JPH0442367Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0442367Y2
JPH0442367Y2 JP6393386U JP6393386U JPH0442367Y2 JP H0442367 Y2 JPH0442367 Y2 JP H0442367Y2 JP 6393386 U JP6393386 U JP 6393386U JP 6393386 U JP6393386 U JP 6393386U JP H0442367 Y2 JPH0442367 Y2 JP H0442367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching valve
oil passage
pilot
arm
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6393386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62176253U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6393386U priority Critical patent/JPH0442367Y2/ja
Publication of JPS62176253U publication Critical patent/JPS62176253U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0442367Y2 publication Critical patent/JPH0442367Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は油圧シヨベルの旋回・アーム同時操作
用油圧回路に関するものである。
従来の技術 油圧シヨベルの上部旋回体フロント部には、ブ
ーム、アーム、バケツトなど作業アタツチメント
(図示なし)を装着して種々の掘削作業を行なつ
ている。そのうち、バケツト側面を傾斜壁面に押
付けて壁面を垂直に掘削する旋回押付掘削やアー
ム斜め引き整地などがあるが、いずれも旋回とア
ームの同時操作を行なうものである。それで旋回
押付掘削においては、旋回力が小さいとバケツト
が側方へ逃げて傾斜壁面を垂直に掘削することは
できない。そのために、油圧シヨベルにて旋回と
アームを同時操作する場合には旋回優先システム
が採用されている。第2図は従来技術の旋回優先
システムの油圧回路図である。図において、1は
旋回操作用リモートコントロール弁(以下リモコ
ン弁という)、2はアーム操作用リモコン弁、3
は旋回モータ、4はアームシリンダ、5は旋回モ
ータ3制御用切換弁、6はアームシリンダ4制御
用切換弁、9は油圧ポンプ、17は切換弁5左右
のパイロツト圧受圧部を連通する油路中間部に設
けたシヤトル弁、34はパイロツトポンプであ
る。
本油圧回路は上記の如き油圧機器にて構成され
ているが、次に旋回・アームの同時操作における
作動機能について述べる。たとえば旋回用リモコ
ン弁1をイ位置へ、またアーム用リモコン弁2を
ロ位置へ同時に操作する。そうすると旋回用リモ
コン弁1よりのパイロツト圧はパイロツト油路7
を経て切換弁5の右側パイロツト圧受圧部へ作用
し切換弁5をハ位置に切換えるとともに、アーム
用リモコン弁2よりのパイロツト圧はパイロツト
油路8を経て切換弁6の右側パイロツト圧受圧部
へ作用し切換弁6をニ位置に切換える。それと同
時に、油圧ポンプ9より吐出圧油は油路10、チ
エツク弁11、油路12,13、チエツク弁1
4、切換弁5のハ位置を経て旋回モータ3へ送油
され、該旋回モータ3を回転作動させる。一方、
アームシリンダ4は旋回モータ3と回路がパラレ
ルに設けられているので、油圧ポンプ9よりの吐
出圧油はチエツク弁11、油路15、切換弁6の
ニ位置、油路16を経てアームシリンダ4のヘツ
ド側に送油され、該アームシリンダ4の伸張作動
を行なわしめる。そしてまた、旋回用切換弁5の
右側パイロツト圧受圧部に作用したパイロツト圧
油の一部は、シヤトル弁17、油路18を経て切
換弁6のニ位置セクシヨン内の可変リストリクタ
19にも作用する。そこでアームシリンダ4ピス
トンロツド側よりの戻り油回路は、切換弁6のニ
位置セクシヨン内可変絞り部20にて油路が絞ら
れる。そのために、アームシリンダ4のヘツド側
圧力は昇圧するが送油量は減少するので、油圧ポ
ンプ9よりの吐出圧油はチエツク弁11、油路1
2,13、チエツク弁14、切換弁5のハ位置を
経て旋回モータ3へ多分に供給され、旋回力は増
大する。
考案が解決しようとする問題点 油圧シヨベルが旋回・アーム同時操作する場合
には、前述の如き旋回優先システムが採用され旋
回力の増大をはかつている。それで旋回優先シス
テムにおいては、第2図内旋回モータ3用リリー
フ弁21のリリーフ設定圧を切換弁6側のリリー
フ弁22より低圧に設定している。そのために油
路10,12,13などメイン油路内の油圧が上
昇してリリーフ弁21のリリーフすると、上記メ
イン油路の回路圧はリリーフ弁21のリリーフ設
定圧以上に上昇しなくなる。旋回モータ3とアー
ムシリンダ4は同一油圧回路内にパラレル接続さ
れているので、アームシリンダ4によるアーム掘
削力も低下し、掘削作業性を低下させていた。そ
れで本考案は、旋回・アーム同時操作時に、旋回
