JPS5933056Y2 - 微調整機構付定差圧弁 - Google Patents

微調整機構付定差圧弁

Info

Publication number
JPS5933056Y2
JPS5933056Y2 JP1753579U JP1753579U JPS5933056Y2 JP S5933056 Y2 JPS5933056 Y2 JP S5933056Y2 JP 1753579 U JP1753579 U JP 1753579U JP 1753579 U JP1753579 U JP 1753579U JP S5933056 Y2 JPS5933056 Y2 JP S5933056Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
diaphragm
adjustment
differential pressure
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1753579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55117013U (ja
Inventor
祥男 柳田
浩一 橋本
Original Assignee
株式会社エステック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エステック filed Critical 株式会社エステック
Priority to JP1753579U priority Critical patent/JPS5933056Y2/ja
Publication of JPS55117013U publication Critical patent/JPS55117013U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5933056Y2 publication Critical patent/JPS5933056Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キャピラリチューブ、オリフィス、絞り弁等
の流量素子の上流側圧力と下流側圧力との差圧変動に応
動するダイヤプラムにより調圧弁を動作させて前記差圧
を一定に保つべく構成した定差圧弁のうち、特に、調圧
ばねのばね力を微調整することにより、調圧ばねやダイ
ヤフラムに品質のバラツキ等があっても器差のない調圧
性能を持たせることができるようにした微調整機構付定
差圧弁に関する。
従来の微調整機構付定差圧弁は、第4図に例示するよう
に、調圧ばね13の調整ねじ15がボディ4側に螺着さ
れ、調整ねじ15をボディ4に対してねじ込むことによ
り、調整ねじ15が調圧ばね13のL端側(ダイヤフラ
ムとは反対側)のばね座19を押圧して、調圧ばね13
を圧縮するように構成されていたので、下記の如き欠点
があった。
■ 調整ねじ15をねじ込み操作した際、調整ねじ15
先端とばね座19の間及び、ばね座19と調圧ばね13
の間に生じる摩擦力によって調圧ばね13がその軸芯周
りにねじれるため、調整後においては、調整ねじ15に
調圧ばね13の戻り方向への回転力が作用することによ
り、調整ねじ15が不側に逆転して圧六設定が崩れるこ
とがある。
@ 調整ねじ15先端の回動操作部が常にボディ4外に
露出しているため、他物との接触や誤操作等によって圧
力設定が崩れる危険性を有している。
本考案は、これらの欠点を解消せんとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る微調整機構付定差圧弁Aを用いた
流量制御装置を示し、Bはキャピラリチューブ、オリフ
ィス等の流量素子、Cは流量素子Bの下流側圧力導入パ
イプである。
前記定差圧弁Aは、第2図に示すように、流体の入口1
.出口2及び前記パイプCの接続口3を有するボディ4
内に、ダイヤフラム5とこれにより開度調節される球状
の調圧弁6を設け、下部のダイヤフラム室7に前記流量
素子Bの上流側圧力をまたL部のダイヤフラム室8には
前記流量素子Bの下流側圧力をそれぞれ導入して、両者
の差圧変動に応動するダイヤフラム5が、ノズルナツト
9に軸芯方向移動自在に内装された軸体10を介して、
調圧弁6を押し動かし、前記差圧を一定に保つべく構成
されている。
11は調圧弁6を弁座12側に移動付勢する調圧ばね、
13はL部のダイヤフラム室8内に設けた調圧ばねであ
り、その上端はボディ4内面Iこよって、また下端はば
ね座14によってそれぞれ受は止められている。
この実施例は、上記構成において、図示のように調圧ば
ね13の調整ねじ15を、ばね座14に螺着し、前記パ
イプCを取り外した状態で、前記接続口3から、この調
整ねじish端を回動操作すべく構成するとともに、調
整ねじ15下端と対向するダイヤフラム5L面中央部に
回転自在なボール16を設けて、調整ねじ15により、
このボール16を介してダイヤフラム5を押圧するよう
に構成したものである。
17は、ダイヤフラム5中央部に固着したボール保持具
で、該保持具17の穴にボール16の下半分以上を嵌合
することによって、ボール16が保持具11から脱落し
ないように構成しである。
尚、調整ねじ15の下端面は、ボール16と面接触する
ように球面状に凹入しているが、千伺あるいは球面状の
凸向なとボール16と点接触する形状であってもよい。
上記の実施例によれば、調選ねじ15を右回転させると
、ばね座14が持ちLげられて調整ばね13が圧縮され
るので、ダイヤフラム5L而1こ加わる力が増加し、調
整ねじ15を左回転させると、ばね座14が下降し、調
圧ねじ13が沖長じてダイヤフラム5L面に加わる力が
減少する。
従って調圧ばね11,13、ダイヤフラム5等の品質の
バラツキや組付誤差があっても、器差のない一定した調
圧性能を発揮させることができる。
しかも、調整ねじ15をばね座14に螺着してあり、換
言すれば、ボディ4側ではなく、調圧ばね13側に保持
させてあり、かつ、調整ねじ15下端とダイヤフラム5
との間に回転自在なボール16を介在させて、調整ねじ
15下端に摩擦抵抗が作用しないように構成しであるた
め、調整ねじ15のねじ込み操作に伴い、ばね座14と
のねじ嵌合部やばね座14と調圧ばね13の間に生じた
摩擦力によって、調圧ばね13がその軸芯周りに弾性変
形することがあっても、調圧ばね13が戻り側へ回転し
た際、調整ねじ15が共回りすることになり、ばね座1
4に対して回転しない。
従って、調整ねじ15が不測に逆転して圧力設定が崩れ
るといった虞れがない。
また、使用状態においては、接続口3に前記パイプCが
接続されているため、調整ねじ15に触れることができ
ず、冬物の接触や誤操作Iこよって圧力設定が崩れる虞
もない。
さらに、調整ねじ15がダイヤフラム室8内に位置する
ため、調整ねじ15周囲のシールは不要である。
第3図は別の実施例を示し、ばね座14に螺着した調整
ねじ15がダイヤフラム5を貫通しており、調整ねじ1
5下端面で直接軸体10を押し下げて調圧弁6を押圧す
るように構成した点に特徴がある。
18は調整ねじ15とばね座14との間に介装したシー
ル用の01Jングである。
尚、軸体10の上端は球状の凸面に形成することが望ま
しいO この実施例によっても、調整ねじ15の下端が軸体10
と接当しているだけであり、軸体10と調圧弁6とは分
離しており、さら1こ、調圧弁6が球体であるから、調
整ねじ15下端面に対する摩擦抵抗は極めて小さく、無
視できるため、既述の実施例と同様の作用が得られるの
である。
その他の構成は、既述の実施例と同じであるから、同一
構成部材に同一番号を付し、説明は省略する。
尚、上記両実施例においては、流量素子Bの上流側圧力
が、調圧弁6と弁座12との隙間及び軸体10周囲の隙
間を経てダイヤフラム室7に導入されるようになってい
るが、ボディ4の適当位置に圧力導入路を形成して上流
側圧力をダイヤフラム室7に導ひくように構成して実施
してもよい。
以り各実施例に基づいて詳述したように、本考案によれ
ば、調整ねじをばね座に螺着してあり、調整ねじ先端と
ダイヤフラム又は調圧弁とは縁切りされているため、調
整ねじのねじ込みにより、調圧ばねがその軸芯周りに弾
性変形することがあっても、調圧ばねが戻り側へ回転す
る際、調整ねじに該ねじの回転を止めるような摩擦力が
作用せず、調整ねじが不測に逆転して圧力設定が崩れる
といった虞れがなく、しかも、調整ねじがダイヤフラム
案内に位置し、使用状態においては、接続口に丘流側圧
力導入用パイプが接続されていて、調整ねじに外部から
触れることができないから、他物の接触や誤操作等によ
って圧力設定が崩れる心配もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は流量制御装置の
配管図、第2図は本考案に係る微調整機構付定差圧弁の
断面図、第3図は別の実施例を示す断簡図、第4図は従
来例を示す断面図である。 A・・・・・・微調整機構付定差圧弁、B・・・・・・
流量素子、C・・・・・・L流側圧力導入用パイプ、3
・・・・・・接続口、5・・・・・・ダイヤフラム、6
・・・・・・調圧弁、8・・・・・・ダイヤフラム室、
13・・・・・・調整ばね、14・・・・・・ばね座、
15・・・・・・調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流量素子の上流側圧力と下流側圧力との差圧変動に応動
    するダイヤフラムにより調圧弁を動作させて前記差圧を
    一定に保つべく構成した定差圧弁において、前記下流側
    圧力を導入するダイヤプラム室内に設づた調圧ばねのダ
    イヤフラム側端部を受は止めるためのばね座に、ダイヤ
    フラム又は調圧弁を押圧する調整ねじを螺着し、この調
    整ねじを、下流側圧力導入用パイプの接続口から回転操
    作すべく構成しであることを特徴とする微調整機構付定
    差圧弁。
JP1753579U 1979-02-10 1979-02-10 微調整機構付定差圧弁 Expired JPS5933056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1753579U JPS5933056Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10 微調整機構付定差圧弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1753579U JPS5933056Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10 微調整機構付定差圧弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55117013U JPS55117013U (ja) 1980-08-18
JPS5933056Y2 true JPS5933056Y2 (ja) 1984-09-14

