JPH0442220A - フィルムのデータ焼込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、写真カメラ用のロールフィルム生産工程に
おいて、未露光フィルムに駒番号、ブランド、乳剤番号
、バーコード、サイトラインその他の文字、記号等のン
替像データを光学的に焼き込むフィルムのデータ焼込装
置に関する。

［従来の技術］ このように潜像データを光学的に未露光フィルムに焼き
込むフィルムのデータ焼込装置として、ネガ原版を用い
るものと、ネガ原版を用いないものがある。

ネガ原版を用いるものは、ネガ原版からの透過光によっ
て未露光フィルムに潜像データを焼き込んでおり、例え
ば、乳剤番号を設定する場合は、Ｏ〜９の数字の内必要
な部分を黒く塗りつふして設定している。

また、ネガ原版を用いないものは、未露光フィルムを所
定の速度で搬送しながら潜像データの焼き込みを行なう
装置で、焼き込むへき潜像データをメモリに予め記憶し
ておき、未露光フィルムの搬送に同期して発生する位置
信号を検出し、メモリから潜像データを読み出して焼鮒
込む方法か取られている。

［発明か解決しようとする課題］ ところで、ネガ原版からの透過光によって未露光フィル
ムに潜像データを焼き込むものは、例えは、ブラント、
乳剤番号、サイズ、品種記号等に応じて異なったネガ原
版をラインの台数分準備する必要があり、配暦スペース
の確保が困難である。さらに、ネガ原版の交換を行なう
ために時間を長く必要とする。

また、ネガ原版を用いないものは、未露光フィルムに填
込まれる潜像データか未露光フィルム毎に、填込を行な
う装置に予め設定して記憶されており、生産されるフィ
ルムに応じて潜像データを読出して搬送する未露光フィ
ルムに填込むことがてき、ネガ原版をラインの台数分準
備するような不具合が解消される。

ところで、フィルムは、例えはその品種が変更されたり
、追加されることがあり、これに伴ないプラント等の追
加や変更かある。しかし潜像ブタの追加、変更か頻繁に
行なわれるようになると、未露光フィルム毎に予め填込
む潜像データを記憶しておくものでは、潜像データの変
更や追加に、簡単かつ迅速に対応することがてきないと
いう問題かあった。

この発明はかかる点に鑑みてなされたもので、未露光フ
ィルムに填込むイ替像データを必要に応じ自由に作成し
・、填込む潜像の変更、追加を簡単かつ迅速に行なうこ
とかできるフィルムのデータ炊込装置を提供することを
目的としている。

［課題を解決するための手段コ 前記ｉｉ甲題を解決するため、この発明は、搬送中の未
露光フィルムに電像データを光学的に焼き込むフィルム
のデータ炊込装置において、必要に応して焼き込む潜像
データを作成及び編集し未露光フィルム上での焼き込み
位置を設定して記憶装置に記憶するデータ作成編集手段
と、このデータ作成編集手段て記憶装置に記憶された潜
像データから実際に焼き込む潜像データを選択して設定
する〈）（像データ設定手段と、この潜像データ設定手
段の設定により前記データ作成編集手段で作成された潜
像データを未露光フィルムの移動に合セて潜像焼き込み
を行なう潜像焼込手段とを備えることを特徴としている
。

［作用コ この発明では、必要に応じて焼き込む潜像データを作成
編集し、さらに未露光フィルム上での焼き込み位置を設
定して記憶装置に記１．ａする。この記憶された潜像デ
ータから実際に焼き込む潜像データを選択し、この選択
された潜像データを未露光フィルムの移動に合せて、未
露光フィルムの所定位置に潜像焼き込みを行なう。

［実施例コ 以下、この発明の実施例について説明する。

第１図はフィルムのデータ炊込装置の概略図、第２図は
潜像データの填込を示す図である。

フィルムのデータ炊込装置は、必要に応じて焼き込む潜
像データを作成及び編集し未露光フィルム上での焼き込
み位置を設定して記憶装置に記憶するデータ作成編集手
段Ａと、このデータ作成編集手段Ａで記憶装置に記憶さ
れた潜像データから実際に焼き込む潜像データを選択し
て設定する潜像データ設定手段Ｂと、このイ替像データ
設定手段Ｂの設定によりデータ作成編集手段Ａで作成さ
れたン替像データを未露光フィルムの移動に合せて潜像
焼き込みを行なう潜像焼込手段Ｃとを備えている。

データ作成編集手段Ａは例えばパーソナルコンピュータ
で構成され、コンピュータ本体１、ＣＲ１表示装置２、
キーボードで構成される文字情報入力手段３、イメージ
スキャナーで構成される画像情報人力手段４等を備えて
いる。

このデータ作成編集手段Ａのコンピュータ本体１は、次
に示すような多くの機能を持っている。

■要素文字、図形等データ作成モード 文字情報人力手段３や画像情報人力手段４から入力され
る文字、図形等のキャラクタ−をドツト情報化し、潜像
填込用の型式のデータをキャラクタ−として作成する。

