JPH0443268Y2 - - Google Patents
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- JPH0443268Y2 JPH0443268Y2 JP1985138606U JP13860685U JPH0443268Y2 JP H0443268 Y2 JPH0443268 Y2 JP H0443268Y2 JP 1985138606 U JP1985138606 U JP 1985138606U JP 13860685 U JP13860685 U JP 13860685U JP H0443268 Y2 JPH0443268 Y2 JP H0443268Y2
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- sound
- motor
- toy
- rhythm
- operates
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- 230000010255 response to auditory stimulus Effects 0.000 claims description 15
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- Toys (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この考案は音楽のリズムに合わせて踊る音に反
応して作動する玩具。 (従来の技術) これに近い玩具としては、実開昭54−89991号
に示されるように、音楽のリズムに合わせて頭や
足を動かすものが知られていた。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の玩具は、移動せず、定位置
において頭や足を動かすものであるので、踊りの
アクシヨンとしては未だ迫力に欠けるという問題
点があつた。 この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、音楽のリズムに合わせてステツプを
踏むが如き移動動作を行う遊戯性の高い音に反応
して作動する玩具を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) この考案に係る音に反応して作動する玩具は、
上記問題点を解決するために、左右にそれぞれ別
個のモータによつて駆動される駆動輪が取り付け
られることにより走行自在に設けられたロボツト
玩具本体が、音を受信してその音に含まれた特定
の周波数のリズムに対応した電気的信号を検出す
るリズム検出器と、該リズム検出器により検出さ
れた電気的信号に基づいてパルスを発生するパル
ス発生器と、該パルス発生器により発生されたパ
ルスをカウントしそのカウントした数に対応して
モータドライバを介して前記左側の駆動輪を駆動
させるモータと前記右側の駆動輪を駆動させるモ
ータとを多数の異なる状態に作動させる電気的信
号を発するモータ駆動制御部とを具えた構成とし
た。 (作用) マイクによつて感知された音のうちのその音に
含まれた特定の周波数のリズムに基づいてパルス
を発生しそのパルスのカウント数に対応してモー
タの動力切り換えが多数の異なる状態に行なわ
れ、それによつて左右の駆動輪が多数の異なる状
態で回転し、音に反応して作動する玩具は、あた
かも音楽のリズムに合わせてステツプを踏むが如
き走行動作を行なう。 (実施例) 第1図に示すものは、この考案の実施例に係る
音に反応して作動する玩具1を上下に二分したも
ので、ロボツトの形をした走行玩具本体2に、電
源回路60と、マイク3と、該マイク3に連けい
された制御部100(第2図)と、該制御部10
0より指令を受けてそれぞれ別個に作動する左右
のモータ151,152と、これらモータ15
1,152からそれぞれ減速歯車機構160,1
70を介していずれか一方ずつ別個に駆動される
左右の駆動輪4,5と、これら駆動輪4,5を結
ぶ中心軸線を底辺とする二等辺三角形の頂点部に
位置し同駆動輪4,5との三点支持で走行玩具本
体2を滑動自在に支持する滑り部材8とを具えて
いる。 また、前記走行玩具本体2は、宇宙人ロボツト
の外観をした中空状のものとして作られている
が、その外観は人形や動物の如きものとしてもよ
い。 また、前記マイク3は、外音をキヤツチできる
