JPH0443071A - 感圧記録材料 - Google Patents

感圧記録材料

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JPH0443071A
JPH0443071A JP2150321A JP15032190A JPH0443071A JP H0443071 A JPH0443071 A JP H0443071A JP 2150321 A JP2150321 A JP 2150321A JP 15032190 A JP15032190 A JP 15032190A JP H0443071 A JPH0443071 A JP H0443071A
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JP2150321A
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English (en)
Inventor
Tadanori Itou
維成 伊藤
Ken Iwakura
岩倉 謙
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は感圧記録材料に関し、特に発色性を向上させた
感圧記録材料に関する。
(従来技術) 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録
材料は、既によく知られている。たとえば英国特許21
40449、米国特許4480052、同443692
0、特開昭62−144゜989号、などに詳しい。
感圧記録材料として、近年 (1)発色濃度および発色
速度 (2)発色体の堅牢性などの特性改良に対する研
究が鋭意行われている。
本発明者らは、電子供与性無色染料、電子受容性化合物
のそれぞれについて、その油溶性、水への溶解度、分配
係数、pKa、置換基の極性、置換基の位置、混用での
結晶性、溶解性の変化などの特性に着目し、良好な記録
材料用素材および記録材料の開発を追求してきた。
(発明の目的) 従って本発明の目的は発色濃度及び発色速度が良好で、
しかもその他の具備すべき条件を満足した感圧記録材料
を提供することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、電子供与性無色染料、下記一般式(+
)で表されるサリチル酸誘導体の金属塩及び、下記一般
式(II)で表されるフェノール誘導体を含有する事を
特徴とする感圧記録材料により達成された。
〔上式中 、R+、 R2,RLおよびR4,で表され
る基は、水素原子、アルキル基またはアリール基を表す
、〕 Ar −0−Y          (It)〔上記式
中、Arは、置換基を有していてもよいアリール基を1
 Yは置換基を有していてもよい1価の基を表す、〕 上記一般式(1)中R1,Rr、 R3,およびR4,
で表される基は更に、アルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、水素原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、
アルキルチオ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、
ヘテロ環等で置換されていてもよい。これらの置換基は
さらに置換基を有していてもよい。R7,R2,R3,
およびR4,で表される基としでは、水素原子、炭素原
子数1〜20のアルキル基、炭素原子数7〜20のアラ
ルキル基、炭素原子数6〜20の7リール基、炭素原子
数1〜20のフルコキシ基等が好ましく、特にはRI+
およびRLが水素原子、炭素原子数1〜20のアルキル
基、炭素原子数7〜20の7ラルキル基が好ましい。
上記一般式(1)で表されるサリチル酸誘導体のうち、
3.5−ビスアラルキルサリチル酸誘導体、3−フルキ
ルサリチル酸、3−フルキル−5−7ラルキルサリチル
酸、または3−フルキル−5−フルキルサリチル酸がこ
のましく、その総炭素数が17以上であるものが好まし
い。
本発明に係わるサリチル酸誘導体の金属塩としては亜鉛
塩、アルミニウム塩、マグネシウム塩。
カルシウム塩、ナトリウム塩、ニッケル塩などが好まし
く、特には亜鉛塩が好ましい。
