JPH0442266A - 電子写真湿式反転現像装置 - Google Patents

電子写真湿式反転現像装置

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JPH0442266A
JPH0442266A JP15074390A JP15074390A JPH0442266A JP H0442266 A JPH0442266 A JP H0442266A JP 15074390 A JP15074390 A JP 15074390A JP 15074390 A JP15074390 A JP 15074390A JP H0442266 A JPH0442266 A JP H0442266A
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JP
Japan
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developer
photoreceptor
suction box
developing
electrophotographic
Prior art date
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Pending
Application number
JP15074390A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kurio
貞夫 栗生
Yuji Takagami
裕二 高上
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真湿式反転現像装置に関するもので、
特に、現像部内の現像剤の濃度むらをなくした電子写真
湿式反転現像装置に関する。
(従来の技術) 近年、機械的画像処理技術や大容量データのメモリー開
発および送信技術等の確立により、文字や図形、写真等
の画像入力・補正・編集等を全てコンピュータ制御で行
ない、高速通信網あるいは衛星通信により瞬時に遠隔地
の末端プロッタにフィルム出力を行なうことができるよ
うにした電子編集システムが、特に新聞印刷分野等にお
いて採用され稼動されている。
このような電子編集システムを用いる印刷分野において
は、更に短時間に印刷版を作成することが重要な課題で
あり、その要請に対応すべく、出力プロッタの光源から
発せられる画像情報変調光をフィルム出力ではなく高感
度の光導電性電子写真感光体上に直接的に書き込むよう
にした電子写真平版印刷版の製造方法が開発されている
上記光導電性の高感度感光材料としては、特に耐刷性、
実用感度の上から有機光導電性化合物・結着樹脂系材料
か優れており、この電子写真感光材料としての有機光導
電性化合物・結着樹脂系材料をアルミニウム等の導電性
基板上に被着してなる有機感光体(○pc)が注目され
ている。画像形成工程においては、上記有機感光体に対
し、まず帯電工程が施されて−様な電荷がのせられ、露
光によって像対応の静電潜像が形成される。この静電潜
像は、電子写真用現像剤を用いて現像されトナー可視画
像が形成される。このとき」二記トナー可視画像以外の
非画像部は、アルカリ剤等を含有する溶液で処理される
ことによって溶解・除去(溶出)され、これにより最終
的な刷版が得られる。
上記現像工程において、いわゆる反転現像によりトナー
画像を得ることとすると、その現像特性からカブリおよ
び線細りのない良好な画像を得ることができる。最近で
は特に高解像力で高品質な画像再現性が要求されており
、このため反転現像による電子写真平版印刷版の製造方
法の確立が強く要請されている。
反転現像を行なう場合には、まず露光工程においてトナ
ー付着が行なわれるべき部分(例えば文字線相当部分)
に対して光照射が行なわれ、その光照射部分の電位がほ
ぼ零電位に減衰させられる。
このとき光照射が行なわれない部分(地肌相当部分)は
初期帯電電位がそのまま維持されることとなる。そして
現像工程領域には、電極を介して所定の現像バイアスが
印加されており、この現像バイアスによって所定の現像
電界が形成されている。
一方現像剤中の1〜ナ一粒子は、所定の方法によって感
光体側と同じ極性に帯電させられている。このような状
態で、上記現像工程領域の現像電界中に感光体が搬入さ
れると、現像剤中のトナー粒子が現像電界により感光体
側に移行し、光照射部分である感光体の零電位部分にト
ナー粒子が付着する。このとき初期帯電電位が残留して
いる地肌相当部分はトナー粒子と反発し合い、1ヘナ一
付着は回避される。