■要素文字、図形等データ合成モート 前記■）・ラフターを合成して文字列、図形笠を作成す
る。

■合成要素データＲＯＭ化モード ■及び■で作られたデータを順に選んで、要素文字図形
ＲＯＭ６を作る。要素文字図形ＲＯＭ６は潜像焼込手段
Ｃヘセットされる。

■管理ＲＯＭ作成モート ■で作られた要素文字図形ＲＯＭ６の中にあるデータの
番号と、アドレスを書き込んだ要素文字図形管理ＲＯＭ
７を作成する。この要素文字図形管理ＲＯＭ７は潜像焼
込手段Ｃヘセットされる。

■文字図形等配置データ作成モート ■、■で作成された潜像データを未露光フィルム上のど
の位置に填込むかの設定を行ない、配置データを記憶し
た配列データＲＯＭディスク５を作る。このＲＯＭディ
スク５は潜像データ設定手段Ｂヘセットされる。ＲＯＭ
ディスク５は潜像データ設定手段Ｂにおいて、そのデー
タの利用時に高速アクセスが行なえ、データの設定を速
く行なうことを目的としてＲＯＭディスクを使用する。

勿論、フロッピィディスクやハードディスク等の他の記
憶手段を用いても可能である。その後、各キャラクタ−
の配列をＣＲＴ表示装置２のグラフィク表示で見ること
かできる。

イ（（像データ設定手段Ｂは例えばパーソナルコンピュ
ータで構成され、コンピュータ本体１１、ＣＲ７表示装
置１２、キーボードで構成される文字情報人力手段１３
等を備えている。この潜像データ設定手段Ｂは潜像炊込
手段Ｃに対応して設けられ、潜像データ設定手段Ｂのコ
ンピュータ本体１１には予めデータ作成編集手段Ａで作
成されたＲＯＭディスク５かセットされる。このＲＯＭ
ディスク５にはどの品種のフィルムはどのような填込み
内容で構成されているかか記憶されている。

キーホードで構成される文字情報人力手段１３によりオ
ペレータは、ＣＲ７表示装置１２と対話形式で次に生産
するフィルムの品種、サイズ、ブランド等を設定する。

この内容に従って、コンピュータ本体１１のソフトによ
り、ＲＯＭディスク５の潜像データを選択して、潜像炊
込手段Ｃの制御部２１に潜像データを転送する。この時
に、オペレータは設定の手間を短くする目的と誤設定を
防ぐ目的で、品種設定用バーコードリーグを使って設定
することもできる。また、潜像炊込手段Ｃは、生産ライ
ンのパトローネのバーコードを読み込み、転送されたデ
ータと品種、サイズ等と照合する。

潜像データ設定手段Ｂは品種設定を行なっている以外は
、潜像炊込手段Ｃよりリアルタイムで送られてくる品種
設定情報及び異常が発生した時は異常内容を常にＣＲ７
表示装置１２に表示している。また、過去の異常内容を
記憶しており、これを文字情報人力手段１３でのキー操
作により見ることができる。

潜像炊込手段Ｃは制御部２１と填込部２２からなり、潜
像データ設定手段Ｂの設定によりデータ作成編集手段Ａ
で作成された潜像データＤを未露光フィルムＦの穆動に
合せて潜像焼討込みを行なう。

制御部２１は装置本体３１の上部に設けられ、またこの
装置本体３１の上部には操作盤３２が設けられている。

制御部２１では例えば潜像データ設定手段Ｂより送られ
てくる選択された潜像データを未露光フィルムＦのどの
位置に配置するかの情報に従って、制御部２１にセット
された要素文字図形ＲＯＭ６のデータを要素文字図形管
理ＲＯＭ７の情報を参照しなから、ＣＰＵによりフィル
ム１木分を記憶するＲＡＭに展開する。

フィルム１木分のデータを記憶するＲＡＭはチャンネル
ＣＨＩとＣＨ２の２つが用意され、この２つのうち一方
は現在填込に使用しているデータが入り、他方は次の填
込に使用する予定のブタか入る。この２つの填込内容の
切換ごとに交互に使用される。前記ＣＰＵによるＲＡＭ
への転換は展開時に填込に使用していない方に行なう。

フィルム１木分を記＋、＠するＲＡＭを２系統用意する
ことにより、次の填込内容を予めＲＡＭの中へ用意てぎ
、填込内容の切換を電気情報通路の切換で行なうので、
切換を瞬時に行なうことがてきる。また、フィルム１木
分を記＋、ρする専用のＲＡＭを用いることにより、焼
体データの読み出しにＣＰＵを介することなく高速に行
なえるので、焼込の高速化が可能となる。

焼入品２２は装置本体３１の内部に設けられ、装置本体
３１は暗室になっている。この装置本体３１の内部には
元巻リール３３と巻取リール３４とかセットされ、元巻
リール３３に巻かれた穿孔済みの未露光フィルムＦかガ
イトローラ３５に規制されて、巻取リール３４に所定の
速度で巻取られる。元巻リール３３と焼入品２２との間
には機械的な駆動が加えられたロータリーノツチ−３６
が配置され、このロータリーノツチ−３６では未露光フ
ィルムＦに切断位置を示ずノツチ３７が形成される。こ
のノツチ間隔はフィルムのサイズによって異なる。なお
、このノツチの位置を基準として潜像の填込開始位置を
決めていて、将来フィルムが定尺された時に切断位置と
潜像位置を合わせている。

