JPH044340B2 - - Google Patents

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JPH044340B2
JPH044340B2 JP8662983A JP8662983A JPH044340B2 JP H044340 B2 JPH044340 B2 JP H044340B2 JP 8662983 A JP8662983 A JP 8662983A JP 8662983 A JP8662983 A JP 8662983A JP H044340 B2 JPH044340 B2 JP H044340B2
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polyacetal
alanine
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ−β−アラニン微粉末を熱安定剤
として添加したポリアセタール組成物に関する。 ポリアセタール樹脂は、ホルムアルデヒドまた
はその環状オリゴマーであるトリオキサンまたは
テトラオキサンの重合によつて得られ、またはそ
れらの共重合可能なモノマーの共存下に共重合を
行なわせた後、重合体の末端基からの解重合を防
止するために、それらのエーテル化、エステル化
などの種々の方法により末端基処理を行ない、次
いで酸化防止剤、光安定剤、滑剤などを配合した
成形用組成物として知られている。 ポリアセタール樹脂の製造において末端基処理
反応と共に、熱安定剤を配合することは、その品
質の保持向上のために、必要かつ重要な因子であ
り、従来から種々の工夫、提案がなされている。 例えば、尿素またはその誘導体、ヒドラジンま
たはその誘導体、アミド類、ポリアミド類、硫黄
化合物、その他多種多様の物質が単独に、または
酸化防止剤、紫外線吸収剤などと併用すべきこと
が記載されている。これらの数多くの提案も確か
に多少の安定化の効果はあつても、その効果が小
さく、例えば、ポリアセタールの成形加工時に、
ある種の低分子量安定剤は蒸発逃散または成形後
ブリーデイングを起こし、その安定化効果に著し
く低下を来たし、安定化効果の持続性が無いため
に、実用化できる提案はきわめて少なかつた。 これらのうち、ヘキサメチレンアジポアミド35
%、ヘキサメチレンセバコアミド27%、カプロラ
クタム38%からなる三元共重合体は、ポリアミド
中でも良好な熱安定化効果を示し、氷続性がある
ために実用されうる安定剤の1種である(特公昭
34−5440号公報)。 しかしながら、上記のすぐれた性能を示す共重
合ポリアミドもなお大きな欠陥を有している。そ
の一つは熱、光または酸素の共同作用を受けた時
の着色であつて、ポリアセタールに配合され、そ
の配合物の成形加工の際に、または経時的に着色
を起こし製品の品位を著しく低下せしめる。すな
わち、一般に合成樹脂加工時、成形効率を上昇せ
しめるために再生成形を行なうのが普通である。
射出成形におけるランナーなどの部分、成形失敗
品、破損品などを再び成形を行なう。このとき製
品の品位が不変であることが望ましいが、共重合
ポリアミド配合ポリアセタールではその着色の度
合が著しい。 このような成形工程における変色着色のみなら
ず、成形品の経時変色も観測される。 従つて、共重合ポリアミド系熱安定剤は仮りに
熱安定効果自体は満足すべきものであつても、な
お重大な欠陥を有していて、共重合ポリアミドが
共存しないポリアセタール組成物に比較し、その
着変色面での不利益は覆い難いものである。さら
に熱安定剤として共重合ポリアミドを含有するポ
リアセタール組成物を用いる成形または押出しに
おいて、金型またはダイに滞積物が比較的短時間
に生じ、金型またはダイを清浄することが必要で
あることが知られている。さらに、特開昭53−
73255号公報ではポリヘキサメチレンアジパミド
をエチレン/アクリル酸メチル樹脂中に分散さ
せ、ポリアミド/担体樹脂混合物を調整しポリア
セタールの熱安定剤として使用することが開示さ
れている。しかしながら上記の熱安定剤を用いた
場合、成形加工時における着色防止、及び金型ま
たはダイへの滞積物の生成を抑制する性能はまだ
不充分である。 本発明者らは、前記の如き欠点を克服し、かつ
よりすぐれた安定化効果を有するポリアセタール
組成物を得るべく鋭意研究を行つた結果、ポリ−
β−アラリンを含有させたポリアセタール組成物
は、前記問題点を克服した組成物になることを見
出し、本発明を完成した。 即ち、本発明は、ポリ−β−アラリンの微粉末
を混合せしめてなるポリアセタール組成物であ
る。 本発明のポリアセタール組成物は、成型加工時
において高い熱安定性を有し、金型またはダイ滞
積物の生成を抑制する性能を有し、成型加工品の
着色が少なという効果を有する。 以下、本発明を説明する。 本発明に用いるポリ−β−アラニンは、アクリ
ルアミドの水素転移重合により得られる。触媒と
してはアルカリ金属アルコラート、アルカリ土類
金属アルコラートが用いられる。 反応に用いられる溶媒としては、O−ジクロロ
ベンゼン、キシレン、ニトロベンゼン等を挙げる
ことが出来る。 反応温度は通常60℃以上で実施される。60℃以
下では重合速度が遅く好ましくない。 反応で用いる触媒量は、アクリルアミド1モル
に対して0.02モル以上加える。0.02モル以下の場
合反応速度が低下し、重合収率が低くなり、また
ビニル重合物(ポリアクリルアミド)が生成しや
すくなり好ましくない。 用いる溶媒量は仕込反応液中のアクリルアミド
濃度が5〜20%になる範囲が好ましい。アクリル
アミド濃度が5%以下又は20%以上の場合はポリ
マー収率がともに低下するので好ましくない。上
記の方法で得られた重合物は溶媒と別し精製微
粉末化される。例えば水で溶解したのち、メタノ
