JPH0443227A - 電気炬燵 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気炬燵に関するものであり、特に炬燵内脱臭
機能に特徴を有するものであ４従来の技術 従来の電気炬燵は　やぐら上部に形成された天板の下面
に反射板と電気発熱体およびファンとからなる電気発熱
体ユニットが設けられており、採暖者は電気発熱体の熱
放射およびファンによる強制熱対流によって暖を採って
いも 以下図面を参照１．なから従来の電気炬燵の一例につい
て説明する。

第４図において、やくら１７の天部１８の下面に上方熱
反射板１９か設けられ　その熱反射板１９の下方に配設
された電気発熱体２０が設けられている。その電気発熱
体２０の一例としては　第５図に示すような内部に八「
等の不活性ガス２３が封入された管状の石英管２４と、
その石英管２４の略中心に設置した電気抵抗体２５とか
ら構成ｊ−た石英ヒータがある。

また電気発熱体２０下方には高温化する電気発熱体２０
を露出させないための遮熱板２１が設けられかつ遮熱板
２６を覆うように格子上カバー２２力＼　さらに遮熱板
２１の露出防止のため設けられてい４電気発熱体２０（
ア　　その周囲の空気を加熱し、炬燵内に自然対流によ
る空気の循珊流を発生させ、炬燵内部を加熱する。同時
に電気発熱体２０からは全方向に赤外線が放射される。

炬燵大部方向の放射は上方熱反射板１９により反射され
炬燵内に放射して効率の良い暖房がとれるよう構成され
ていもまた電気発熱体下方へ　高温の電気発熱体がむき
だしにならないように遮熱板を設けたものもあム 発明が解決しようとする課題 この様な従来の電気炬燵には　以下に示す様な課題があ
っ九 炬燵を長時間使用していると、炬燵内部に人間の体臭や
汗の臭（＼　特に人間の足から発する悪臭がこもるよう
になも　この臭気がファンにより発生する循環流に乗り
、電気発熱体で加熱されも一般に臭気は温度が高いほど
人間の鼻に強く感じるものであム　従って、炬燵により
人間が加熱されることは勿論である力（炬燵内にこもっ
ている臭気も加熱してしまうため番ミ　　かえって臭気
がきつくなａ　このたム　炬燵に入ろうとして炬燵布団
を開けると、炬燵内部の空気が上昇気流に乗り外部に放
出され　不快感を感じるという課題が生じも 本発明は上記従来技術に基づ救　簡単な構成で、炬燵内
部の臭気を除去する電気炬燵を提供するものであム 課題を解決するための手段 本発明の電気炬燵（よ　やぐらの天部下面に設けた電気
発熱体と、前記電気発熱体上下に設けた熱反射板と、電
気発熱体下方に設けた熱反射板を下方より覆うように設
けた網状あるいは格子状カバーとを備えた構成において
、前記電気発熱体　熱反射板の少なくとも１つの表面間
　触媒物質を含む多孔質被覆層を形成してなる。

作用 本発明の電気炬燵Ｃ友　　発熱体表面に　触媒物質を担
持した多孔質被覆層設けであるた八　電気発熱体に通電
すると、電気発熱体は被加熱物を加熱するととも凶　前
記多孔質被覆層を伝熱および輻射により加熱し　短時間
で多孔質被覆層に担持された触媒物質を活性化すも　臭
気成分を含んだ空気ＧＥＬ　　電気発熱体により加熱さ
れ　自然対流が発生して、炬燵内に循環流が発生ずム　
活性化温度以上に加熱された触媒物質く　前記循環空気
が接触する際に　触媒作用により速やかに空気中の臭気
成分は酸化　浄化され　無臭空気となも実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図において１は電気発熱恢　２は上方熱反射板　３
は下方熱反射板、　４はやぐら大皿　５はやぐ叡　６は
格子状カバー　７は電気発熱体とファンと熱反射板等か
らなる発熱体ユニットの固定ネジ、　８は下方熱反射板
開口部である。

