JPH0443213A - 暖房機の燃焼制御装置 - Google Patents

暖房機の燃焼制御装置

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JPH0443213A
JPH0443213A JP2152083A JP15208390A JPH0443213A JP H0443213 A JPH0443213 A JP H0443213A JP 2152083 A JP2152083 A JP 2152083A JP 15208390 A JP15208390 A JP 15208390A JP H0443213 A JPH0443213 A JP H0443213A
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JP
Japan
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combustion
level
burner
control
heating
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JP2152083A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mano
真野 寛
Shigeaki Yasui
繁明 安井
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/10Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using thermocouples

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加熱源として設けられたバーナの燃焼状態を
サーモカップル等の燃焼検知素子の出力値に基づいて判
別する暖房機の燃焼制御装置に関する。
[従来の技術] バーナを加熱源とする暖房機では、目標加熱量に応じて
バーナの燃焼量が調節され、また、バーナにはサーモカ
ップル等の燃焼検知素子が近接して備えられ、燃焼状態
に応じて変化する燃焼検知素子の出力値を基準値と比較
して、基準値以上の場合には燃焼状態が正常であると判
別し、基準値に達しない場合には、酸欠燃焼あるいは失
火状態であると判別して、燃料の停止等の安全制御を行
っている。
一方、最近では、比較的広い室内等の暖房負荷が大きい
場合でも十分に暖房できるように暖房能力の増大が望ま
れ、他方では、こうした大きな暖房能力が得られ且つそ
れ程広くない室内等の暖房負荷が小さい場合においては
、過剰な暖房が行われることがないように、加熱量が十
分に制限されることが望まれている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、加熱量の幅を広くするためにバーナの燃焼量の
幅を広くすると、各燃焼量において燃焼が正常に行われ
ていても、小燃焼量の場合の燃焼検知素子の出力値は、
大燃焼量の場合の燃焼検知素子の出力値との間に大きな
差が生じ、大燃焼量の場合に燃焼状態が正常であるか否
かを判別するための基準値を、そのまま、小燃焼量の場
合の基準値として適用するには限界があり、この結果、
一定の基準値によって燃焼異常を判別する場合には、特
に燃焼ガスが室内にそのまま放出される開放型の暖房機
では一酸化炭素の発生を防止する必要があるため、燃焼
量の幅すなわち加熱量の幅を広げるのに限界があり、上
記の要望に十分に応えられる暖房機を提供できないとい
う問題がある。
本発明は、バーナを加熱源とする暖房機において、加熱
量の幅を大きくするとともに、各加熱量におけるバーナ
の燃焼状態に異常がある場合には、それを確実に検知す
ることができる燃焼制御装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、バーナの燃焼状態が正常であるか否かを前記
バーナに近接して設けられた燃焼検知素子の出力値に基
づいて判別する暖房機の燃焼制御装置において、前記バ
ーナの燃焼状態が正常であるか否かを判別するための基
準値を前記バーナの燃焼量に応じて変更することを技術
的手段とする。
[作用] 本発明では、バーナの燃焼量に対応して燃焼異常を判別
するための基準値が変更される。
従って、燃焼量の幅を大きくしても各燃焼量において酸
欠燃焼等の燃焼異常があるか否かを確実に判別すること
ができる。
[発明の効果] 本発明では、燃焼異常があるか否かを各燃焼量について
確実に判別できるため、安全な暖房機とすることができ
るとともに、加熱量の幅を大きくすることができる。従
って、大きな暖房負荷に対して十分な加熱量が得られる
