JPH0441818B2 - - Google Patents

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JPH0441818B2
JPH0441818B2 JP59006197A JP619784A JPH0441818B2 JP H0441818 B2 JPH0441818 B2 JP H0441818B2 JP 59006197 A JP59006197 A JP 59006197A JP 619784 A JP619784 A JP 619784A JP H0441818 B2 JPH0441818 B2 JP H0441818B2
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Kazuharu Katagiri
Yoshihiro Oguchi
Yoshio Takasu
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0441818B2 publication Critical patent/JPH0441818B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な光導電性被膜及びそれを用い
た高感度の電子写真感光体に関するものである。 従来より、光導電性を示す顔料や染料について
は、数多くの文献等で発表されている。 例えば、“アールシーエー レビユー(RCA
Review)”Vol.23、P.413〜P.419(1962.9)では
フタロシアニン顔料の光導電性についての発表が
なされており、又このフタロシアニン顔料を用い
た電子写真感光体が米国特許第3397086号公報や
米国特許第3816118号公報等に示されている。そ
の他に、電子写真感光体に用いる有機半導体とし
ては、例えば米国特許第4315983号公報、米国特
許第4327169号公報や、“リサーチ デイスクロー
ジヤー(Reseach Disclosure)”20517(1981.5)
に示されているピリリウム系染料、米国特許第
3824099号公報に示されているスクエアリツク酸
メチン染料、米国特許第3898084号公報、米国特
許第4251613号公報等に示されたジスアゾ顔料な
どが挙げられる。 この様な有機半導体は、無機半導体に較べて合
成が容易で、しかも要求する波長域の光に対して
光導電性をもつ様な化合物として合成することが
でき、この様な有機半導体の被膜を導電性支持体
に形成した電子写真感光体は、感色性が良くなる
という利点を有しているが、感度特に長波長
(600nm以上)領域での高感度特性において実用
できるものは、ごく僅かである。特に、近年低出
力の光導体レーザの開発に伴い700nm以上の様な
長波長光に対して高感度特性をもつ有機半導体の
開発が活発になつて来ているが、長波長光に大き
な吸光係数をもつ化合物は、一般的に熱などに対
して不安定であることが多く、わずかな温度上昇
によつて分解されやすいなどの問題点を有してお
り、このため赤外感光性電子写真感光体の製造を
実質的に困難なものとしている。 本発明者らは、これらの点に基づいて鋭意実験
を行なつたところ、アズレニウム塩化合物のう
ち、アニオンとしてBF 4を用いることによつて、
予想外の高感度特性を見い出した。 従つて、本発明の目的は長波長(600nm以上)
領域で高感度特性をもつ新規な光導電性被膜およ
びそれを用いた電子写真感光体を提供することに
ある。 本発明のかかる目的は、下記一般式(1)で表わさ
れるアズレニウム塩化合物を有する光導電性被膜
及びそれを用いた電子写真感光体によつて達成さ
れる。 一般式(1) 一般式において、R1〜R7は、水素原子、ハロ
ゲン原子(塩素原子、臭素原子、沃素原子)又は
1価の有機残基を表わす。1価の有機残基として
は、広範なものから選択することができるが、特
にアルキル基(メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ア
ミル、n−ヘキシル、n−オクチル、2−エチル
ヘキシル、t−オクチルなど)、アルコキシ基
(メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシな
ど)、置換もしくは未置換のアリール基(フエニ
ル、トリル、キシリル、エチルフエニル、メトキ
シフエニル、エトキシフエニル、クロロフエニ
ル、ニトロフエニル、ジメチルアミノフエニル、
