので弾
性的な係止力を与えることができる。
カバー27を2つの異なつた位置において係止さ
せる。それ自体任意に構成することのできるこの
係止装置49においては旋回軸29の軸方向で見
て互いに離れる方向で突出する、旋回軸29に対
して半径方向に延びる2つのリブ51がカバー2
7の金属製のベース部分45に設けられ、これら
のリブ51に対応する溝53がフランジ25の、
互いに向き合つた内面に設けられている。このフ
ランジ25はプラスチツクから成つているので弾
性的な係止力を与えることができる。
各リブ51に対しては2つの溝53が設けられ
ている(第1図)。一方の溝はカバー27を休止
位置に係止させ、他方の溝はカバー27を中間位
置に係止させる。この中間位置では調節ねじ13
をカバー27に設けられた孔55を通つて軸方向
で操作することができるようになつている。従つ
てスキーバインデイングのトウピースの解放阻止
力を調節する場合には孔55に差し込まれるねじ
回しまたはそれに類似したもので調節ねじ13を
回動させる間、カバー27を手でもつている必要
はない。
ている(第1図)。一方の溝はカバー27を休止
位置に係止させ、他方の溝はカバー27を中間位
置に係止させる。この中間位置では調節ねじ13
をカバー27に設けられた孔55を通つて軸方向
で操作することができるようになつている。従つ
てスキーバインデイングのトウピースの解放阻止
力を調節する場合には孔55に差し込まれるねじ
回しまたはそれに類似したもので調節ねじ13を
回動させる間、カバー27を手でもつている必要
はない。
さらに第1図〜第3図には別のスキーバインデ
イングのトウピースまたはヒールピースにも用い
ることのできる構成が示されている。多くの場合
にはスキーヤはリフトに乗る前に込み合いながら
長蛇の列を作つて待たなければならない。このよ
うな場合には往々にして、スキー板の横で雪面に
下ろされたスキーストツクがストツクのリングの
上を通過する他のスキーヤによつてはさみ込まれ
てしまうということが生じる。また、ストツクの
先が保護されていないスキー板表面に載せられた
場合には、スキー板の傷付くおそれがある。この
欠点は本発明においてはトウピースの靴とは反対
の側に配置されたプレート57の表面に凹部59
が設けられており、この凹部59にスキーストツ
プの先をし込めるようになつていることによつて
回避される。このプレート57はベースプレート
5と不動に結合されていてもよいが、スキー板1
に別々に取り付けられてもよい。図示の実施例に
おいてはこの凹部59はトウピースユニツト7が
どの位置に調節されてもスキーストツクを差し込
めるように配置されている。
イングのトウピースまたはヒールピースにも用い
ることのできる構成が示されている。多くの場合
にはスキーヤはリフトに乗る前に込み合いながら
長蛇の列を作つて待たなければならない。このよ
うな場合には往々にして、スキー板の横で雪面に
下ろされたスキーストツクがストツクのリングの
上を通過する他のスキーヤによつてはさみ込まれ
てしまうということが生じる。また、ストツクの
先が保護されていないスキー板表面に載せられた
場合には、スキー板の傷付くおそれがある。この
欠点は本発明においてはトウピースの靴とは反対
の側に配置されたプレート57の表面に凹部59
が設けられており、この凹部59にスキーストツ
プの先をし込めるようになつていることによつて
回避される。このプレート57はベースプレート
5と不動に結合されていてもよいが、スキー板1
に別々に取り付けられてもよい。図示の実施例に
おいてはこの凹部59はトウピースユニツト7が
どの位置に調節されてもスキーストツクを差し込
めるように配置されている。
第1図は係止された滑走位置にある本発明のス
キーバインデイングの、スキー板長手方向で調節
可能なトウピースの縦断面図、第2図は係止装置
が係止解除状態にある、第1図に示されたトウピ
ースの縦断面図、第3図は係止装置が係合させら
れていない状態にある、第1図に示されたトウピ
ースの縦断面図、第4図は第1図の−線に沿
つた横断面図である。 1……スキー板、3……ねじ、5……ベースプ
レート、7……トウピースユニツト、9……旋回
軸、11……靴底押さえ部材、13……調節ね
じ、15……係止装置、17……板ばね、19…
…端部、21……係止部材、23……対応係止
部、25……フランジ、27……カバー、29…
…旋回軸、31……側壁、33……操作アーム、
35……係止解除アーム、37……自由端部、3
9……自由端部、41……係止突起、43……係
止面、45……ベース部分、47……プラスチツ
クカバー、49……係止装置、51……リブ、5
3……溝、55……孔、57……プレート、59
……凹部。
キーバインデイングの、スキー板長手方向で調節
可能なトウピースの縦断面図、第2図は係止装置
が係止解除状態にある、第1図に示されたトウピ
ースの縦断面図、第3図は係止装置が係合させら
れていない状態にある、第1図に示されたトウピ
ースの縦断面図、第4図は第1図の−線に沿
つた横断面図である。 1……スキー板、3……ねじ、5……ベースプ
レート、7……トウピースユニツト、9……旋回
軸、11……靴底押さえ部材、13……調節ね
じ、15……係止装置、17……板ばね、19…
…端部、21……係止部材、23……対応係止
部、25……フランジ、27……カバー、29…
…旋回軸、31……側壁、33……操作アーム、
35……係止解除アーム、37……自由端部、3
9……自由端部、41……係止突起、43……係
止面、45……ベース部分、47……プラスチツ
クカバー、49……係止装置、51……リブ、5
3……溝、55……孔、57……プレート、59
……凹部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スキー板1に固定されるベースプレート5
と、このベースプレート5にスキー板長手方向で