モータ側のリリーフ弁がリリーフしてもアーム掘
削力が低下しない油圧回路を提供することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために講じたこの考案
の手段は イ リモコン弁操作にて導出されるパイロツト圧
により切換弁を切換えて、油圧ポンプの吐出圧
油を各種油圧アクチユエータに供給する油圧シ
ヨベルの油圧回路において、アーム用切換弁と
旋回用切換弁とを連通するメイン油路中間部に
絞り部位置付切換弁を設け、 ロ また旋回モータ用リリーフ弁の出口側にパイ
ロツト油路切換弁を配置し、 ハ 上記パイロツト油路切換弁の連通油路セクシ
ヨンを絞り部位置付切換弁のパイロツト圧受圧
部へ切換連通可能に接続するとともに、 ニ 上記パイロツト油路切換弁のパイロツト圧受
圧部をアーム用切換弁のパイロツト圧受圧部側
へ接続せしめた。
作 用 イ 油圧シヨベルの旋回用およびアーム用リモコ
ン弁を同時操作すると、アーム用切換弁のパイ
ロツト圧受圧部に作用するリモコン弁パイロツ
ト圧によりパイロツト油路切換弁は、連通油路
セクシヨン側位置へ切換わり、 ロ また、油圧ポンプより旋回モータへいたるメ
イン油路内油圧が昇圧して旋回モータ側リリー
フ弁がリリーフすると、そのリリーフ弁出口側
のパイロツト圧信号により絞り部位置付切換弁
を絞り部位置に切換える。
ハ 上記絞り部位置付切換弁はメイン油路中間部
にて絞り部に切換えられるので、油圧ポンプよ
り旋回モータへの送油油量は減少する。
ニ そのために、アームシリンダへの流量および
油圧は増加し、またアーム用切換弁内可変絞り
部も開放側にバランスして、アーム掘削力を増
大させることができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本考案の油圧回路図である
が、本考案油圧回路は従来技術油圧回路(第2
図)内にパイロツト油路切換弁および絞り部位置
付切換弁を付加配置して、アーム掘削力を増加せ
しめる如く構成したものである。第1図におい
て、23はパイロツト油路切換弁、24は絞り部
位置付切換弁、25はパイロツト油路切換弁23
のパイロツト圧受圧部とアーム用切換弁6の右側
パイロツト圧受圧部とを連通するパイロツト油
路、26は旋回モータ3用リリーフ弁21の出口
側とパイロツト油路切換弁23とを連通するパイ
ロツト油路、27はパイロツト油路切換弁23と
絞り部位置付切換弁24のパイロツト圧受圧部と
を連通するパイロツト油路、28はポンプ駆動用
原動機、29はパイロツトポンプ34用リリーフ
弁、30はブーストチエツク弁、31はチエツク
弁、32は油タンクである。なお、本回路内絞り
部位置付切換弁24のパイロツト圧受圧部へパイ
ロツト圧が作用していないときには、絞り部位置
付切換弁24はホ位置にあり、該ホ位置はメイン
油路の中間部油路である。また旋回モータ3用リ
リーフ弁21のリリーフ設定圧は、切換弁6側の
リリーフ弁22より低圧に設定している。
次に、本考案油圧回路の旋回・アーム同時操作
時における作動機能について述べる。旋回用リモ
コン弁1をイ位置へ、またアーム用リモコン弁2
をロ位置へ同時に操作する。そうすると、リモコ
ン弁1のパイロツト圧により切換弁5はハ位置へ
切換わるので、油圧ポンプ9よりの吐出圧油は油
路10、チエツク弁11、油路12,33、絞り
部位置付切換弁24のホ位置、油路34、チエツ
ク弁14、切換弁5のハ位置を経て旋回モータ3
を作動させる。一方パラレル接続しているアーム
シリンダ4側へは、圧油がチエツク弁11,油路
15、切換弁6のニ位置、油路16を経てアーム
シリンダ4のヘツド側へ送油されるので、アーム
シリンダ4は伸張作動する。それと同時に、旋回
用切換弁5の右側パイロツト圧受圧部に作用した
パイロツト圧油の一部は、シヤトル弁17、油路
18を経てアーム用切換弁6のニ位置セクシヨン
内の可変リストリクタ19にも作用する。そこで
アームシリンダ4ピストンロツド側よりの戻り油
回路は、可変絞り部20にて油路が絞られる。そ
のために、アームシリンダ4のヘツド側圧力は昇
圧するが流量は減少するので、旋回モータ3への
供給油量が増加し旋回力は増大する。本考案にて
は同時に、パイロツト油路切換弁23のパイロツ
ト圧受圧部にリモコン弁2よりのパイロツト圧が
パイロツト油路8,25を経て作用するので、パ
イロツト油路切換弁23をト位置よりチ位置に切
換える。上記の如き状態において旋回押付掘削作
業などをしているとき、旋回に過負荷がかかると
油路10,12,33,34などメイン油路内油
圧が上昇し、リリーフ設定圧以上になるとリリー
フ弁21はリリーフする。そうするとリリーフ弁
21出口側のパイロツト圧は、パイロツト油路2
6、パイロツト油路切換弁23のチ位置、パイロ
ツト油路27を経て絞り部位置付切換弁24をヘ
位置へ切換える。そこで旋回モータ3へ供給され
る油量は、絞り部位置付切換弁24のヘ位置絞り
部にて絞られて減少するが、アームシリンダ4へ
の供給油量は増加しアーム掘削力を増大させる。
考案の効果 前述のように本考案油圧回路は、油圧シヨベル
の旋回・アーム同時操作時における旋回優先シス
テム回路内にパイロツト油路切換弁と絞り部位置
付切換弁を設け、旋回モータ側リリーフ弁がリリ
ーフした場合に、そのリリーフ弁の出口側からの
パイロツト圧信号により絞り部位置付切換弁を絞
り部位置に切換える如く構成した。従来技術では