位置であれば、玩具本体2のいずれの箇所に設置
してもよいが、この実施例では、触角の形をした
左右の部材10,10のいずれか一方に埋設して
ある。 また、前記制御部100は、第2図に示すよう
に、マイク3に順に接続された、リズム検出部1
10と、ゲート部120と、パルス発生部130
と、モータ駆動制御部140とから構成されてい
る。 そして、前記リズム検出部110はフイルタア
ンプ111によつて構成されており、音楽の音が
マイク3により電気的信号に変換されて送られて
きたうちのその音に含まれた特定のリズムに対応
する周波数の電気的信号のみがフイルタアンプ1
11によつて選択増幅される。 前記ゲート部120はインヒビツトゲート12
1として構成され、その一方の入力側に前記フイ
ルタアンプ111の出力側が接続されるとともに
その出力側が前記パルス発生部130を構成する
ワンシヨツトマルチ131に入力されている。 また、前記モータ駆動制御部140は、前記ワ
ンシヨツトマルチ131の出力側に接続されたカ
ウンタ141と、該カウンタ141の出力側に接
続され同カウンタ141からの出力を受けて前記
左右のモータ151,152を駆動させる左右の
モータドライバ142,143とから構成されて
いる。 また、前記インヒビツトゲート121は、第3
図に示すようにもう一方の入力側がコンデンサ2
01を介してアース接続される一方、前記コンデ
ンサ201とインヒビツトゲート121の入力側
の間と前記ワンシヨツトマルチ131の出力側と
の間に抵抗器202が接続されることによつてデ
イレイタイマー180が構成されている。 このように構成されたインヒビツトゲート12
1とワンシヨツトマルチ131とデイレイタイマ
ー180との関係によつて、インヒビツトゲート
121にフイルタアンプ111により増幅されて
送られてくる所定の電気的信号の入力に対してワ
ンシヨツトマルチ131から発せられるパルスは
次のようになる。 即ち、基本的には(デイレイタイマー180が
ないときは)フイルタアンプ111により増幅さ
れて送られてくる所定の電気的信号がインヒビツ
トゲート121に入力されその入力が第3図に示
す回路の場合0に下がるごとに、ワンシヨツトマ
ルチ131からパルスが発せられる。が、デイレ
イタイマー180によるインヒビツトゲートのも
う一方の入力端へプラス電位の禁止信号があると
き、それによつて定められた所定時間内、インヒ
ビツトゲート121の出力は無く、ワンシヨツト
マルチ131は動作をしない。これによつて、リ
ズムの速い音楽に対してもワンシヨツトマルチ1
31からの単位時間におけるパルス発生数は所定
数以下に抑えられる。 ところで、前記カウンタ141は2進4ビツト
O0,O1,O2,O3のものを8進カウンタとして1
桁目から3桁目まで使用するもので、その1桁目
と3桁目のカウンタ出力端O0,O2がそれぞれ左
モータドライバ142の入力側イ,ロに接続され
るとともに、1桁目のカウンタ出力端O0がイン
バータ202を介して右モータドライバ143の
一方の入力端ハに、また、3桁目のカウンタ出力
O2が右モータドライバ143のもう一方の入力
端ニにそれぞれ接続されている。 そして、前述の如くしてパルス発生部130か
ら発せられたパルスがカウンタ141に入つてカ
ウントされ、そのカウント数に基づいて前記カウ
ンタ出力端O0,O2から電気的信号が発せられ、
その電気的信号が左右のモータドライバ142,
143に入つて、左右のモータ151,152が
多数の異なる状態に作動される。すなわち、モー
タ151,152は正又は逆に回転駆動されたり
停止されたりし、それによつて、音に反応して作
動する玩具1の左右いずれかの側が、他方側を回
転中心として円弧を描くように前進したり後退し
たりする。 表に、パルス発生部130により発せられる
パルス数Pと、カウンタ出力O0(1桁目),O1(2
桁目),O2(3桁目),O3(4桁目)と、左右のモ
ータドライバ入力イ,ロ,ハ,ニおよびそれら左
右のモータ動作と、走行玩具1全体との関係を示
す。
応して作動する玩具。 (従来の技術) これに近い玩具としては、実開昭54−89991号
に示されるように、音楽のリズムに合わせて頭や
足を動かすものが知られていた。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の玩具は、移動せず、定位置
において頭や足を動かすものであるので、踊りの
アクシヨンとしては未だ迫力に欠けるという問題