本発明に係わるサリチル酸誘導体の具体例を示す本発明
はこれらに限定されるものではない。
3.5−ビス(−α−メチルベンジル)サリチル酸、3
−α−ベンジル化フェニルエチルサリチル酸、3−α−
メチル−α−エチルベンチルー5−α、α−ジメチルベ
ンジルサリチル酸、3−クミル−5−t−オクチルサリ
チル酸、3−クミル−5−t−ブチルサリチル酸、3−
t−ブチル−5−クミルサリチル酸、3,5−ジ−t−
ブチルサリチル酸、3.5−ジ−t−オクチルサリチル
酸。
3.5−ジ−t−ノニルサリチル酸、3,5−ビス(メ
チルクミル)サリチル酸、3.5−ビスクミルサリチル
酸、  3−α−メチルベンジル−6−メチルサリチル
酸、3−α−ベンジル化フェニルエチルP6−メチルサ
リチル酸、3−α−メチル−α−エチルペンチル−6−
メチルサリチル酸。
3.5−ビス(−α−ベンジル化フェニルエチル)サリ
チル酸、3.5−ビス(ベンジル化ベンジル)サリチル
酸、3,5−ビス(α−メチルベンジル)−6−メチル
サリチル酸、3−α−トリルエチル−6−メチルサリチ
ル酸、3,5−ビス(α、α−ジメチルベンジル)−6
−メチルサリチル酸、3,5−ジ−t−オクチル−6−
メチルサリチル酸、3−α−ジメチルフェニルエチル−
6−メチルサリチル酸、3−α−エチルフェニルエチル
−6−メチルサリチル酸、3−α−インプロピルフェニ
ルエチル−6−メチルサリチル酸。
3−α−ベンジル化ベンジルフェニルエチル−6−メチ
ルサリチル酸、3−α−メチル−α−エチルペンチル−
6−エチルサリチル酸1等があげられる。
上記一般式(II)で表されるフェノール誘導体におい
て、Arで表される。置換基を有していてもよいアリー
ル基のうち下記一般式(Ill )で表されるものがさ
らに好ましい。
上式中R5,R,で表される置換基は、同一でも異なっ
ていてもよく水素原子、アルキル基、アラルキル基また
はアリール基をXで表される基は。
水素原子、アルキル基、アラルキル基、7リール基、ハ
ロゲン原子、シアノ基またはニトロ基を表す、Rs、R
sまたはXで表されるフルキル基は炭素原子数1〜3の
アルキル基または炭素原子数4〜14の3級アルキル基
が好ましく、RR6またはXで表されるアラルキル基は
α位が少なくとも1個以上アルキル基で置換されている
ものが好ましい、またアラルキル基を構成する芳香環は
、更に置換基を有していてもよく、置換基の種類として
は1 フルキル基、フルコキシ基、ハロゲン原子1等が
挙げられる。Rsまたは+R6で表されるアリール基は
フェニル基が好ましい。
アルキル基の例としてはメチル基、エチル基。
プロピル基、イソプロピル基または炭素原子数4゜5.
6,8,9,10,12.14の3級アルキル基等、ア
ラルキル基の例としては、α−メチルベンジル基、α、
α−ジメチルベンジル基、α−エチルベンジル基、α−
プロピルベンジル基、1−トリルエチル基、1−アラル
キル基等が挙げられる。
上記一般式(Ill )でRs、Rsで表される置換基
の中少なくとも1個は、α位が少なくとも1個以上アル
キル基で置換されているアラルキル基または、炭素原子
数5以上の3級アルキル基であることが好ましい。
また一般式(Ill )で表される基は、総炭素原子数
14以上が好ましい。
上記一般式(II)でYで表される基は、アルキル基、
アラルキル基、アリール基、カルバモイル基、アシル基
、アミノカルボニル基等が挙げられる5これらの置換基
は、更に置換基を有していてもよく、置換基の種類とし
ては、アルキル基、7ラルキル基、7リール基、アルコ
キシ基、ハロゲン原子、カルボキシ基、カルバモイル基
、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、シアノ基、ニトロ
基、ヒドロキシ基等及びこれらの置換基を有する誘導体
が挙げられる。
本発明に係わるフェノール誘導体は分子量250以上の
ものが好ましく、特には分子量300以上の常温で液状
のものが好ましい。
本発明に係わるフェノール誘導体の代表的な具体例とし
ては2,4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシブ
タン、2,4.6−1リス(α−メチルベンジル)フェ
ノキシ酢酸、2,4−ビス(α、α−ジメチルベンジル
)フェノキシメチルベンゼン、2.4−ビス(1−トリ
