JPH0441712Y2 - - Google Patents

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JPH0441712Y2
JPH0441712Y2 JP1983204020U JP20402083U JPH0441712Y2 JP H0441712 Y2 JPH0441712 Y2 JP H0441712Y2 JP 1983204020 U JP1983204020 U JP 1983204020U JP 20402083 U JP20402083 U JP 20402083U JP H0441712 Y2 JPH0441712 Y2 JP H0441712Y2
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JP
Japan
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lead wire
outlet
floor
pair
length
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JP1983204020U
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JPS60108126U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、コンセント本体が床面から出没自
在なフロアコンセントに関するものである。
〔背景技術〕
従来のフロアコンセントを第1図ないし第4図
を用いて説明する。第1,2図において、1は収
納ボツクス、2はこの収納ボツクス1内に取付け
たカバーで、それぞれ床面3に設けた開口の下方
に配置する。4は床面3の開口周縁部に設置した
化粧カバーである。5はその一端に一対の軸受部
6を所定間隔をあけて対向突設した固定板で、ね
じ7をねじ穴8,9にねじ込んでカバー2へ固定
する。この固定板5の下面には、コンセント本体
支持体10を介して端子台11をねじ12により
固定する。
13は回転軸で、上記一対の軸受部6に設けた
軸受部穴6a間に掛け渡す。14は回転支持体
で、その一端に一対の軸受部15を所定間隔あけ
て対向立設し、これら両軸受部15を前記両軸受
部6間に位置させた状態で、それら両軸受部15
に設けた軸受穴15aに上記回転軸13を挿通し
て、その回転軸13回り回転自在に支持される。
16はコンセント本体で、回転支持体14の上面
に取付ける。17はコンセント本体16を覆うカ
バーである。18はばねで、上記回転軸13に取
付けて、コンセント本体16が床面3の上方に突
出するように回転支持体14を第1図bの左回り
方向へ回転付勢する。
19はレバーで、化粧カバー4の溝部4aに進
退自在に取付けられ、その係止片19aをカバー
17の前面取付穴17aに嵌合した状態で、コン
セント本体16を床面3の下方に収納保持すると
ともに、レバー19を第1図矢符A方向に引くこ
とにより、係止片19aを前面取付穴17aから
離脱させて、コンセント本体16をばね18の付
勢力で床面3上に回転突出可能とする。
第3図に於いて、20,21,22はリード線
で、コンセント本体16から両軸受部15間に通
して端子台11へ連結する。
ところが、このようなフロアコンセントは、第
3図に示すように各リード線20,21,22の
長さを3本とも同じ長さに設定しているため、第
4図に示すように組立てた状態においては、各リ
ード線20,21,22の屈曲部において、内側
のリード線20の曲げ半径が外側のリード線2
1,22の曲げ半径よりも小さくなる。しかも、
第3図に示す両軸受部15,15間のリード線貫
通幅寸法Wが小さい寸法しかとれないため、リー
ド線20,21,22を3本平行に並べた状態で
両軸受部15,15間に貫通させることができず
リード線20〜22の相互に絡みやすくなり、内
側のリード線20にはさらに複雑で曲げ半径の小
さな屈曲が組み立て時点から与えられることとに
なる。さらにリード線20〜22の絡みとともに
リード線20がカバー2に規制されてリード線2
0の屈曲部の自由度が制限されることとなる。し
たがつて、この状態のままコンセントの開閉を繰
り返し行なうと、自由度および曲げ半径がともに
小さい内側リード線20の屈曲箇所の一点に応力
が集中して、その箇所が疲労により断線するとい
う問題を有していた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、コンセント本体と端子台を
結ぶリード線の疲労による断線を防止して、寿命
を延ばすことができるフロアコンセントを提供す
ることである。
〔考案の開示〕
この考案のフロアコンセントは、一端に一対の