このような反転現像に用いられる現像剤としては、乾式
現像剤および液体現像剤のいずれも採用することができ
るが、液体現像剤によれば、トナー粒子を微細なものと
することができるため高解像力で良好な画像再現性を得
ることができる。
(発明が解決しようとする課題) 上に述べたように、電子写真平版印刷版の製造において
は、湿式反転現像が有用である。電子写真湿式反転現像
では、現像部に液体現像剤を常時供給しながら現像工程
が進められる。このとき、現像部内の現像剤に部分的に
濃度むらがあると、現像された画像にも部分的な濃度む
らを生じ、良好な画像を得ることができない。
しかるに、従来の電子写真湿式反転現像装置では、現像
剤供給口から現像部に現像剤を供給し、現像部の排出口
から現像剤を排出するようになっていて、現像剤を上記
供給口側から排出口側に流しながら現像を行なうため、
現像剤が上記供給口から排出口にいたるまでの間に感光
体の現像に供された現像剤は濃度が低下し、従って、現
像部に貯留されている現像剤は部分的に濃度むらを有す
ることになり、良好な画像を得ることができないという
問題があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、現像部に貯留されている現像剤の部分的
な濃度むらをなくすことを可能にすることにより、良好
な画像を得ることができる電子写真湿式反転現像装置を
提供することを目的とする。
本発明はまた、構成を簡略化することができる電子写真
湿式反転現像装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、感光体に現像剤を供給するための現像剤貯留
部に、現像剤吸引ボックスを感光体搬送方向に直交する
方向に配置し、上記現像剤吸引ボックスには、現像剤貯
留部内の現像剤を吸引する吸引孔をその長手方向に、吸
引した現像剤を現像剤貯留部外に導くための排出孔を端
部に設けたことを特徴とする。
現像剤吸引ボックスは、これを現像バイアス電極として
兼用させてもよい。
(作 用) 現像剤貯留部に供給された現像剤は現像剤貯留部に広が
り、現像剤貯留部を満たして感光体の現像に供される。
現像に供されたあとの余剰の現像剤は、現像剤吸引ボッ
クス内にその吸引孔から吸引され、現像剤吸引ボックス
の端部の排出孔から現像剤貯留部外に排出される。上記
吸引孔は現像剤吸引ボックスの長手方向、即ち感光体搬
送方向に直交する方向に形成されているため、感光体搬
送方向に直交する方向に広がった現像剤が均一に吸引さ
れ、現像剤の感光体搬送方向に直交する方向の濃度分布
が均一に維持される。
現像剤吸引ボックスを現像バイアス電極として兼用させ
た場合、現像剤吸引ボックスにバイアス電圧を印加しつ
つ現像を行うことができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明装置の実施例について
説明する。
第1図において、上下に対をなして配置された搬入ロー
ラ8,9は電子写真感光体1を現像部に搬送するための
もので、搬入ローラ8,9で現像部に搬送された感光体
]−はさらに上下に対をなして配置された絞りローラ6
,7によって搬送される。搬入ローラ8,9よりも感光
体搬送方向」二流側には給電片4が、絞りローラ6,7
よりも感光体搬送方向下流側には給電片5が配置されて
いる。
搬送されてくる感光体1と搬入ローラ8と絞りローラ対
6とによって底部及び前後が区切られた空間が形成され
、この空間が現像剤貯留部12となっている。現像剤貯
留部1−2には現像剤供給樋1−8から液体の現像剤1
3が供給され、現像剤貯留部12に現像剤13が満たさ
れる。
現像剤貯留部12には現像剤吸引ボックス15が配置さ
れている。現像剤吸引ボックス15は感光体搬送方向に
直交する方向に長く延びている。
また、現像剤吸引ボックス15は、第2図に示すように
、現像剤貯留部コー2内の現像剤13を吸引するための
スリット状の吸引孔16を長手方向に有すると共に、吸
引した現像剤13を現像剤貯留部12の外に導くための
排出孔17を両端部に有している。現像剤吸引ボックス
15は現像バイアス電極を兼ねていて、バイアス電源1
.1からバイアス電圧が印加される。
上側のローラ6.8の材質としては、ゴム、プラスチッ
ク等を用いることができる。また、下側のローラ7.9
の材質としては、ゴム、プラスチック、金属等を用いる
ことができる。
以上説明した現像部の各構成部材は、感光体1の幅に対
応して第1図において紙面に直交する方向に所定の長さ
を有する。
上記実施例における電子写真感光体1は、電子写真平版
印刷版用の有機感光体であって、第2図に示すように、