ルエチル)フェノキシエタノール、2.4−ビス(α−
メチルベンジル)フェノキシ酢酸、2.4−ビス(α−
メチルベンジル)フェノキシ酢酸ブチル、2゜4−ビス
(α−メチルベンジル)フェノキシエタノール、2,4
−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシカルボニルメ
タン、2.4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシ
カルボニルメチルベンゼン、2.4−ビス(α−メチル
ベンジル)フェノキシカルボニルペンタデカン、2.4
−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシ酢酸アミド。
N−[2,4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシ
カルボニルコアニリン、N−(2,4−ビス(α−メチ
ルベンジル)フェノキシブタン、2゜4−ビス(α−メ
チルベンジル)フェノキシカルボニル〕オクチルアミン
、2.4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシプロ
ピオン酸、1−〔2,4−ビス(α−メチルベンジル)
フェノキシカルボニル〕−2−(2,4−ビス−t−7
ミルフエノキシ〕ブタン、3− [2,4−ビス(α−
メチルベンジル)フェノキシカルボニル〕へブタン、2
.4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキシメチルベ
ンゼン、2.4−ビス(α−メチルベンジル)フェノキ
シベンゼン、(4−t−ドデシルフェノキシカルボニル
)−2−(2,4−ビス−1−アミルフェノキシ)ブタ
ン、(4−t−オクチルフェノキシカルボニル)−2−
(2゜4−ビス−1−アミルフェノキシ)ブタン、(4
−1−ブチルフェノキシカルボニル)−2−(2゜4−
ビス−t−アミルフェノキシ)ブタン、(4−トリルフ
ェノキシカルボニル)−2−(2,4−ビス−1−アミ
ルフェノキシ)ブタン、 (2゜44−ビス−1−オク
チルフェノキシカルボニル)−2−(2,4−ビス−1
−アミルフェノキシ)ブタン、  (2,4−ビス−1
−アミルフェノキシカルボニル) −2−(2,4−ビ
ス−t −7ミルフエノキシ)ブタン、2− (2,4
−ビス−1−アミルフェノキシ)−1−カルバモイルブ
タン、2− (2,4−ビス−t−7ミルフエノキシ)
−1−N−オクチルカルバモイルブタン、2(2,4−
ビス−t−アミルフェノキシ)−1−力ルボキシブタン
、2− (2,4−ビス−1−アミルフェノキシ)−1
−ドデシルオキシカルボニルブタン、2− (2,4−
ビス−t−アミルフェノキシ)−1−ベンジルオキシカ
ルボニルブタン、等があげられるが、これらに限定され
るものではない。
また本発明に係わる記録材料では、さらに既によく知ら
れている本発明外の、フェノール誘導体。
サリチル酸誘導体、芳香属カルボン酸の金属塩。
酸性白土、ベントナイト、ノボラック樹脂、金属処理ノ
ボラック樹脂、金属錯体などを併用してもちいてもよい
、これらの例は特公昭40−9309号、特公昭45−
14039号、特開昭52−140483号、特開昭4
8−51510号、特開昭57−210886号、特開
昭58−87089号、特開昭59−11286号、特
開昭60−176795号、特開昭61−95988号
等に記載されている。
本発明に係わる電子供与性無色染料にはトリフェニルメ
タンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチ
アジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、ロイコ
オーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合物、ト
リフェニルメタン系化合物、トリアゼン系化合物、スピ
ロピラン系化合物、フルオレン系化合物など各種の化合
物がある。
フタリド類の具体例は米国再発行特許明細書第23.0
24号、米国特許明細書筒3,491,111号、同第
3,491.112号、同第3,491、M6号および
同第3,509,174号。
フルオラン類の具体例は米国特許明細書筒3,624.