移動可能に案内されたトウピースまたはヒールピ
ースユニツト7と、このトウピースまたはヒール
ピースユニツト7を所定の調節位置でベースプレ
ート5に係止させる係止装置15とを有している
スキーバインデイングのトウピースまたはヒール
ピースであつて、係止装置15が、トウピースま
たはヒールピースユニツト7に可動に保持されて
いる係止部材21を有しており、この係止部材2
1がばね17によつてベースプレート5の対応係
止部23に形状接続で係合させられるようになつ
ている形式のものにおいて、 係止装置15が、一端でトウピースまたはヒー
ルピースユニツト7に固定されていてスキー板長
手方向にかつベースプレート5に対してほぼ平行
に延びる板ばね17と、この板ばねに固定されて
いてベースプレート7に向かつて突出したピン状
の係止部材21と、ベースプレート5に孔として
設けられた対応係止部23とから成つており、 トウピースまたはヒールピースユニツト7に2
腕レバーが枢着されており、この2腕レバーが操
作アーム33と、該操作アーム33よりも短く構
成されている係止解除アーム35とを有してお
り、 操作アーム33の操作時に係止解除アーム35
が、板ばね17の自由端部39に作用して、この
板ばねのプレロードに抗して、対応係止部23に
対する係止部材21の係合を解除するように構成
されている ことを特徴とする、スキーバインデイングのトウ
ピースまたはヒールピース。 2 2腕レバーがその旋回軸29を中心として係
止解除アーム35とは反対側に係止突起41を有
しており、係止部材21の係止解除状態ては係止
突起41が、板ばね17の自由端部39に当接し
て、係止部材21の係合状態において可能なレバ
ー27の旋回角度を減少させるようになつてい
る、特許請求の範囲第1項記載のスキーバインデ
イングのトウピースまたはヒールピース。 3 係止突起41が、係止部材21の係合状態に
おいて板ばね17の自由端部39に弾性的な係合
可能な係止面43を有しており、この係止面43
が係合状態において板ばね自由端部39の係止解
除運動路に突入するように構成されている、特許
請求の範囲第2項記載のスキーバインデイングの
トウピースまたはヒールピース。 4 2腕レバー27がトウピースまたはヒールピ
ースユニツト7の靴とは遠い方の端部に、ベース
プレート5に対してほぼ平行かつトウピースまた
はヒールピースユニツト7の移動方向に対して横
方向に延びる旋回軸29を中心として旋回可能に
支承されており、係止装置15の係合状態におい
て操作アーム33がその休止位置でトウピースま
たはヒールピースユニツト7を上から覆うように
なつている、特許請求の範囲第1項から第3項ま
でのいずれか1項記載のスキーバインデイングの
トウピースまたはヒールピース。 5 操作アーム33の長さとトウピースまたはヒ
ールピースユニツト7の長さとがほぼ等しく構成
されている、特許請求の範囲第4項記載のスキー
バインデイングのトウピースまたはヒールピー
ス。 6 操作アーム33がキヤツプ状のカバー27と
して構成されており、このカバー27がトウピー
スまたはヒールピースユニツト7をその休止装置
で少なくとも部分的に取り囲むように構成されて
いる、特許請求の範囲第4項記載のスキーバイン
デイングのトウピースまたはヒールピース。 7 カバー27の少なくとも外側が弾性的なプラ
スチツクから構成されている、特許請求の範囲第
6項記載のスキーバインデイングのトウピースま
たはヒールピース。 8 ベースプレートが、トウピースまたはヒール
ピースユニツト7のあらゆる調節位置でこのトウ
ピースまたはヒールピースユニツト7の靴から遠
い方の端部を越えて延びていてかつこの超えて延
びた範囲の表面に凹部を有している、特許請求の
範囲第1項記載のスキーバインデイングのトウピ
ースまたはヒールピース。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3201319.1 | 1982-01-18 | ||
DE19823201319 DE3201319A1 (de) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | Skibindungsbacken |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124467A JPS58124467A (ja) | 1983-07-25 |
JPH0443676B2 true JPH0443676B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=6153287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58005372A Granted JPS58124467A (ja) | 1982-01-18 | 1983-01-18 | スキーバインディングのトウピースまたはヒールピース |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4522424A (ja) |
EP (1) | EP0084324B1 (ja) |
JP (1) | JPS58124467A (ja) |
AT (1) | ATE18859T1 (ja) |
DE (2) | DE3201319A1 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT8421293V0 (it) * | 1984-03-20 | 1984-03-20 | Icaro Olivieri & C S R L | Allacciatura per scarponi da sci del tipo a leva ed anello con dispositivo di regolazione della tensione di chiusura. |