焼入品２２と巻取リール３４との間にはダンサ−ローラ
３８か配置され、このダンサ−ローラ３８は焼入品２２
での搬送速度と、巻取リール３４の巻取速度との速度差
を吸収する。

焼入品２２では未露光フィルムＦの動ぎを検出する焼込
みスプロケット２３にロータリーエンコーダ２４が直結
され、このロータリーノツチダ２４よりの信号は制御部
２１へ人力され、その内部カウンタにより、制御部２１
のフィルム１木分を記憶するＲＡＭをアクセスするアド
レスを発生して、ＲＡＭの内容を読み出す。読み出され
た潜像データは内部にある複数個の光源ＬＥＤ２５に接
続され、その潜像データ内容によって光源ＬＥＤ２５が
選択発光する。

外部の光学系２６では第２図に示すように、光源ＬＥＤ
２５の光がファイバー２７を通じて導かれ、光フアイバ
ーヘット２８でレンズ２９を通してフィルム面に結像す
る。結像する像は、未露光フィルムＦの動きにつれ、順
次代わり未露光フィルムＦ上に記憶装置内の文字図形の
潜像データＤか再現される。

この潜像焼込手段Ｃては未露光フィルムＦの送り孔かス
プロケット２３の爪に係止し、スブロケラト２３の回転
で未露光フィルムＦが矢印Ａ方向に搬送される。このス
プロケット２３はその軸がトルクモータ３０によりスプ
ロケット２３に対してフィルム搬送方向に回転力を付与
することにより、そのスプロケット２３には例え搬送の
停止中でも安定したホワードテンションが加わるように
なっている。

従って、未露光フィルムＦのその送り用の孔において、
送り方向の縁部にスプロケット２３が係止しフィルムと
スプロケットが、正確に同期しながら搬送される。

第３図はフィルムのデータ焼込装置の他の実施例を示す
概略図である。

この実施例では、データ作成編集手段Ａと、潜像データ
設定手段Ｂとを一台のパーソナルコンピュータで構成し
たものであり、コンピュータ本体４１、ＣＲ７表示装置
４２、キーボードで構成される文字情報入力手段４３、
画像情報入力手段４４の外に、ハードディスク４５を備
えている。

コンピュータ本体４１で必要に応して焼き込む潜像デー
タを作成編集し、未露光フィルム上での焼き込み位置を
設定してハードディスク４５に記憶する。このハードデ
ィスク４５に記憶された潜像データから実際に焼き込む
潜像データを選択して設定し、その潜像データを通信回
線を通して潜像焼込手段Ｃの制御部２１へ送るようにな
っている。

このように、データ作成編集手段Ａと、潜像データ設定
手段Ｂとを一台のパーソナルコンピュータで構成し、ハ
ードディスク４５を備えることて、潜像焼込手段Ｃに要
素文字図形ＲＯＭ６や要素文字図形管理ＲＯＭ７をセッ
トする必要がなくなり、取扱いが容易になる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は必要に応じて焼き込む
潜像データを作成及び編集し、さらに未露光フィルム上
での焼き込み位置を設定して記憶装置に記憶し、この記
憶された潜像データから実際に焼き込む潜像データを選
択し、この選択された潜像データを未露光フィルムの駆
動に合せて、未露光フィルムの所定位置に潜像焼き込み
を行なうようにしたので、未露光フィルムに填込む潜像
データを必要に応じ自由に作成することかでき、填込む
潜像の変更、追加を簡単かつ迅速に行なうことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルムのデータ焼込装置の概略図、第２図は
潜像データの填込を示す図、第３図はフィルムのデータ
焼込装置の他の実施例を示す概略図である。 図中符号Ａはデータ作成編集手段、Ｂは潜像データ設定
手段、Ｃは潜像焼体手段、Ｄは潜像データ、Ｆは未露光
フィルム、Ｉ、１１．４１はコンピュータ本体、２．１
２．４２はＣＲＴ表示装置、３，１３．４３は文字情報
入力手段、４４４は画像情報入力手段、５はＲＯＭディ
スク、６は要素文字図形ＲＯＭ、７は要素文字図形管理
ＲＯＭ、２１は制御部、２２は填込部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　搬送中の未露光フィルムに潜像データを光学的に焼き
   込むフィルムのデータ焼込装置において、必要に応じて
   焼き込む潜像データを作成及び編集し未露光フィルム上
   での焼き込み位置を設定して記憶装置に記憶するデータ
   作成編集手段と、このデータ作成編集手段で記憶装置に
   記憶された潜像データから実際に焼き込む潜像データを
   選択して設定する潜像データ設定手段と、この潜像デー
   タ設定手段の設定により前記データ作成編集手段で作成
   された潜像データを未露光フィルムの移動に合せて潜像
   焼き込みを行なう潜像焼込手段とを備えることを特徴と
   するフィルムのデータ焼込装置。