JPH0442256Y2 - - Google Patents

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JPH0442256Y2
JPH0442256Y2 JP4633586U JP4633586U JPH0442256Y2 JP H0442256 Y2 JPH0442256 Y2 JP H0442256Y2 JP 4633586 U JP4633586 U JP 4633586U JP 4633586 U JP4633586 U JP 4633586U JP H0442256 Y2 JPH0442256 Y2 JP H0442256Y2
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JP
Japan
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roller
sprocket
carrier
rotating part
rear rollers
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JP4633586U
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JPS62157820U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、キヤリヤの垂直荷重をローラによ
り支える水平循環式コンベヤの旋回部の構造に関
する。
従来技術及びその問題点 前記のような水平循環式コンベヤの旋回部にお
いて、キヤリヤの垂直荷重を支えるローラの旋回
直径と、スプロケツトのピツチサークル直径(P.
C.D)が異なる場合には、ローラは(旋回部の入
口及び出口において)回転軸方向のスラスト力及
び垂直軸のまわりの旋回を受ける。
そこで、実公昭60−32008号公報では、旋回部
においてローラ走行用レールを無くし、連結板を
介して垂直荷重をスプロケツトで支えるようにし
ているが、スプロケツトに乗り継ぐ際の連結板と
スプロケツトの間のスベリは解消されておらず、
互いの摩耗が激しい。
また、旋回部においてレールを無くし、ローラ
を直接スプロケツト上面で受けるタイプのもので
は、特にローラが垂直軸まわりの旋回を受ける際
のキシミ音が大きい。その他にも、スプロケツト
表面の摩耗が激しい、キシミ音防止の為のグリス
塗布などのメンテナンスが面倒であるなどの欠点
も有する。
問題点を解決するための手段及び作用 この考案は、キヤリヤの垂直荷重を前記キヤリ
ヤに設けた水平軸回りに回転する前後のローラに
より支える水平循環式コンベヤにおいて、鉛直軸
回りに回転自在に設けられた回転部を有する複数
のローラ受け台を前後一対の前記回転部の中心間
の直線間隔が前記前後のローラ間の直線間隔に等
しくなるようにスプロケツト上面に取付け、旋回
部では前記キヤリヤの垂直荷重を前記ローラ受け
台を介して前記スプロケツトにて支える構成によ
り前記問題点を解決した。
ローラは前記ローラ受け台にころがりで乗り継
ぎ、回転部によりキヤリヤのローラは自由に旋回
できる状態でスプロケツトとともに回転するの
で、摩耗したり、キシミ音が生じたりすることが
ない。
実施例 第1図はブラウン管パネル塗布設備における実
施例を示す。同図において、右半分は旋回部を、
左半分は直線走行部を夫々示している。
水平循環式コンベヤの両端の旋回部はスプロケ
ツトドライブ方式となつており、パネルPをつか
んだキヤリヤ10はスプロケツト20に荷重を支
持して乗り旋回する。
すなわち、直線で進んできたキヤリヤ10は、
旋回しているスプロケツト20に乗り継ぐが、そ
の後キヤリヤ10の向きが修正(直進→曲り)さ
れる時、後述する前後ローラの垂直軸回りの旋回
が発生する。旋回部からの出口側も同様な現象が
発生する。
この垂直軸回りの旋回が異音の発生原因であ
り、この考案はローラ受け台に回転部を設けこと
で音の発生及び摩耗を防止するようにした。
前後ローラの乗り継ぎについて第2図以降も参
照してさらに具体的に説明する。
キヤリヤ10の垂直荷重は直線走行部ではレー
ル30上を走行する水平軸回りに回転する前後ロ
ーラ11,12により支えられており(第1図の
左側参照)、モーメント荷重は、上部ローラ13
と横ローラ14により支えられている。駆動チエ
ーン(図示せず)の中心線は第1図中にa,a′で
示されている。
スプロケツト20上面に取付けられているロー
ラ受け台21の外端部とレール30の乗り継ぎ端
部は、第2図に示すように相補う円弧状でローラ
11,12の乗り継ぎを円滑に行うようにしてい
る。
第4図、第5図は前ローラ11の乗り継ぎを説
明するもので、鎖線、破線、実線により、ローラ
受け台21と前ローラ11位置関係が変わつてい
く状況が示されている。鎖線の場合、ローラ中心
は依然としてレール30上にある。破線は、ロー
ラ中心がローラ受け台の乗り移つた直後であり、
実線(第5図も)はローラがローラ受け台上を移
動している状態である。
なお、矢印はチエーン芯の進行方向を、線bは