AT380639B (de) * | 1984-04-27 | 1986-06-25 | Amf Sport Freizeitgeraete | Skibindungsteil, insbesondere vorderbacken |
DE3428566C2 (de) * | 1984-08-02 | 1995-11-23 | Marker Deutschland Gmbh | Skibindungsteil zum Halten eines Skistiefels an seinem vorderen oder hinteren Sohlenende |
DE3523058C2 (de) * | 1985-06-27 | 1993-11-04 | Marker Deutschland Gmbh | Laengsverstellbare sicherheits-skibindung |
AT387334B (de) * | 1986-04-30 | 1989-01-10 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindungsteil, insbesondere einen vorderbacken |
FR2635465B1 (fr) * | 1988-08-17 | 1990-11-16 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2638653B1 (fr) * | 1988-11-07 | 1991-01-25 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
FR2638654B1 (fr) * | 1988-11-08 | 1991-02-08 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski |
AT400405B (de) * | 1989-02-22 | 1995-12-27 | Varpat Patentverwertung | Skibindung |
US5188388A (en) * | 1989-02-22 | 1993-02-23 | Varpat Patentverwertungs Ag | Ski binding with a holding mechanism for the front and heel jaws |
AT402794B (de) * | 1989-02-22 | 1997-08-25 | Varpat Patentverwertung | Skibindung mit einer arretiervorrichtung für vorder- und/oder fersenbacken |
US5236218A (en) * | 1989-02-22 | 1993-08-17 | Varpat Patentverwertungs, Ag | Ski binding with a holding mechanism for the front and heel jaws |
AT396432B (de) * | 1990-02-05 | 1993-09-27 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindungsteil, insbesondere vorderbacken |
AT401881B (de) * | 1990-03-06 | 1996-12-27 | Varpat Patentverwertung | Verbindungseinrichtung zum befestigen eines schischuhes auf einem schi |
FR2672506B1 (fr) * | 1991-02-08 | 1993-04-30 | Salomon Sa | Fixation de securite pour ski. |
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AT398701B (de) * | 1992-10-23 | 1995-01-25 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindung mit einem fersenteil |
AT399102B (de) * | 1993-02-15 | 1995-03-27 | Tyrolia Freizeitgeraete | Sicherheitsbindung |
AT402021B (de) * | 1994-05-30 | 1997-01-27 | Tyrolia Freizeitgeraete | Skibindung |
DE19646973A1 (de) * | 1996-11-14 | 1998-05-20 | Marker Deutschland Gmbh | Vorrichtung zur Längsverstellung eines Skibindungsteiles |
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DE102004024881A1 (de) | 2004-05-19 | 2005-07-14 | Rottefella As | Langlauf- oder Telemarkbindung |
EP1846116B1 (de) * | 2005-01-10 | 2009-03-25 | Rottefella AS | Ski oder dergleichen schneegleitgerät mit bindungs-montagehilfe |