α−ナフチル、β−ナフチルなど)、置換もしく
は未置換のアラルキル基(ベンジル、2−フエニ
ルエチル、2−フエニル−1−メチルエチル、ブ
ロモベンジル、2−ブロモフエニルエチル、メチ
ルベンジル、メトキシベンジル、ニトロベンジ
ル)、アシル基(アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、バレリル、ベンゾイル、トリオイル、ナフ
トイル、フタロイル、フロイルなど)、置換もし
くは未置換アミノ基(アミノ、ジメチルアミノ、
ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルア
ミノ、ベンゾイルアミノなど)、置換もしくは未
置換スチリル基(スチリル、ジメチルアミノスチ
リル、ジエチルアミノスチリル、ジプロピルアミ
ノスチリル、メトキシスチリル、エトキシスチリ
ル、メチルスチリルなど)、ニトロ基、ヒドロキ
シ基、カルボキシル基、シアノ基又は置換もしく
は未置換アリールアゾ基(フエニルアゾ、α−ナ
フチルアゾ、β−ナフチルアゾ、ジメチルアミノ
フエニルアゾ、クロロフエニルアゾ、ニトロフエ
ニルアゾ、メトキシフエニルアゾ、トリルアゾな
ど)を挙げることができる。又、R1とR2、R3
R4、R4とR5、R5とR6およびR6とR7の組合せのう
ち、少なくとも1つの組合せで置換又は未置換の
芳香族環(ベンゼン、ナフタレン、クロロベンゼ
ン、ブロモベンゼン、メチルベンゼン、エチルベ
ンゼン、メトキシベンゼン、エトキシベンゼンな
ど)を形成してもよい。 R8およびR9は、アルキル基(メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−
ブチル、n−アミル、n−ヘキシル、n−オクチ
ル、2−エチルヘキシル、t−オクチルなど)置
換もしくは未置換のアリール基(フエニル、トリ
ル、キシリル、エチルフエニル、クロロフエニ
ル、ニトロフエニル、メトキシフエニル、エトキ
シフエニル、α−ナフチル、β−ナフチルなど)
又は置換もしくは未置換のアラルキル基(ベンジ
ル、2−フエニルエチル、2−フエニル−1−メ
チルエチル、メチルベンジル、メトキシベンジ
ル、ニトロベンジルなど)を表わす。又、R8
R9で窒素原子とともに5〜6員環(モルホリノ、
ピロリジノ、ピペリジニル、ピペラジノ、フエノ
チアジノ、フエノキサジノ、カルバゾリル、イン
ドリル、ピラゾリルなど)を形成することもでき
る。 R10,R11,R12およびR13は、水素原子、アル
キル基(メチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、t−オクチル、n−オ
クチルなど)、アルコキシ基(メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシなど)又はヒドロキシ
基を表わす。又、nは0、1又は2である。 本発明のアズレニウム塩化合物の代表例を下記
に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 合成例 (化合物No.8) 酢酸80ml中にp−ジメチルアミノシンナミツク
アルデヒド3.54gと1,4−ジメチル−7−イソ
プロピルアズレン(アルドリツチ・ケミカル社
製)4.0gを加えて溶解した後、100℃に加熱し
た。次に42%ホウフツ化水素酸49gを加え同温度
にて1時間撹拌を行なつた後冷却し、一晩放置し
て生成した析出物を過した。次に析出物を40ml
の酢酸で2回洗浄過した後、水200mlで3回洗
浄および過を繰り返した。さらにエタノール30
mlで2回洗浄過した後乾燥して化合物No.8を
4.8g得た。 (収率53.6%) 溶液吸収スペクトル:塩化メチレン中 λnax=728nm ε=1.62×105 融 点:180〜182℃ 元素分析:分子式C26H30NBF4 計算値(%) 分析値(%) C 70.43 70.29 H 6.83 6.78 N 3.16 3.10 前述のアズレニウム塩化合物を有する被覆は光
導電性を示し、従つて下述する電子写真感光体の
感光層に用いることができる。 すなわち、本発明の具体例では導電性支持体の
上に前述のアズレニウム塩化合物を真空蒸着法に
より被膜形成するか、あるいは適当なバインダー
中に分散含有させて被膜形成することにより電子
写真感光体を調製することができる。 本発明の好ましい具体例では、電子写真感光体
の感光層を電荷発生層と電荷輸送層に機能分離し
