JPH0442648A

JPH0442648A - 留守番電話機

Info

Publication number: JPH0442648A
Application number: JP14966790A
Authority: JP
Inventors: Mayumi Sakazaki; 坂崎　真由美
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1990-06-07
Filing date: 1990-06-07
Publication date: 1992-02-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は留守番電話機に関するものであり、特に複数の
個別的なメツセージに関するものである。

［従来の技術］電話機は特定の電話番号が入力された場合、その電話番
号を有する電話機に向けて通信信号を発信する。この通
信信号を受信した場合、従来の留守番電話機は次のよう
な処理を行う。

相手先である発信者からの通信信号を受信した電話機は
、受信があったことを認識して自動的に通信を行い発信
者の電話機との間を通話可能な状態にする。そして、予
め記憶されているメツセージを再生し、このメツセージ
を公衆回線を通じて発信者の電話機に送る。その後、必
要に応じて発信者の伝言（氏名や用件等）を録音して自
動的に通信を終了する。

又、他の従来例として次に示すような暗証番号式留守番
電話機がある。この暗証番号式留守番電話機は、特定の
暗証番号が入力された場合にのみ親展メツセージを送る
ようになっている。発信者から通信信号が送られ通話状
態となった後、発信者は電話機が留守番機能に設定され
ていることを認識する。そして、更に特定の暗証番号を
電話機の番号キーから入力する。この入力された暗証番
号は、公衆回線を介して暗証番号式留守番電話機に取り
込まれる。

暗証番号式留守番電話機は取り込んだ暗証番号に基づい
て親展メツセージを再生し、公衆回線を通じて発信者の
電話機に送る。すなわち、暗証番号を予め特定の者にの
み知らせておくことにより、親展メツセージを所望の発
信者に送ることができる。

［発明が解決しようとする課題］ところが、上記従来の電話機においては次のような問題
があった。発信者の電話機からの通信信号を受信したと
き直ちにメツセージを再生する留守番電話機においては
、具体的な情報（例えば外出先）をメツセージに入れて
おくことはできない。

すなわち、発信者が誰であるかにかかわりなくメツセー
ジが流れる為、外出先等をメツセージに含めておくと不
都合が生じる場合があるからである。

他の従来例として掲げた暗証番号式留守番電話機は、暗
証番号を入力した発信者にのみ特定の親展メツセージを
送ることができるので上記のような不都合は生じない。

親展メツセージを聞かれても差し支えない者にのみ暗証
番号を知らせておけばよいからである。

しかし、暗証番号式留守番電話機に記憶されている親展
メツセージを聞く為には、発信者がこのメツセージに対
応する暗証番号を電話機に入力しなければならない。す
なわち、予め暗証番号を知らせていない者にはメツセー
ジを送ることができないという問題がある。

そこで本発明は特定のメツセージを所望の発信者に送る
ことができ、かつ発信者は暗証番号の入力等の特別な操
作を必要としない留守番電話機を提供することを目的と
する。

し課題を解決する為の手段］本発明に係る留守番電話機は、二種以上のメツセージを記憶するメツセージ記憶手段、各メツセージに対応する電話番号を備えるテーブルを記
憶する電話番号記憶手段、相手先の電話機が発信した通信信号を受信した場合、当
該通信信号に基づいて相手先の電話機の電話番号を認識
する認識手段、認識手段か認識した電話番号と電話番号記憶手段に記憶
されているテーブルとを照合し、当該電話番号に対応す
るメツセージを相手先の電話機に向けて発する制御手段
、を備えたことを特徴としている。

［作用］本発明に係る留守番電話機は、認識手段が認識した電話
番号に対応するメツセージを相手先の電話機に送信する
。

従って、相手先の電話機の電話番号に基づいて個別的な
メツセージを送ることができる。

［実施例］本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

本発明に係る電話機２の外観図を第４図に示す。

電話機２０本体２Ｈには送受話器１２が接続されており
、この送受話器１２を介して音声通信が行われる。

又本体２Ｈには、メツセージの登録等の際に用いる伝言
キーボード５が設けられている。数字入力キーボード２
０からは電話番号が入力される。再生キー２４、消去キ
ー２６は相手先である発信者の音声録音を再生、消去す
る為に用いるキーである。又、デイスプレィ３０には、
電話番号や操作ガイダンスか表示される。

次に、第１図に電話機２の回路図を示す。ＣＰＵ４はＲ
ＯＭ６に格納されたプログラムに従って各部を制御する
ものである。パスライン９０にはＲＡＭ８が接続されて
いる。又、デイスプレィインターフェイス３１を介して
デイスプレィ３０かパスライン９０に接続されている。

