JPH0443409Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0443409Y2 JPH0443409Y2 JP6783387U JP6783387U JPH0443409Y2 JP H0443409 Y2 JPH0443409 Y2 JP H0443409Y2 JP 6783387 U JP6783387 U JP 6783387U JP 6783387 U JP6783387 U JP 6783387U JP H0443409 Y2 JPH0443409 Y2 JP H0443409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- seat
- seat belt
- backrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 4
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、自動車のシートベルト収納構造に関
するものである。
するものである。
〈従来の技術〉
自動車の後席に装備されているシートベルトは
非使用時に座面上に露呈され外観を悪くするため
に収納部が設けられ、シートベルトを使用しない
ときには収納している。従来一般的なシートベル
トの収納構造は第４図で示すように、背もたれ１
の中央下端にボツクス状の穴２を開口し、この穴
２にシートベルト３を押し込んで収納するように
している。
非使用時に座面上に露呈され外観を悪くするため
に収納部が設けられ、シートベルトを使用しない
ときには収納している。従来一般的なシートベル
トの収納構造は第４図で示すように、背もたれ１
の中央下端にボツクス状の穴２を開口し、この穴
２にシートベルト３を押し込んで収納するように
している。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記従来の構造では、ボツクス状の穴２を開口
した特別な背もたれを製造しなければならないた
めコストアツプになると共に、背もたれ１の中央
下端に開口している穴２は外観を損ねている。ま
た、中央に着座する際には異物になりやすい。
した特別な背もたれを製造しなければならないた
めコストアツプになると共に、背もたれ１の中央
下端に開口している穴２は外観を損ねている。ま
た、中央に着座する際には異物になりやすい。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の問題を改善したシートベ
ルト収納構造を提供するものであり、その特徴と
する構成は、座部上面の背もたれに近い側にポケ
ツト表皮の前端を座部表皮に縫着して両側に開口
部を形成したポケツトを設け、このポケツト表皮
の後端に、芯材を縫着して弛みが形成される繋ぎ
表皮と弾性引張体とを結合し、この繋ぎ表皮と弾
性引張体を座部後方に止着してなるものである。
ルト収納構造を提供するものであり、その特徴と
する構成は、座部上面の背もたれに近い側にポケ
ツト表皮の前端を座部表皮に縫着して両側に開口
部を形成したポケツトを設け、このポケツト表皮
の後端に、芯材を縫着して弛みが形成される繋ぎ
表皮と弾性引張体とを結合し、この繋ぎ表皮と弾
性引張体を座部後方に止着してなるものである。
〈作用〉
上記の構成により、シートベルトをポケツトの
両側開口部より挿入して収納し、弾性引張体の引
つ張りによつてポケツト表皮後方に引き付けてポ
ケツト表皮の弛みやシワをなくす。また、シート
ベルトをポケツトより取り出して着用している場
合もポケツト表皮は後方に引き付けられて弛みや
シワの発生を防止すると共に、繋ぎ表皮の弛みに
よる立壁によつて背もたれと座部との〓間を隠し
外観を向上する。
両側開口部より挿入して収納し、弾性引張体の引
つ張りによつてポケツト表皮後方に引き付けてポ
ケツト表皮の弛みやシワをなくす。また、シート
ベルトをポケツトより取り出して着用している場
合もポケツト表皮は後方に引き付けられて弛みや
シワの発生を防止すると共に、繋ぎ表皮の弛みに
よる立壁によつて背もたれと座部との〓間を隠し
外観を向上する。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を第１図及び第３図に基づ
いて説明する。第１図において、１は座席の背も
たれ、３はシートベルト、４は座席である。５は
本考案によるシートベルト収納構造のポケツトで
ある。このポケツト５及びその周辺の構成につい
て第２図により説明する。
いて説明する。第１図において、１は座席の背も
たれ、３はシートベルト、４は座席である。５は
本考案によるシートベルト収納構造のポケツトで
ある。このポケツト５及びその周辺の構成につい
て第２図により説明する。
座部４の上面の背もたれ１に近い側に、ポケツ
ト表皮６の前端を座部表皮７に縫着８して両側に
開口部９を形成したポケツト５を設け、このポケ
ツト表皮６の後端に、芯材１１を縫着して弛み１
２が形成される繋ぎ表皮１０と、平ゴム等の弾性
引張体１３とを結合し、この繋ぎ表皮１０と弾性
引張体１３を座部４の後方に止着した構成であ
る。
ト表皮６の前端を座部表皮７に縫着８して両側に
開口部９を形成したポケツト５を設け、このポケ
ツト表皮６の後端に、芯材１１を縫着して弛み１
２が形成される繋ぎ表皮１０と、平ゴム等の弾性
引張体１３とを結合し、この繋ぎ表皮１０と弾性
引張体１３を座部４の後方に止着した構成であ
る。
本考案は上記の通りの構造であるから、シート
ベルト３をポケツト５に収納する場合、ポケツト
表皮６を前方に引つ張ると繋ぎ表皮１０の弛み１
２が伸びてポケツト表皮６は弾性引張体１３の引
張力に抗して座部４の前方向へ引き出されるかた
ちとなり、ポケツト表皮６の両側の開口部９が大
きく開いてシートベルト３を容易に収納する。シ
ートベルト３をポケツト５内へ収納した後にポケ
ツト表皮６の前方への引つ張りを離すと弾性引張
体１３の引張力によりポケツト表皮６は後方に引
