JPH02210343A - 写真フィルム用焼込装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真フィルムのエツジ部画枠の内周部等に駒
文字、フィルム固有番号、バーコード等各種情報を焼込
むための写真フィルム用焼込装置に関するものである。

〔従来の技術〕

写真フィルム、特に写真ロールフィルムにおいては、フ
ィルムの両エツジ部にフィルム特性を示す記号やメーカ
のブランドネーム等のいわゆるサイドマークと呼ばれる
ものと、撮影駒数を示す駒ナンバとが焼込まれている。

また、ディスクフィルムにおいては画枠の内周面にフィ
ルム１枚毎に異なるフィルム固有番号や、その他フィル
ム特性を示す表示や、バーコード、ブランドネーム等が
焼込まれている。

これらの各種情報を焼込む装置としては、例えば、特開
昭５６−８３７３０号公報あるいは実開昭５６−３８３
４１号公報に開示されている。これ等の填込装置は、い
ずれも填込文字に相当するネガ版を使用して、これを光
学的手段によって走行フィルム上に同期をとりながら焼
込むもので、パルス発光光源によって焼込を行なってい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、これらの填込装置は、ネガ版を使用して焼込
むことから、それ自体に維持管理的に問題があった。

そこで本発明は、ネガ版を使用することによる前記問題
点を解決した写真フィルム用填込装置を提供することを
目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、フィルム搬送手段と、搬送されるフィルムの
位置を検知し信号を発生するフィルム位置検知手段と、
前記フィルム面に対向して配設され文字等をフィルムに
填込む電気表示装置と、前記フィルム位置検知手段によ
る信号に基いて該電気表示装置に文字等の画素を発生さ
せる文字等発生制御装置とを備え、該電気表示装置はＬ
ＥＤと光ファイバーからなゐ記録管を有することを特徴
とする。

〔実施例〕

以下、図面によって本発明の一実施例を詳細に説明する
。

第１図は、本発明の写真フィルム用填込装置における構
成部品の配置図である。Ｆは填込を行なおうとするロー
ルフィルムで、ロールフィルムＦの走行をつかさどるフ
ィルム搬送手段１によって、矢印方向へ搬送される。フ
ィルム搬送手段１は、この実施例ではフィルムスプロケ
ットドラムが用いられており、ロールフィルムＦのエツ
ジ部の受光位置を規制する。２はロールフィルムＦの填
込位置を検知するものであって、搬送されるロールフィ
ルムＦの位置を検知し信号を発生するフィルム位置検知
手段で、ロールフィルムＦのパーフォレーションあるい
はフィルムスプロケットドラムへ連動したタイミングカ
ム等を利用して光学的検出器等で構成される。３はフィ
ルム搬送速度を検知し、フィルムの同期信号を発生する
フィルム搬送速度検知手段で、フィルム搬送手段１に連
動して作動し、通常はロータリーエンコーダ等が用いら
れる。４は文字等発生制御装置で、予め焼込情報を作成
しておき、フィルム位置検知手段２がらの信号に基づい
てロールフィルムＦの搬送方向と直角方向の一次元ライ
ンの文字等の画素の表示を開始し、以後フィルム搬送速
度検知手段３がらの同期信号により、ロールフィルムＦ
に同期した一次元の画素の表示を繰り返して適切な文字
、記号等の各種情報を表示させるように制御する。５は
電気表示装置６の駆動装置で、文字等発生制御装置４か
らの信号を電気表示装置６の画素形成可能な条件に変換
する。電気表示装置６は一次元の画素を行なうもので、
管面の画素の指向性のよい光ファイバーとＬＥＤを組合
せた記録管が使用される。この電気表示装置６は、ロー
ルフィルムＦのフィルム面に対向して配設され、文字等
の各種情報をローフィルムＦに填込むようになっている
。

