JPH044325Y2 - - Google Patents

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JPH044325Y2
JPH044325Y2 JP1987131690U JP13169087U JPH044325Y2 JP H044325 Y2 JPH044325 Y2 JP H044325Y2 JP 1987131690 U JP1987131690 U JP 1987131690U JP 13169087 U JP13169087 U JP 13169087U JP H044325 Y2 JPH044325 Y2 JP H044325Y2
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magnet
fluorescent lamp
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magnets
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、デスクスタンドなどの照明器具に
関するものである。
〔背景技術〕
従来より、蛍光ランプのフイラメントの近くに
磁石(FL素子)を設けると、蛍光ランプのちら
つきを抑制できることが知られている。そこで、
第11図に示すように、磁石80をアルミニウム
の成形品のケース81に収納して、蛍光灯82の
フイラメントの近くに配置して、ケース81を照
明器具のセードに取りつけている。
しかし、蛍光ランプ82の片側しか磁石80が
設けられていないので、蛍光ランプ82のちらつ
き防止の効果が低かつた。また、磁石80は、ケ
ース81内に収納されているだけなので、がたつ
くという問題があつた。
これに対して、支持部材の端部の内面に磁石を
配置し磁石ホルダを支持部材の端部および磁石に
被せるとともに磁石ホルダをセードの位置決めリ
ブにより抜止め支持させたものがあつた(たとえ
ば実開昭58−115015号)が、組立時に磁石ホルダ
が外れないように手で支持してセードの位置決め
リブに位置決めしながら、支持部材をセードに取
付ける必要があるため、取付作業が面倒であると
いう欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、支持部材の取付けを容易に
することができる照明器具を提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具は、片口金蛍光ランプと、
コ字形の両側片が内片、中間片および外片からな
るZ字形に折曲されかつ前記中間片の両側に外向
きに切起こし片を形成したものであつて前記片口
金蛍光ランプのフイラメントの近傍においてラン
プ管の並び方向にまたがつて配設された磁性体か
らなる支持部材と、前記外片を遊嵌させる略C字
形であつて前記切起し片に嵌合する嵌合孔を両端
部に形成した磁石ホルダと、この磁石ホルダに挿
入されて互いに異なる磁極を前記外片の内面に吸
着しそれぞれの他の磁極を前記片口金蛍光ランプ
のフイラメントの近傍の表面に向けた一対の磁石
とを備えたものである。
この考案の構成によれば、磁石ホルダを支持部
材に係止し、磁石を磁石ホルダに挿入し支持部材
の外片に吸着させることにより磁石付きの支持部
材を1ブロツク化でき、ねじ等を必要とすること
なく磁石ホルダを取付けることができるので組立
容易であり、しかもこの磁石の付いた支持部材を
器具本体に取付けるので従来例と比較して組立容
易である。しかも器具本体側に従来例のように位
置決めリブを設ける必要がない。また取付けた状
態では磁石の吸着により振動や手の衝撃等で容易
には外れない。さらに片口金蛍光ランプのランプ
管の並び方向にまたがつて設けた磁性体の支持部
材の両側に、異極どうしを対面させて磁石を設け
たので、蛍光ランプを横切りかつ支持部材内を通
る磁路が形成され、蛍光ランプのちらつき防止効
果が大きく、しかも器具の薄型化が図れる。また
磁石ホルダで磁石の外周を覆つて支持部材に取付
けてあるので、磁石の落下を確実に防止できる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第10図に
基づいて説明する。第1図および第2図は、照明
器具全体の一部破断側面図および一部破断正面図
を示しており、器具本体10にアーム11を介し
て灯具12を設けたものである。
灯具12には蛍光ランプ18が設けられ、蛍光
ランプ18の両側にまたがつて磁性体からなる支
持部材13が設けられ、支持部材13の両端には
異極どうしを対面させて一対の磁石14,15が
設けられ、磁石14,15を覆つて支持部材13
の両端に磁石ホルダ16,17が取付けられてい
る。
まず、第1図ないし第3図を用いて、器具本体
10について説明する。器具本体10内には、安
定器などの電気部品19が内蔵されており、上端
につまみ20で取付けたヒンジ21を介して回動
自在にアーム11が取付けられている。
また、灯具12は、第4図ないし第10図に示
すように構成されている。すなわち、上カバー2
2と下カバー23とからなり、上カバー22の内
面にはソケツト24ならびに反射板25が固設さ
れている。ソケツト24には、片口金蛍光ランプ
18が装着されている。また、下カバー23は、
上カバー22の下端に取付けられ、中心に透光窓
27が形成されている。さらに、上カバー22と
下カバー23に凹所28が形成され、上カバー2
2の凹所28部分にねじ取付部29が突設されて
いる。また、上カバー22の反射板25には、第
6図に示すような支持部材13がねじ止めしてあ
る。支持部材13は、コ字形の磁性体の鉄板であ
り、その両側片13a,13bをさらにZ字形に
折曲して内片、中間片36,37および外片4
0,41を形成し、中間片36,37の両側に切
起し片38,39が形成されている。磁石15,
16は外片40,41の内面に吸着されて配置さ
れる。なお、磁石15,16は、異極どうしを対
面させる。さらに、非磁性体のアルミニウム製の
略C字形の磁石ホルダ16,17で磁石14,1
5の周胴部を覆う。磁石ホルダ16,17の両端