支持体2と、この支持体2の表面に形成された感光層3
からなる。アルミ板を砂目室てして陽極酸化処理を施す
ことによってこれを支持体2とし、光導電性材料を結着
剤中に分散しあるいは溶解した感光液を上記支持体2に
塗布乾燥して感光層3を形成することにより電子写真感
光体1を得ることができる。
実施例では、現像バイアス電極を兼ねる現像剤吸引ボッ
クス15の感光体搬送方向の幅寸法を、従来の電子写真
湿式反転現像装置に用いられるバイアス電極の幅に比べ
て極めて小さくした。現像バイアス電極を兼ねる現像剤
吸引ボックス15の材質は電気の良導体であればよく、
特に限定されるものではない。例えば、全ての金属が使
用可能である。現像剤吸引ボックス15と感光体1の感
光層3との間隙は2mmに設定した。
現像剤13は、市販の電子写真湿式現像剤(三菱製紙(
株)製 LOM  ED−III  絶縁性溶媒に正の
電荷をもったトナー粒子が分散されている)を用いた。
搬入ローラ対8,9と絞りローラ対6,7は第1図に示
す矢印の向きに回転駆動され、感光体1が図の左から右
に向かって搬送される。実施例では感光体1の搬送速度
を5m/minとした。
このように、現像バイアス電極を兼ねる現像剤吸引ボッ
クス15の幅を狭くするとともに、現像時の感光体1の
搬送速度を速くするということは、感光体1の単位面積
当たりの現像時間を短くしたのと結果的に同じであり、
また、現像剤吸引ボックス15てなる現像バイアス電極
は、感光体1の搬送方向の幅をごく小さくして実質的に
線状にしたのと同等と見ることができる。
現像剤吸引ボックス15でなる現像バイアス電極にはバ
イアス電源11から現像バイアス電圧が印加される。現
像バイアス電圧は400Vと、従来の反転現像方法にお
ける現像バイアス電圧に比へてかなり高い電圧にした。
バイアス電圧は一律に決められるものではなく、トナー
の電荷量や極性、現像速度など、各種条件に応じて設定
すればよい。
感光体1の感光層3には、既に知られている通常の方法
で、図示されないコロナ帯電器により正の電荷が与えら
れる。実施例では、感光体1の表面電位を300Vとし
た。
いま、上記のようにして正の電荷が与えられた感光体1
の表面に、ネガフィルム(電子写真学会テスI−チャー
1へ NO,1−T  1975を用いた)を重ねて密
着画像露光を行い、感光体1の表面に暦数を形成する。
この感光体1を第1−図に示す現像装置に搬送し、現像
剤供給樋18を介して現像剤貯留部12に現像剤13を
供給して現像剤貯留部12を現像剤13で満たし、かつ
、現像剤吸引ボックス15にバイアス電源11からバイ
アス電圧を印加しながら、搬入ローラ対8,9及び絞り
ローラ対6,7の回転味動によって感光体1を搬送する
。感光体1の感光層3が現像剤貯留部12を通過する間
に上記感光層3に現像剤13が接し、かつ、バイアス電
源11−現像剤吸引ボックス15−現像剤13−感光層
3−支持体2−給電片4,5−バイアス電源11でなる
閉回路によって現像剤吸引ボックス15にバイアス電圧
が印加され、湿式反転現像が行われる。絞りローラ対6
.7は、感光体1に付着した余剰の現像剤13を絞り取
る。こうして現像された感光体1は次の処理工程に附さ
れる。
=12= ところで、上記のようにして現像剤貯留部12に供給さ
れた現像剤13は現像剤貯留部12に広がり、現像剤貯
留部12を満たして感光体1の現像に供される。現像に
供されたあとの余剰の現像剤13は、現像剤吸引ボック
ス15内にその吸弓孔16から吸引され、現像剤吸引ボ
ックス15の両端部の排出孔17から現像剤貯留部12
外に排出される。上記吸引孔16は現像剤吸引ボックス
15の長手方向、即ち感光体搬送方向に直交する方向に
形成されているため、感光体搬送方向に直交する方向に
広がった現像剤13が均一に吸引され、現像剤15の感
光体搬送方向に直交する方向の濃度分布が均一に維持さ
れる。その結果、感光体1上に現像された画像の濃度は
均一になり、良好な画像を得ることができる。
前述のように、現像バイアス電極を兼ねる現像剤供給ボ
ックス15の感光体搬送方向の投影幅が狭くて実質的に
線状となっているため、感光体1の単位面積当たりの現
像時間はかなり短くなっている。これに対して現像バイ
アス電極8に印加されるバイアス電圧は400vで、感
光体1の表面電位の300vよりも高く設定されている
ため、感光体1の表面の画像部分(電荷はゼロとなって
いる)には現像剤13中のトナー粒子が電気泳動されて
画像状に付着し、所期の現像を行うことができる。また
、上記のように現像時間が短くなることにより、非画像
部分にトナーが付かなくなるし、エツジ効果も出ないと