US20080127523A1 (en) * | 2005-02-11 | 2008-06-05 | Rottefella As | Outsole for a Cross-Country Ski Boot or Telemark Boot and Cross-Country Ski Boot or Telemark Boot Having Such an Outsole |
FR2903321B1 (fr) * | 2006-07-07 | 2009-01-23 | Salomon Sa | Element et ensemble de retenue d'une chaussure sur une planche de glisse ou de roulage |
FR2906156B1 (fr) * | 2006-09-27 | 2010-04-23 | Rossignol Sa | Dispositif de retenue et reglage en position longtudinale d'une fixation sur une planche de glisse |
EP2111900B1 (en) * | 2008-04-25 | 2011-12-14 | Rottefella AS | Spring cartridge for ski binding |
EP3202470B1 (en) * | 2014-03-19 | 2018-05-09 | Madshus AS | Mechanism for locking longitudinally a ski-binding on a mounting plate |
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EP3260177A1 (de) * | 2016-06-23 | 2017-12-27 | Fischer Sports GmbH | Skibindung |
FR3136383A1 (fr) * | 2022-06-10 | 2023-12-15 | Salomon S.A.S. | Dispositif de retenue d’une chaussure sur une planche de glisse et engin de glisse comprenant un tel dispositif |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US357287A (en) * | 1887-02-08 | Fastening for gloves or shoes | ||
US963052A (en) * | 1910-02-15 | 1910-07-05 | George Lemak | Chain-stretching device. |
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AT276180B (de) * | 1965-12-20 | 1969-11-10 | Smolka & Co Wiener Metall | Skibindungselement |
FR2153827A5 (ja) * | 1971-09-22 | 1973-05-04 | Ramillon Rene | |
CH556674A (de) * | 1971-10-26 | 1974-12-13 | Wyss Samuel | Skibindung. |
AT320494B (de) * | 1973-05-25 | 1975-02-10 | Smolka & Co Wiener Metall | Skibindungselement |
FR2368974A1 (fr) * | 1976-11-02 | 1978-05-26 | Beyl Jean Joseph Alfred | Dispositif de fixation de ski |
FR2454822A1 (fr) * | 1979-04-26 | 1980-11-21 | Salomon & Fils F | Fixation de securite pour ski |
-
1982
- 1982-01-18 DE DE19823201319 patent/DE3201319A1/de not_active Withdrawn
-
1983
- 1983-01-05 EP EP83100064A patent/EP0084324B1/de not_active Expired
- 1983-01-05 AT AT83100064T patent/ATE18859T1/de not_active IP Right Cessation
- 1983-01-05 DE DE8383100064T patent/DE3362728D1/de not_active Expired
- 1983-01-14 US US06/457,743 patent/US4522424A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-01-18 JP JP58005372A patent/JPS58124467A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0084324B1 (de) | 1986-04-02 |
EP0084324A1 (de) | 1983-07-27 |
DE3201319A1 (de) | 1983-07-28 |
DE3362728D1 (en) | 1986-05-07 |
ATE18859T1 (de) | 1986-04-15 |
US4522424A (en) | 1985-06-11 |
JPS58124467A (ja) | 1983-07-25 |
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