き付けられ、ポケツト表皮６に弛みやシワを発生
させることなくシートベルト３を収納する。
ベルト３をポケツト５に収納する場合、ポケツト
表皮６を前方に引つ張ると繋ぎ表皮１０の弛み１
２が伸びてポケツト表皮６は弾性引張体１３の引
張力に抗して座部４の前方向へ引き出されるかた
ちとなり、ポケツト表皮６の両側の開口部９が大
きく開いてシートベルト３を容易に収納する。シ
ートベルト３をポケツト５内へ収納した後にポケ
ツト表皮６の前方への引つ張りを離すと弾性引張
体１３の引張力によりポケツト表皮６は後方に引
き付けられ、ポケツト表皮６に弛みやシワを発生
させることなくシートベルト３を収納する。
また、シートベルト３をポケツト５内より取り
出して着用している場合は第３図で示すように、
ポケツト表皮６は、その前後方向の長さ一杯に引
き付けられて展張され座部表皮７と平行し、この
ときもポケツト表皮６に弛みやシワの発生を防止
する。一方、ポケツト表皮６の展張と芯材１１と
によつて繋ぎ表皮１０に弛み１２が背もたれ１と
座部４との〓間内で発生し、この弛み１２が立壁
となつて背もたれ１と座部４との〓間を隠蔽す
る。
出して着用している場合は第３図で示すように、
ポケツト表皮６は、その前後方向の長さ一杯に引
き付けられて展張され座部表皮７と平行し、この
ときもポケツト表皮６に弛みやシワの発生を防止
する。一方、ポケツト表皮６の展張と芯材１１と
によつて繋ぎ表皮１０に弛み１２が背もたれ１と
座部４との〓間内で発生し、この弛み１２が立壁
となつて背もたれ１と座部４との〓間を隠蔽す
る。
〈考案の効果〉
以上のように本考案によると、座部上中央部の
背もたれ下端側に設けられたシートベルトの収納
用ポケツトは、そのポケツト表皮を平ゴム等の弾
性引張体で引張しているため、シートベルトを収
納しているときも取り出しているときも常に後方
に引き付けられ通常見える範囲で弛みやシワの発
生がなく外観を向上している。また、ポケツト表
皮は弛みを有する繋ぎ表皮と連結されているた
め、繋ぎ表皮の弛み分だけポケツト表皮は前方に
引き出すことができ、これによりポケツト両側の
開口部が大きく開かれシートベルトの収納を容易
にする。さらに、シートベルトをポケツト内に収
納していないときには、繋ぎ表皮の弛みが背もた
れと座部との〓間で立壁となり、これによつて前
記〓間より物が落ちたりボデーが見えたりするこ
とがなくなり外観も向上する等の利点を有してい
る。
背もたれ下端側に設けられたシートベルトの収納
用ポケツトは、そのポケツト表皮を平ゴム等の弾
性引張体で引張しているため、シートベルトを収
納しているときも取り出しているときも常に後方
に引き付けられ通常見える範囲で弛みやシワの発
生がなく外観を向上している。また、ポケツト表
皮は弛みを有する繋ぎ表皮と連結されているた
め、繋ぎ表皮の弛み分だけポケツト表皮は前方に
引き出すことができ、これによりポケツト両側の
開口部が大きく開かれシートベルトの収納を容易
にする。さらに、シートベルトをポケツト内に収
納していないときには、繋ぎ表皮の弛みが背もた
れと座部との〓間で立壁となり、これによつて前
記〓間より物が落ちたりボデーが見えたりするこ
とがなくなり外観も向上する等の利点を有してい
る。
第１図は本考案を備えた座席の斜視図、第２図
は本考案の詳細構成を示す斜視図、第３図はシー
トベルトを収納していない状態の本考案の断面側
面図、第４図は従来構造の斜視図である。 １……背もたれ、３……シートベルト、４……
座部、５……ポケツト、６……ポケツト表皮、７
……座部表皮、９……開口部、１０……繋ぎ表
皮、１１……芯材、１２……弛み、１３……弾性
引張体。
は本考案の詳細構成を示す斜視図、第３図はシー
トベルトを収納していない状態の本考案の断面側
面図、第４図は従来構造の斜視図である。 １……背もたれ、３……シートベルト、４……
座部、５……ポケツト、６……ポケツト表皮、７
……座部表皮、９……開口部、１０……繋ぎ表
皮、１１……芯材、１２……弛み、１３……弾性
引張体。
Claims (1)
- シートベルトを備えた座席において、座部上面
の背もたれに近い側にポケツト表皮の前端を座部
表皮に縫着して両側に開口部を形成したポケツト
を設け、このポケツト表皮の後端に、芯材を縫着
して弛みが形成される繋ぎ表皮と弾性引張体とを
結合し、この繋ぎ表皮と弾性引張体を座部後方に
止着してなるシートベルト収納構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6783387U JPH0443409Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6783387U JPH0443409Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63176857U JPS63176857U (ja) | 1988-11-16 |
| JPH0443409Y2 true JPH0443409Y2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=30907095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6783387U Expired JPH0443409Y2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443409Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP6783387U patent/JPH0443409Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63176857U (ja) | 1988-11-16 |
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