いう利点がある。一方、現像時間が短くなると、べた部
の濃度が不足するので、上記のようにバイアス電圧を高
くしてべた部の濃度を高めるようにしている。
本発明に用いられる電子写真感光体の感光層のバインダ
ーとしては、例えば、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−無水マレイン酸ハーフエステル共重合体
、マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−クロトン酸共重合
体、酸価を有するアクリル系樹脂、フェノール樹脂等を
挙げることができる。
本発明に用いられる電子写真感光体の感光層の光導電性
材料としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、硫化カ
ドミウム等の無機光導電性材料や、次のような各種有機
光感電性材料を用いることができる。
芳香族第3級アミノ化合物、例えば、トリフェニルアミ
ン、ジフェニルベンジルアミン、ジ(β−ナフチル)ヘ
ンシルアミン、ジフェニルシクロヘキシルアミン等。
芳香族第3級ジアミノ化合物、例えは、N。
N、N’ 、N’ 、−テトラベンジル−p−フェニレ
ンジアミン、N、N、N’ 、N’ −テトラベンジル
ベンジジン、1,1′−ビス(4,−N。
N−ジベンジルアミノフェニル)エタン、2゜2−ビス
(4−N、N−ジベンジルアミノフェニル)メタン、4
,4′−ビス(ジーP−トリルアミノ)−1,1,1−
トリフェニルエタン等。
芳香族第3級トリアミノ化合物、例えば、4゜41 、
4 N−トリス(ジエチルアミノフェニル)メタン、4
−ジメチルアミノ−4,4″−ヒス(ジエチルアミノ)
−2,2”−ジメチルトリフェニルメタン等。
縮合成生物、例えば、アルデヒドと芳香物アミンの縮合
成生物、第3級芳香族アミンと芳香族ハロゲン化物の反
応物、ポリーP−フ二二しン−1,3,4−オキサジア
ゾール、ホルムアルデヒドと縮合多環化合物の反応物等
金属含有化合物、例えば、2−メルカプ1へヘンジチア
ゾール亜鉛塩、2−メルカプトベンゾオキサゾール鉛塩
、2−メルカプト−6−メドキシベンゾイミダゾール鉛
塩、S−ヒドロキシキノリンアルミニウム塩、2−ヒド
ロキシ−4メチルアゾベンゼン−銅塩等。
ポリビニルカルバゾール化合物、例えば、ポリビニルカ
ルバゾール、ハロゲン置換ポリビニルカルバゾール、ビ
ニルカルバゾールとスチレンの共重合体、ビニルアント
ラセン−ビニルカルバゾールの共重合体等。
複素環化合物、例えば、1,3.5−1ヘリフエニルピ
ラゾリン、1−フェニル−3−(pジメチルアミノスチ
リル)−5−(p−ジメチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン、1,5−ジフェニル−3−スチリルピラゾリン、1
,3−ジフェニル−5−スチリルピラゾリン、1,3ジ
フェニル−5−(p−ジメチルアミノフェニル)ピラゾ
リン、3− (4’ −ジメチルアミノフェニル)−5
,6−ジ(4″−メトキシフェニル)−1,2,4−ト
リアジン、l−(4’ジメチルアミノフエニル)−5,
6−ジビリジルー1.2,4.−1〜リアジン、2−フ
ェニル4−(4’−ジメチルアミノフェニル)キナゾリ
ン、6−ヒドロキシ−2,3−ジ(p−メトキシフェニ
ル)ベンゾフラン、等。
フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、インジゴ顔料
、シアニン顔料、ペリレン顔料、ビスベンズイミダゾー
ル顔料、キノン顔料、アゾ顔料等。
本発明に用いられる電子写真感光体の支持体としては、
アルミ板、亜鉛板、マグネシウム板、銅板、鉄板等の金
属板が好ましい。しかし、ポリエステル、酢酸セルロー
ス、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポ
リプロピレン等の高分子フィルムや、合成紙、レジンコ
ーテツド紙等の加工紙なども使用可能であり、その場合
、あらかじめ導電処理や親水化処理を施しておくことが
望ましい。
電子写真感光体を製造するには、前記バインダーの1種
または2種以上の混合物を溶媒中に溶解しく光導電材料
が溶解しない場合は、適当な分散機、例えば、コロイド
ミル、ボールミル、ホモジナイザー、超音波分散機等を
用いて分散液とする)、必要であれば、増感色素や化学
増感剤を加えて、前記支持体」二に厚みが1〜30μm
になるように塗布乾燥する。
溶媒として使用できるものは、バインダーを溶解可能で
、かつ、光導電性材料の溶解または分散が可能な全ての