とともに、小さい暖房負荷に対して過剰暖房となること
がなく、様々な暖房負荷に対して使い勝手のよい暖房機
とすることができる。
[実施例コ 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第2図および第3図に示す据置き型のガス温風暖房機1
は、金属板および樹脂による幾つかの部材から外側ケー
シング2が形成され、外側ケーシング2には、それぞれ
複数の小開口からなる室内空気取入口3と燃焼用空気の
吸込み口4が背面の上方に、また、温風を吹き出す温風
吹出し口5が前面の下方にそれぞれ設けられ、室内空気
取入口3と吸込み口4は外側ケーシング2に着脱自在に
設けられたフィルタ6に覆われている。
外側ケーシング2の内部には、第4図に示すとおり、対
流ダクト7が設けられ、対流ダクト7内の温風吹出し口
5付近には、対流ダクト7を送風ケーシングとする貫流
式の対流ファン8が配され、吸込み口4と温風吹出し口
5は、それぞれ対流ダクト7の上流端部および下流端部
となっている。
なお、対流ファン8は対流ダクト7内に配された羽根車
8aを直流モータ8bによって駆動するものである。
温風吹出し口5には、温風吹出し口5の一部を閉じるた
めのダンパ9が備えられ、運転状態に応じて回動して対
流ダクト7を通過する空気流の吹出し状態を制御する。
ここで、ダンパ9は、温風吹出し口5の一部を閉じる場
合には、第5図に示すとおり、温風吹出し口5の約上半
分を閉じ、温風吹出し口5を開放する場合には、第6図
に示すとおり、温風吹出し口5の上端面に密着するよう
に、外側へ向かって開く。
一方、対流ダクト7内の対流ファン8の上流側には、加
熱源としてのバーナ10が配されており、バーナlOで
発生する高温の燃焼ガスは、対流ファン8の作動に伴っ
て室内空気取入口3から取り入れられた室内空気と混合
されて温風となり、温風吹出し口5から吹出される。
吸込み口4からバーナlOへ燃焼用空気を導く空気誘導
管11内には燃料ガスを導く燃料供給路12の下流端と
なるノズル13が配され、ノズル13から噴出される燃
料ガスは、燃焼用空気とともに混合室14へ導かれて、
バーナ10で燃焼する。
燃料供給路12には、2つの電磁弁15.16と供給ガ
ス圧力を一定にするガスガバナ17が上流側から順に設
けられ、燃料供給路12はガスガバナ17の下流でメイ
ン管12aと2本のバイパス管12b、12cに分岐し
、メイン管12aおよび2本のバイパス管12b、12
cは再び合流してノズル13と接続されている。
メイン管12aには、燃料ガス量を調節するための比例
弁18が備えられ、バイパス管12bには、燃料ガスの
最低供給量を調節するためのガス量調節ねじ19が備え
られている。
バイパス管12cは、運転初期に急速暖房(ホットダッ
シュ)を行うために燃料ガスの供給量を所定量(例えば
15%)だけ増加させるための補助燃料供給路であり、
運転初期のみに開状態にされるバイパス電磁弁20が備
えられている。
バーナ10の近傍には、点火のための火花放電を行う点
火電極21と、バーナ10の燃焼状態を監視するための
サーモカップル22が備えられている。
また、吸込み口4内には、室内温度を検知するサーミス
タ23が設けられている。
以上の構成からなるガス温風暖房機lの外側ケーシング
2の上面には、運転開始および停止を指示するための運
転スイッチ24と、樹脂製の開閉M25によって覆われ
後述する各種の操作を行うための複数のスイッチおよび
表示装置26が収められた操作表示部とが設けられ、ガ
ス温風暖房機1は、第1図に示す制御装置30によって
、運転開始および停止と、加熱量が制御される。
制御装置30は、各種の入出力回路を備えたマイクロコ
ンピュータ(以下「マイコン」という)と、マイコンに
よってガス温風暖房機1の各部を駆動するための駆動回
路とからなり、マイコンおよび各駆動回路によって形成
される機能部としては、モード制御部31、表示制御部
32、設定制御部33、運転制御部34、能力決定部3
5、比例弁制御部36、ファン制御部37、ダンパ制御
部38がある。
また、制御装置30へ操作信号を与える操作スイッチと
しては、上記の運転スイッチ24の他に、表示切替スイ
ッチ41、時刻合せスイッチ42.2個のスイッチから
なる設定スイッチ43.2つの大タイマスイッチ44.
45、切タイマスイッチ46、セーブ運転スイッチ47
がある。
以下に各スイッチの操作目的および各スイッチの操作に
応じた各機能部の制御内容を説明する。
モード制御部31は、ガス温風暖房機1の運転モードお
よび表示装置26の表示モードを設定するための機能部
で、モード制御部31には、図示しない制御基板にコネ
クタ端子51.52が備えられ、各コネクタ端子51.
