JPH0441732Y2 - - Google Patents

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JPH0441732Y2
JPH0441732Y2 JP8783587U JP8783587U JPH0441732Y2 JP H0441732 Y2 JPH0441732 Y2 JP H0441732Y2 JP 8783587 U JP8783587 U JP 8783587U JP 8783587 U JP8783587 U JP 8783587U JP H0441732 Y2 JPH0441732 Y2 JP H0441732Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、相対移動する電源側物体と受電側物
体との間に配線される給電用ケーブルを支持する
ための給電装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、一定の範囲を往復移動する受電側物
体への給電装置は、きわめて広範囲で種々の形式
のものが提案されている。たとえば、駐車装置の
自動車用ターンテーブルにおいては、ターンテー
ブルを約180°旋回させるための旋回駆動装置と、
ターンテーブルおよびパレツト昇降リフトの最上
部の両者間でパレツトを受け渡しするためのパレ
ツト中継リフタとが設けられており、ターンテー
ブルを支承する床面上に固設された電源側端子
(物体)から旋回駆動装置とパレツト中継リフタ
の駆動装置とに給電用ケーブルが接続されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、パレツト中継リフタの給電用ケーブ
ルは、ターンテーブルの旋回時にその電源側端子
と受電側端子との相対距離が大きく変化するため
に、長尺物を採用してターンテーブルの旋回動作
に追随させる必要がある。
一方、ターンテーブル下面と床面との上下方向
の空所は、通常、狭く形成されているので、給電
用ケーブルをこの空所に無理なく収容して支持す
る給電装置が望まれているが、適当なものはまだ
実用化されていない。
本考案はかかる従来の上記問題点にかんがみ、
上下方向に薄形で、受電側物体の移動動作に追随
させるようにした給電装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の上記問題点を解決するための手段は、
互いに相対移動する電源側物体と受電側物体との
間に配線される給電用ケーブルを支持するための
給電装置を対象とし、電源側及び受電側の一対の
ケーブル支持部材を具備してなる。上記電源側ケ
ーブル支持部材は、基端部が上記電源側物体に回
動自在に取り付けられ上記給電用ケーブルの電源
側部分を保持するアーム部と、該アーム部の先端
部に設けられたL字形の係合部とからなる。上記
受電側ケーブル支持部材は、基端部が上記受電側
物体に回動自在に取り付けられ上記給電用ケーブ
ルの受電側部分を保持するアーム部と、該アーム
部の先端部に設けられたL字形の係合部とからな
る。上記両係合部は、相対向して配設されかつ相
手方のケーブル支持部材のアーム部に該アーム部
に沿つて互いに接離移動可能に係合されている。
そして、上記給電用ケーブルは、その電源側部分
が上記電源側ケーブル支持部材のアーム部に該ア
ーム部に沿つて保持されているとともに、受電側
部分が上記受電側ケーブル支持部材のアーム部に
該アーム部に沿つて保持され、中間部分が上記両
アーム部の間に架け渡されているものとする。
(作用) 上記の手段による作用は、電源側物体と受電側
物体とがいかなる相対移動をしても、両ケーブル
支持部材間の接離移動および各ケーブル支持部材
の回動により円滑に追随する。したがつて、給電
用ケーブルは、前記2物体の相対移動に対して無
理なく対応することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第8図
に基づいて説明する。
本実施例は、給電装置が第8図に示すような駐
車装置1に適用された場合を示す。この駐車装置
1は、いわゆる多層箱形循環式駐車装置であつ
て、自動車積載用パレツト2を収容するための横
移送路3としては上下に2層3a,3bが形成さ
れており、横移送路3の両端部にはパレツト2を
昇降させるための第1昇降路4および第2昇降路
5が形成され、第1昇降路4の最上部に自動車用
出入庫部6が形成されている。パレツト2は、横
移送用の車輪2aを有している。第1昇降路4お
よび第2昇降路5の内部には、パレツト昇降用の
第1リフト4aおよび第2リフト5aがそれぞれ
設けられている。出入庫部6の床面6aには、自