た電子写真感光体における電荷発生層として、前
述の光導電性被膜を適用することができる。 電荷発生層は、十分な吸光度を得るために、で
きる限り多くの前述の光導電性を示す化合物を含
有し、且つ発生した電荷キヤリアの飛程を短かく
するために薄膜層、例えば5ミクロン以下、好ま
しくは0.01ミクロン〜1ミクロンの膜厚をもつ薄
膜層とすることが好ましい。このことは、入射光
量の大部分が電荷発生層で吸収されて、多くの電
荷キヤリアを生成すること、さらに発生した電荷
キヤリアを再結合や補獲(トラツプ)により失活
することなく電荷輸送層に注入する必要があるこ
とに帰因している。 電荷発生層は、前述の化合物を適当なバインダ
ーに分散させ、これを基体の上に塗工することに
よつて形成でき、また真空蒸着装置により蒸着膜
を形成することによつて得ることができる。電荷
発生層を塗工によつて形成する際に用いうるバイ
ンダーとしては広範な絶縁性樹脂から選択でき、
またポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニル
アントラセンやポリビニルピレンなどの有機光導
電性ポリマーから選択できる。好ましくは、ポリ
ビニルブチラール、ポリアリレート(ビスフエノ
ールAとフタル酸の縮重合体など。)ポリカーボ
ネート、ポリエステル、フエノキシ樹脂、ポリ酢
酸ビニル、アクリル樹脂、ポリアクリルアミド樹
脂、ポリアミド、ポリビニルピリジン、セルロー
ス系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、カゼイ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ンなどの絶縁性樹脂を挙げることができる。電荷
発生層中に含有する樹脂は、80重量%以下、好ま
しくは40重量%以下が適している。 これらの樹脂を溶解する溶剤は、樹脂の種類に
よつて異なり、また下述の電荷輸送層や下引層を
溶解しないものから選択することが好ましい。具
体的な有機溶剤としては、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノールなどのアルコール類、アセ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンな
どのケトン類、N,N−ジメチルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、
ジメチルスルホキシドなどのスルホキシド類、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールモノメチルエーテルなどのエーテル類、酢酸
メチル、酢酸エチルなどのエステル類、クロロホ
ルム、塩化メチレン、ジクロルエチレン、四塩化
炭素、トリクロルエチレンなどの脂肪族ハロゲン
化炭化水素類あるいはベンゼン、トルエン、キシ
レン、リグロイン、モノクロルベンゼン、ジクロ
ルベンゼンなどの芳香族類などを用いることがで
きる。 塗工は、浸漬コーテイング法、スプレーコーテ
イング法、スピンナーコーテイング法、ビードコ
ーテイング法、マイヤーバーコーテイング法、ブ
レードコーテイング法、ローラーコーテイング
法、カーテンコーテイング法などのコーテイング
法を用いて行なうことができる。乾燥は、室温に
おける指触乾燥後、加熱乾燥する方法が好まし
い。加熱乾燥は、30℃〜200℃の温度で5分〜2
時間の範囲の時間で、静止または送風下で行なう
ことができる。 電荷輸送層は、前述の電荷発生層と電気的に接
続されており、電界の存在下で電荷発生層から注
入された電荷キヤリアを受け取るとともに、これ
らの電荷キヤリアを表面まで輸送できる機能を有
している。この際、この電荷輸送層は、電荷発生
層の上に積層されていてもよくまたその下に積層
されていてもよい。しかし、電荷輸送層は、電荷
発生層の上に積層されていることが望ましい。 電荷輸送層における電荷キヤリアを輸送する物
質(以下、単に電荷輸送物質という)は、前述の
電荷発生層が感応する電磁波の波長域に実質的に
非感応性であることが好ましい。ここで言う「電
磁波」とは、γ線、X線、紫外線、可視光線、近
赤外線、赤外線、遠赤外線などを包含する広義の
「光線」の定義を包含する。 電荷輸送物質としては電子輸送性物質と正孔輸
送性物質があり、電子輸送性物質としては、クロ
ルアニル、ブロモアニル、テトラシアノエチレ
