JPH0442618Y2 - - Google Patents

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JPH0442618Y2
JPH0442618Y2 JP3932186U JP3932186U JPH0442618Y2 JP H0442618 Y2 JPH0442618 Y2 JP H0442618Y2 JP 3932186 U JP3932186 U JP 3932186U JP 3932186 U JP3932186 U JP 3932186U JP H0442618 Y2 JPH0442618 Y2 JP H0442618Y2
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JP
Japan
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core piece
permanent magnet
plunger
valve
gas
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JP3932186U
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JPS62151482U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はガス燃料を供給する配管システムの安
全装置として使用するガス遮断弁に関するもので
ある。
従来の技術 近年、都市ガス供給会社およびLPガス供給業
界はガスを使用する上での安全性・保安の確保の
ための一手段として、ガス使用量を計測するガス
メーターの中に、異常時にはガス通路を閉状態に
するガス遮断弁を装着することを検討している。
以下図面を参照しながら、上述した従来のガス
遮断弁の一例について説明する。
第2図は従来のガス遮断弁の縦断面図を示すも
のである。第2図において、コ字状の磁性体のヨ
ーク1の低部に永久磁石2を置き、その上にコア
ピース3を吸着させ、永久磁石及びコアピースの
外に非磁性体金属のガイドパイプ4を嵌め込み、
さらにそのガイドパイプ4の外周にコイルボビン
5に巻かれた電磁コイル6を嵌め込み、さらにコ
イルボビン5のうえに継鉄7が嵌め込まれてい
る。上記ヨーク1の両側に切り起こし部1aを設
け、この切り起こし部にサポート8をビスで締結
して固定している。一方、ガス遮断弁の可動部は
プランジヤ9の先端部に弁ゴム10を嵌め込み装
着した形で、ガイドパイプ4の中にプランジヤ9
を挿入した構造である。なお、ガイドパイプ4の
内にオーリング11、外にオーリング12を用
い、弁ゴム10のあるガス通路側とコイル6及び
ヨーク1のある大気側との間を気密に隔離してあ
る。
以上のように構成されたガス遮断弁について、
以下その動作について説明する。
まず、プランジヤ9をセツト用ロツド16で押
込むと、スプリング13の反力よりも大きい永久
磁石2の吸着力がプランジヤ9とコアピース3の
間の吸着面に生じ、そのまま吸着保持される。こ
の状態で弁ゴム10は弁座14を開いた状態、つ
まり弁開状態である。
弁閉止時は、永久磁石2とは逆向きの磁力線が
発生する方向に電磁コイル6に瞬時に通電する
と、コアピース3とプランジヤ9間の吸着力が減
少し、スプリング13の反力が相対的に大とな
り、プランジヤ9がコアピース3から離脱し、弁
ゴム10が弁座14を閉じる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、コアピー
ス3と永久磁石2との吸着面が永久磁石2の磁力
のみでしか固定されていないため、電磁コイル6
に瞬時に通電して、プランジヤ9とコアピース3
が離脱するように磁力が働いた時に、コアピース
3と永久磁石2の吸着面が先に離脱する場合があ
り、離脱時に電磁コイル6に流れる電流値が一定
せず非常に不安定な信頼性のない作動をしてい
た。
本考案は上記問題点に鑑み、プランジヤとコア
ピースが離脱する前に、コアピースと永久磁石の
吸着面が離脱する場合が生じないようにし、作動
電流値の安定した信頼性のあるガス遮断弁を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案のガス遮断
弁は常状弁ゴムを一端に持つプランジヤを吸着し
て、ガス通路を開状態にする永久磁石と、異常時
には永久磁石の磁界と逆向きの磁界を励起してプ
ランジヤをコアピースから離脱させガス通路を閉
状態にさせる電磁コイルと、上記プランジヤ、コ
アピース、永久磁石を内側に、電磁コイルを外側
に位置させたガイドパイプと、このガイドパイプ
を介して永久磁石とコアピースを圧着固定する突
起部のあるコイルボビンとを有するものである。
作 用 本考案は上記した構成によつて、電磁コイルに
瞬時に電流が流れてプランジヤとコアピースの永
久磁石の磁力による吸着を離脱させる前に、コア
ピースと永久磁石の吸着面は、コイルボビンの突
起部がガイドパイプを介して押えられているため
離脱することはない。従つて、電磁コイルに流れ
る電流値がある定められた値になると必ずコアピ
ースとプランジヤの吸着面が離脱し、ガス通路を
弁ゴムで閉止することになる。
実施例 以下本考案の一実施例のガス遮断弁について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本考案の一実施例におけるガス遮断弁