動車用ターンテーブル7が旋回可能に設けられて
いる。ターンテーブル7は、第1図および第2図
に示すように、中央部にパレツト2の通過可能な
吹抜口7aが形成され、下面に制御盤8が設けら
れている。また、床面6aにはパレツト中継リフ
タ(図示省略)を備えており、このパレツト中継
リフタは、吹抜口7aを通過してパレツト2を昇
降せしめ、第1リフト4aとターンテーブル7と
の間でパレツト2を受渡しするためのものであ
る。9は、ターンテーブル7を旋回させるための
旋回駆動装置で、床面6aに設けられている。
第1図および第2図に示す給電装置10は、床
面6a(物体A)とターンテーブル7(物体B)
の下面との間に介設されており、床面6aに固設
された給電用端子箱11と前記制御盤8との間に
配線された給電用ケーブル12を支持している。
この給電装置10は、第3図ないし第5図に示す
ように、電源側及び受電側の1対のケーブル支持
部材13に中間支持部材14、第1支承装置15
および第2支承装置16を組み付けて構成され
る。各ケーブル支持部材13は、箱形の閉断面形
状を有するアーム部13aの一端部の上下両面に
2個の係合部13bがL字形に固着されていると
ともに、他端部の下面に支持部13cが固着され
ている。さらに、アーム部13aには、上下両面
に2条のガイドレール13dが、内側面下部にケ
ーブル支持板13eが、前記他端部の外側面にみ
ぞ形の断面形状を有するケーブルガイド13fが
それぞれ固着されている。係合部13bの先端部
には、ローラ軸8を介して両鍔付きのガイドロー
ラ17が回転自在に支持されている。1対のケー
ブル支持部材13は、それらの係合部13bが相
対向せしめられ、ガイドローラ17を介して相手
方のケーブル支持部材13のガイドレール13d
に該ガイドレール13dに沿つて互いに接離移動
可能に係合されている。中間支持部材14は、可
撓性を有するケーブル支持具でたとえば、商品名
「プラケーブルベヤ」等の市販品を適用して両ア
ーム部13aの内側面間にU字形に介設されてい
る。第1支承装置15は、第6図に示すように、
床面6aに立設された第1支軸15aの先端部に
嵌合した球面軸受15bが間隔片15cを介して
ナツト15dにより締結されており、球面軸受1
5bの外周面に嵌合された一方のケーブル支持部
材13の支持部13cを押え板15eにより球面
運動可能に支持している。第2支承装置16は、
第7図に示すように、第2支承19の先端部の上
側および下側に円筒支承部20および球面支承部
21が間隔を保ち、かつ平行して設けられてお
り、第2支軸19は、ターンテーブル7の下面に
下向きに固設されている(第3図参照)。円筒支
承部20は、上側旋回アーム20aのボス部に円
筒軸受20bを備えるとともに、先端部に緩み止
めナツト20cを有する接続ボルト20dと緩み
止めナツト20eを有する揺れ止めボルト20f
とが螺合されており、円筒軸受20bを介して第
2支軸19に回動可能に嵌合されている。20g
は、第2支軸19に嵌着された止め輪で、座金2
0hを介して上側旋回アーム20aの落下を防止
している。球面支承部21は、下側旋回アーム2
1aの中間部に嵌挿した球面軸受21bが押え板
21cにより固定されており、球面軸受21bが
第2支軸19の先端部に間隔片21dを介してナ
ツト21eで締結されることにより、第2支軸1
9に球面運動可能に支持されている。下側旋回ア
ーム21aは、一端部に設けられた透孔21f内
に前記接続ボルト20dが遊嵌され、該一端部の
上面と前記揺れ止めボルト20fの下端面との間
に一定の遊〓Sが設けられ、他端部が取付板21
gを介して他方(第1支承装置15により支持さ
れていない方)のケーブル支持部材13における
アーム部13aの反係合部側端部(基端部)に固
着されている。前記接続ボルト20dは、上下両
旋回アーム20a,21aを一体に旋回させるた
めのものである。前記遊〓Sは、ターンテーブル
7が旋回したとき、1対のケーブル支持部材13
がぐらついて第1、第2両支軸15a,19に無
理な力を及ぼさない程度に設定される。ケーブル
12の電源側及び受電側部分は、両ケーブル支持
部材13のアーム部13aの外側面に沿つて固定
保持されるとともに、中間部は中間支持部材14
内に収容されることにより支持されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
自動車(図示省略)を横移送路3の目的層、た
とえば上層3aの駐車位置に入庫するには、ま
ず、前記パレツト中継リフタ(図示省略)により
上昇させられてターンテーブル7の吹抜口7aか
らその上面に露出している空のパレツト2上に自