パイロツト油路および絞り部位置付切換弁をそな
えていないので、旋回モータ側リリーフ弁がリリ
ーフするとアームシリンダ側の油圧が減少し、ア
ーム掘削力を低下させていた。しかし本考案では
旋回モータ側リリーフ弁がリリーフした場合に、
旋回モータへ連通するメイン油路を絞つて、供給
油量を有効的にアームシリンダへ送油し、アーム
シリンダへの流量および作動圧を増加させること
ができる。したがつて油圧シヨベルの旋回、アー
ム同時操作において、旋回モータ側リリーフ弁が
リリーフしてもアーム掘削力を低下させることな
く、重掘削を続行し掘削作業性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の油圧回路図、第2図は従来技
術の油圧回路図である。 1,2……リモートコントロール弁、3……旋
回モータ、4……アームシリンダ、5,6……切
換弁、9……油圧ポンプ、17……シヤトル弁、
20……可変絞り部、21,22,29……リリ
ーフ弁、23……パイロツト油路切換弁、24…
…絞り部位置付切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リモートコントロール弁操作にて導出されるパ
    イロツト圧により切換弁を切換えて、油圧ポンプ
    の吐出圧油を各種油圧アクチユエータに供給する
    油圧シヨベルの油圧回路において、アーム用切換
    弁と旋回用切換弁とを連通するメイン油路中間部
    に絞り部位置付切換弁を設け、また旋回モータ用
    リリーフ弁の出口側にパイロツト油路切換弁を配
    置し、該パイロツト油路切換弁の連通油路セクシ
    ヨンを絞り部位置付切換弁のパイロツト圧受圧部
    へ切換連通可能に接続するとともに、上記パイロ
    ツト油路切換弁のパイロツト圧受圧部をアーム用
    切換弁のパイロツト圧受圧部側へ接続せしめる如
    く構成されていることを特徴とする油圧シヨベル
    の油圧回路。
JP6393386U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0442367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6393386U JPH0442367Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6393386U JPH0442367Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176253U JPS62176253U (ja) 1987-11-09
JPH0442367Y2 true JPH0442367Y2 (ja) 1992-10-06

Family

ID=30899621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6393386U Expired JPH0442367Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0442367Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176253U (ja) 1987-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10103306A (ja) アクチュエータ作動特性制御装置
GB2269425A (en) Hydraulic circuit
JP4155381B2 (ja) 油圧ショベルのアタッチメント制御装置
JP2003004003A (ja) 油圧ショベルの油圧制御回路
JP2018145984A (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JPH0442367Y2 (ja)
JP3767874B2 (ja) 油圧ショベルの制御装置及び制御方法
JPS63138026A (ja) 油圧シヨベルの油圧回路
JPH0442368Y2 (ja)
US6260467B1 (en) Hydraulic circuit providing plural swing rates in an earthworking construction machine
JP2613459B2 (ja) 建設機械の作業機用リリーフ回路
JP3012192B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JP2002317471A (ja) 油圧ショベルの油圧制御回路
JP3012185B2 (ja) 油圧ショベルの制御回路
KR200257578Y1 (ko) 굴삭기의붐작동용유량제어장치
JPH086837Y2 (ja) 走行速度の制限回路
JP3142640B2 (ja) 油圧作業機の油圧回路
JP2749317B2 (ja) 油圧駆動装置
JPH0464375B2 (ja)
JP2685871B2 (ja) 側溝掘フロントの油圧回路
JPS61113932A (ja) 建設機械の補助作業機用油圧回路
JPH0464376B2 (ja)
JPH0577881B2 (ja)
JP2711702B2 (ja) パワーショベルにおけるショベル作動圧切換方法及び装置
JP3531904B2 (ja) 作業用機械の油圧制御回路