溶媒を含む。例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ツール、ブタノール、ヘキシルアルコール等のアルコー
ル類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセ
ロソルブ等のセロソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族類、ジオキサン、テ1−ラヒドロフラン
等の環状エーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエス
テル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等のケトン類、ジメチルホルムアミ1〜、ジ
メチルスルホオキシド、ハロゲン化炭化水素類等が挙げ
られるが、溶解性、コス1〜、安全性等を考慮して選ば
れ、これら溶剤の1種または2種以上の組み合わせて用
いても何ら差し支えない。
また、印刷版として用いる場合には、現像剤中のトナー
は、疎水性でインキ受容性があり、かつ印刷に耐え得る
だけの感光層への接着性を必要とし、さらに、アルカリ
および/またはアルコール等で非画像部を溶出して印刷
版とする場合には、溶出液に対してレジスト性がなけれ
ばならない。
これらの条件を満たすトナーとしては、例えば、カーボ
ンブラックやシアニンブルー、ニグロシン、オイル染料
等の着色剤顔料または染料を、高絶縁性媒体中に、溶出
液に対してレジスト性を有する、ロジン、アルキッド樹
脂、アクリル樹脂、合成ゴム等の樹脂と共に、ボールミ
ル、71〜ライターホモジナイザー等で機械的に分散し
、さらに、金属石鹸や、アミン、高級樹脂酸等を加えて
該分散物の分散粒子に電荷を安定に付与し、液体現像用
トナーとしたものがある。また、特公昭53−5402
9号、同57−12985号公報などに述べられている
ように、1)1駆体ポリマーに高分子反応により重合可
能なビニル基を予め導入しておき、これの存在下にモノ
マーを重合せしめグラフト共重合体を生成させ、これを
染料で着色することにより液体現像用トナーとしたもの
がある。
さらに、特開昭59−83174号、同5917757
2号、同59−21.2850号、同59−21285
1号、同60−164757号、同60−179751
号、同6C)−185962号、同60−185963
号、同6C)−252367号、同61−116364
号、同61−116365号公報等に記載の、高絶縁性
媒体に可溶な重合体存在下で該溶媒に可溶であるが、重
合体を形成すると不溶となるモノマーを重合し、得られ
た樹脂分散物を、液体現像用トナーとしたものなどが使
用できる。さらに、特開昭62−231266号、同6
2−231267号、同62−232660号、同63
−178258号、同63−179368号公報等に記
載された液体I−ナー等が好適に使用できる。
次に、第3図、第4図に示す別の実施例について説明す
る。
第3図において、符号26.27は対をなす絞りローラ
を示しており、上側の絞りローラ26の回転中心軸は、
下側の絞りローラ27の回転中心軸よりも感光体搬送方
向下流側に多少ずらされ、これによって感光体1は水平
方向に対して傾けられて搬送される。より具体的には、
搬送方向上流側が高く、下流側が低くなるように斜め方
向に搬送される。
第3図において感光体1を右上から左下に向かって搬送
すると、絞りローラ対26.27が感光体1を上下から
圧着し、斜め方向に搬送される感光体1と絞りローラ2
6によってほぼ逆三角形の空間が形成される。そこでこ
の空間を現像剤貯留部22とし、現像剤供給樋28を介
して現像剤貯留部22に現像剤13を供給し、現像剤貯
留部22を現像剤13で満たす。現像剤13で満たされ
た現像剤貯留部12内には現像バイアス電極を兼ねた現
像剤吸引ボックス2oが配置されている。
現像剤吸引ボックス20は、第4図しこ示すように円形
のパイプ状に形成されると共に、現像剤貯留部22内の
現像剤13を吸引するための多数の吸引孔23を長手方
向に有し、また、吸引した現像剤13を現像剤貯留部2
2の外に導くための排出孔24を両端部に有している。
上記実施例における現像剤吸引ボックス20の機能は、
前記実施例における現像剤吸引ボックス15の機能と同
じであり、現像剤貯留部22に広がった現像剤」、3が
多数の吸引孔23から吸引されることにより、現像剤1
3の濃度分布が均一に維持される結果、感光体1上に現
像された画像の濃度が均一になり、良好な画像を得るこ
とができる。
(発明の効果) 本発明によれば、感光体に現像剤を供給するための現像