107号、同第3,627,787号、同第3,641
,011号、同第3,462.828号、同第3,68
1,390号、同第3,920.510号、同第3,9
59,571号、スピOジビラン類の具体例は米国特許
明細書筒3,971.808号、ピリジン系およびピラ
ジン系化合物類は米国特許明細書筒3.775,424
号。
同第3,853,869号、同第4.246,318号
、フルオレン系化合物の具体例は特願昭61−2409
89号等に記載されている。
本発明による記録材料において電子受容性化合物は、電
子供与性無色染料の50〜5000重量%使用すること
が好ましく、さらに好ましくは100〜2000重量%
である。
感圧紙に用いる場合には、米国特許第2,505.47
0号、同2,505.471号、同2゜505.489
号、同2,548,366号、同2.112,507号
、間2,730,456号、同2,730,457号、
同3,103,404号、同3,418,250号、同
4. 010. 038号などの先行特許に記載されて
いるように種々の形態をとりうる。最も一般的には電子
供与性無色染料および電子受容性化合物を別々に含有す
る少なくとも一対のシートから成る。
カプセルの製造方法については、米国特許2゜800.
457号、同2,800,458号に記載された親水性
コロイドゾルのコアセルベーションを利用した方法、英
国特許867.797号、同950,443号、同98
9,264号、同1゜091.076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103,404号に
記載された手法等がある。
一般には、電子供与性無色染料を単独又は混合して、溶
媒(アルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、ア
ルキル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィンなどの合成油二木綿油、ヒマシ油など
の植物油:動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物など
)に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、紙
、上質紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙な
どに塗布することにより発色剤シートをうる。
一方電子受容性化合物および本発明に係わるフェノール
誘導体と必要に応じて添加剤を単独又は混合して、スチ
レンブタジェンラテックス、ポリビニールアルコールの
如きバインダー中に分散させ、顔料とともに紙、プラス
チックシート、樹脂コートテッド紙などの支持体に塗布
することにより顕色剤シートを得る。
本発明に係わるフェノール誘導体の使用量は。
本発明の一般式(1)で表されるサリチル酸誘導体の、
10〜200重量%用いられ、とくには20〜150重
量%用いられる。
本発明に係わる。フェノール誘導体は、有機溶剤に溶解
後、これをポリビニールアルコール等の水溶性高分子と
ともに乳化し、これにサリチル酸誘導体を加えて使用し
てもよい。
水溶性高分子としては、ポリビニールアルコール、無水
マレイン酸−イソブチレン共重合体、カルボキシメチル
セルロース、ヒトOキシエチルセルロース、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸。
ポリビニルピロリドン、澱粉、カゼイン、アラビアゴム
、ゼラチン等の合成または天然高分子を用いることがで
きる。
また顔料としては、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、炭
酸カルシウム、酸化チタン、炭酸マグネシウム、酸化マ
グネシウム、硫酸バリウム、カオリン、活性白土、タル
ク等が挙げられる。
このうち平均粒径5. 0  μ以下の炭酸カルシウム
を、全顔料の60重量%以上使用することが特に好まし
い、炭酸カルシウムの使用量が60重量%より少ないと
1発色体の耐光性及び光による原色面の黄変性について
十分な性能が得られない。
また平均粒径5.0 μ以下の炭酸カルシウムを使用し
ないと、十分な顕色能が得られない、平均粒径5.0 
μ以下の炭酸カルシウムは、商品としては例えば、白石
工業のSr i l l 1ant −15、Br1l
liant−S15.Br1iant−30,PC,P
CX、Unibur−70等が挙げられる。
電子受容性化合物と顔料は、1:5〜1:15の重量比
率で使用するのが好ましい、顔料の使用比率がこれより
も高くても低くても2.十分な顕色能が得られない。
電子受容性化合物と顔料は1分散剤、水溶性高分子、そ
の他の添加剤と共に、ボールミル、アトライター、サン
ドミル等で機械的に水系で分散処理され分散液が得られ
る。電子受容性化合物の一部または全部は、電子受容性
化合物を有機溶媒に溶解し、これに本発明に係わる少な
くとも2位が7ラルキル基で置換されているフェノール
誘導体を加え、水中で乳化し乳化液として、使用するこ