電気発熱体ｌに通電すると、電気発熱体１から赤外線が
電気発熱体ｌの全周方向に放射されもここで電気発熱体
１は第２図に示すようへ　電気抵抗体９を内蔵するＡｒ
ガス１０を封入した石英管１１であム　電気発熱体１表
面に形成した触媒物質を含む多孔質被覆層１２（表　　
電気発熱体１に被覆して設置しであるために　電気発熱
体１から全周方向に放射された赤外線が多孔質被覆層１
２に放射され多孔質被覆層１１は急速に加熱され　その
中に担持されている触媒物質が短時間で活性化すも一人
　電気発熱体１への通電ととも艮　臭気成分を含んだ空
気は　電気発熱体により加熱され自然対流が発生して、
炬燵内に循環流が発生ず４循環空気中の臭気成分は電気
発熱体１と接触する際に　電気発熱体１表面に設けた多
孔質被覆層１２内の前記活性化した触媒物質の触媒酸化
作用により、速やかに酸化浄化され　無臭の空気として
炬燵内に放出される。

本構成に於て、上方熱反射板２ば　電気発熱体ｌより放
射される赤外線を炬燵内に反射し　暖房効果を高めると
ともに　炬燵大部の温度が高温化するのを防止し　かつ
多孔質被覆層の保温に寄与する。また安全のため上方熱
反射板２に接して温度ヒユーズを設けてもよｌ、％　　
下方熱反射板３　＋１高温化する電気発熱体１の露出を
防止する安全性への配慮とともに　電気発熱体１からの
赤外線を再び反射し　電気発熱体１表面に形成した多孔
質被覆層１２を高温に維持するために設けられていもこ
れは多孔質被覆層１２を高温に維持することによリ、そ
こに担持された触媒物質の活性を維持でき、かつ電気発
熱体１の通電電力が低下してＬ　触媒物質を活性化温度
以上に維持するのに寄与するからであａ　暖房的見地か
収　下方熱反射板３の一部に開口部８を設けることが望
ましく℃　これ（よ電気発熱体１や多孔質被覆層１２か
ら放射された赤外線の一部力交　開口部を通して被加熱
物を加熱しより速やかな暖房感を採暖者が感じることが
できるからであム　例えばステンレ入　アルミナイズド
鋼板　アルミクラツド鋼板、アルミニウム板があム 格子カバー６は電気発熱体１の熱を受けて高温化する下
方熱反射板３に採暖者の身体が直接接触するのを防止す
るため設けられていも 本発明では触媒物質を含む多孔質被覆層を備えも　多孔
質被覆層では微視的に広い表面積を有するた数　そこに
触媒物質を担持すると、触媒物質を非常に高分散に担持
てきるた敢　触媒物質の活性点が多量に得られ　結果と
して非常に高活性な触媒能を有する被覆層を得ることが
できる。また被覆層が多孔質であるたべ　臭気物質を含
む空気の被覆層内の拡散も容易であり、このことも臭気
成分浄化を円滑に行うことに寄与すム 従って、本発明の多孔質被覆層４表　多孔質被覆層が得
られない樹脂結合剤や、ガラス質結合剤を用いて形成し
た被覆層とは異なる。

多孔質被覆層（よ　主としてアルミナ、シリカの前駆恢
　例えば水酸化物を、焼成により脱水させて結合を形成
し　多孔質化した被覆層であも　多孔質被覆層の比表面
積は１０ｍ２７ｇ以上である。アルミナの熱安定化のた
めアルカリ土類元魚　希土類元素の添加が望ましｕ℃ また　多孔質被覆層から放出され　良質の暖房効果が得
られる遠赤外線の放射効率を向上させるためにζよ　ニ
ッケノｋ　鉄、コバルト、チタン、ジルコニラ入　マグ
ネシラへ　クロム等の金属の酸化物を添加することが望
ましく℃　ファンの無い電気炬燵の場合、ファンで電気
発熱体が冷やされないた数　暖房の主体は対流加熱でな
く、高温化する電気発熱体表面から放射される赤外線に
よる輻射加熱であム　そのうち特に遠赤外線（友　人体
の皮膚の痛点を刺激せず、暖房感を感じる温点を効率よ
く刺激するため望ましい力丈　この多孔質被覆層を電気
発熱体表面に形成することにより、電気発熱体単独で用
いる場合に比べ前記遠赤外線放射量を増加させることが
できる。例えば石英管を用いた石英ヒータ単独に比べ２
０％以上の遠赤外線放射量増加を行うことができも 第１図および第２図に示した本発明の実施例で（表　電
気発熱体１表面に触媒物質を含む多孔質被覆層１２を形
成した　電気発熱体１表面に多孔質被覆層１２を形成す
ることにより、電気発熱体１で発生した熱１よ　密着し
た多孔質被覆層１２を直接加熱するのに用いられるた敢
　多孔質被覆層１２は短時間で高温化すも　触媒物質が
臭気成分を酸化浄化するために（よ　活性化温度以上に
加熱する必要かあａ　多孔質被覆層１２が短時間で高温
化すること番戴　　すなわち被覆層中に含まれる触媒物
質も短時間で高温化し　活性となるた数　ファンによっ
て送られた臭気成分を含む炬燵的空気は速やかに酸化浄
化され　無臭化する。