ン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7−ト
リニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−
テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4,7−
トリニトロ−9−ジシアノメチレンフルオレノ
ン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン等の電子
吸引性物質やこれら電子吸引性物質を高分子化し
たもの等がある。 正孔輸送性物質としては、ピレン、N−エチル
カルバゾール、N−イソプロピルカルバゾール、
N−メチル−N−フエニルヒドラジノ−3−メチ
リデン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフ
エニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチル
カルバゾール、N,N−ジフエニルヒドラジノ−
3−メチリデン−10−エチルフエノチアジン、
N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メチリデン
−10−エチルフエノキサジン、P−ジエチルアミ
ノベンズアルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラ
ゾン、P−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N
−α−ナフチル−N−フエニルヒドラゾン、P−
ピロリジノベンズアルデヒド−N,N−ジフエニ
ルヒドラゾン、1,3,3−トリメチルインドレ
ニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフエニルヒド
ラゾン、P−ジエチルベンズアルデヒド−3−メ
チルベンズチアゾリノン−2−ヒドラゾン等のヒ
ドラゾン類、2,5−ビス(P−ジエチルアミノ
フエニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1
−フエニル−3−(P−ジエチルアミノスチリル)
−5−(P−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、1−〔キノリル(2)〕−3−(P−ジエチルアミ
ノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフエニ
ル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(P−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルア
ミノフエニル)ピラゾリン、1−〔6−メトキシ
−ピリジル(2)〕−3−(P−ジエチルアミノスチリ
ル)−5−(P−ジエチルアミノフエニル)ピラゾ
リン、1−〔ピリジル(3)〕−3−(P−ジエチルア
ミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフエニ
ル)ピラゾリン、1−〔レピジル(2)〕−3−(P−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルア
ミノフエニル)ピラゾリン、1−〔ピリジル(2)〕−
3−(P−ジエチルアミノスチリル〕−4−メチル
−5−(P−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、1−〔ピリジル(2)〕−3−(α−メチル−P−
ジエチルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルア
ミノフエニル)ピラゾリン、1−フエニル−3−
(P−ジエチルアミノスチリル)−4−メチル−5
−(P−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、
1−フエニル−3−(α−ベンジル−P−ジエチ
ルアミノスチリル)−5−(P−ジエチルアミノフ
エニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなどのピ
ラゾリン類、2−(P−ジエチルアミノスチリル)
−6−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−