ともできる。
添加剤としては、酸化防止剤、柴外線吸収剤等の添加が
好ましい。
支持体に塗布される電子受容性化合物の量は。
0.1g/m’〜2.Og/m2.好ましくは0゜29
/m2〜1.0g/m2が適当である。
電子供与性無色染料の使用量は所望の塗布厚、感圧記録
紙の形態、カプセルの製法、その他の条件によるのでそ
の条件に応じて適宜選べばよい。
当業者がこの使用量を決定することは容易である。
(発明の実施例) 以下に実施例を示すが1本発明はこれに限定されるもの
ではない、実施例において特に指定のない限り1重量%
を表す。
実施例−1 1)電子供与性無色染料含有カプセルシートの調製 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
ショナルスターチ社製、VERSA、Tl2O3)5部
を熱水95部に溶解した後冷却する。これに水酸化ナト
リウム水溶液を加えてpH4,0とした。一方電子供与
性無色染料の3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノ
フェニル)−3−(T−オクチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)フタリドを4.5%溶解したジイソプロ
ピルナフタレン100部を前記ポリビニルベンゼンスル
ホン酸の一部ナトリウム塩の5%水溶液100部に乳化
分散して直径4゜0μの粒子サイズをもつ乳化液を得た
。別にメラミン6部、37重量%ホルムアルデヒド水溶
液11部、水30部を60°Cに加熱攪拌して30分後
に透明なメラミンホルムアルデヒド初期重合物の水溶液
を得た。
この水溶液を上記乳化液と混合した。攪拌しながらリン
酸2M溶液でpHを6.0に調節し、液温を65’Cに
上げ6時間攪拌を続けた。このカプセル液を室温まで冷
却し水酸化ナトリウム水溶液でpH9,0に調節した。
この分散液に対して10重量%ポリビニルアルコール水
溶液200部およびデンプン粒子50部を添加し、加水
してマイクロカプセル分散液の固形分濃度20%溶液を
調整した。
この塗液を50g/m2の原紙に5g/m’の固形分枝
塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布、乾燥し
電子供与性無色染料含有カプセルシートを得た。
2)電子受容性化合物シートの調製 〔顔料分散液の調製〕 炭酸カルシウム(白石工業Br1lliant−15,
平均粒径0.5μ)120部、活性白土10部、酸化亜
鉛20部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部七水200
部を用い、サンドグラインダーで、平均粒径3μになる
ように均一に分散して、顔料分散液(A)を得た。
〔電子受容性化合物−フェノール誘導体乳化液の調製〕
3.5−ビス(−α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛
20部と第1表に示したフェノール誘導体18部を酢酸
エチル18部に溶解し10%PVA−??7(クラレ製
)水溶液1f)0部を添加して、ホモジナイザー(日本
精機、Au−7型)を用いて5分間乳化し、平均粒径1
.0μの電子受容性化合物−フェノール誘導体乳化液(
B)を得た。
顔料分散液(A)300部と電子受容性化合物−フェノ
ール誘導体乳化液(S)+OS部に、10%PVA−1
17水溶液85部を添加し、さらに固形分濃度が20%
になるように加水調製し塗布液を得た。
この塗液を509部m’の原紙に5.1g7m2の固形
分が塗布されるようにバー−塗布し、乾燥し電子受容性
化合物シートを得た。
電子供与性無色染料含有マイクロカプセルシート面を、
電子受容性化合物シートに重ね300に9部cm2の荷
重をかけ発色させた。15秒後の発色濃度をデンシトメ
ーター(マクベス社。
RD−514型)で測定した。結果を第2表に示す。
第  1 表 第  1 表 (続) 実施例−2 炭酸カルシウム(白石工業Br1lliant−15,
平均粒径0.5μ)120部、活性白土10部、酸化亜
鉛20部、3,5−ビス(−α−メチルベンジル)サリ
チル酸亜鉛10部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部と
水200部を用い。
サンドグラインダーで、平均粒径3μになるように均一
に分散して1分散液(C)を得た。
更に実施例−1と同様にして、実施例1−5のフェノー
ル誘導体を用いて電子受容性化合物−フェノール誘導体
乳化液(B)を得た。
分散液(C)300部と電子受容性化合物−フェノール
誘導体乳化液(B)55部に、10%PVA−117水
溶液125部を添加し、さらに固形分濃度が20%にな
るように加水調製し塗布液を得た。
この塗液を50g/m’の原紙に5.1g/m2の固形
分が塗布されるようにバー塗布し、乾燥し電子受容性化
合物シートを得た。
実施例1と同様にして発色させ、15秒後の発色濃度を
測定した。結果を第2表に示す。
実施例−3 実施例−2のフェノール誘導体を実施例1−6で使用し