点があつた。 この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、音楽のリズムに合わせてステツプを
踏むが如き移動動作を行う遊戯性の高い音に反応
して作動する玩具を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) この考案に係る音に反応して作動する玩具は、
上記問題点を解決するために、左右にそれぞれ別
個のモータによつて駆動される駆動輪が取り付け
られることにより走行自在に設けられたロボツト
玩具本体が、音を受信してその音に含まれた特定
の周波数のリズムに対応した電気的信号を検出す
るリズム検出器と、該リズム検出器により検出さ
れた電気的信号に基づいてパルスを発生するパル
ス発生器と、該パルス発生器により発生されたパ
ルスをカウントしそのカウントした数に対応して
モータドライバを介して前記左側の駆動輪を駆動
させるモータと前記右側の駆動輪を駆動させるモ
ータとを多数の異なる状態に作動させる電気的信
号を発するモータ駆動制御部とを具えた構成とし
た。 (作用) マイクによつて感知された音のうちのその音に
含まれた特定の周波数のリズムに基づいてパルス
を発生しそのパルスのカウント数に対応してモー
タの動力切り換えが多数の異なる状態に行なわ
れ、それによつて左右の駆動輪が多数の異なる状
態で回転し、音に反応して作動する玩具は、あた
かも音楽のリズムに合わせてステツプを踏むが如
き走行動作を行なう。 (実施例) 第1図に示すものは、この考案の実施例に係る
音に反応して作動する玩具1を上下に二分したも
ので、ロボツトの形をした走行玩具本体2に、電
源回路60と、マイク3と、該マイク3に連けい
された制御部100(第2図)と、該制御部10
0より指令を受けてそれぞれ別個に作動する左右
のモータ151,152と、これらモータ15
1,152からそれぞれ減速歯車機構160,1
70を介していずれか一方ずつ別個に駆動される
左右の駆動輪4,5と、これら駆動輪4,5を結
ぶ中心軸線を底辺とする二等辺三角形の頂点部に
位置し同駆動輪4,5との三点支持で走行玩具本
体2を滑動自在に支持する滑り部材8とを具えて
いる。 また、前記走行玩具本体2は、宇宙人ロボツト
の外観をした中空状のものとして作られている
が、その外観は人形や動物の如きものとしてもよ
い。 また、前記マイク3は、外音をキヤツチできる
位置であれば、玩具本体2のいずれの箇所に設置
してもよいが、この実施例では、触角の形をした
左右の部材10,10のいずれか一方に埋設して
ある。 また、前記制御部100は、第2図に示すよう
に、マイク3に順に接続された、リズム検出部1
10と、ゲート部120と、パルス発生部130
と、モータ駆動制御部140とから構成されてい
る。 そして、前記リズム検出部110はフイルタア
ンプ111によつて構成されており、音楽の音が
マイク3により電気的信号に変換されて送られて
きたうちのその音に含まれた特定のリズムに対応
する周波数の電気的信号のみがフイルタアンプ1
11によつて選択増幅される。 前記ゲート部120はインヒビツトゲート12
1として構成され、その一方の入力側に前記フイ
ルタアンプ111の出力側が接続されるとともに
その出力側が前記パルス発生部130を構成する
ワンシヨツトマルチ131に入力されている。 また、前記モータ駆動制御部140は、前記ワ
ンシヨツトマルチ131の出力側に接続されたカ
ウンタ141と、該カウンタ141の出力側に接
続され同カウンタ141からの出力を受けて前記
左右のモータ151,152を駆動させる左右の
モータドライバ142,143とから構成されて
いる。 また、前記インヒビツトゲート121は、第3
図に示すようにもう一方の入力側がコンデンサ2
01を介してアース接続される一方、前記コンデ
ンサ201とインヒビツトゲート121の入力側
の間と前記ワンシヨツトマルチ131の出力側と
の間に抵抗器202が接続されることによつてデ
イレイタイマー180が構成されている。 このように構成されたインヒビツトゲート12
1とワンシヨツトマルチ131とデイレイタイマ
ー180との関係によつて、インヒビツトゲート
121にフイルタアンプ111により増幅されて
送られてくる所定の電気的信号の入力に対してワ
ンシヨツトマルチ131から発せられるパルスは
次のようになる。 即ち、基本的には(デイレイタイマー180が
ないときは)フイルタアンプ111により増幅さ
