JPH0443314A - レーザ光の合成装置 - Google Patents

レーザ光の合成装置

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JPH0443314A
JPH0443314A JP2149752A JP14975290A JPH0443314A JP H0443314 A JPH0443314 A JP H0443314A JP 2149752 A JP2149752 A JP 2149752A JP 14975290 A JP14975290 A JP 14975290A JP H0443314 A JPH0443314 A JP H0443314A
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JP
Japan
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laser
light
laser beam
combined
laser light
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Application number
JP2149752A
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English (en)
Inventor
Ken Ishikawa
憲 石川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は複数のレーザ光を1つのレーザ光に合成する
レーザ光の合成装置に関する。
(従来の技術) たとえば、エキシマレーザやT E A C02レーザ
などのレーザ発振装置において、パルスレーザ光を発振
させる場合、そのレーザ光の繰り返しパルス数の高速化
には発振装置の設計上の制約によって制限を受けるとい
うことがあった。
また、光化学反応等の種々の光プロセスなどにおいては
、レーザ光を反応対象物に連続的に照射した方が均一か
つ高速な材料処理が可能な場合がある。さらに、レーザ
光を感光材に照射して露光を施す工程などでは、あまり
強力なレーザ光を照射すると感光材が蒸発するなどの不
都合が生じる。
このような場合、ピークパワーが低く、平均パワーの大
きなレーザ光で露光を行った方が作業スピードが速く行
えると言われている。さらに、レーザ光を収束して照射
する用途においては、より高いパワー密度が必要な場合
がある。
このような種々の用途に適用することができるレーザ光
を得るためには、複数のレーザ発振装置から発振された
レーザ光を被照射物に向けて異なる方向から照射すると
いうことが考えられている。
そのようにすれば、複数のレーザ光の発振タイミングを
ずらすことで被照射物上における見掛上の繰り返しパル
ス数を高速化することができ、また複数のレーザ光を同
じタイミングで発振させて収束すれば、高いパワー密度
のレーザ光を得ることができる。
しかしながら、複数のレーザ光を被照射物に異なる方向
から照射するようにすると、各レーザ発振装置が異なる
発振特性を有している場合にはそれぞれのパルスレーザ
光による処理特性が異なるから、処理を均一に行うこと
が難しくなる。
(発明が解決しようとする課題) このように、複数のレーザ発振装置から発振される複数
のレーザ光を単に被照射物に重合して照射するだけでは
、各レーザ発振装置が異なる発振特性を有している場合
には種々の処理を均一に行うことができないということ
があった。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、複数のレーザ発振装置から発振され
る複数のレーザ光を処理特性が均一になるように合成す
ることができるようにしたレーザ光の合成装置を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)上記課題を解決
するためにこの発明は、複数のレーザ発振装置と、各レ
ーザ発振装置から出力されたそれぞれのレーザ光を光束
断面形状を変えることなく2つに分割する分割手段と、
この分割手段によって分割された各レーザ光の一方の分
割光と他方の分割光とをそれぞれ合成して第1の合成光
と第2の合成光とにするとともにこれら合成光を同一方
向に導く合成手段とを具備する。
レーザ光として均一に合成することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示し、図中1
は第1のレーザ発振装置であり、2は第2のレーザ発振
装置である。各レーザ発振装置1.2はたとえばエキシ
マレーザやCO2ガスレーザなどであって、水平方向に
離間対向した一対の主電極3を有する。各一対の主電極
3にはそれぞれ第1のパルス電源部4と第2のパルス電
源部5とが接続されている。これら第1、第2のパルス
電源部4.5はパルス制御部6に接続されている。
このパルス制御部6は上記第1のパルス電源部4と第2
のパルス電源部5とがそれぞれ主電極3に電気エネルギ
を印加するタイミングを制御する。
各主電極3に電気エネルギが印加されれば、一対の主電
極3間に主放電が発生してレーザ媒質が励起されるから
、それによって一対の主電極3間の放電空間部からは主
放電方向と直交する方向にそれぞれ第1のレーザ光L1
と第2のレーザ光L2とが放出される。
上記各レーザ発振装置1.2の主電極3はそれぞれ高反
