JPH0442341Y2 - - Google Patents

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JPH0442341Y2
JPH0442341Y2 JP1986105574U JP10557486U JPH0442341Y2 JP H0442341 Y2 JPH0442341 Y2 JP H0442341Y2 JP 1986105574 U JP1986105574 U JP 1986105574U JP 10557486 U JP10557486 U JP 10557486U JP H0442341 Y2 JPH0442341 Y2 JP H0442341Y2
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JP
Japan
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light
road
lamp body
prism
light emitting
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JP1986105574U
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JPS6314615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、道路上の車線分離帯又は信号機の設
置されていない交差点中央部等に埋設しておき、
適宜これを発光させて車線区分や交差点を明示し
て交通事故を防止する発光式道路鋲に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の発光式道路鋲は、第2図に示すように、
下部灯体51内において、その光源としてのシー
ルドビームランプ52を上向きに配置収容すると
共に、該シールドビームランプ52を点灯させる
ための各種回路配線53等を収容し、このシール
ドビームランプ52から放射される光を上部灯体
54に形成された1又は2以上の発光窓55から
夫々所定方向へ投射させるため、夫々の発光窓5
5にはその内側に反射鏡56を付設してある。
またこのシールドビームランプ52が寿命や事
故によつて断線したり、定期的にランプ交換をす
る必要が生じた場合には、ボルト57を取り外す
ことにより上部灯体54を脱着させ、その交換作
業を簡単に行うことができるような構造となつて
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このようなシールドビームランプ52
を使用した従来の発光式道路鋲は、上記のような
構造物を収容して成るものであるため、上部灯体
54と下部灯体51で形成される内部空間を大き
く形成しなければならないばかりでなく、路上へ
の突出量を小さくするために上部灯体54の傾斜
面をなだらかに形成しようとすると、シールドビ
ームランプ52の放射光が発光窓55を通して主
に上方へ投射されてしまうため、発光式道路鋲の
発光窓55が対向する水平方向側からの視認性が
悪くなるという欠点があつた。
また反射光を発光窓55が対向する水平方向側
へ有効に投射させるようにするため、発光窓55
の傾斜角度を大きくすると、路面と上部灯体54
との間に大きな段差を生じ、この発光式道路鋲上
を通過する車両の振動により衝撃を受け、光源の
シールドビームランプ52の球切れを起こし易
く、しかもこのランプの交換作業のためには通行
車両の交通規制をしなければならず、多くの労力
と時間を要するという問題もあつた。
本考案は、上記の問題に鑑みて創案されたもの
で、光源として、シールドビームランプより遥か
に寿命の長い複数個の発光ダイオード等の発光素
子を用い、この発光素子から放射される光を上部
灯体の発光窓に嵌着したプリズムを介して該発光
窓が対向する水平方向側へ効率的に屈折投射させ
るように構成し、路面上への上部灯体の突出量を
できるだけ小さくして、路面上の段差を小さくし
得る発光式道路鋲を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、路上への露出部を周辺から頂部へ向
かう段差のないなだらかな傾斜面として形成する
と共に、道路進行方向へ対向する傾斜面毎に発光
窓を透設して成る上部灯体において、該上部灯体
の発光窓内に上記傾斜面に適合する露出面を水平
方向側への屈折投射面とし、該屈折投射面に対す
る入射面を灯体内部において外周側へ下向傾斜す
る如く形成して成るプリズムを嵌着し、かつ光源
として従来のシールドビームランプに代えて発光
ダイオード等の発光素子を用い、該発光素子から
放射される光を上記プリズムを介して上部灯体の
発光窓から投射し得るように構成したものであ
る。
〔作用〕
而して本考案に係る発光式道路鋲において、プ
リズムの入射面に向かつて放射された発光素子の
放射光は、該プリズムの屈折投射面から発光窓が
対向する水平方向側へ屈折投射され、路面からの
仰角を小さく形成するため、道路遠方からの視認
性を高めることができる。
また上部灯体の路上への突出量を小さくし、車
両の通過による衝撃を和らげることができる。
なお、上部灯体は、それを下部灯体に固定して
いる複数本のボルトを取り外すことにより下部灯
体から脱着させ、内部の保守点検作業を容易に行
うことができる。
〔実施例〕
以下、図面に従つて本考案に係る発光式道路鋲
の一実施例を説明する。
1は、路上への露出部を周辺から頂部へ向かう
段差のないなだらかな傾斜面として形成した上部
灯体であり、その上方から締緩されるボルト2に
よつて下部灯体3と一体化され、傾斜面を含む上
部灯体1の上記路上への露出部を残して路面下に
埋設される。上部灯体1は、例えば車線分離帯部
分に配置されて車線を明示し、また交差点の中央
部に配置されて交差点を明示するために用い、道
路形状に対応し、その進行方向に対向する方向、
例えば、2方向側又は4方向側の傾斜面に該上部
灯体1の内側から外側へ向かつて開口する発光窓
4をそれぞれ透設する。この発光窓4に後述する
プリズム5を嵌着してこれを密閉する。このプリ
ズム5は、少なくとも上部灯体1の発光窓4部に
おいて外部に露出し、該上部灯体1の表面形状で