剤貯留部に、現像剤吸引ボックスを感光体搬送方向に直
交する方向に配置し、上記現像剤吸引ボックスには、現
像剤貯留部内の現像剤を吸引する吸引孔をその長手方向
に、吸引した現像剤を現像剤貯留部外に導くための排出
孔を端部に設けたため、現像剤貯留部に広がった現像剤
が上記吸引孔から吸引されて、現像剤貯留部内の現像剤
の濃度分布が均一に維持される結果、感光体上に現像さ
れた画像の濃度が均一になり、良好な画像を得ることが
できる。
また、現像剤吸引ボックスは、現像剤貯留部内において
現像在中に漬けられた形で配置されるため、これを現像
バイアス電極として兼用させることができ、これによっ
て現像バイアス電極を特別に設ける必要がなくなり、現
像装置の構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる電子写真湿式反転現像装置の一
実施例を示す側面図、第2図は同上実施例中の現像剤吸
引ボックスを示す斜視図、第3図は本発明にかかる電子
写真湿式反転現像装置の別の実施例を示す側面図、第4
図は同上実施例中の現像剤吸引ボックスを示す斜視図、
第5図は本発明装置に適用可能な電子写真感光体の例を
拡大して示す側面図である。 1・感光体、  11・・バイアス電源、  12゜2
2・・・現像剤貯留部、  12・・・現像剤、  1
5゜20・・・現像剤吸引ボックス、  16.23 
・吸弓孔、 17.24・・・排出孔。 手M己ネrlt正書 平成2年10月ツノ日 平成 2年特 許願第150743号 2、発明の名称 電T写真湿式反転現像装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称(598)三菱製紙;l坩そテ(会柑二4、代理人 1)明細書第10頁第4行中の「寸法をJの後にrlO
mmとし」を加入する。 2)同第11頁第7行末尾に次の文を加入する。 「ここで、実質的に線状とは、電極の感光体搬送方向の
幅が30mm以下、好ましくは20mm以下のものをい
う。J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、現像バイアス電極を有する電子写真湿式反転現像装
    置において、 感光体に現像剤を供給するための現像剤貯留部に、感光
    体搬送方向に直交する方向に延びた現像剤吸引ボックス
    が配置されており、 上記現像剤吸引ボックスは、現像剤貯留部内の現像剤を
    吸引する吸引孔をその長手方向に有すると共に、吸引し
    た現像剤を現像剤貯留部外に導くための排出孔を端部に
    有していることを特徴とする電子写真湿式反転現像装置
    。 2、現像剤吸引ボックスは、現像バイアス電極を兼ねた
    請求項1記載の電子写真湿式反転現像装置。 3、現像バイアス電極を兼ねる現像剤吸引ボックスは、
    実質的に線状とした請求項2記載の電子写真湿式反転現
    像装置。
JP15074390A 1990-06-06 1990-06-08 電子写真湿式反転現像装置 Pending JPH0442266A (ja)

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JP15074390A JPH0442266A (ja) 1990-06-08 1990-06-08 電子写真湿式反転現像装置
DE4118434A DE4118434C2 (de) 1990-06-06 1991-06-05 Verfahren zur elektrophotographischen Umkehr-Naßentwicklung
US08/034,651 US5398105A (en) 1990-06-06 1993-03-22 Method of electrophotographic wet reversal development

Applications Claiming Priority (1)

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JP (1) JPH0442266A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116032A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP2009116032A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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