Family

ID=28843105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1753579U Expired JPS5933056Y2 (ja) 1979-02-10 1979-02-10 微調整機構付定差圧弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5933056Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55117013U (ja) 1980-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4453567A (en) Valve assembly
JPH07301343A (ja) 平板栓
JPS6330678A (ja) ソレノイド作動パイロツトバルブ
JPH01283481A (ja) 流量調整バルブ
US5305987A (en) Eccentric, rotary plug valve
IL92851A (en) Diaphragm control valve
WO2001009539A1 (fr) Soupape de reglage a ecoulement constant
JPH05142080A (ja) ねじ嵌め式弁体キツト
US2462989A (en) Valve mechanism
US3092142A (en) Gas cock
US4375882A (en) In-line flow control apparatus
US4068822A (en) Ball valve
JPS5933056Y2 (ja) 微調整機構付定差圧弁
US2424328A (en) Valve
JPH0534521B2 (ja)
JPS6151714B2 (ja)
GB1598477A (en) Valve
JPS62155276U (ja)
JPH0729345Y2 (ja) 微小流量調節弁
JPS6120384Y2 (ja)
JPH0331957B2 (ja)
JPS5926130Y2 (ja) バタフライ形制水弁における弁座取付構造
JPH06257677A (ja) 非回転式ニードル弁
JPS6110173Y2 (ja)
JPS6037471A (ja) 三方弁