JPH044228A - プラスチック材料 - Google Patents

プラスチック材料

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Publication number
JPH044228A
JPH044228A JP2105281A JP10528190A JPH044228A JP H044228 A JPH044228 A JP H044228A JP 2105281 A JP2105281 A JP 2105281A JP 10528190 A JP10528190 A JP 10528190A JP H044228 A JPH044228 A JP H044228A
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JP
Japan
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plastic
thermal expansion
child
particle
capsule powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2105281A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Nishimoto
西本 睦男
Akira Ibuki
伊吹 明
Toshinori Naya
納谷 峻徳
Akira Tsujimura
辻村 明
Nobuo Yagi
八木 信雄
Takashi Hino
日野 隆司
Naotaka Yamamoto
尚孝 山本
Hidetaka Shibata
英孝 柴田
Norio Yamashita
山下 徳郎
Yosuke Tanaka
洋祐 田中
Masayuki Munemura
宗村 昌幸
Eiichi Nakagawa
栄一 中川
Tadashi Kamimura
正 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2105281A priority Critical patent/JPH044228A/ja
Publication of JPH044228A publication Critical patent/JPH044228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車の外板や内装に利用されるプラスチッ
ク材料に係り、特に熱膨張に対応したプラスチック材料
に関する。
[従来の技術] 一般に、自動車の内装等にはプラスチックが多用されて
いる。このプラスチックは耐蝕性、加工性に優れると共
に、特に自動車の軽量化手段としては不可欠なものであ
り、さらに鋼板が主流だったフェンダやボンネット等の
プラスチック化も研究されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、自動車のフェンダやボンネット等をプラスチ
ックで作った場合、他の鋼板等と組み合わせて接合する
必要が生じてくる。しかしながら、このプラスチックは
金属やセラミック等の他の材料に比較して熱膨張率が大
きく、この熱膨張率の差が鋼板等との接合部に歪みを生
じることになる。
しかも、フェンダ等の面積の大きい部材になるとその歪
みは目視ではっきりと判別できる程度になり、これが車
体の美観を損ねると共に、強度的にも問題があった0例
えば、自動車のサイドフェンダをプラスチックで作った
場合、サイドフェンダが熱膨張変形を発生することより
ドアとサイドフェンダの接合部がカジリを起こし、ドア
の開閉機能障害を誘発するといっな問題点があった。
そこで、本発明は上述した問題点を有効に解決するため
に成されたものであり、プラスチック材料の熱膨張率を
他の材料と同様に制御することで、他の材料との接合部
での歪み等の不都合を防止したプラスチック材料を提供
するものである。
[課題を解決するための手段] 上記問題を解決するため、本発明は、プラスチックを核
粒子または子粒子とし、他方プラスチックと熱膨張率の
興なる材料を、子粒子または核粒子とし、上記核粒子の
表面に子粒子を付着させてカプセル粉粒体を形成してた
ものであり、また、プラスチック核粒子の表面に、ゴム
からなる子粒子を付着させてカプセル粉粒体を形成した
ものである。
[作用] 以上の構成により、プラスチックを核粒子または子粒子
とし、他方プラスチックより熱膨張率の興なる材料を子
粒子または核粒子とし、上記核粒子の表面に子粒子を付
着させてカプセル粉粒体を形成しているため、組み合わ
せを変えることで熱膨張率を任意にコントロールするこ
とが可能となる。また、第2の発明ではプラスチック核
粒子の表面に、ゴムからなる子粒子を付着させてカプセ
ル粉粒体を形成することで、プラスチック核粒子の熱膨
張をゴム粒子が吸収することになる。
[実施例] 以下、本発明の実縄例を添付図面を参照しながら説明す
る。
このプラスチック材料は第1図(a)に示すようなカプ
セル粉粒体1で構成されている。このカプセル粉粒体重
は例えばプラスチックを核粒子2とし、他方プラスチッ
クと熱膨張率の興なる材料を子粒子3とし、上記核粒子
2の表面に子粒子3を付着させて形成されている。また
、逆にプラスチックを子粒子3とし、他方の材料を核粒