れて送られてくる所定の電気的信号がインヒビツ
トゲート121に入力されその入力が第3図に示
す回路の場合0に下がるごとに、ワンシヨツトマ
ルチ131からパルスが発せられる。が、デイレ
イタイマー180によるインヒビツトゲートのも
う一方の入力端へプラス電位の禁止信号があると
き、それによつて定められた所定時間内、インヒ
ビツトゲート121の出力は無く、ワンシヨツト
マルチ131は動作をしない。これによつて、リ
ズムの速い音楽に対してもワンシヨツトマルチ1
31からの単位時間におけるパルス発生数は所定
数以下に抑えられる。 ところで、前記カウンタ141は2進4ビツト
O0,O1,O2,O3のものを8進カウンタとして1
桁目から3桁目まで使用するもので、その1桁目
と3桁目のカウンタ出力端O0,O2がそれぞれ左
モータドライバ142の入力側イ,ロに接続され
るとともに、1桁目のカウンタ出力端O0がイン
バータ202を介して右モータドライバ143の
一方の入力端ハに、また、3桁目のカウンタ出力
O2が右モータドライバ143のもう一方の入力
端ニにそれぞれ接続されている。 そして、前述の如くしてパルス発生部130か
ら発せられたパルスがカウンタ141に入つてカ
ウントされ、そのカウント数に基づいて前記カウ
ンタ出力端O0,O2から電気的信号が発せられ、
その電気的信号が左右のモータドライバ142,
143に入つて、左右のモータ151,152が
多数の異なる状態に作動される。すなわち、モー
タ151,152は正又は逆に回転駆動されたり
停止されたりし、それによつて、音に反応して作
動する玩具1の左右いずれかの側が、他方側を回
転中心として円弧を描くように前進したり後退し
たりする。 表に、パルス発生部130により発せられる
パルス数Pと、カウンタ出力O0(1桁目),O1(2
桁目),O2(3桁目),O3(4桁目)と、左右のモ
ータドライバ入力イ,ロ,ハ,ニおよびそれら左
右のモータ動作と、走行玩具1全体との関係を示
す。
【表】
ちなみに表の見方について説明すると、例え
ば、パルス発生部130によるパルス発生数が
「0」のときは、カウンタ出力「O0,O1,O2,
O3」は「0,0,0,0」となり、左側のモー
タドライバ151の入力端「イ,ロ」への入力は
「0,0」で、右側のモータドライバ152の入
力端「ハ,ニ」への入力は「1,0」となる。そ
れに基いて左側のモータ151が停止する一方、
右側のモータ152が正回転して、左側の駆動輪
4が停止したままで、右側の駆動輪5が前進方向
へ回転する状態となり、音に反応して作動する玩
具1は、第4図に示すように、左側の駆動輪4の
接地個所を回転中心として、右側の駆動輪5が同
図に矢印aで示す円弧状の軌跡を描いて前進す
る。 そして、パルス数が1,2,3,…,7と増え
ると、第4図に矢印b〜hで示したような移動動
作(ステツプ動作)を行なう。かくして、パルス
数が「8」になるとカウンタ出力「O0,O1,O2,
O3」が「0,0,0,1」となり「O0,O1,
O2」の力は「0,0,0」の最初の状態つまり
パルス数が「0」のときと同一の状態に戻り、再
びマイクからの入力信号により、前述の表パル
ス「1」より「7」までの移動動作を行なう。 なお、モータドライバ142(又は142)の
入力端「イ.ロ」又は「ハ,ニ」への入力とモー
タ152(又は153)の動作との関係は表を
見ても解かる通り、「イ,ロ」又は「ハ,ニ」へ
の入力が「0,0」のときはモータ151(又は
152)は停止し、「1,0」のときは正回転し、
「0,1」のときは逆回転し、「1,1」のときは
停止する関係にある。 この実施例に係る音に反応して作動する玩具
は、任意の音楽がかかつているところで、図示省
略のスイツチを「オン」にして放すと、その音楽
のリズムを感知して、前述した第4図の矢印a〜
hの移動動作を繰り返し、あたかも、ロボツト走
行玩具1が音楽のリズムに合わせて、ステツプ動
作をしているかの如き観を呈する。 このような一連の動作中において、前記滑り部
材8はロボツト走行玩具本体2を一定高さに支持
しながら床面上を滑つている。 なお、音楽のボリユームが上がつて、マイクロ
フオン3が拾う音楽の音が全体的に大きくなる
と、普通のボリユーム時では反応しなかつた音楽
の音に対しても、ワンシヨツトマルチバイブレー
タ131が反応し、音に反応して作動する玩具1
の動きが小刻みになるおそれがある。これを防ぐ
ため、第5図に示すように、フイルタアンプ11