52に接続される外部回路の導通状態に応じて以下のと
おり、運転モードあるいは表示モードが変更される。
コネクタ端子51は、少なくとも2つの接続ビンを備え
、コネクタ端子51に整合する所定のコネクタ等によっ
てコネクタ端子51の各ビン間を短絡させると、モード
制御部31は、能力決定部35を段階モードに制御し、
コネクタ端子51の各ビン間を短絡させない場合には、
能力決定部35を温調モードに制御する。
モード制御部31は、温調モードにおいては、表示装置
26に関して、表示切替スイッチ41からの操作信号に
応じて、温度表示モードと時刻表示モードとを切り替え
るとともに、各表示モードの切り替えに同期して設定ス
イッチ43による設定モードを決定する。
コネクタ端子52は、例えば4つの接続ビンを備え、モ
ード制御部31は、コネクタ端子52に整合する所定の
コネクタ等によってコネクタ端子52の各ビン間を短絡
させると、各接続ビンの短絡状態に応じて表示制御部3
2を検査モードに制御する。
この場合、コネクタ端子52に整合するコネクタには、
予め各ビン間に所定の短絡回路を形成させるための切り
替えスイッチが備えられ、必要な検査モードが簡単に選
択できる。
表示制御部32は、モード制御部31の制御状態に応じ
て表示装置26の表示内容を選択するとともに、選択さ
れた表示内容についての以下のとおり表示を行う。
なお、本実施例では、表示装置26として、4桁の7セ
グメントからなるLEDが設けられており、「0」から
「9jまでの数字と「A」から「F」までのアルファベ
ットに相当する文字表示を行う。
温調モードの場合には、表示切替スイッチ41からの切
替信号に応じて温度表示モードと時刻表示モードとを切
り替え、温度表示モードでは設定温度および検知温度を
、時刻表示モードでは時刻合せスイッチ42によって選
択された現在時刻あるいは設定時刻をそれぞれ表示する
段階モードの場合には、設定スイッチ43によって選択
された暖房能力に応じて、各暖房能力に相当する能力レ
ベルを表示する。
検査モードの場合には、コネクタ端子52の各ビンの短
絡状態に応じた検査モード毎に、例えば、サーミスタ2
3による検知温度、対流ファン8への制御指示値、比例
弁18への制御指示値、後述する各可変抵抗器37a、
37bによる対流ファン8への補正値、可変抵抗器36
aによる比例弁18への補正値、サーモカップル22の
出力、タイマの設定時刻等が、操作表示部に設けられた
各スイッチの操作に応じて表示される。
また、表示部W26には、運転、燃焼あるいはホットダ
ッシュを表示するLED、その他、時刻合せスイッチ4
2の選択状態、各タイマスイッチ44〜46およびセー
ブ運転スイッチ47の操作状態をそれぞれ表示するLE
D、さらに図示しないフィlレタスイッチによってフィ
ルり6の目詰まりが検知された場合に点滅するLEDが
備えられている。
設定制御部33は、設定スイッチ43による設定内容を
設定モードに応じて制御する機能部で、温調モードの場
合には、表示切替スイッチ41によって選択された表示
モードに応じて、温度表示モードでは設定温度を設定し
、時刻表示モードでは、時刻合せスイッチ42によって
選択された時刻を設定する。
設定される設定温度としては、「L(約10℃に相当す
る)」、「16」、r18J−・・・、「26」、rH
(連続強運転用)jと、2℃毎の8段階がある。
また設定制御部33は、主に設定温度の固定(ロック)
を行うためのロック機能があり、2個の設定スイッチ4
3が同時に操作されてその操作時間が0.5秒以上継続
した場合に、設定温度等の固定を行い、表示装置26の
ロックランプによって固定中であることを表示する。
設定温度が固定されている場合には、設定スイッチ43
の一方が操作されても設定温度は変更されない。
また、設定温度が固定されている場合には、運転制御に
関しても、運転スイッチ24および各タイマスイッチ4
4〜46による運転開始のための操作を受は付けなくな
る。
なお固定中に、設定スイッチ43を2個同時に0.5秒
以上継続して操作すれば固定は解除され、再び各スイッ
チの操作を受は付ける。
運転制御部34は、運転スイッチ24の操作信号に応じ
て、所定のシーケンスで運転開始制御を行って、バーナ
10の点火制御を開始するとともに、燃焼中には、運転
スイッチ24の操作信号に応じて運転停止制御を行い、
所定の消火制御を行つ。
また、点火制御に続いてサーモカップル22による着火