更にパスライン９０にはキーボードインターフェイス３
２を介して、登録キー２８、伝言キーブロック５、数字
キー２０、留守キー２２、再生キー２４及び消去キー２
６が接続されている（第４図参照）。又、通信回路ＩＯ
を介して公衆回線との通信が行われる。尚、通信回路１
０には送受話器１２が接続されている。

電話機２には、二種以上のメツセージを記憶させること
ができる。各メツセージはメツセージ記懐手段としてＲ
ＡＭ８が記憶している。又、各々のメツセージには、対
応する電話番号が与えられている。これらの電話番号及
び対応するメツセージはデータテーブルを形成し、電話
番号記憶手段としてＲＡＭ８に記憶されている。

メツセージ及び電話番号の登録処理を以下に説明する。

ＲＯＭ６に格納されている登録処理のプログラムのフロ
ーチャートを第２図に示す。まず、登録を行う場合は登
録キー２８を押す（ステップＳｔ）。

この登録キーが押されたことによりＣＰＵ４は登録処理
の開始を認識する。そしてＣＰＵ４はデイスプレィイン
ターフェイス３１を介してデイスプレィ３０に「伝言キ
ーを選択して下さい」というガイダンス表示を行う（ス
テップＳ４）。

この表示に基づいて、伝言キーブロック５の中からいず
れかのキーを選択して押す（ステップｓｇ）。

今、伝言Ｄｅキー以外のキー、例えば伝言１キーが押さ
れたとする。ＣＰＵ４は押されたキーが伝言Ｄｅ主キー
それ以外のキーであるかを判断する（ステップＳＳ）。

この場合はステップＳ、。に進み、デイスプレィ３０に
「メツセージを録音して下さい」というガイダンス表示
を行う。そして、伝言１に対応するメツセージ「・・・
■・・・」を録音する（ステップＳ２り　。

この録音は送受話器１２を通じて行われる。すなわち、
メツセージの音声は送受話器１２を介して通信回路１０
に取り込まれる。そして、通信回路１０が備えているＡ
／Ｄ変換器によってデジタル値に変換されてＲＡＭ８に
記憶される。メツセージの録音が終了すると、メツセー
ジ録音終了を示す数字キー「＃」を押す（ステップ５１
４）。

メツセージ録音の終了を認識したＣＰＵ４は、次にデイ
スプレィ３０に［電話番号を入力して下さい」というガ
イダンス表示を行う（ステップＳ２□）。

この表示に基づいて伝言１に対応する電話番号を入力す
る（ステップ５２４）。すなわち、メツセージ「・・・
■・・・」を送信する予定の相手先電話番号を入力する
。尚、ここで複数の電話番号を入力することができる。

同一のメツセージ「・・・■・・・」を複数の者に送信
する場合に有効である。この場合は各電話番号の間に「
＃」キーを押して入力する。

電話番号の入力が終了すると、電話番号の入力終了を示
す数字キー「＃＃」を押す（ステップ５２６）。

尚、既に電話番号が入力されている状態でメツセージの
みを変更する場合は、ステップＳ２４で電話番号を入力
せずに直ちに数字キー「＃＃」を押す。

これにより電話番号は以前設定のまま継続され、異なる
メツセージのみが登録されることになる。

メツセージ及び電話番号の登録が終了した後、続いて他
の伝言キーに登録を行う場合はステップＳ６に戻る（ス
テップＳ’ｓ）。

ステップＳ６において伝言キーＤｅを選択した場合はス
テップＳ１６に進む（ステップＳＳ）。そして、他の伝
言キーを選択した時と同様の手順で、メツセージ「・・
・Ｄｅ・・・」を入力する（ステップＳ１６．５ｉｌｌ
、Ｓ、。）。尚、伝言Ｄｅに対応して録音されたメツセ
ージは、登録外の電話番号の発信者に対して送られるも
のである。従って、通常は全ての発信者に対しても流す
ことができるような形式的な内容のメツセージが録音さ
れる。メツセージ「−・・Ｄｅ・・・」は登録外の電話
番号からの通信があった場合に再生されるメツセージで
ある為、電話番号の登録は不要でありメツセージ録音後
は直ちにステップｓ２８に進む。

尚、各伝言キーはそれぞれキーランプ５０Ｌ、　５１Ｌ
。

５２Ｌ、　５３Ｌ及び５４Ｌを備えている。そして、メ
ツセージ及び電話番号が既に登録されているキーについ
ては、そのキーの備えるキーランプが点灯するようにな
っている。この点灯により既に登録されているキーが明
瞭となり、再登録等の際に便利である。