第２図は本発明の写真フィルム用填込装置における文字
等発生制御装置４のプログラムフローチャートである。

まず、文字等発生制御装置４の設定器より焼込仕様条件
を読み取る。次に外部からのバーコード信号等の補充信
号を取°り入れ、焼込内容の選択、決定をする。それか
ら、プログラムに応じた填込位置に対して焼込文字等の
割り付けをドツトマトリックス表示のキャラクタ−ジェ
ネレータを用いて行ない、全填込に必要な情報を記憶メ
モリー（図において、イメージラムと呼ぶ）に記憶させ
る。

そしてロールフィルムＦの走行に応じてフィルム位置検
知手段２から発生する信号に基づいて、前記イメージラ
ムの一次元の画素内容を水平偏向信号（第２図ではＨ，
５ＹＮＣ信号と記す）とビデオ信号（第２図ではＶ、Ｔ
、Ｒ，信号と記す）のＯＮ、ＯＦＦとして駆動装置５を
介してＬＥＤと光ファイバーとからなる電気表示装置６
へ出力し始める。以後は、フィルム搬送速度検知手段３
の同期信号によりロールフィルムＦに同期した一次元の
画素表示信号を出力し、填込文字、記号等の全情報を流
れるロールフィルムＦ面上に作成する。そして、作業停
止指令が入るまで前記シーケンスを繰り返して填込を行
なう。

第３図は本発明の写真フィルム用填込装置による画像形
成の概念図である。この図は前記フィルム搬送手段１上
のロールフィルムＦを、直線に展開したものであり、ロ
ールフィルムＦの乳剤面側から見た填込完了部Ｐ　Ｐ　
ｓ現在填込進行部ＰＮ％焼込予想部ＰＰの潜像の形状に
ついて示したものである。特に填込進行部ＰＮの中央部
Ｐ　ＮＩ＋　　Ｐ　Ｎｌが、これから−次元の画素表示
をされるものであり、填込完了部ＰＰ、填込進行部ＰＮ
の黒色ドツトＰ　Ｐ２・・・・・・・・・＋　　ＰＮ２
・・・・・・・・・が既填込画素部を示す。

そして各画素の縦横のドツトの間隔は要求される画像品
位により分解能を選択でき、適切な画質の焼付けが可能
となる。

前記実施例において、ロールフィルムＦをフィルム搬送
手段１による等速搬送に限定すれば、フィルム搬送速度
検知手段３は文字等発生装置内で発生されるクロックパ
ルスで代用でき、不必要となるから単純な構成となる。

さらに、ロールフィルム１の停止時に電気表示装置６を
移動させ、あるいはロールフィルム１の搬送時に電気表
示装置６を移動させて、相対速度を低速にして填込むよ
うに構成してもよい。

また、図面に示す実施例では、ロールフィルムについて
説明したが、その他の感光材料、例えばディスクフィル
ム等にも使用できる。

〔発明の効果〕

前記の如く本発明によれば、フィルムの搬送に同期して
文字等発生制御装置により、搬送されるフィルム面に対
向して配設された、ＬＥＤと光ファイバーとからなる記
録管を有する電気表示、装置に文字等の画素を発生させ
ることにより、監視確認が不要となり、保全管理が容品
で、文字等の品質が良く、かつ填込条件変更に対する対
応性のよい填込がなされることとなる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は写真フ
ィルム填込装置における構成部品の配置図、第２図は写
真フィルム用填込装置における文字等発生制御装置のプ
ログラムフローチャート、第３図は写真フィルム用填込
装置による画像形成の概念図である。 １・・・フィルム搬送手段　　２・・・フィルム位置検
知手段　　３・・・フィルム搬送速度検知手段４・・・
文字等発生制御装置　　　５・・・駆動装置６・・・電
気表示装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、フィルム搬送手段と、搬送されるフィルムの位置を
   検知し信号を発生するフィルム位置検知手段と、前記フ
   ィルム面に対向して配設され文字等をフィルムに焼込む
   電気表示装置と、前記フィルム位置検知手段による信号
   に基いて該電気表示装置に文字等の画素を発生させる文
   字等発生制御装置とを備え、該電気表示装置はＬＥＤと
   光ファイバーからなる記録管を有することを特徴とする
   写真フィルム用焼込装置。