部16′,17′には、嵌合孔42,43が明いて
おり、支持部材13の切起し片38,39に引つ
掛けて取付ける。取付順序は、磁石ホルダ16,
17を支持部材13の外片40,41に遊嵌し、
支持部材13の切起し片38,39に磁石ホルダ
16,17の嵌合孔42,43を嵌合してから磁
石14,15を挿入する。よつて磁石ホルダ1
6,17は外れなくなる。それから、支持部材1
3を反射板25に取付ける。なお、磁石14,1
5は第10図に示すように支持部材13の外片4
0,41と磁石ホルダ16,17および反射板2
5の切起し片25′で、外観良く全面が覆われて
いる。下カバー23は、係止部33を上カバー2
2の被係止部32に係止し、かつ凹所28部分を
挟持部材34で挟持して上カバー22に固定す
る。そして、挟持部材34をねじ35(第8図)
ではねじ取付部29に締結する。
さらに、灯具12は、第1図に示すように、つ
まみ44で取付けたヒンジ45を介してアーム1
1の先端に回動自在に取りつけてある。なお、第
8図および第9図は、第4図の−断面図およ
び−断面図である。
このように構成された照明器具によると、蛍光
ランプ18の両側にそれぞれ異極どうしを対面さ
せけ磁石14,15を設けたので、蛍光ランプ1
8を横切りかつ支持部材13内を通る磁路が形成
され、蛍光ランプ18のちらつき防止効果が大き
くなる。
また、磁石14,15は、支持部材13の両側
片13a,13bの外片40,41に吸着して設
けられているので、磁石14,15のがたつきを
防止でき、外力によつて外れず、しかも組み立て
が容易に行える。しかも、磁石ホルダ16,17
で磁石14,15の周胴部を覆つて支持部材13
に取付けるので、磁石14,15の落下を確実に
防止できる。
また、支持部材13に磁路を形成しているた
め、磁束の損失が少ない。
また、磁石14,15は片口金蛍光ランプ18
のランプ管の並び方向両側に配置したので、灯具
12が厚くならず、カバー22,23の薄型化が
図れる。
また、磁石ホルダ16,17が非磁性体である
ため、磁界に悪影響を及ぼさない。
また、蛍光ランプ18の両側にまたがつて設け
た支持部材13の両端に磁石14,15を設置す
るので、磁石14,15を位置決めすることな
く、精度良く配置できる。
さらに、一枚の支持部材13に磁石14,15
を吸着させて取付けるので、構造が簡単となり、
コストダウンが図れる。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具は、磁石ホルダを支持部材
に係止し、磁石を磁石ホルダに挿入し支持部材外
片に吸着させることにより磁石付きの支持部材を
1ブロツク化でき、ねじ等を必要とすることなく
磁石ホルダを取付けることができるので組立容易
であり、しかもこの磁石の付いた支持部材を器具
本体に取付けるので従来例と比較して組立容易で
ある。しかも器具本体側に従来例のように位置決
めリブを設ける必要がない。また取付けた状態で
は磁石の吸着により振動や手の衝撃等で容易には
外れない。さらに片口金蛍光ランプのランプ管の
並び方向にまたがつて設けた磁性体の支持部材の
両側に、異極どうしを対面させて磁石を設けたの
で、蛍光ランプを横切りかつ支持部材内を通る磁
路が形成され、蛍光ランプのちらつき防止効果が
大きく、しかも器具の薄型化が図れる。また磁石
ホルダで磁石の外周を覆つて支持部材に取付けて
あるので、磁石の落下を確実に防止できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分破断側面
図、第2図はその分破断正面図、第3図はその器
具本体の平面図、第4図はその灯具の断面図、第
5図は同じくその灯具の見上げ図、第6図はその
支持部材、磁石および磁石ホルダの分解斜視図、
第7図はその磁石取付け部の斜視図、第8図は第
4図の−断面図、第9図は第4図の−断
面図、第10図は灯具の部分拡大断面図、第11
図は従来例の分解斜視図である。 10……器具本体、11……アーム、12……
灯具、13……支持部材、13a,13b……両
側片、14,15……磁石、16,17……磁石
ホルダ、16′,17′……両端部、18……片口
金蛍光ランプ、36,37……中間片、38,3
9……切起し片、40,41……外片、42,4
3……嵌合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片口金蛍光ランプと、コ字形の両側片が内片、
    中間片および外片からなるZ字形に折曲されかつ
    前記中間片の両側に外向きに切起こし片を形成し
    たものであつて前記片口金蛍光ランプのフイラメ
    ントの近傍においてランプ管の並び方向にまたが
    つて配設された磁性体からなる支持部材と、前記
    外片を遊嵌させる略C字形であつて前記切起し片
    に嵌合する嵌合孔を両端部に形成した磁石ホルダ
    と、この磁石ホルダに挿入されて互いに異なる磁
    極を前記外片の内面に吸着しそれぞれの他の磁極
    を前記片口金蛍光ランプのフイラメントの近傍の
    表面に向けた一対の磁石とを備えた照明器具。
JP1987131690U 1987-08-26 1987-08-26 Expired JPH044325Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851403A (ja) * 1981-09-22 1983-03-26 松下電工株式会社 「けい」光灯器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115015U (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 松下電工株式会社 照明器具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5851403A (ja) * 1981-09-22 1983-03-26 松下電工株式会社 「けい」光灯器具

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