射ミラー7と出力ミラー8とを対向させてなる光共振器
9内に配置されている。したがって、各主電極3間から
放出された第1のレーザ光L1と第2のレーザ光L2と
は、それぞれ光共振器9の高反射ミラー7と出力ミラー
8とで反射を繰り返して増幅され、出力ミラー8から発
振されるようになっている。
なお、図示しないか上記主放電空間部は主電極3間の主
放電に先立って図示しない予備電離電極で予備電離され
るようになっている。
上記第1のレーザ発振装置1から発振される第1のレー
ザ光L1は、第2図(a)に示すように上記主電極3の
主放電方向に沿って細長い矩形状の光束断面D1をなし
ている。また、上記第2のレーザ発振装置2から発振さ
れる第2のレーザ光L2は、同しく第2図(a)に示す
ように上記主電極3の主放電方向に沿って細長い矩形状
の光束断面D2をなしている。
上記第1のレーザ発振装置1から発振された第1のレー
ザ光LIはビーム合成部11に45度の角度で傾斜して
設けられたハーフミラ−12の一方の面に入射し、この
ハーフミラ−12を透過する透過光と、反射する反射光
とに分割される。これら透過光と反射光とは第1のレー
ザ光L1の光束断面D1と同じ細長い矩形状であるが、
エネルギ密度は半分となっている。上記第2のレーザ発
振装置2から発振された第2のレーザ光L2は上記ビー
ム合成部11に上記ハーフミラ−12と同じ傾斜角度で
平行に設けられた第1の反射ミラー13で反射して上記
ハーフミラ−12の他方の面に入射する。そして、第2
のレーザ光L2は第1のレーザ光L1と同様、上記ハー
フミラ−12を透過する透過光と、反射する反射光とに
分割される。この透過光と反射光とは、第2のレーザ光
L2の光束断面D2と同じ形状であるが、エネルギ密度
は半分となっている。
上記第1のレーザ光L1のハーフミラ−12で反射した
反射光と、第2のレーザ光L2の上記ハーフミラ−12
を透過した透過光とはこれらの光束断面D1、D2が一
致するよう重合され、第1の合成光G1に合成され、こ
れが反射ミラー14で反射される。また、第1のレーザ
光L1の上記ハーフミラ−12を透過した透過光と、第
2のレーザ光L2の上記ハーフミラ−12で反射した反
射光とは、上記第1の合成光G、と同様、これらの光束
断面D1 D2が一致するよう重合され、第2の合成光
G2に合成される。つまり、第1、第2の合成光Gl、
G2の光束断面D3、D4は第2図(b)に示すように
第1、第2のレーザ光り、  L2の光束断面D1、D
2と同じ矩形状をなしている。
上記第2の合成光G2は上記第1のレーザ光L1の発振
方向と同じ方向に進行し、上記第1の合成光G1は上記
第1のレーザ光L1の発振方向に対して直交する方向に
進行する。この第1の合成光G、は第2の反射ミラー1
4で第2の合成光G2と同じ方向で、その光束断面り、
が第2の合成光G2の光束断面D4と重合することなく
、しかも2つの光束断面D 3 、D 4が第2図(b
)に示すように上下方向に積層された1つの光束断面を
なす第3の合成光G3に合成される。
上記第3の合成光G、は上記ビーム合成部11に設けら
れたルーフトッププリズム15の一対の傾斜面15a、
15bにこれらがなす稜線を中心にして入射する。この
ルーフトッププリズム15から出射した第3の合成光G
、はその光束断面を形成する第1、第2の合成光G、 
 G2の光束断面D3、D4か積層方向に収束されてビ
ーム照射部16に入射する。そして、結像レンズ17で
結像されて被照射物18を照射する。上記ビーム照射部
16のD−D線に沿う位置においては、上記第3の合成
光G3の光束断面り、は第2図(c)に示すように第1
、第2の合成光G、  G2の光束断面り9、D4が重
合した状態、つまり第1、第2のレーザ光り、  L2
の光束断面り、  D2と同じ矩形状になる。したがっ
て、上記D−D線の位置に加工用パターンなどを設置す
れば、そのパターンが上記結像レンズ17を介して被照
射物18に投影されて加工や光化学反応などが行われる
第3図(a)は第1のレーザ発振装置1から時間t1 
 *3 、t5 %・・・に発振される第1のレーザ光
L1の出力波形を示し、第3図(b)は第2のレーザ発
振装置2から時間t2、”4% i6、・・・に発振さ
れる第2のレーザ光L2のパルス波形を示す。つまり、
第1のレーザ光L1と第2のレザ光L2とは所定時間ご
とに交互に発振される。
第3図(C)はハーフミラ−12によって合成された第
1の合成光G1のパルス波形であり、第3図(d)は同
じく第2の合成光G2の出力波形瓦に同一場所を通るこ
とで、パルス繰り返し速度が2倍になる。しかしながら
、各パルス出力におけるエネルギ密度は半分になる。
第3図(e)はルーフトッププリズム15を透過してビ
ーム照射部16に入射した第2図のD−D線の位置にお
ける第3の合成光G、の出力波形を示す。この第3の合
成光G、は第1、第2の合成光G +  02を合成し
て形成されているから、i+   ”2、t3、j4、
・・・ごとに発振されるパルス繰り返し速度であるとと
もに、エネルギ密度は各合成光G、  G2の倍になる
。つまり、第3の合成光G、は第1、第2のレーザ光L
1、L2と同じエネルギ密度を有するとともに、パルス
繰り返し速度は2倍になる。
このように、ルーフトッププリズム15に入射する前の
第3の合成光G、は、第1のレーザ光L1と第2のレー
ザ光L2とがそれぞれ半分のエネルギ密度に分割されて