1とインヒビツトゲート121との間にレベルコ
ンパレータ210を配置するとともに、マイクロ
フオン3とレベルコンパレータ210との間にレ
ベル検出器220を配置する。このように構成さ
れているレベル検出部200を置くことにより、
マイクロフオン3からの電気的信号の振幅の平均
値を求め、その平均値を基準レベルとして、一定
以上の大きさの振幅のリズム音に対応した電気的
信号がフイルターアンプ111から増幅して送ら
れてきたときのみインヒビツトゲート121に入
力されるようにし、ロボツト走行玩具1の小刻み
な動作をなくし、滑らかな動作となるようにして
もよい。 また、同図に示すように、モータ駆動制御部1
40の、左、右モータドライバ142,143に
前記レベル検出器220からの電気的信号が入力
されるようにして、音楽の音の強弱に応じて左、
右モータ151,152の回転速度が変化するよ
うにさせれば、音に反応して作動する玩具1がよ
り一層音楽のリズムにのつてダンスしているかの
如き観を与える動きをするようになる。 なお、上記実施例において、リズム検出部11
0レベル検出部200、ゲート部120、パルス
発生部130、モータ駆動制御部140の一部又
は全部をマイクロプロセツサで構成してもよい。 ちなみに、前に説明した制御部100の一部を
マイクロプロセツサ300で構成した例を第6図
に示す。このように構成すれば、ROMおよびデ
ータを取り換えるだけで、音に反応して作動する
玩具1に色々な動きをさせることができる。 (考案の効果) この考案によれば、外音に含まれた特定周波数
のリズムを感知してパルスを発生し、そのパルス
をカウントしてそのカウント数に基づいて左右の
モータを多数の異なる状態に作動させ、それによ
つて左右の駆動輪を多数の異なる状態で回転駆動
させることとしたので、音楽の流れているところ
に音に反応して作動する玩具を走行状態にして置
くと、あたかも音楽にのつてステツプを踏みなが
らダンスを踊つているかの如き観を与える走行動
作をすることとなり、今までに無い遊戯性の高い
玩具となる。
ば、パルス発生部130によるパルス発生数が
「0」のときは、カウンタ出力「O0,O1,O2,
O3」は「0,0,0,0」となり、左側のモー
タドライバ151の入力端「イ,ロ」への入力は
「0,0」で、右側のモータドライバ152の入
力端「ハ,ニ」への入力は「1,0」となる。そ
れに基いて左側のモータ151が停止する一方、
右側のモータ152が正回転して、左側の駆動輪
4が停止したままで、右側の駆動輪5が前進方向
へ回転する状態となり、音に反応して作動する玩
具1は、第4図に示すように、左側の駆動輪4の
接地個所を回転中心として、右側の駆動輪5が同
図に矢印aで示す円弧状の軌跡を描いて前進す
る。 そして、パルス数が1,2,3,…,7と増え
ると、第4図に矢印b〜hで示したような移動動
作(ステツプ動作)を行なう。かくして、パルス
数が「8」になるとカウンタ出力「O0,O1,O2,
O3」が「0,0,0,1」となり「O0,O1,
O2」の力は「0,0,0」の最初の状態つまり
パルス数が「0」のときと同一の状態に戻り、再
びマイクからの入力信号により、前述の表パル
ス「1」より「7」までの移動動作を行なう。 なお、モータドライバ142(又は142)の
入力端「イ.ロ」又は「ハ,ニ」への入力とモー
タ152(又は153)の動作との関係は表を
見ても解かる通り、「イ,ロ」又は「ハ,ニ」へ
の入力が「0,0」のときはモータ151(又は
152)は停止し、「1,0」のときは正回転し、
「0,1」のときは逆回転し、「1,1」のときは
停止する関係にある。 この実施例に係る音に反応して作動する玩具
は、任意の音楽がかかつているところで、図示省
略のスイツチを「オン」にして放すと、その音楽
のリズムを感知して、前述した第4図の矢印a〜
hの移動動作を繰り返し、あたかも、ロボツト走
行玩具1が音楽のリズムに合わせて、ステツプ動
作をしているかの如き観を呈する。 このような一連の動作中において、前記滑り部
材8はロボツト走行玩具本体2を一定高さに支持
しながら床面上を滑つている。 なお、音楽のボリユームが上がつて、マイクロ
フオン3が拾う音楽の音が全体的に大きくなる
と、普通のボリユーム時では反応しなかつた音楽
の音に対しても、ワンシヨツトマルチバイブレー
タ131が反応し、音に反応して作動する玩具1
の動きが小刻みになるおそれがある。これを防ぐ
ため、第5図に示すように、フイルタアンプ11
