JPH0443564A - 密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法Info
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- JPH0443564A JPH0443564A JP2152021A JP15202190A JPH0443564A JP H0443564 A JPH0443564 A JP H0443564A JP 2152021 A JP2152021 A JP 2152021A JP 15202190 A JP15202190 A JP 15202190A JP H0443564 A JPH0443564 A JP H0443564A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ポータプル機器などに用いる密閉形鉛蓄電池
用正極板の製造方法に関し、とくに化成終了後の乾燥方
法の改良に関する。
用正極板の製造方法に関し、とくに化成終了後の乾燥方
法の改良に関する。
従来の技術
鉛蓄電池は他の電池と比較してエネルギー密度か高く、
経済性に優れている。とくに密閉形鉛蓄電池は最近ＶＴ
Ｒなとの小形電子機器用の需要か増大している。特性面
でも、著しく向上しているか、保存後の残存容量と回復
容量について一部問題を残している。
経済性に優れている。とくに密閉形鉛蓄電池は最近ＶＴ
Ｒなとの小形電子機器用の需要か増大している。特性面
でも、著しく向上しているか、保存後の残存容量と回復
容量について一部問題を残している。
従来、化成済正極板は、化成終了後化成槽中から取り出
したのち、極板表面の残留硫酸分を水洗除去し、直ちに
極板の乾燥を行っていた。
したのち、極板表面の残留硫酸分を水洗除去し、直ちに
極板の乾燥を行っていた。
発明が解決しようとする課題
しかし従来の密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法では、
極板中に多量の水分を含んだ状態で乾燥を開始するため
に、極板中の活物質か乾燥初期には、高温でしかも多湿
状態となり、格子と活物質の界面に不安定な鉛の低級酸
化物被膜かできやすくなるという問題があった。格子と
活物質の界面にできた不安定な鉛の低級酸化物被膜は、
注液時に硫酸と反応して、化学的に安定で充電しても活
性状態に戻りにくい硫酸鉛を生成するため、注液充電状
態で長期間放置した場合、硫酸鉛層かバリアー層となり
放電容量のバラツキの原因となったり、あるいは放電で
きなくなるという問題かあった。
極板中に多量の水分を含んだ状態で乾燥を開始するため
に、極板中の活物質か乾燥初期には、高温でしかも多湿
状態となり、格子と活物質の界面に不安定な鉛の低級酸
化物被膜かできやすくなるという問題があった。格子と
活物質の界面にできた不安定な鉛の低級酸化物被膜は、
注液時に硫酸と反応して、化学的に安定で充電しても活
性状態に戻りにくい硫酸鉛を生成するため、注液充電状
態で長期間放置した場合、硫酸鉛層かバリアー層となり
放電容量のバラツキの原因となったり、あるいは放電で
きなくなるという問題かあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、放置特性の
優れた密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
優れた密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
以上のような課題を解決するため本発明の密閉形鉛蓄電
池用正極板の製造方法は、化成終了後の正極板を極板が
互いに密着しない状態で常温中に３〜５時間放置して極
板中の水分量を低下させた後、乾燥を行うこととしたも
のである。
池用正極板の製造方法は、化成終了後の正極板を極板が
互いに密着しない状態で常温中に３〜５時間放置して極
板中の水分量を低下させた後、乾燥を行うこととしたも
のである。
作用
これにより、格子と活物質の界面に不安定な鉛の低級酸
化物層ができるのを防止することとなる。
化物層ができるのを防止することとなる。
実施例
以下、本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池用正極板の製
造方法について図面を参照して説明する。
造方法について図面を参照して説明する。
正極板を比重１．１０の稀硫酸の化成液中において、活
物質１ｇあたり０．５Ａｈの電気量で２０時間化成を行
った。
物質１ｇあたり０．５Ａｈの電気量で２０時間化成を行
った。
化成終了後、■従来の方法の乾燥条件によるもの、■本
実族例の方法の乾燥条件によるものの２種の乾燥条件で
比較した。■は、化成槽から取り出した後、水洗を１分
間行なった後１０５℃で１．５ｈ乾燥を行なった。■は
、化成槽から取り出した後、水洗を１分間行ない、極板
が互に密着しない状態で常温（２５℃、８０％ＲＨ）で
３時間放置した。その後１０５℃で１．５ｈ乾燥した。
実族例の方法の乾燥条件によるものの２種の乾燥条件で
比較した。■は、化成槽から取り出した後、水洗を１分
間行なった後１０５℃で１．５ｈ乾燥を行なった。■は
、化成槽から取り出した後、水洗を１分間行ない、極板
が互に密着しない状態で常温（２５℃、８０％ＲＨ）で
３時間放置した。その後１０５℃で１．５ｈ乾燥した。
乾燥開始前の極板中水分量は、■で０．１５ｃｃ／１
ｇＡＭ （ＡＭ ：活物質）に対し■では常温ではある
が極板を互に密着しない状態で放置しているため０．０
５ｃｃ／ＩｇＡＭと従来の方法の約１／３に低下してい
た。
ｇＡＭ （ＡＭ ：活物質）に対し■では常温ではある
が極板を互に密着しない状態で放置しているため０．０
５ｃｃ／ＩｇＡＭと従来の方法の約１／３に低下してい