検知を行い、サーモカップル22の出力電圧が一定の電
圧以上になったときを着火検知状態と判別する。
また、燃焼中には、正常燃焼であるか否かを、サーモカ
ップル22の出力電圧が所定電圧以上であるか否かによ
って判別する。
本実施例では、後述する能力決定部35により決定され
る暖房能力がレベル2以下の場合には、第8図の実線A
に示すとおり、10mVを基準電圧とし、暖房能力がレ
ベル3〜8の場合には、実線Bに示すとおり、14mV
を基準電圧として、サーモカップル22の出力電圧を基
準電圧と比較し、基準電圧に満たない場合には、酸欠燃
焼状態あるいは失火状態と判別して、消火制御を行う。
さらに、本実施例では、時計機能を有するタイマ34a
が設けられ、運転スイッチ24の操作に応じてのみでは
なく、各タイマスイッチ44〜46による操作によって
も運転制御を行う。
各人タイマスイッチ44.45が操作された場合には、
タイマ34aにあらかじめ設定された設定時刻において
室内の温度が設定温度になるように、設定時刻より前の
時刻に先行して運転開始動作が行われる。
切タイマスイッチ46が操作された場合には、運転スイ
ッチ24による運転開始操作が行われなくても、切タイ
マスイッチ46の操作とともに運転開始制御が行われる
ここでは、各タイマスイッチ44〜46によって運転が
行われる場合には、所定時間(例えば60分)が運転継
続時間として設定されてタイマ34aが作動し、所定時
間が経過すると自動的に運転停止制御を行って運転を終
了する。
なお、切タイマスイッチ46が一旦操作された後に、再
び操作された場合には、タイマ34aがリセットされて
、そのときから所定時間の間継続して運転が行われる。
一方、各人タイマスイッチ44.45に応じてタイマ運
転制御が行われるための各設定時刻は、タイマ34aに
付随して設けられている記憶装置に記憶されるもので、
時刻合せスイッチ42によって各人タイマスイッチ44
.45に対応して選択される各記憶装置にそれぞれ記憶
される。
運転制御部34では、上述の固定が行われている場合に
は、運転スイッチ24および各タイマスイッチ44〜4
6による運転開始のための操作を受は付けなくる。
従って、運転中に固定された場合には、運転スイッチ2
4による運転停止のための操作のみが受は付けられ、運
転停止中に固定された場合には、入タイマスイッチ44
.45によるタイマ運転制御が行われている場合のみに
、設定時刻に先行して運転が開始され、タイマ運転制御
が行われていない場合には、固定解除が行われない限り
、運転は一切開始されない。
運転開始制御では、3秒間のプレパージが行われてから
バーナ10の点火動作が行われ、また運転停止制御では
、バーナ10の消火動作が行われてから約20秒間のボ
ストパージが行われる。
能力決定部35は、バーナ10の燃焼量および対流ファ
ン8の印加電圧を決定するための基準となる暖房能力を
、設定スイッチ43の操作に応じて決定する。
本実施例では、暖房能力としては、最も弱い暖房能力と
してのレベル1から、最も暖房能力の大きいレベル8ま
での8段階があらかじめ段階的に設定されており、温調
モードの場合には、第7図に示すとおり、設定スイッチ
43による設定温度とサーミスタ23による検知温度と
の温度差から暖房能力を決定し、設定温度としてrl、
JあるいはrH,にそれぞれ設定された場合には、暖房
能力は検知温度と関係なくそれぞれレベル8あるいはレ
ベル1に決定される。
また段階モードの場合には、サーミスタ23の検知温度
に関係なく、設定スイッチ43の操作に応じて暖房能力
を選択する。
また、能力決定部35には、使用者の希望に応じて過剰
暖房を防止するためのセーブ運転スイッチ47が備えら
れており、運転中にセーブ運転スイッチ47が操作され
ると、図示しないセーブ運転ランプが点灯するとともに
、サーミスタ23による検知温度が設定温度に達してか
ら例えば30分が経過する毎に、設定温度が1℃だけ低
く変更される。
これによって、設定した温度に対して室内の暖房が十分
に行われている場合には、見掛上の設定温度に対して、
実際の設定温度が次第に低くなるため、使用者が改めて
設定温度を変更する必要がなく、また、燃料ガスの消費
量を抑えることができる。
なお、運転開始初期においては、バーナlOの点火を容
易にするために、レベル4が決定されて、着火が検知さ
れると、その後の所定時間(15分間)はレベル8が決
定され、このとき、バイパス電磁弁20が同時に開状態