たものに代え、実施例−2と同様にして電子受容性化合
物シートを得た。実施例2と同様にして発色させ、15
秒後の発色濃度を測定した。
結果を第2表に示す。
比較例−1 炭酸カルシウム(白石工業Br1lliant−15,
平均粒径0.5μ)120部、活性白土10部、酸化亜
鉛20部、3,5−ビス(−α−メチルベンジル)サリ
チル酸亜鉛10部、ヘキサメタリン酸ナトリウム1部と
水200部を用い。
サンドグラインダーで、平均粒径3μになるように均一
に分散して9分散液を得た。
コノ分散液310部に10%PVA−117水溶液17
0部を添加し、さらに固形分濃度が20%になるように
加水調製し塗布液を得た。
実施例1と同様にして塗布して電子受容性化合物シート
を得た。
実施例1と同様にして発色させ、15秒後の発色濃度を
測定した。結果を第2表に示す。
第  2 表 第2表に示すように1本発明の電子受容性化合物を用い
た感圧記録材料は、室温、低温いずれの場合も発色濃度
1発色速度が優れていることがわかる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子供与性無色染料、下記一般式( I )で表さ
    れるサリチル酸誘導体の金属塩及び、下記一般式(II)
    で表されるフェノール誘導体を含有する事を特徴とする
    感圧記録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上式中、R_1、R_2、R_3、およびR_4、で
    表される基は水素原子、アルキル基またはアリール基を
    表す。 Ar−O−Y(II) 〔上記式中、Arは、置換基を有していてもよいアリー
    ル基を、Yは置換基を有していてもよい1価の基を表す
    。〕
  2. (2)一般式( I )で表されるサリチル酸誘導体にお
    いて、R_1、およびR_3、で表される基が、水素原
    子、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数7〜
    20のアラルキル基であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の感圧記録材料。
  3. (3)サリチル酸誘導体が3,5−ビスアラルキルサリ
    チル酸誘導体、3−アルキルサリチル酸、3−アルキル
    −5−アラルキルサリチル酸、または3−アルキル−5
    −アルキルサリチル酸であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の感圧記録材料。
  4. (4)サリチル酸誘導体が、総炭素数17以上であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の感圧記録材
    料。
  5. (5)一般式(II)で表される化合物においてArで表
    される置換基を有していてもよいアリール基が下記一般
    式(III)で表されるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の感圧記録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔上式中R_5、R_6で表される置換基は、同一でも
    異なっていてもよく水素原子、アルキル基、アラルキル
    基またはアリール基をXで表される基は、水素原子、ア
    ルキル基、アラルキル基、アリール基、ハロゲン原子、
    シアノ基またはニトロを表す。〕
  6. (6)一般式(III)で表される置換基においてR_5
    またはR_6で表される基のうち少なくとも一つが、α
    が少なくとも1個以上のアルキル基で置換されているア
    ラルキル基または炭素原子数5以上の3級アルキル基で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の感圧
    記録材料。
  7. (7)一般式(II)で表される化合物においてYで表さ
    れる基が、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子、カルボキシ基、カルバモイ
    ル基、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカル
    ボニル基、アリールオキシカルボニル基、シアノ基、ニ
    トロ基、ヒドロキシ基を置換基として有していてもよい
    アルキル基、アラルキル基、アリール基、カルバモイル
    基、アシル基、アミノカルボニル基であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の感圧記録材料。
  8. (8)一般式(II)で表される化合物が、分子量300
    以上で、常温で液状であることを特徴とする特許請求の
    範囲1項記載の感圧記録材料。
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