た。
以上の乾燥方法により作製した正極板を用い、１０時間
率容量０．２ Ａ ｈの電池を構成し比較した。放電容
量は正極板容量により律則される構成である。極板は正
極板、負極板ともに各１枚構成であり、正極活物質量／
負極活物質量は０．８−定である。放置中の容量劣化発
生を促進する目的で電解液比重を通常の１．３４から１
．４０に高くして行なった。放電は０．８ＣＡ、１．７
５Ｖ終止、充電は２．４５ Ｖ／セル８ｈ一定とした。
率容量０．２ Ａ ｈの電池を構成し比較した。放電容
量は正極板容量により律則される構成である。極板は正
極板、負極板ともに各１枚構成であり、正極活物質量／
負極活物質量は０．８−定である。放置中の容量劣化発
生を促進する目的で電解液比重を通常の１．３４から１
．４０に高くして行なった。放電は０．８ＣＡ、１．７
５Ｖ終止、充電は２．４５ Ｖ／セル８ｈ一定とした。
第１図に４０℃放置前後における容量変化を示す。残存
容量は従来例によるものでは放置期間が長くなるにつれ
ばらつきが大となり、さらに平均値も本実施例によるも
のに比べ低くなっている。
容量は従来例によるものでは放置期間が長くなるにつれ
ばらつきが大となり、さらに平均値も本実施例によるも
のに比べ低くなっている。
第２図に、残存容量測定後足電圧充電をした時の回復容
量の値を示す。本実施例によるものでは、回復１〜目で
９０％以上の回復率を示すのに対し、従来例では、放置
期間が長い電池については、充電しても全く回復しない
ものがあった。
量の値を示す。本実施例によるものでは、回復１〜目で
９０％以上の回復率を示すのに対し、従来例では、放置
期間が長い電池については、充電しても全く回復しない
ものがあった。
従来法における残存容量および回復容量の測定で容量の
低い電池は、いずれも正極板の容量低下に起因するもの
であった。さらに詳しく解析を行うと、格子表面を硫酸
鉛の絶縁被膜が覆っており、これが容量低下の原因とな
っていることがわかった。一方、本実施例によるもので
は、いずれの場合にも従来例に見られるような硫酸鉛の
絶縁被膜層は見られなかった。
低い電池は、いずれも正極板の容量低下に起因するもの
であった。さらに詳しく解析を行うと、格子表面を硫酸
鉛の絶縁被膜が覆っており、これが容量低下の原因とな
っていることがわかった。一方、本実施例によるもので
は、いずれの場合にも従来例に見られるような硫酸鉛の
絶縁被膜層は見られなかった。
発明の効果
以上の実施例の説明で明らかなように本発明の密閉形鉛
蓄電池用正極板の製造方法によれば、化成後常温放置し
たのち乾燥を行なうことにより、格子と活物質界面に不
安定な鉛の低級酸化物層ができるのを防げるため、放置
特性に優れた電池を提供できる。
蓄電池用正極板の製造方法によれば、化成後常温放置し
たのち乾燥を行なうことにより、格子と活物質界面に不
安定な鉛の低級酸化物層ができるのを防げるため、放置
特性に優れた電池を提供できる。
第１図は本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池用正極板の
製造方法により製作した電池と従来例による４０℃放置
後の残存容量特性の比較を示したグラフ、第２図は同回
復特性の比較を示したグラフである。
製造方法により製作した電池と従来例による４０℃放置
後の残存容量特性の比較を示したグラフ、第２図は同回
復特性の比較を示したグラフである。
Claims (1)
- 化成の終了した正極板を化成槽中から取り出した後、前
記正極板を互いに密着しない状態で２０℃〜３０℃の温
度に３〜５時間放置し、前記正極板中の水分量を活物質
１ｇあたり０．０３〜０．０５ｇの範囲にした後乾燥す
る密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152021A JPH0443564A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152021A JPH0443564A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443564A true JPH0443564A (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=15531329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2152021A Pending JPH0443564A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池用正極板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443564A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104051711A (zh) * | 2014-05-29 | 2014-09-17 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种正板高温固化工艺 |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP2152021A patent/JPH0443564A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104051711A (zh) * | 2014-05-29 | 2014-09-17 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种正板高温固化工艺 |
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