スプロケツト芯を夫々示している。
第6図、第7図は同様にして後ローラ12の乗
り継ぎを説明するものである。
第8図には、前ローラ11を実線で、後ローラ
12を鎖線で、同一図上に表わしている。但し、
ローラ受け台は、回転部のみを表示している部分
がある。
第4図からわかるように、前ローラ11は、直
進状態のままローラ受け台の乗り継ぐが、後ロー
ラは第6図に示すように既に旋回を始めながらロ
ーラ受け台21に乗り継ぐ。これは、前ローラ1
1はスプロケツト芯の線bに達する前に乗り継ぐ
ため依然としてレール30上を直進しているが、
後ローラ12が乗り継ぐとき、前ローラ11は既
にスプロケツト20上で旋回を始めており、前後
ローラは常に同一直線上にある関係を保つている
ためである。
また、第4図、第6図からわかるように、前ロ
ーラ11はその中心がローラ受け台21の中心よ
り遅れた状態で乗り始めるが、後ローラ12はほ
ぼ中心が一致した状態で乗り始める。これは、前
後一対のローラ受け台21の回転部22の中心間
の直線間隔Wは、前後ローラ間の直線間隔に等し
くなつているが、実際の移動は円弧状であるか
ら、ローラの移動距離との間に差が生じるためで
ある。
前後ローラ11,12の進行方向中心線がロー
ラ受け台21の回転部22の進行方向中心線と一
致するまでは若干のすべりが生じるが、これは殆
んど無視できる程度のものであり、乗り継ぎは実
際上ころがりにより行われるので異音の発生は極
めて少ない。また、ローラの垂直軸まわりの旋回
に対しては、鉛直軸回りに回転自在に設けられた
回転部22の回転により対応できる。
第3図は、回転部22の上面を水平面内におい
て回転自在とするためローラ受け台21に対して
ベアリング23により支持されている状態を示し
ている。
なお、図示した水平循環式コンベヤは一例を示
したもので、これに限定する趣旨ではない。
考案の効果 (1) スプロケツト上面の摩耗が無くなる。
(2) 異音発生を防止できる。
(3) 異音を防ぐためのグリース塗布等のメンテナ
ンスが不要になる。
(4) 摩耗による定期交換等のメンテナンスも不要
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンベヤの進行方向から見た図で右半
分は旋回部、左半分は直線進行部を夫々示す。第
2図はローラの乗り継ぎ部の部分斜視図、第3図
はローラ受け台の断面図、第4図は前ローラの乗
り継ぎ説明図、第5図は前ローラの乗り継ぎ完了
図、第6図は後ローラの乗り継ぎ説明図、第7図
は後ローラの乗り継ぎ完了図、第8図は前後ロー
ラとスプロケツトとの位置関係を示す乗り継ぎ説
明図である。 10……キヤリヤ、11,12……ローラ、2
0……スプロケツト、21……ローラ受け台、2
2……回転部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤリヤの垂直荷重を前記キヤリヤに設けた水
    平軸回りに回転する前後のローラにより支える水
    平循環式コンベヤにおいて、鉛直軸回りに回転自
    在に設けられた回転部を有する複数のローラ受け
    台を前後一対の前記回転部の中心間の直線間隔が
    前記前後のローラ間の直線間隔に等しくなるよう
    にスプロケツト上面に取付け、旋回部では前記キ
    ヤリヤの垂直荷重を前記ローラ受け台を介して前
    記スプロケツトにて支えるようにした、水平循環
    式コンベヤの旋回部の構造。
JP4633586U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0442256Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633586U JPH0442256Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633586U JPH0442256Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS62157820U JPS62157820U (ja) 1987-10-07
JPH0442256Y2 true JPH0442256Y2 (ja) 1992-10-06

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JP4633586U Expired JPH0442256Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP2008044688A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Ishino Seisakusho Co Ltd 搬送装置

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JPS62157820U (ja) 1987-10-07

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