にされて、急速暖房(ホットダッシュ)運転を行い、所
定時間経過後は、急速暖房(ホットダッシュ)運転が終
了して、設定温度およびサーミスタ23の検知温度に基
づいて暖房能力が決定される。
比例弁制御部36は、能力決定部35で決定された暖房
能力に応じて比例弁18を駆動制御する。
ここでは、決定された暖房能力に対応した電流値が確実
に通電されるようにするために、手動操作によって調節
される可変抵抗器36aが備えられ、可変抵抗器36a
によって与えられる補正値と決定された暖房能力とが合
成された制御値に基づいて、比例弁18を駆動する。
ファン制御部37は、能力決定部35で決定された暖房
能力に応じて対流ファン8を駆動制御する。ここでは、
決定された暖房能力に対応した回転数で駆動するために
、手動操作によって調節される可変抵抗器37a、37
bが備えられ、決定された暖房能力がレベル1.2の場
合には可変抵抗器37aによって与えられる補正値と決
定された暖房能力とが合成された制御値に基づいて電圧
が印加され、レベル3〜8の場合には可変抵抗器37b
によって与えられる補正値と決定された暖房能力とが合
成された制御値に基づいて電圧が対流ファン8のモータ
に印加される。
この結果、対流ファン8のモータにばらつきがあっても
、制御値に対応した適度の電圧が印加され、各レベルに
対応して高回転数から低回転数までの最適の回転数が得
られ、バーナ10の加熱量に対して適切な空気が循環し
、使用者に対して快適な温風温度および温風量が確保さ
れる。
ダンパ制御部38は、ダンパ9に備えられたギヤドモー
タ9aを駆動制御するための機能部で、運転開始時およ
び運転停止時には運転制御部34の制御状態に応じて、
また運転中には能力決定部35により決定される暖房能
力に応じてそれぞれ制御される。
ここでは、運転開始初期には閉状態に制御され、温風吹
出し口5の開口面積が小さくなる。このため、前述の能
力決定部35で決定された暖房能力がレベル4であって
それに応じた燃料ガスが供給されるのに対して、燃焼用
空気の供給量が相対的に減少するため、混合気はガスリ
ッチとなり、着火が容易になる。
ダンパ9は、バーナ10の着火が検知された後の所定時
間以内には、急速暖房に対応して開状態にされる。
ダンパ9は、急速暖房が終了した後には、能力決定部3
5によって決定される暖房能力に応じて、レベル1では
常に閉状態にされ、レベル3以上では常に開状態にされ
る。
また、レベル2においては、暖房能力がレベル3以上の
状態からレベル2へ変化した場合にはそのまま開状態を
維持し、逆に暖房能力がレベル1からレベル2へ変化し
た場合にはそのまま閉状態を維持する。
一方、運転停止制御のボストパージにおいては、開状態
に維持され、対流ダクト7を通過する空気量を多くして
、バーナ10および対流ダクト7の速やかな冷却を可能
にし、ボストパージが終了すると閉状態に駆動される。
この結果、点火動作が行われるときに、改めて閉状態に
する必要がなく、速やかにプレパージ等の運転開始動作
を開始することができる。
ここで、ダンパ9の開状態および閉状態は、ギヤドモー
タ9aの駆動部に備えられた2個のマイクロスイッチか
らなる位置センサ9bによって各状態が検知され、制御
指示値と位置センサ9bの検知状態とが異なっている場
合にギヤドモータ9aが駆動され、制御指示値と検知状
態とが一致している場合には、ギヤドモータ9aは駆動
されない。
また、ダンパ9と温風吹出し口5との間に異物等が混入
して、ダンパ9が正しい位置状態にならない場合があり
うる。このため、ギヤドモータ9aおよびダンパ9等を
保護するために、ギヤドモータ9aの駆動時間は、最大
で20秒に制限されており、それ以上の駆動を行わない
なお、本実施例においては、ダンパ9を駆動する場合、
通常は、5〜6秒で状態変化を完了する。
以上の構成からなる本実施例のガス温風暖房機1は、バ
ーナ10の燃焼状態を判別するための基準電圧が暖房能
力に対応して変更されるため、暖房能力の幅が広くでき
、レベルlからレベル8までの各燃焼量において、安全
が確保できる。
本実施例では、基準電圧を2段階に設定したが、3段階
以上や暖房能力の各レベルにそれぞれ対応して変更する
ようにしてもよい。
また暖房能力のレベル数が多数設定される比例制御のも
のでも適用できる。
また本実施例では、工場における調整時には、暖房能力
の各レベルが簡単に得られ、それぞれのレベルに対応し