1とインヒビツトゲート121との間にレベルコ
ンパレータ210を配置するとともに、マイクロ
フオン3とレベルコンパレータ210との間にレ
ベル検出器220を配置する。このように構成さ
れているレベル検出部200を置くことにより、
マイクロフオン3からの電気的信号の振幅の平均
値を求め、その平均値を基準レベルとして、一定
以上の大きさの振幅のリズム音に対応した電気的
信号がフイルターアンプ111から増幅して送ら
れてきたときのみインヒビツトゲート121に入
力されるようにし、ロボツト走行玩具1の小刻み
な動作をなくし、滑らかな動作となるようにして
もよい。 また、同図に示すように、モータ駆動制御部1
40の、左、右モータドライバ142,143に
前記レベル検出器220からの電気的信号が入力
されるようにして、音楽の音の強弱に応じて左、
右モータ151,152の回転速度が変化するよ
うにさせれば、音に反応して作動する玩具1がよ
り一層音楽のリズムにのつてダンスしているかの
如き観を与える動きをするようになる。 なお、上記実施例において、リズム検出部11
0レベル検出部200、ゲート部120、パルス
発生部130、モータ駆動制御部140の一部又
は全部をマイクロプロセツサで構成してもよい。 ちなみに、前に説明した制御部100の一部を
マイクロプロセツサ300で構成した例を第6図
に示す。このように構成すれば、ROMおよびデ
ータを取り換えるだけで、音に反応して作動する
玩具1に色々な動きをさせることができる。 (考案の効果) この考案によれば、外音に含まれた特定周波数
のリズムを感知してパルスを発生し、そのパルス
をカウントしてそのカウント数に基づいて左右の
モータを多数の異なる状態に作動させ、それによ
つて左右の駆動輪を多数の異なる状態で回転駆動
させることとしたので、音楽の流れているところ
に音に反応して作動する玩具を走行状態にして置
くと、あたかも音楽にのつてステツプを踏みなが
らダンスを踊つているかの如き観を与える走行動
作をすることとなり、今までに無い遊戯性の高い
玩具となる。
第1図〜第5図はこの考案に係る音に反応して
作動する玩具の実施例を示すもので、そのうち第
1図は上下に2分して内部機構が見えるようにし
た斜視図、第2図は全体の動作機構を示すブロツ
ク図、第3図は電気系統を示す配線図、第4図は
音に反応して作動する玩具の移動動作を示す説明
図、第5図は第2図に示したものと異なる他の例
を示すブロツク図、第6図はマイクロプロセツサ
を用いた他の例を示すブロツク図である。 1……音に反応して作動する玩具、2……走行
玩具本体、3……マイク、4,5……駆動輪、1
10……リズム検出部、130……パルス発生
部、140……モータ駆動制御部、151,15
2……モータ、300……マイクロプロセツサ。
作動する玩具の実施例を示すもので、そのうち第
1図は上下に2分して内部機構が見えるようにし
た斜視図、第2図は全体の動作機構を示すブロツ
ク図、第3図は電気系統を示す配線図、第4図は
音に反応して作動する玩具の移動動作を示す説明
図、第5図は第2図に示したものと異なる他の例
を示すブロツク図、第6図はマイクロプロセツサ
を用いた他の例を示すブロツク図である。 1……音に反応して作動する玩具、2……走行
玩具本体、3……マイク、4,5……駆動輪、1
10……リズム検出部、130……パルス発生
部、140……モータ駆動制御部、151,15
2……モータ、300……マイクロプロセツサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右にそれぞれ別個のモータによつて駆動さ
れる駆動輪が取り付けられることにより走行自
在に設けられた玩具本体が、音を受信しその音
に含まれた特定の周波数のリズムに対応した電
気的信号を検出するリズム検出部と、該リズム
検出部により検出された電気的信号に基づいて
パルスを発するパルス発生部と、該パルス発生
部により発せられたパルスをカウントしそのカ
ウントした数に対応して前記左側の駆動輪を駆
動させるモータと前記右側の駆動輪を駆動させ
るモータを多数の異なる状態に作動させるモー
タ駆動制御部とを具えた音に反応して作動する
玩具。 (2) リズム検出部、パルス発生部、モータ駆動制
御部の全て又は一部をマイクロプロセツサで構
成した実用新案登録請求の範囲第一項記載の音
