JPS5926130Y2 - バタフライ形制水弁における弁座取付構造 - Google Patents

バタフライ形制水弁における弁座取付構造

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JPS5926130Y2
JPS5926130Y2 JP13667979U JP13667979U JPS5926130Y2 JP S5926130 Y2 JPS5926130 Y2 JP S5926130Y2 JP 13667979 U JP13667979 U JP 13667979U JP 13667979 U JP13667979 U JP 13667979U JP S5926130 Y2 JPS5926130 Y2 JP S5926130Y2
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seat
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孝和 大島
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バタフライ形制水弁における弁座取付構造に
関する。
すなわち、円状弁胴内にバタフライ形弁体を弁軸により
回動自在に枢支して構成するバタフライ形制水弁におい
て、弁閉止位置において確実に流体の漏洩を防止できる
形式の弁座取付構造に関する。
ここで従来技術(特開昭52−44423号公報)を第
12図に基づいて説明すると、ウェブ部口は弁座として
働き、弁体イの移動によって弁体イの弁体密封面トとウ
ェブ密封面へとが当接してバタフライ弁を閉止できる。
ここで、弁体イの上流側もしくは下流側に高圧力が作用
してもその圧力差はウェブ部口に加わり、ウェブ部口の
可撓点ホを支点とし、ウェブ部用よ弁体イに強力に圧接
し、流体の漏洩を防止する。
ところがこの型式の弁は、常時可撓点ホを支点として屈
曲し、結果的にはウェブ部(弁座)口の破壊につながる
またウェブ部口が、例えば図面上右から高圧流体圧力を
受けた場合、ウェブ部用よ高圧力によって可撓点ホを中
心に回転し、弁体密封面トとウェブ密封面へとが離隔す
るような動きを行ない、シール性が損われる。
これらの原因は、ウェブ部口に一点的な可撓点が存在す
ることによるものであり、またウェブ部口は弁本体二と
保持部材ハとで単に狭まれ、弁の上流下流いずれにも可
撓点ホを中心に屈曲することによる。
従って、本考案の技術的課題は、ウェブ部を揺動させて
シールさせるのではなく、片側に圧力が加わるとウェブ
部を流体圧力でめくり上げ、他方の片側に圧力が加わる
と弁体の大径部の方ヘウエブ部全体を撓ませて完全なシ
ールを行なわせ、ウェブ部の破壊をなくすようにするこ
とである。
この技術的課題を遠戚すべく、本考案は次の構成を採る
すなわち、弾性体の弁座りのU形シーI・部dにおける
薄肉の遊端22の先端側を弁胴Aに設けた周溝24内に
嵌太し、弁座りの厚肉でかつ平板状の支持面21を弁胴
Aの外側面と支持体Cの段面で挾み支持体Cのねじ6で
締付け、支持体Cの内周面4と弁胴Aの内周面3とを一
致させて装設し、弁座りのU形シート部を弁胴Aの内周
面3の内側に突出させ、かつ弁体Bの外周面部2を閉弁
状態において弁座りの支持面21側を遊端22側よりも
小径になるようにテーパ型にする。
上記構成による作用を説明すると弁座りの遊端22側か
ら水圧がかかると、U形シート部dにおける薄肉側から
厚肉側方向に圧力がか・つて厚肉側が全体的に撓むが、
支持体Cの段面7により平板状の支持面21は移動が阻
止され、弁座りのU形シート部dは遊端22側がベラベ
ラの薄肉なので、弁胴Aの内周面の内側にめくり上がる
ように撓みながら弁体Bの外周面部2に圧接する。
また弁座りの支持面21側から水圧がかかると、U形シ
ート部dにおける厚肉側から薄肉側方向に圧力がか・つ
て全体的に薄肉側へ撓むが、弁体Bは弁座りの遊端22
側が大径であり、弁座dのU形シート部dの動きを受は
止めるので、U形シート部dは弁体Bの外周面部2に圧
接されることになり漏洩は防止され、シールは完全とな
り、かつ弁座りに一点的な可撓点はなく、また弁座の屈
曲は小さくなるので、弁座の破損もなく、寿命が長く保
てる。
次の構成を採るので次の効果を奏する。
すなわち、(1)弁胴Aに設けた周溝24はU形を有す
る弁座の遊端22と支持面21により完全に覆われてい