こうして下表１に示すようなデータテ・−プルを形成す
る。

（以下余白）表１ｄｅｆａｕｌｔＤｅ「・・・Ｄｅ・・・」０７９８２２３３３６６　　　２　　　　　　　ｒ・・
、■００．」０３　１２３４５６７　　　　　４　　　
　　　　ｒ・・・■・・・」尚、上記表１においてｒｄ
ｅｆａｕｌｔＪは伝言１から伝言４までの電話番号以外
の番号を意味する。

次に、相手先かうの通信信号を受信したときの処理を第
３図を用いて以下に説明する。まず、ＣＰＵ４は通信信
号を受信した場合、伝言１から伝言４にメツセージが録
音されているか否かを判断する（ステップ５ｓｏ）。録
音されていない場合はステップＳ６゜に進み、伝言Ｄｅ
に対応するメツセージ「・・・Ｄｅ・・・」を通信回路
ｌＯを通じて公衆回線を介し相手先である発信者の電話
機に送信する。

伝言１から伝言４にメツセージが録音されている場合は
ステップ５５２に進む。ＣＰＵ４が取り込んだ通信信号
には、発信元の電話番号に関するデータが含まれている
。ＣＰＵ４はこのデータに基づいて発信元、すなわち相
手先の電話番号を検出する（ステップ５５２）。

次に、ＣＰＵ４はＲＡＭ８に記憶されているデータテー
ブル（表１）と検出した電話番号との照合を行い（ステ
ップ５５４）、この電話番号と同一の番号がデータテー
ブルに登録されているか否かを判断する（ステップＳ、
６）。検出した電話番号がデータテーブルに登録されて
いない場合は、伝言Ｄｅに対応するメツセージ「・・・
Ｄｅ・・・」を通信回路ｌＯを通じて公衆回線を介し相
手先である発信者の電話機に送信する（ステップＳ６゜
）。

検出した電話番号と同一の番号がデータテーブルに登録
されている場合は、この番号に対応するメツセージを相
手先の電話機に送信する（ステップＳ、８）。例えば、
通信信号に基づいて検出した電話番号が「０７７５８８
８８８８８Ｊであるときは、メツセージ「・・・■・・
・」を再生して相手先に送る。

以上のようにして所望の相手先に向けて各個別メツセー
ジを送信した後、相手先からの伝言（氏名、用件等）を
録音する。この伝言の音声は公衆回線から通信回路１０
を介して録音装置８０に取り込まれる。そして、録音装
置８０の備える録音用テープに録音される。録音装置８
０の録音や再生は、録音装置インターフェイス８２を介
してＣＰＵ４か制御する。このようにして録音された相
手先からの伝言は、後に再生キー６２を押すことによっ
て再生することができる。又、消去キー６４により録音
を消去することもできる。

尚、第４図に示すように電話機２の背面に各伝言キーの
内容を示す一覧表７３を取り付けてもよい。

この−覧表７３は、必要に応じて矢印３００の示す方向
に引出し、参照できるようになっている。−覧表７３の
書込欄７３Ｓには、例えば登録されているメツセージ、
相手先の氏名を記入する。又、各伝言キー毎に異なる者
がメツセージを登録している場合は、それぞれのキーに
誰のメツセージが登録されているかを記入してもよい。

伝言キーの登録内容の整理、管理等に便利である。

［発明の効果］本発明に係る留守番電話機は、相手先の電話機の電話番
号に基ついて個別的なメツセージを送ることができる。

従って、特定の個別メツセージを所望の発信者に送るこ
とができ、かつ発信者は暗証番号の入力等の特別な操作
を必要としない。

又、単一の電話機を複数人で使用している場合でも、使
用している各人毎のメツセージを録音して所望の相手先
へ送信することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係る電話機の回路図、第２図及び第３図は、本発明の一実施例に係る電話機２
のＲＯＭに格納されているプログラムのフローチャート
を示す図、第４図は、本発明の一実施例に係る電話機の外観図であ
る。４　・　・　・　・　・　ＣＰＵ６　・　・　・　・　・ＲＯＭ８　・　・　・　・　・ＲＡＭ２０・・・・・数字キー２２・・・・・留守キー２４・・・・・再生キー２６・・・・・消去キー２８・・・・・登録キー３０・・・・・ディスプレイ

Claims

【特許請求の範囲】　二種以上のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段
、各メッセージに対応する電話番号を備えるテーブルを記
憶する電話番号記憶手段、相手先の電話機が発信した通信信号を受信した場合、当
該通信信号に基づいて相手先の電話機の電話番号を認識
する認識手段、認識手段が認識した電話番号と電話番号記憶手段に記憶
されているテーブルとを照合し、当該電話番号に対応す
るメッセージを相手先の電話機に向けて発する制御手段
、を備えたことを特徴とする留守番電話機。