動車を前進走行で進入させる。このとき、給電装
置10は収縮して吹抜口7aの側縁と平行状態
(第2図中のL位置)にあり、パレツト2の昇降
動作に干渉することはない。次に、このパレツト
2を前記パレツト中継リフタにより下降させて第
1リフト4aの最上部に移乗させたのち、上層3
aまで下降させる。次に、このパレツト2を含む
上層3aの全パレツト2と下層3bの全パレツト
2とを、これら両層3a,3bおよび第1、第2
両リフト4a,5aにより形成される箱形の循環
経路に沿つてパレツト2の1個分づつを第8図中
の時計方向に循環させることにより、自動車をパ
レツト2ごと目的の駐車位置に入庫する。逆に、
この自動車を出庫するには、まず、そのパレツト
2を前記入庫時と逆の反時計方向の箱形循環操作
により第1リフト4a上に移乗させて、最上部ま
で上昇させる。次に、このパレツト2を前記パレ
ツト中継リフタ(図示省略)によりターンテーブ
ル7側に受け取り、吹抜口7aからその上面に上
昇させる。次に、ターンテーブル7を角度W=
180°だけ回転させて、自動車の前後を方向転換す
る。この間、給電装置10の第2支軸19は、タ
ーンテーブル7とともに第2図中の各位置L,M
およびNに沿つて反円旋回をする。したがつて、
給電装置10およびケーブル12は、L位置から
M位置に行くにしたがつて次第に伸長し、M位置
で最大長さとなり、M位置からN位置に行くにし
たがつて次第に収縮する。こうして、自動車は前
側が入庫時と反対方向に向いているので、そのま
ま前進走行で出庫する。出庫したのちは、ターン
テーブル7を元のL位置に逆旋回させて待機状態
にしておく。
なお、第2図中のP位置およびQ位置は、給電
装置10が最小長さに収縮した場合で、ターンテ
ーブル7の旋回角度Wに対する余裕である。ま
た、本実施例では、物体A(床面6aに対する物
体B(ターンテーブル7)の相対移動が旋回運動
であつたが、必ずしもこれに限定するものではな
く、他の実施例として、たとえば第9図に示すよ
うに、物体Bが物体A(床面)に対して矢印の方
向にL字形に相対移動する場合などであつてもよ
い。
(考案の効果) 本考案は上記の構成により、相対移動する二つ
の物体間に配線される給電用ケーブルの支持を、
前記2物体の相対移動に対して無理なく追随させ
ることができる。また、構造が薄型かつ簡単であ
るので、設置スペースが狭くてすみ、経済的であ
るなど多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示し、第1図はター
ンテーブルに設けた給電装置の正面図、第2図は
同平面図、第3図は給電装置の要部を拡大して示
す正面図、第4図は同平面図、第5図は第4図の
V−V線における縦断面図、第6図は第4図の
−線における縦断面図、第7図は第4図の−
線における縦断面図、第8図は給電装置を適用
した駐車装置の中央縦断面図、第9図は給電装置
の他の実施例を示す平面図である。 6a……床面(物体A)、7……ターンテーブ
ル(物体B)、10……給電装置、12……ケー
ブル、13……ケーブル支持部材、13a……ア
ーム部、13b……係合部、A,B……物体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに相対移動する電源側物体と受電側物体と
    の間に配線される給電用ケーブルを支持するため
    の給電装置であつて、 電源側及び受電側の一対のケーブル支持部材を
    具備してなり、 上記電源側ケーブル支持部材は、基端部が上記
    電源側物体に回動自在に取り付けられ上記給電用
    ケーブルの電源側部分を保持するアーム部と、該
    アーム部の先端部に設けられたL字形の係合部と
    からなり、 上記受電側ケーブル支持部材は、基端部が上記
    受電側物体に回動自在に取り付けられ上記給電用
    ケーブルの受電側部分を保持するアーム部と、該
    アーム部の先端部に設けられたL字形の係合部と
    からなり、 上記両係合部は、相対向して配設されかつ相手
    方のケーブル支持部材のアーム部に該アーム部に
    沿つて互いに接離移動可能に係合されており、 上記給電用ケーブルは、その電源側部分が上記
    電源側ケーブル支持部材のアーム部に該アーム部
    に沿つて保持されているとともに、受電側部分が
    上記受電側ケーブル支持部材のアーム部に該アー
    ム部に沿つて保持され、中間部分が上記両アーム
    部の間に架け渡されていることを特徴とする給電
    装置。
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