JPH0442625Y2 - - Google Patents

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JPH0442625Y2
JPH0442625Y2 JP5450888U JP5450888U JPH0442625Y2 JP H0442625 Y2 JPH0442625 Y2 JP H0442625Y2 JP 5450888 U JP5450888 U JP 5450888U JP 5450888 U JP5450888 U JP 5450888U JP H0442625 Y2 JPH0442625 Y2 JP H0442625Y2
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valve
housing
operating shaft
elastic
butterfly valve
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はカーヒータの温水回路に於いて流量コ
ントロールに使用するウオータバルブにおけるバ
タフライ弁の開閉維持装置に関する。
「従来の技術」 従来、ウオータバルブにおけるバタフライ弁
は、開閉操作の容易性、水密機能の完全性、微小
開弁時における弁プレートの鳴音を防止するた
め、第7〜9図に示すようにハウジング41の弁
室42内に弾性スリーブ43を装着すると共に、
ハウジング41の軸方向と直角方向に弁室42を
貫通させた操作用の軸杆45に、該軸杆の軸方向
と直角方向に弾性スリーブ43の内径よりやや長
径で楕円形をした剛体からなるバタフライ型の弁
プレート47を軸着し、軸杆45を回動させるこ
とにより弁プレート47の外周面を弾性スリーブ
43の内面に密接させて閉弁するが、弁プレート
47の全閉位置は垂直線に対して約30度傾斜させ
ることにより弁プレート47の操作角を約60度で
開閉できるようにしてある。
弁プレート47を開閉操作する軸杆45は、ハ
ウジング41の外側に位置した軸杆の部分に連結
するワイヤー(図示せず)を介して弁プレート4
7を開閉操作するものである。
「考案が解決しようとする問題点」 弁プレート47は経時的に生ずる弾性スリーブ
43内面の摩耗または軸杆45の作動機構の緩み
等によつて生ずる弁の全閉時に於ける漏水を防止
したり、または流体の影響や外部振動等によつて
可動するのを防止するための機構を有していない
ため、閉弁あるいは開弁状態の弁プレートが動い
て正確な流体コントロールができないという問題
点を有していた。また、弁プレート47を開弁ま
たは閉弁状態を維持するための機構を構えるに
は、操作機構が複雑となつて大型化したり、部品
コストが高くなつて不経済となり、さらに機構が
複雑なため故障し易い等の問題点を有している。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述の如き問題点に鑑みてなされたも
ので、その構成はハウジング内に弾性スルーブを
装着して形成した弁室内にハウジングの軸方向と
直角方向に貫通させた操作軸に、弾性スリーブの
内径より長径で楕円形をしたバタフライ弁を軸着
して全閉位置を約30度傾斜させたウオータバルブ
において、片側に停止部を有してハウジングに固
定したブラケツトの上部に小孔を設け、この小孔
に弾発ばねの一端に位置する支持杆を回動可能に
枢支し、他端に位置した可動杆を操作軸に取り付
けることを特徴とする。
「作用」 ハウジングに固定したブラケツトに設けた小孔
に、一端の支持杆を回動可能に枢支した弾発ばね
の他端に位置する可動杆をバタフライ弁を開閉操
作する操作軸に取り付けたため、操作軸は弾発ば
ねの弾発力によつて常時弾発されているので閉弁
時には水密性を維持し、開弁時には弁プレートの
開弁状態を維持できる。
「実施例」 本考案の実施例を図面により説明すると、一端
に流入口2を有した筒部3の他側を大きく開口さ
せると共に、他端にやや大径な係止突部4を有し
た樹脂製のハウジング1は、内部に形成した大径
室6の内端に掛止溝7を設け、大径室6内に収納
する柔軟材よりなる円筒状の弾性スリーブ8の一
端を前記掛止溝7に掛止し、他端に設けた掛止鍔
9を係止突部4の前面に形成した掛止部5に収容
して固定してある。
11は一端に前記流入口2と同形に形成した流
出口12を有する円筒状の樹脂製のパイプで、他
端周縁を立ち上がらせて掛止受部13を設け、弾
性スリーブ8の掛止鍔9を係止突部4の掛止部5
内に押圧保持すると共に該パイプ11の先端に設
けた挿入部14を弾性スリーブ内に挿入して掛止
鍔9を確実に保持する。またハウジングの係止突
部4とパイプの掛止受部13の外周を金属環15
でかしめ付けてハウジング1とパイプ11を一体
的に固定し、弾性スリーブ8内に弁室10を形成
する。
ハウジング1の中央部分片側に突設させた軸受
部16に、ハウジング1の軸方向と直角方向に弁
室10を貫通させて操作軸17を回動可能に挿通
してある。
操作軸17に固着したバタフライ弁19の全閉
位置は、軸受部16の中心を通る垂直線Lに対し
て矢印Y方向に約30度傾けてあり(第2図)、他
方、操作軸17は垂直線Lから矢印X方向に約30
度傾斜させて位置し(第1図)ており、バタフラ
イ弁19の操作角を約60度で開閉操作できるよう
にしてある(第2図)。
片側に停止部21を設けたブラケツト20に軸
受部16を嵌合させる大孔22と、弾発ばね26
の一端の支持杆27を回動可能に軸支する小孔2
3と、ブラケツト20をボルト30でハウジング
1に固定するためのねじ孔24を夫々設けてあ
る。
尚、弾発ばね26は巻回部29を有していて、