ール、アセトンなどの中で再沈澱して精製、微粉
化できる。このようにして得られるポリ−β−ア
ラニンの微粉末は粒径が約5ミクロン以下の微粉
末でありポリアセタール樹脂の熱安定剤として用
いることが出来る。 本発明では、上記のポリ−β−アラニンと共に
酸化防止剤の使用が可能であり、好ましい結果を
与える。酸化防止剤としては、芳香族アミン類、
フエノール類があり、特にフエノール類、なかん
ずくビスフエノール類の効果が著しい。例えば、
アルキル置換フエノール、クレゾール、アルキル
置換ハイドロキノン、アルキリデンビスアルキル
置換フエノールなどがある。 本発明におけるポリ−β−アラニンの使用量
は、ポリアセタールに対して0.01〜0.5重量%の
範囲で使用される。また、酸化防止剤は、ポリア
セタールに対して0.01〜5重量%の範囲で用いら
れる。 本発明の適用されるポリアセタールは、前述の
ごとくホルムアルデヒドまたはその環状オリゴマ
ーから合成されたポリオキシメチレン、またはそ
れらと共重合し得るコモノマーとの共重合体など
を、末端安定化処理したポリアセタールあるいは
コポリアセタールであり、特にポリオキシメチレ
ンジアセテートについて有効であることが強調さ
れる。 本発明のポリアセタール組成物を製造する方法
は以下の通りである。 出来るだけ熱安定剤を均一に分散させる必要
上、粉末状のポリアセタール樹脂を用いてポリ−
β−アラニン粉末及び必要に応じて酸化防止剤の
粉末を混合する。混合装置は電動ミキサー例えば
ヘンシエルミキサー等を用いることが出来る。次
に押出機を用いて180℃〜200℃の温度で上記の混
合粉末を押出しペレツトにすることが出来る。 以下実施例をあげて説明する。 実施例 1 撹拌機付きの300mlフラスコに、200mlのO−ジ
クロロベンゼンを入れ、触媒としてカルシウムプ
ロピラート1.49gを加え、溶媒中に良く分散させ
る。アクリルアミド20.0gを加えて、窒素気流中
で撹拌しながら、120℃で4時間反応させた。反
応終了後、溶媒のO−ジクロロベンゼンを除いた
のち、重合物に水200mlを加え、還流下で2時間
加熱し均一な透明溶液を得た。この重合物溶液を
メタノール中に滴下し、重合物を析出させた。重
合物を別し、メタノールぇ洗滌したのち、60℃
で乾燥した。収量14.4gであつた。赤外線吸収ス
ペクトルより生成物はポリ−β−アラニンである
ことを確認した。1%のギ酸溶液の35℃における
還元粘度は3.7であつた。光学顕微鏡による観察
の結果、生成物の粒径は約5ミクロン以下であつ
た。 ついで、粉末状の末端アセチル化処理されたポ
リオキシメチレン樹脂100部、酸化防止剤〔2,
2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチル
フエノール)〕0.25部及び上記で合成したポリ−
β−アラニン0.1部を混合して、押出機で190℃で
押し出しペレタイズした。これを80℃で14時間熱
風乾燥し、下記に示す評価方法で熱安定性の試験
をおこなつた。その結果を表−1に示す。 30分後の重量減少率〔%〕 熱分析装置〔第二精工舎、SSC−560GHTG/
DTA〕に試料約50mg(ペレツト3粒)を入れ、
窒素気流中で230℃で加熱し、30分後の重量減少
率を測定する。 滞留変色 1オンスの射出成形機にて、シリンダー中、
230℃に加熱し、20分間滞留させた時の試験片の
色のランクをもつて表わす。 ランク A B C D E 白色 淡黄褐色 褐色 コゲ付き、ならびにモールドデポジツト
(MD)の発生 1オンスの射出成形機を用いて、シリンダー温
度200℃、金型温度80℃の連続射出成形において、
微小なコゲ付きが発生するまでの日数ならびにモ
ールドデポジツト(MD)発生により成形品表面
のつやがなくなり始めるまでの成形数。 また、比較のため、ポリ−β−アラニンに代え
て、ヘキサメチレンアジポアミド、ヘキサメチレ
ンセバコアミド、カプロラクタムの三元共重合ポ
リアミド(実施例1)、ヘキサメチレンアジポア
ミドをエチレンとアクリル酸メチル共重合体に分
散させた混合物(比較例2)を用いた以外は、上
記と同様の方法でペレタイズした。これを上記と
同様の熱安定性試験に供した。その結果を表−1
に示す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリ−β−アラニンの微粉末を混合せしめて
    なるポリアセタール組成物。
JP8662983A 1983-05-19 1983-05-19 ポリアセタ−ル組成物 Granted JPS59213752A (ja)

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JP8662983A JPS59213752A (ja) 1983-05-19 1983-05-19 ポリアセタ−ル組成物

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JPS59213752A JPS59213752A (ja) 1984-12-03
JPH044340B2 true JPH044340B2 (ja) 1992-01-28

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ID=13892316

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JP8662983A Granted JPS59213752A (ja) 1983-05-19 1983-05-19 ポリアセタ−ル組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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