再度合成されることで、合成光G、の平均パワーは(L
I+L2)と大きく、シかも繰り返し速度は2倍となっ
ている。したがって、この第3の合成光G、によれば、
たとえば感光材に露光を施す作業を能率よ<、シかも感
光材を蒸発させることなく行うことができる。
また、第1.第2のレーザ光り、  L、を同時に発振
する条件では上記ルーフトッププリズム15を透過した
光束断面り、の第3の合成光G。
は、ピークパワーがともに第1、第2のレーザ光L1、
L2の2倍になっているから、高いエネルギ密度の光束
で照射する必要のある加工などに適する。
第4図はこの発明の他の実施例を示す。この実施例は第
1のレーザ光L1と第2のレーザ光り之とを分割して合
成する、上記一実施例に示されたハーフミラ−12と第
2の反射ミラー14とに代わる光学部品21を示す。つ
まり、この光学部品21はハーフミラ−22の上下面に
それぞれ第1の直角プリズム23と第2の直角プリズム
24とが接合されたものである。
そして、光学部品21の第1の直角プリズム23に第1
のレーザ光り、が入射し、第2の直角プリズム24に第
2のレーザ光L2が上記第1のレーザ光り、と平行に入
射する。それによって、各レーザ光り1、L2はハーフ
ミラ−22を透過する透過光と、反射する反射光とに分
割されてから第1、第2の合成光G、  G2に合成さ
れ、これら合成光は光学部品21から出射することでさ
らに第3の合成光G3に合成される。
なお、この発明は上記各実施例に限定されず、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
たとえば、上記一実施例では第1、第2のレーザ発振装
置からレーザ光をパルス発振させたが、レーザ光を連続
発振させる場合にも上述したごとくレーザ光を分割して
から合成するようにすれば、各レーザ発振装置の発振特
性が異なっていても、強度分布が均一なレーザ光を得る
ことができるから、種々の処理を均一に行うことができ
る。
また、上記実施例では2つのレーザ発振装置から発振さ
れる2つのレーザ光を合成する場合について説明したか
、3つ以上のレーザ光を合成する場合にもこの発明を適
用することができる。たとえば、3つのレーザ光を合成
する場合には、まず2つのレーザ光を上述したように合
成したのち、その合成されたレーザ光を1つのレーザ光
とみなし、この合成光と残りの1つのレーザ光とを同様
に合成すればよい。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、複数のレーザ光を
分割手段によって光束断面形状を変えることなく、2つ
の分割光に分割し、各レーザ光の一方の分割光と他方の
分割光とをそれぞれ合成して第1の合成光と第2の合成
光とし、これら合成光を同一方向に導くようにした。
したがって、ピークパワーは低いが、平均パワーの大き
いレーザ光を得ることができ、しかもパルス発振の場合
には各レーザ発振装置のもつ繰り返し速度よりも十分に
高速な速度のパルスレーザ光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は波形の説明
図、第3図       は上記装置の各部におけるレ
ーザ光の光束断面形状の説明図、第4図はこの発明の他
の実施例を示す光学部品の側面図である。 1.2・・・レーザ発振装置、12・・・ハーフミラ−
(分割手段および合成手段)14・・・第2の反射ミラ
ー(合成手段)、LI  L2・・・レーザ光、G、 
 G2、G、・・・合成光。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のレーザ発振装置と、各レーザ発振装置から出力さ
    れたそれぞれのレーザ光を光束断面形状を変えることな
    く2つに分割する分割手段と、この分割手段によって分
    割された各レーザ光の一方の分割光と他方の分割光とを
    それぞれ合成して第1の合成光と第2の合成光とにする
    とともにこれら合成光を同一方向に導く合成手段とを具
    備したことを特徴とするレーザ光の合成装置。
JP2149752A 1990-06-11 1990-06-11 レーザ光の合成装置 Pending JPH0443314A (ja)

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JP (1) JPH0443314A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6324195B1 (en) 1999-01-13 2001-11-27 Kaneka Corporation Laser processing of a thin film
JP2016175813A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 アウレアワークス株式会社 レーザ光分割装置を有する単結晶育成装置

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US6324195B1 (en) 1999-01-13 2001-11-27 Kaneka Corporation Laser processing of a thin film
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