に反応して作動する玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138606U JPH0443268Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985138606U JPH0443268Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245092U JPS6245092U (ja) | 1987-03-18 |
JPH0443268Y2 true JPH0443268Y2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31043747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985138606U Expired JPH0443268Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443268Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005009572A1 (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-03 | Konami Corporation | 模型用走行装置、並びにその走行装置を備えた模型及び遠隔操作玩具 |
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---|---|---|---|---|
JPH085756Y2 (ja) * | 1989-12-28 | 1996-02-21 | 株式会社セガ・エンタープライゼス | 揺動玩具 |
KR100617525B1 (ko) * | 1998-06-23 | 2006-09-04 | 소니 가부시끼 가이샤 | 로봇장치 및 정보처리시스템 |
Citations (2)
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JPS5016709U (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-22 | ||
JPS60160983A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 株式会社タカラ | 動作玩具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5095089U (ja) * | 1973-12-27 | 1975-08-09 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP1985138606U patent/JPH0443268Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
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JPWO2005009572A1 (ja) * | 2003-07-29 | 2006-09-07 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 模型用走行装置、並びにその走行装置を備えた模型及び遠隔操作玩具 |
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US7479055B2 (en) | 2003-07-29 | 2009-01-20 | Konami Corporation | Running device for model, and model and remote control toy having the running device |
JP4503533B2 (ja) * | 2003-07-29 | 2010-07-14 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 模型用走行装置、並びにその走行装置を備えた模型及び遠隔操作玩具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245092U (ja) | 1987-03-18 |
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