て対流ファン8への印加電圧あるいは比例弁18への電
流値の調整が容易である。
さらに、対流ファン8への印加電圧の調整では、レベル
1〜2に対しては可変抵抗器37aによって、レベル3
〜8に対しては可変抵抗器37bによってそれぞれ適切
な電圧に調整できるため、小燃焼量から大燃焼量までの
各燃焼量に対応した送風量が得られ、その結果、安定し
た温度の温風を吹き出すことができる。
本実施例では、燃焼検知素子としてサーモカップルを用
いたものを示したが、フレームロッドでもよい。
本実施例では、燃焼ガスを室内空気と混合して室内へ吹
き出す温風暖房機を示したが、屋外から燃焼用空気を吸
入して燃焼ガスを屋外へ排気して、熱交換された温風を
室内へ吹き出す強制給排気式(FF式)の温風暖房機で
もよい。
上記実施例では、対流ファンのみを備えたものを示した
が、燃焼用空気を供給するための送風機を別途に設けた
ものでもよい。
また、燃料は石油でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス温風暖房機の制御装
置の機能構成を示すブロック図、第2図は本実施例のガ
ス温風暖房機の前面を示す斜視図、第3図は本実施例の
ガス温風暖房機の後面を示す斜視図、第4図は本実施例
のガス温風暖房機の概略構成を示す構成図、第5図は本
実施例のダンパの閉状態を示すガス温風暖房機の部分正
面図、第6図は本実施例のダンパの開状態を示すガス温
風暖房機の部分正面図、第7図は本実施例の制御装置の
能力決定部における温調モード時の暖房能力の決定特性
を示す特性図、第8図は本実施例の能力決定部により決
定される暖房能力に対する基準電圧を示す特性図である
。 図中、1・・・ガス温風暖房I!(暖房機)、1o・・
・バーナ、22・・・サーモカップル(燃焼検知素子)
、30・・・制御装置(暖房機の燃焼制御装置)。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)バーナの燃焼状態が正常であるか否かを前記バーナ
    に近接して設けられた燃焼検知素子の出力値に基づいて
    判別する暖房機の燃焼制御装置において、 前記バーナの燃焼状態が正常であるか否かを判別するた
    めの基準値を前記バーナの燃焼量に応じて変更すること
    を特徴とする暖房機の燃焼制御装置。
JP2152083A 1990-06-11 1990-06-11 暖房機の燃焼制御装置 Pending JPH0443213A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152083A JPH0443213A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 暖房機の燃焼制御装置
KR1019910009568A KR940005118B1 (ko) 1990-06-11 1991-06-11 난방기의 연소제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2152083A JPH0443213A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 暖房機の燃焼制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0443213A true JPH0443213A (ja) 1992-02-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015158290A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 リンナイ株式会社 グリル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219375A (ja) * 1988-05-27 1990-01-23 John Wyeth & Bros Ltd 2‐および4‐アルコキシカルボニルチオラン‐3‐オンの製造方法

Patent Citations (1)

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KR920001132A (ko) 1992-01-30
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