ある傾斜面と適宜一致して屈折投射面aを構成す
ると共に、この屈折投射面a部において予め設計
された所定の屈折率で入射光を外部へ投射させる
べく対向させた入射面bとで構成される。本考案
においては、上部灯体1の路面からの突出量をで
きるだけ小さくして、プリズム5の屈折投射面a
を上部灯体1の傾斜面に対応させるため、プリズ
ム5の投射面aの傾斜角度を可能な限り小さなも
のとし、プリズム5の入射面bと屈折投射面aと
でなす角度、即ち、プリズム5の頂角を鋭角に形
成している。このプリズム5は、その頂角部を発
光式道路鋲の頂部側に配置して発光窓4に嵌着
し、屈折投射面aからの投射光が路上水平方向側
へ屈折投射させ得るようにしてある。またプリズ
ム5は、更に上部灯体1に対する固着部となるフ
ランジcを具備している。このフランジcの上部
に略リング状のプリズム押え6を介装し、その上
方から旋入させたボルト7を上部灯体1側に螺刻
したねじ孔に螺合させ、これを緊締してプリズム
5と上部灯体1を密着固定する。
8は、上部灯体1の発光窓4壁とプリズム5の
外側面との接合部を密閉するパツキングであり、
9は、同じく上部灯体1と下部灯体3との接合部
を密閉するパツキングである。
このプリズム5の下方にその入射面b側に発光
部を対向させた1又は2以上の発光素子10を配
置する。図示実施例においては発光素子10とし
て複数個の発光ダイオード群が用いられており、
これ等発光ダイオード群が載置されている基板1
1は、下部灯体3内に設けられた取付板12上
に、プリズム5の入射面bに対向させて傾斜配置
してある。
また発光素子10としては、発光ダイオードと
同じような性能を有し、かつ同じような作用を営
むものであれば発光チツプその他の光源を用いる
ことも可能である。またプリズム5を形成する各
面a,bの形成角度や形状、上部灯体1に対する
プリズム5のフランジcや基板11の固定方法等
は、上記実施例に限定されない。したがつてプリ
ズム5の屈折投射面aの形設角度を他の面との関
係で適宜変更することにより、発光式道路鋲とし
ての作用や機能を減ずることなく上部灯体1の厚
みを少なくし、道路面上への突出量を極小に押さ
えるように設計変更することも可能である。
発光素子10の消費電力は非常に少ないので、
商用電源の他に太陽電池を使用することもでき
る。
〔考案の効果〕
本考案に係る発光式道路鋲は、以上のように構
成したから、灯体を全体的に小型、偏平化するこ
とができると共に、路上における上部灯体の突出
量を小さくすることができるため、通行中の車両
の衝撃を緩和でき、さらに遠方からの視認性を向
上させることができるという実用上の効果は極め
て大きい。
また光源の寿命を延ばし保守点検の手間を省く
ことができ、その上電源として太陽電池を使用す
れば維持費の低減を図ることもできる等本考案実
施後の実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る発光式道路鋲の実施例を
示すものであり、第1図は下部灯体の一部を切欠
いた側面図、第2図は従来のシールドビームラン
プを用いた発光式道路鋲の縦断面図である。 1……上部灯体、3……下部灯体、4……発光
窓、5……プリズム、10……発光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 路上への露出部を周辺から頂部へ向かう段差の
    ないなだらかな傾斜面として形成すると共に、道
    路進行方向に対向する傾斜面毎に発光窓を透設し
    て成る上部灯体において、該上部灯体の発光窓内
    に上記傾斜面に適合する露出面を水平方向側への
    屈折投射面とし、該屈折投射面に対する入射面を
    灯体内部において外周側へ下向傾斜する如く形成
    して成るプリズムを嵌着したことを特徴とする発
    光式道路鋲。
JP1986105574U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0442341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986105574U JPH0442341Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JP1986105574U JPH0442341Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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Publication Number Publication Date
JPS6314615U JPS6314615U (ja) 1988-01-30
JPH0442341Y2 true JPH0442341Y2 (ja) 1992-10-06

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ID=30980131

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JP1986105574U Expired JPH0442341Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JP (1) JPH0442341Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08326020A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nok Corp 発光式道路鋲

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08326020A (ja) * 1995-05-31 1996-12-10 Nok Corp 発光式道路鋲

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JPS6314615U (ja) 1988-01-30

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