るので、管路を流れる流体の流体抵抗は小さくなる。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はバタフライ形制水弁の正面図を示し、導管9の
途中に介装する円状弁胴Aにおける内周面3の内方には
一定の厚さを有するバタフライ形弁体Bを装設するが、
その内周面3の径より少し−く小径となる該弁体Bの外
周面部2はやや薄肉にするとともに傾斜面に形成し、弁
体Bの側面における中央にはボス10を固着し、半径r
となる弁体Bの中心01より弁軸1の軸心02が短い長
さLlだけ偏位するとともに弁体Bの側面から軸心02
が長さLlだけ偏位するようにしてボス10に弁軸1を
嵌挿し、キー11を係合して止めねし12により固定し
構成する。
また、弁胴Aの上下部にはブツシュ13.13’を介装
して弁軸1の上下部を回動自在に嵌挿し、弁胴Aの上部
上には操作部14の支持金15をボルト16により固定
し、弁軸1と支持金15との間および弁胴A上部と支持
金15との間にはそれぞれOリング17.17を介装し
て操作部14側で弁軸1を回動操作できるように装設し
、弁軸1の下端側を嵌挿した弁胴Aの下部には蓋体18
をボルト19により固定し、蓋体18に螺挿した調節ボ
ルト20の先端を弁軸1の下端面側に衝合して弁軸1の
支持を調整できるように装設し構成する。
Dはリング状弁座で、板材を圧絞して形成するが、弁体
すの外周面部2に接合することになる該弁座りの内周面
部を断面U状のU形シート部dに形成するとともに、該
U形シート部dにおける支持面21側の部分を厚肉に、
遊端22の先端側を薄肉に形成する。
Cは環状支持体で、弁胴Aの内周面3に一致する内周面
4を有した該支持体Cの内側面には弁座りの支持面21
を嵌合できる段面7を形成し、支持体Cの外周面には弁
胴Aに形成した雌形ねヒ5に螺合できる雌形ねじ6を形
成し、弁胴Aにおける内周面3の一端側に形成した凹形
周溝24の外方であって弁胴Aの外側面に形成した周溝
23にはOリング8を嵌合して構成する。
したがって、弁座りのU形シート部dにおける遊端22
の先端側を弁胴Aの周溝24内に嵌入して弁座りの支持
面21をOリング8に接触するように弁胴Aの外側面に
合わせ、支持体Cのねじ6を弁胴Aのねじ5に螺合して
一杯に締付けると、弁胴Aとの間で弁列りの支持面21
を支持体Cの段面7に嵌合した状態で挟持し組付けるこ
とができるが、ねじ5,6は細目ねしにして廻り止め剤
を塗布すると好適である。
しかして、操作部14側において弁軸1を回動操作する
と、弁体Bを弁胴Aの内方で回動させることか゛でき、
第1図ないし第5図に示すように弁体Bを閉して制水す
る状態では、弁体Bの係斜面である外周面部2が弁座り
のU形シート部dにおける屈曲外周面に圧接し、弁箱弁
座は弁体弁座径よりわずかに小さく弁体の回動により閉
鎖したときは強制圧入されることによって密封されるが
弁箱弁座は断面U字状で1端固定1端は支持で微量の変
位を許しその断面が薄いことから圧入時には変形してス
プリング効果を発揮して弁座面を押しつけて密封効果を
挙げるが、その状態で、Oリング8の介装により弁胴A
と支持体Cとの間からの浅水は防止される。
而して圧力が増加すると共に弁体Bが閉じて制水してい
る状態で、第7図に示すように、弁座りの遊端22側か
ら矢印のように水圧がかかると、U形シート部dにおけ
る薄肉側がら厚肉側方向に圧力がかかって厚肉側が全体
的に撓むが、支持体Cの段面7により平板状の支持面2
1は移動が阻止され、弁座りのU形シート部dはその遊
端22側がペラペラの薄肉なので、点線で示す如く弁胴
Aの内周面の内側にめくり上がるように撓みながら弁体
Bの外周面部2に圧接する。
次に第8図に示すように、弁座りの支持面21側から水
圧がかかると、U形シート部dにおける厚肉側から薄肉
側方向に圧力がかかつて全体的に薄肉側へ点線で示す如
く撓むが、弁体Bの形状は弁座りの遊端22側が大径に
できており、このU形シート部dの全体の撓みを弁体B
の外周面部2が受は止めるので、いずれの方向からの流
体圧力で加わっても、U形シート部dは弁体Bの外周面
部に圧接されることになる。
更に前述の如く支持体Cの内周面4と弁胴Aの内周面3
とが一致しているため、流体が左右いずれから流入して
も、U形シート部dを抜き出すような流体圧が加わらな
いばかりでなく、スムーズな流体が得られる。
前記のように弁体Aを閉じの状態から90度回動して第