(P−ジエチルアミノフエニル)−4−(P−ジメ
チルアミノフエニル)−5−(2−クロロフエニ
ル)オキサゾール等のオキサゾール系化合物、2
−(P−ジエチルアミノスチリル)−6−ジエチル
アミノベンゾチアゾール等のチアゾール系化合
物、ビス(4−ジエチルアミノ−2−メチルフエ
ニル)−フエニルメタン等のトリアリールメタン
系化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチル
アミノ−2−メチルフエニル)ヘプタン、1,
1,2,2−テトラキス(4−N,N−ジメチル
アミノ−2−メチルフエニル)エタン等のポリア
リールアルカン類、トリフエニルアミン、ポリ−
N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポ
リビニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、
ポリ−9−ビニルフエニルアントラセン、ピレン
−ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホ
ルムアルデヒド樹脂等がある。 これらの有機電荷輸送物質の他に、セレン、セ
レン−テルルアモルフアスシリコン、硫化カドミ
ウムなどの無機材料も用いることができる。 また、これらの電荷輸送物質は、1種または2
種以上組合せて用いることができる。 電荷輸送物質に成膜性を有していない時には、
適当なバインダーを選択することによつて被膜形
成できる。バインダーとして使用できる樹脂は、
例えばアクリル樹脂、ポリアリレート、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリ
ロニトリル−スチレンコポリマー、アクリロニト
リル−ブタジエンコポリマー、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルホルマール、ポリスルホン、ポ
リアクリルアミド、ポリアミド、塩素化ゴムなど
の絶縁性樹脂、あるいはポリ−N−ビニルカルバ
ゾール、ポリビニルアントラセン、ポリビニルピ
レンなどの有機光導電性ポリマーを挙げることが
できる。 電荷輸送層は、電荷キヤリアを輸送できる限界
があるので、必要以上に膜厚を厚くすることがで
きない。一般的には、5ミクロン〜30ミクロンで
あるが、好ましい範囲は8ミクロン〜20ミクロン
である。塗工によつて電荷輸送層を形成する際に
は、前述した様な適当なコーテイング法を用いる
ことができる。 この様な電荷発生層と電荷輸送層の積層構造か
らなる感光層は、導電層を有する導電性基体の上
に設けられる。導電層を有する基体としては、基
体自体が導電性をもつ導電性基体、例えばアルミ
ニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレ
ス、バナジウム、モリブデン、クロム、チタン、
ニツケル、インジウム、金や白金などを用いるこ
とができ、その他にアルミニウム、アルミニウム
合金、酸化インジウム、酸化錫、酸化インジウム
−酸化錫合金などを真空蒸着法によつて被覆形成
された層を有するプラスチツク(例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレンテレフタレート、アクリル樹脂、ポリフツ
化エチレンなど)、導電性粒子(例えば、カーボ
ンブラツク、銀粒子など)を適当なバインダーと
ともにプラスチツクの上に被覆した基体、導電性
粒子をプラスチツクや紙に含浸した基体や導電性
ポリマーを有するプラスチツクなどを用いること
ができる。 導電性基体と感光層の中間に、バリヤー機能と
接着機能をもつ下引層を設けることもできる。下
引層は、カゼイン、ポリビニルアルコール、ニト
ロセルロース、エチレン−アクリル酸コポリマ
ー、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイ
ロン610、共重合ナイロン、アルコキシメチル化
ナイロンなど)、ポリウレタン、ゼラチン、酸化
アルミニウムなどによつて形成できる。 下引層の膜厚は、0.1ミクロン〜5ミクロン、
好ましくは0.5ミクロン〜3ミクロンが適当であ
る。 導電層、電荷発生層、電荷輸送層の順に積層し
た感光体を使用する場合において電荷輸送物質が
電子輸送性物質からなるときは、電荷輸送層表面
を正に帯電する必要があり、帯電後露光すると露
光部では電荷発生層において生成した電子が電荷
輸送層に注入され、そのあと表面に達して正電荷