電気発熱体１への通電量が少ない場合でＬ　上記構成で
、触媒物質は活性化温度以」二に維持されるた残　臭気
成分は浄化可能となる。以上のように　電気発熱体の表
面に触媒物質を含む多孔質被覆層１２を形成することに
より、非常に効率的に多孔質被覆層１２を高温化　活性
化できるたぬ　最も望ましし　また電気発熱体１への通
電量が大きな場合、電気発熱体１からの熱を受ける熱反
射板が高温化するたぬ　熱反射板表面に前記多孔質被覆
層を形成してｋ　その中に含まれる触媒物質を充分に活
性化できるため、臭気成分の酸化浄化が可能となム　従
って熱反射板２，３に触媒被覆層を設けて用いてもよい
。また電気発熱体１と両方に前記被覆層を設けてもよい
。

さらに多孔質被覆層（ミ　電気発熱体や熱反射板の表面
全面に設けなくてもよく、必要に応じてその一部に形成
してもよしも また電気発熱体の形状は　第３図（ａ）（ｂ）に示すよ
うな直管状　曲管状等種々の形状のものを用いることか
できるバ　望ましくは第３図すに示すような環状形状の
電気発熱体がよ（〜　これは環状電気発熱体を設置する
ことにより、電気炬燵内の温度分布をより均一に行える
ためであも　第３図において１３．１４は多孔質被覆服
１５．１６は電気発熱体である。

発明の効果 以上のように本発明によれ（ｉ、、電気炬燵内の臭気を
、触媒作用により浄（１，除去することができも　この
ため炬燵を長時間使用してＬ　炬燵内に人間の汗や体臭
がこもらなくなり、快適な環境を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気炬燵の側断面に　第２
図は同実施例における発熱部の側面母第３図（ａ）（ｂ
）は発熱体の配置上　第４図は従来の例の電気炬燵の側
断面医　第５図は同従来例に使われている電気発熱体の
断面図であも ｌ・・電気発熱体　２・・上方熱反射板　３・・下方熱
反射板、　４・・やぐら大数　５・・やぐ収　６・・格
子状カバー　７・・電気発熱体とファンと熱反射板等か
らなる発熱体ユニットの固定ネジ、　８・・下方熱反射
板開口眼１２・・電気抵抗恢１３．１４・・多孔質被覆
Ｊｉｍ、　　１５・・多孔質被覆胤代理人の氏名　弁理
士　粟野重孝　ほか１名第 図 ｔ　デし覧ｐ、４４＼ 工′Ｐｉ焦及村顎 一下′Ｐｉ−′ＩＬ前槓 やぐら大師 ぐζら 訃１状力ｉぐ− ［定謀り ・パ下方読及虹叛関ロ帥 ｑ−を気７氏抗体

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）やぐらの天部下面に設けた電気発熱体と、前記電
   気発熱体上下に設けた熱反射板と、電気発熱体下方に設
   けた熱反射板を下方より覆うように設けた網状あるいは
   格子状カバーを具備し、前記電気発熱体、熱反射板の少
   なくとも１つの表面に触媒物質を含む多孔質被覆層を形
   成したことを特徴とする電気炬燵。
2. （２）電気発熱体下方に設けた熱反射板が開口部を備え
   た請求項１記載の電気炬燵。