9図および第10図に示すように開の状態に開く場合、
弁軸]が弁体Aから離れるとともに弁体Aの中心と弁軸
1の軸心が離れているために、開く状態で弁体Aの外周
面部2が弁座りのU形シート部dから直ちに離れる状態
となり、開いた状態では第11図において仮想線で示す
ように外周面部2がU形シート部dに接触しない状態と
なり、また、閉じる場合には外周面部2とU形シート部
dが嵌接する寸前までは外周面部2とU形シート部dは
摺接しない状態となり、弁座りの摩耗防止と弁軸1の操
作力を軽減できる。
このように本考案は、円状弁胴内にバタフライ形弁体を
弁軸により回動自在に枢支して構成するバタフライ形制
水弁において、前記弁胴の外側部には弁胴の内周面を有
する環状支持体を相互のねじにより螺着できるよう装設
し、支持体の内側面には環状弁座の支持側部分を嵌入す
る段面を形成し、支持体と弁胴外側面との間に弁座を挟
入して弁胴外側面のO’Jングを弁座の一部に接合し取
付は構成したから、支持体の段面に弁座の支持側部分を
合わせて支持体を弁胴の外側部にねじにより螺着すると
弁座をきわめて容易に取付けることができ、弁座を支持
体と弁胴の間に挟入して精度良く確実に、また挟入して
締付けることにより動かないよう堅牢に取付けることが
でき、支持体が弁胴の一部を構成できるような簡単な構
造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバタフライ形制
水弁の正面図、第2図は第1図のI−I線における断面
図、第3図は一部を省略した第2図の一部の拡大図、第
4図は第1図のII−II線における断面図、第5図は
第4図の一部の拡大図、第6図は第5図の一部の分解図
、第7図および第8図は作動説明図、第9図は弁体が開
いた状態を示す説明図、第10図は弁体が開いた状態に
おける利水弁の正面図、第11図は説明図で第12図は
従来のバタフライ弁外周縁の閉止状態拡大図である。 A・・・・・・弁胴、B・・・・・・弁体、1・・・・
・・弁軸、3・・・・・・内周面、4・・・・・・内周
面、C・・・・・・支持体、5・・・ねじ、6・・・・
・・ねじ、7・・・・・・段面、8・・・・・・Oリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円状弁胴内にバタフライ形弁体を弁軸により回動自在に
    枢支して構成するバタフライ形制水弁において、弾性体
    の弁座りのU形シート部dにおける薄肉の遊端22の先
    端側を弁胴Aに設けた周溝24内に嵌入し、弁座りの厚
    肉でかつ平板状の支持面21を弁胴Aの外側面と支持体
    Cの段面7とで挾み支持体Cのねじ6で締付け、支持体
    Cの内周面4と弁胴Aの内周面3とを一致させて装設し
    、弁座りのU形シート部を弁胴Aの内周面3の内側に突
    出させ、かつ弁体Bの外周面部2を閉弁状態において弁
    座りの支持面21側を遊端22側よりも小径になるよう
    にテーパ型にし構成したことを特徴とするバタフライ形
    制水弁における弁座取付構造。
JP13667979U 1979-10-01 1979-10-01 バタフライ形制水弁における弁座取付構造 Expired JPS5926130Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5654352U JPS5654352U (ja) 1981-05-12
JPS5926130Y2 true JPS5926130Y2 (ja) 1984-07-30

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JP13667979U Expired JPS5926130Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01 バタフライ形制水弁における弁座取付構造

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JPS6432432U (ja) * 1987-08-21 1989-03-01

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JPS5654352U (ja) 1981-05-12

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