子2としてもよい、このカプセル粉粒体1は核粒子2に
子粒子3を静電付着させた後、例えば特開昭62−25
0942号公報に示さ、れるような衝撃法などを用いて
核粒子2に子粒子3を付着固定する。そしてこのカプセ
ル粉粒体1を第1図(b)に示すように多数密に集合さ
せ、ホットプレス、プラズマ焼結、その他機々なの成形
法にて第1図(C)に示したプラスチック材料5に成形
する。これらプラスチックと、プラスチックと熱膨張率
の異なる材料を下表に示した。
表−1 この表−1はこの核粒子2または子粒子3に用いるべく
材料の熱膨張率を示したものである6表−1に示すよう
に、例えば、プラスチックにPP(ポリプロピレン)を
用いれば、そのPPと金属の銅(Cu)の熱膨張率を比
較してみるとPPが160 X 10−’/’Cである
のに対し、金属の銅の熱膨張率は160 x 10−’
/’Cを示し、その熱膨張率はPPの1/10である。
さらにセラミックスに至ってはその膨張率が2〜3X1
0−’/’Cであり、PPに比較して極めて低い数値を
示している。また、PPと同じプラスチックであるAB
S樹脂(アクリルブタジェンスチレン)の場合、その熱
膨張率はアルミニウムの約4倍である。
従って、これら各種材料のそれぞれの熱膨張率の違いを
利用してカプセル粉粒体1の核粒子2、子粒子3を形成
すれば、カプセル粉粒体1全体、すなわちプラスチック
材料の熱膨張率を希望通りにコントロールすることが可
能となる。
例えば、核粒子2にガラス(熱膨張率0.5×10−’
/’C)を用い、子粒子3にABSlil脂(熱膨張率
80X10−’/’C)を体積比4:1でカプセル粉粒
体を構成すれば、複合法則からそのカプセル粉粒体全体
の熱膨張率は約16.4xlO−’/℃となり、金属の
銅と同じ熱膨張率を得ることが可能となる。従って、銅
と接合した場合、熱膨張率が銅の熱膨張率と変わらない
ため接合部での歪みが発生しなくなる。
次に、第2図は(a)〜(C)は本発明のなの実施例を
示したものである。先ず第2図aに示すようにプラスチ
ックの核粒子2aの表面にゴムからなる子粒子3−aを
付着固定させてカプセル粉粒体4を形成する。この核粒
子2aは例えば100μ以下とし、子粒子は10μ以下
とする。このカプセル粉粒体4を成形型枠等の入れて第
2図Tb)に示すように密に集合させ、ホットプレス等
の成形法により第2図Cに示すようなプラスチック材料
5を成形する。このカプセル粉粒体4は熱によるプラス
チックの熱膨張をゴムによって吸収するようになってい
るため、このカプセル粉粒体4でプラスチック材料を加
熱成形すれば、プラスチツク部材5全体の熱膨張による
歪みを抑えることが可能となる。
第3図は本発明のプラスチック材料を自動車のフェンダ
に用いた例を示す、この場合フェンタロの全体は強度の
ある繊維強化プラスチック7で形成し、バンバ8やドア
9との接合部10(斜線で示した箇所〉付近のみをカプ
セル粉粒体4で成形されたプラスチック部材を局部的に
用い、他の大部分は従来の繊維強化プラスチック7を用
いることで強度を低下させることなくフェンダ6と鋼板
等との接合部での歪みを防止することが可能となる。
以上、要するに熱膨張率の異なる材料を核粒子および子
粒子として組み合わせることにより、任意の膨張率を得
ることが可能となり、よって他の材料との接合が容易に
達成される。
[発明の効果コ 本発明は次の如き優れた効果を有する。
(1)他の材料との接合部での歪みやドアの開閉機能障
曹を防止することが出来るため、美観を損なわず、耐久
性等が向上する。
(2)熱膨張率を任意にコントロールすることが可能と
なったため、他の材料との接合が可能となり、汎用性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す成形工程図、第2図は
本発明の他の実施例を示す成形工程図、第3図は本発明
のプラスチック材料を自動車のフェンダ部分に用いた例
を示す側面図である。 図中1.4はカプセル粉粒体、2.28は核粒子、3は
子粒子、3aは子粒子(ゴム)、5はプラスチック材料
である。 特許出願人  いすず自動車株式会社 代理人弁理士  絹  谷  信  雄(a) (b) 第1図 (C) (a) 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラスチックを核粒子または子粒子とし、他方プラ
    スチックと熱膨張率の異なる材料を、子粒子または核粒
    子とし、上記核粒子の表面に子粒子を付着させてカプセ
    ル粉粒体を形成したことを特徴とするプラスチック材料
    。 2、プラスチック核粒子の表面に、ゴムからなる子粒子
    を付着させてカプセル粉粒体を形成したことを特徴とす
    るプラスチック材料。
JP2105281A 1990-04-23 1990-04-23 プラスチック材料 Pending JPH044228A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5569623A (en) * 1978-09-22 1980-05-26 Goodrich Co B F Manufacture of smooth composite granule
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