を中和し、表面電位の減衰が生じ未露光部との間
に静電コントラストが生じる。この様にしてでき
た静電潜像を負荷電性のトナーで現像すれば可視
像が得られる。これを直接定着するか、あるいは
トナー像を紙やプラスチツクフイルム等に転写
後、現像し定着することができる。 また、感光体上の静電潜像を転写紙の絶縁層上
に転写後現像し、定着する方法もとれる。現像剤
の種類や現像方法、定着方法は公知のものや公知
の方法のいずれを採用してもよく、特定のものに
限定されるものではない。 一方、電荷輸送物質が正孔輸送物質から成る場
合、電荷輸送層表面を負に帯電する必要があり、
帯電後、露光すると露光部では電荷発生層におい
て生成した正孔が電荷輸送層に注入され、その後
表面に達して負電荷を中和し、表面電位の減衰が
生じ未露光部との間に静電コントラストが生じ
る。現像時には電子輸送性物質を用いた場合とは
逆に正電荷性トナーを用いる必要がある。 また、本発明の別の具体例では、前述のヒドラ
ゾン類、ピラゾリン類、オキサゾール類、チアゾ
ール類、トリアリールメタン類、ポリアリールア
ルカン類、トリフエニルアミン、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾール類など有機光導電性物質や酸化亜
鉛、硫化カドミウム、セレンなどの無機光導電性
物質の増感剤として前述の化合物を含有させた感
光被膜とすることができる。この感光被膜は、こ
れらの光導電性物質と前述の化合物をバインダー
とともに塗工によつて被膜形成される。 いずれの感光体においても、一般式(1)で示され
る化合物から選ばれる少なくとも1種類のアズレ
ニウム塩を含有し、必要に応じて光吸収の異なる
他の光導電性顔料や染料を組合せて使用すること
も可能である。 本発明の光導電性被膜は、第1図に化合物No.8
の分光感度曲線を示す様に、ブロードな分光特性
を有しているので電子写真複写機、特にレーザビ
ームプリンターの感光体として使用することが適
している。 以下、本発明を実施例に従つて説明する。 実施例 1 アルミニウムシリンダー上にカゼインのアンモ
ニア水溶液(カゼイン11.2g、28%アンモニア水
1g、水222ml)を浸漬コーテイング法で塗工し、
乾燥して塗工量1.0g/m2の下引層を形成した。 次に、前述のアズレニウム塩化合物No.8の1重
量部、ブチラール樹脂(エスレツクBM−2:積
水化学(株)製)1重量部とイソプロピルアルコール
30重量部をボールミル分散機で4時間分散した。
この分散液を先に形成した下引層の上に浸漬コー
テイング法で塗工し、乾燥して電荷発生層を形成
した。この時の膜厚は0.3ミクロンであつた。 次に、P−ジエチルアミノベンズアルデヒド−
N−フエニル−N−α−ナフチルヒドラゾン1重
量部、ポリスルホン樹脂(P1700:ユニオンカー
バイド社製)、1重量部とモノクロルベンゼン6
重量部を混合し、撹拌機で撹拌溶解した。この液
を電荷発生層の上に浸漬コーテイング法で塗工
し、乾燥して電荷輸送層を形成した。この時の膜
厚は、12ミクロンであつた。 こうして調製した感光体に−5KVのコロナ放
電を行なつた。この時の表面電位を測定した(初
期電位Vo)。さらに、この感光体を5秒間暗所で
放置した後の表面電位を測定した(暗減衰Vk)。
感度は、暗減衰した後の電位Vkを1/2に減衰する
に必要な露光量(E1/2マイクロジユール/cm2
を測定することによつて評価した。この際、光源
としてガリウム、アルミニウム・ヒ素半導体レー
ザー(発振波長780nm)を用いた。これらの結果
は、次のとおりであつた。 Vo:−540ボルト Vk:92% E1/2:0.5μJ/cm2 又、本実施例の感光体の分光感度特性を測定し
たところ、第1図に示す様な感度特性であつた。 実施例 2〜11 実施例1で用いたアズレニウム塩化合物No.8に
代えて、第1表に示す化合物をそれぞれ用いたほ
かは、実施例1と全く同様の方法で感光体を調製
し、この感光体の特性を測定した。これらの結果
を第1表に示す。
【表】 実施例 12 ポリ−N−ビニルカルバゾール1gと前述のア
ズレニウム塩化合物No.(8)5mgを1,2−ジクロル
エタン10gに加えた後、十分に撹拌した。こうし
て調製した塗工液をアルミニウム蒸着したポリエ
チレンテレフタレートフイルムの上に乾燥膜厚が
15ミクロンとなる様にドクターブレードにより塗
布した。 この様にして作成した電子写真感光体を川口電
機(株)製静電複写紙試験装置Model SP−428を用