一端に位置する支持杆27と他端に位置する可動
杆28との間を常に押し広げようとする弾発力を
保有している。
次に、本実施例の作用について説明すると、ハ
ウジング1の片側に突出させた軸受部16にブラ
ケツト20の大孔22を嵌合してねじ孔24にボ
ルト30を螺入してハウジング1に固定し、弾発
ばね26の可動杆28は操作軸17に一連に設け
た折曲部18に止着し、他の支持杆27は小孔2
3に回動可能に軸支してある。
バタフライ弁19の閉弁時は、第1図に実線で
示すように操作軸17は、軸受部16及びブラケ
ツトの小孔23の各中心を通る垂直線Lから矢印
X方向に30度傾斜して位置し、弾発ばね26の弾
発力によつて矢印X方向に弾発されているため、
経時的に弾性スリーブ8の内面が摩耗しても弾発
ばね26の弾発力により操作軸17は矢印X方向
に回動しようとし、バタフライ弁19を第2図反
矢印Y方向に示すように弾性スリーブ8の内面に
密接させて水密機能を維持できる。この弾発ばね
26によつて操作軸17が第2図の反矢印Y方向
に回動して弾性スリーブ8に密接できる間は水密
機能を有して漏水を防止することができるもので
ある。
第1図に一点鎖線で示す如く、操作軸17を反
矢印X方向に回動させると、弾発ばね26はバタ
フライ弁19の軸着部を通る垂直線L上に位置し
た小孔23に回動可能に軸支した支持杆27を支
点にして該操作軸が停止部21に掛止されるまで
反矢印X方向に回動し、操作軸17が停止部21
に掛止するとバタフライ弁19は水平になつて全
開する(第5図)が、弾発ばね26の弾発力によ
つて操作軸17を第1図矢印Y方向に回動させる
ように作用して停止部21に押圧しているため、
内部流体の流れやハウジングに加わる振動等の影
響を受けてもバタフライ弁19が回動することは
なく、開弁状態を維持することができる(第5
図)。
操作軸17を第5図矢印M方向に回動させるこ
とによつてバタフライ弁19を開弁でき(第2
図)、さらに操作軸17を直接手で、または遠方
からワイヤー等を介して開閉操作する場合も、操
作軸17に弾発ばね26の弾発力が付勢されてい
るため全閉状態や全開状態を確実に維持すること
ができるものである。
「考案の効果」 本考案はハウジングに取り付けたブラケツトと
バタフライ弁を軸着した操作軸との間に弾発ばね
を弾発させて取り付けてあるため、閉弁状体の場
合はバタフライ弁が弾性スリーブの内面に圧接す
るように作用し、該弾性スルーブ内面が摩耗して
も水密機能を維持して長期間の漏水を防止するこ
とができるし、又、閉弁状態の場合は操作軸をブ
ラケツトの停止部に押圧して保持するため、振動
や流体の影響によつてバタフライ弁が回動するこ
とがなく、全開及び全閉状態を維持することがで
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
閉弁状態の全体の正面図、第2図は同縦断側面
図、第3図は全体の平面図、第4図はブラケツト
の正面図、第5図は開弁状態の断面図、第6図は
第5図A−A線断面図、第7〜9図は従来のウオ
ータバルブを示すもので、第7図は全体の正面
図、第8図は同縦断面図、第9図は第7図B矢視
方向の正面図である。 1……ハウジング、8……弾性スルーブ、10
……弁室、17……操作軸、19……バタフライ
弁、20……ブラケツト、21……停止部、23
……小孔、26……弾発ばね、27……支持杆、
28……可動杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に弾性スリーブを装着して形成し
    た弁室内にハウジングの軸方向と直角方向に貫通
    させた操作軸に、弾性スリーブの内径より長径で
    楕円形をしたバタフライ弁を軸着して全閉位置を
    約30度傾斜させたウオータバルブにおいて、片側
    に停止部を有してハウジングに固定したブラケツ
    トの上部に小孔を設け、この小孔に弾発ばねの一
    端に位置する支持杆を回動可能に枢支し、他端に
    位置した可動杆を操作軸に取り付けて操作軸に弾
    発力を付勢させてなるバタフライ弁の開閉維持持
    装置。
JP5450888U 1988-04-25 1988-04-25 Expired JPH0442625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5450888U JPH0442625Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5450888U JPH0442625Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01158878U JPH01158878U (ja) 1989-11-02
JPH0442625Y2 true JPH0442625Y2 (ja) 1992-10-08

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ID=31280436

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JP5450888U Expired JPH0442625Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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JPH01158878U (ja) 1989-11-02

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