の縦断面図を示すものである。第1図において、
コ字状の磁性体のヨーク1の低部に永久磁石2を
置き、その上にコアピース3を置き、永久磁石及
びコアピースの外に非磁性体金属のガイドパイプ
4を嵌め込み、さらにそのガイドパイプ4の外周
に突起部5bを有するコイルボビン5に巻かれた
電磁コイル6を嵌め込み、さらにコイルボビン5
の上に継鉄7が嵌め込まれている。また上記ヨー
ク1の両側に切り起こし部1aを設け、この切り
起こし部にサポート8をビスで締結して固定して
ある。このヨーク1とサポート8を締結する際に
その締付け力によつて強制的にコイルボビンの突
起部5bが押しつぶされる寸法関係になつてい
る。一方、ガス遮断弁の可動部はプランジヤ9の
先端部に弁ゴム10を嵌め込み装置した形で、ガ
イドパイプ4の中にプランジヤ9を挿入した構造
である。なお、ガイドパイプ4の内にオーリング
11、外にオーリング12を用い、弁ゴム10の
あるガス通路側とコイル6及びヨーク1のある大
気側との間を気密に隔離してある。
以上のように構成されたガス遮断弁について、
以下第1図を用いてその動作を説明する。
第1図は正常時にガス遮断弁の弁ゴム10が開
きガス通路が開状態になつている場合の縦断面図
を示すものである。まず、プランジヤ9をセツト
用ロツド16で押込むと、移動してプランジヤ9
がコアピース3に接触し、スプリング13の反力
よりも大きい吸着力がヨーク1、継鉄7、プラン
ジヤ9及びコアピース3中を流れる永久磁石2の
磁束により、プランジヤ9とコアピース3間の吸
着面に生じ、そのまま吸着保持される。この状態
で弁ゴム10は弁座14から離れ、弁開状態とな
り、ガスが矢印方向に流れるようになる。
異常時には、永久磁石2とは逆向きの磁界が発
生するように電磁コイル6に瞬時に通電すると、
コアピース3とプランジヤ9間の吸着力及び永久
磁石2とコアピース3間の吸着力を減少するよう
に、電磁コイル6により磁力が発生するのである
が、コアピース3と永久磁石2間の吸着面は、コ
イルボビン5の突起部5bが強制的に押しつぶさ
れているためガイドパイプ4を介して圧着されて
いるので、離脱することなく、確実にプランジヤ
9とコアピース3間の吸着面が離脱する。
考案の効果 以上のように本考案はコイルボビンの突起部に
より、ガイドパイプを介して永久磁石とコアピー
スを圧着固定しているから、異常時に電磁コイル
に瞬時に通電することにより発生する磁力で、永
久磁石とコアピース間の吸着面は離脱することな
く、確実にプランジヤとコアピース間の吸着面が
離脱するので作動電流値の安定した信頼性のおけ
るガス遮断弁を作ることができる。なお、コイル
ボビンの突起部は継鉄7側にあつても同じような
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるガス遮断弁
の縦断面図、第2図は従来のガス遮断弁の縦断面
図である。 1……ヨーク、2……永久磁石、3……コアピ
ース、4……ガイドパイプ、5……コイルボビ
ン、6……電磁コイル、7……継鉄、8……サポ
ート、9……プランジヤ、10……弁ゴム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常時は弁ゴムを一端に持つプランジヤを吸着し
    て、ガス通路を開状態にする永久磁石と、異常時
    には永久磁石の磁界と逆向きの磁界を励起してプ
    ランジヤをコアピースから離脱させガス通路を閉
    状態にさせる電磁コイルと、上記プランジヤ、コ
    アピース、永久磁石を内側に、および電磁コイル
    を外側に位置させたガイドパイプと、このガイド
    パイプを介して永久磁石とコアピースを圧着固定
    する突起部のあるコイルボビンとを備えたガス遮
    断弁。
JP3932186U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0442618Y2 (ja)

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JP3932186U JPH0442618Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3932186U JPH0442618Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JPS62151482U JPS62151482U (ja) 1987-09-25
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JP3932186U Expired JPH0442618Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP2751380B2 (ja) * 1989-05-02 1998-05-18 株式会社豊田自動織機製作所 回転検出器

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Publication number Publication date
JPS62151482U (ja) 1987-09-25

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