いてスタチツク方式で5KVでコロナ帯電し、
暗所で10秒間保持した後、照度5luxで露光し帯電
特性を調べた。 帯電特性としては、初期帯電電位(Vo)と10
秒間暗減衰させた時の電位を1/2に減衰するに必
要な露光量(E1/2)を測定した。この結果を以
下に示す。又、10秒間暗減衰させた時の電荷保持
率をVk(%)で表わした。 Vo:+510ボルト Vk:80% E1/2:21.4lux.sec 実施例 13 微粒子酸化亜鉛(堺化学(株)製Sazex2000)10
g、アクリル系樹脂(三菱レーヨン(株)製ダイヤナ
ールLR009)4g、トルエン10gおよび前記例示
のアズレニウム塩化合物No.(10)10mgをボールミル中
で十分に混合し、得られた塗工液をアルミニウム
蒸着したポリエチレンテレフタレートフイルムの
上にドクターブレードにより乾燥膜厚が21ミクロ
ンになる様に塗布し、乾燥して電子写真感光体を
調製した。 この電子写真感光体の分光感度を電子写真法の
分光写真により測定したところ、前述のアズレニ
ウム塩化合物を含有していない酸化亜鉛被膜に較
べて、本実施例の感光体は長波長側に感度を有し
ていることが判明した。 実施例 14 アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフイル
ムのアルミ面上に膜厚1.1ミクロンのポリビニル
アルコールの被膜を形成した。 次に、実施例1のアズレニウム塩化合物を含有
した塗工液を先に形成したポリビニルアルコール
層の上に、乾燥後の膜厚が0.1ミクロンとなる様
にマイヤーバーで塗布し、乾燥して電荷発生層を
形成した。 次いで、構造式 のピラゾリン化合物5gとポリアリレート樹脂
(ビスフエノールAとテレフタル酸−イソフタル
酸の縮重合体)5gをテトラヒドロフラン70mlに
溶かした液を電荷発生層の上に乾燥後の膜厚が10
ミクロンとなる様に塗布し、乾燥して電荷輸送層
を形成した。 こうして調製した感光体の帯電特性を実施例1
と同様の方法で測定した。その結果を下記に示
す。 Vo:−590ボルト Vk:93% E1/2:0.7マイクロ・ジユール
【図面の簡単な説明】
第1図は、化合物No.8を用いた実施例1で作製
した感光体の分光感度曲線を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式(1)で表わされるアズレニウム塩化
    合物を有する光導電性被膜。 一般式(1) (但し、R1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7
    水素原子、ハロゲン原子又は1価の有機残基を表
    わし、又R1とR2、R3とR4、R4とR5、R5とR6
    よびR6とR7の組合せのうち、少なくとも1つの
    組合せで置換又は未置換の芳香族環を形成しても
    よい。R8およびR9は置換もしくは未置換のアル
    キル基、置換もしくは未置換のアリール基又は置
    換もしくは未置換のアラルキル基を表わす。また
    R8とR9で窒素原子とともに環を形成してもよい。
    R10,R11,R12およびR13は水素原子、アルキル
    基、アルコキシ基、ハロゲン原子、又はヒドロキ
    シ基を示す。nは0、1又は2を表わす。) 2 導電性支持体の上に、下記一般式(1)で表わさ
    れるアズレニウム塩化合物を有する感光層を設け
    たことを特徴とする電子写真感光体。 一般式(1) (但し、R1,R2,R3,R4,R5,R6およびR7
    水素原子、ハロゲン原子又は1価の有機残基を表
    わし、又、R1とR2、R3とR4、R4とR5、R5とR6
    およびR6とR7の組合せのうち、少なくとも1つ
    の組合せで置換又は未置換の芳香族環を形成して
    もよい。R8およびR9は置換もしくは未置換のア
    ルキル基、置換もしくは未置換のアリール基又は
    置換もしくは未置換のアラルキル基を表わす。ま
    たR8とR9で窒素原子とともに環を形成してもよ
    い。R10,R11,R12およびR13は水素原子、アル
    キル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、又はヒド
    ロキシ基を示す。nは0、1又は2を表わす。)
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