軸受部を所定間隔をあけて対向立設して床面下方
に設置した固定板と、前記一対の軸受部間に橋架
した回転軸と、一端を前記回転軸に枢結して他端
が前記固定板の上面とその上方位置との間で回転
自在な回転支持体と、この回転支持体の上面に設
置されこの回転支持体の回転に連動して床面から
出没するコンセント本体と、前記固定板の下面に
取付けた端子台と、前記コンセント本体から前記
一対の軸受部間を経て前記端子台に連設した複数
本のリード線とを備え、前記各リード線の屈曲部
がそれぞれ同心円状に曲成するように内側のリー
ド線の長さ寸法を外側のリード線の長さ寸法より
も短く設定したものである。
この考案の構成によれば、複数本のリード線の
うち内側のリード線の長さ寸法を外側のリード線
の長さ寸法よりも短くして同心円状に曲成したた
め、内側のリード線の屈曲部における曲げ半径を
従来例よりも大きくできるとともにリード線が相
互に絡みにくくなるので屈曲部の自由度が大きく
でき、これにより各リード線の屈曲部の一個所に
集中応力が作用するのを防止して、フロアコンセ
ントの開閉に伴う疲労によつて生じるリード線の
断線を防止でき、コンセントの寿命を大きく延ば
すことができる。
この考案の一実施例を第5図および第6図を用
いて説明する。すなわち、このフロアコンセント
は、第5図に示すように、コンセント本体16と
端子台11を結ぶ3本のリード線23,24,2
5のうち、内側のリード23の長さ寸法を、外側
のリード線24,25の長さ寸法よりも短く設定
する。この場合、第6図に示すように、各リード
線23,24,25を回転支持体14の両軸受部
15,15間に通した状態で、コンセント本体1
6を回転支持体14の上面に取付けるとともに、
端子台11を固定板5の下面に取付けたときに、
各リード線23,24,25の屈曲部がそれぞれ
同心円状に曲成するように各リード線23,2
4,25の長さ寸法を設定する。その他の構成は
従来例と同様である。
このように、内側のリード線23の長さ寸法を
外側のリード線24,25の長さ寸法より短くし
て、各リード線23,24,25の屈曲部がそれ
ぞれ同心円状に曲成するように構成したため、内
側リード線23の屈曲部における曲げ半径を従来
よりも大きくできるとともにその屈曲部の自由度
も確保でき、これにより各リード線23,24,
25の屈曲部の一箇所に集中応力が作用するのを
防止して、フロアコンセントの開閉に伴なう各リ
ード線23,24,25の断線をそれぞれ防止で
き、コンセントの寿命を大きく延ばすことができ
る。
なお、上記実施例においては、リード線が3本
の場合を述べたが、この考案はリード線が2本以
上ある場合に広く適用可能である。
〔考案の効果〕
この考案のフロアコンセントによれば、コンセ
ント本体と端子台を結ぶ複数本のリード線のうち
内側のリード線の長さ寸法を外側のリード線の長
さ寸法よりも短くして同心円状に曲成したため、
内側のリード線の屈曲部における曲げ半径を従来
例よりも大きくできるとともにリード線が相互に
絡みにくくなるので屈曲部の自由度を大きくで
き、これにより各リード線の屈曲部の一個所に集
中応力作用するのを防止して、フロアコンセント
の開閉に伴う疲労によつて生じるリード線の断線
を防止でき、コンセントの寿命を大きく延ばすこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のフロアコンセントの平面図、
第1図bはその側断面図、第1図cは正面図、第
2図はその分解斜視図、第3図はリード線の接続
状態を示す斜視図、第4図a,bは従来例の欠点
説明図、第5図aはこの考案の一実施例に用いる
コンセント本体、リード線、端子台の平面図、第
5図bはその側面図、第6図はこの実施例の要部
分解斜視図である。 5……固定板、6……軸受部、11……端子
台、13……回転軸、14……回転支持体、16
……コンセント本体、23……内側のリード線、
24,25……外側のリード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に一対の軸受部を所定間隔をあけて対向立
    設して床面下方に設置した固定板と、前記一対の
    軸受部間に橋架した回転軸と、一端を前記回転軸
    に枢結して他端が前記固定板の上面とその上方位
    置との間で回転自在な回転支持体と、この回転支
    持体の上面に設置されこの回転支持体の回転に連
    動して床面から出没するコンセント本体と、前記
    固定板の下面に取付けた端子台と、前記コンセン
    ト本体から前記一対の軸受部間を経て前記端子台
    に連設した複数本のリード線とを備え、前記各リ
    ード線の屈曲部がそれぞれ同心円状に曲成するよ
    うに内側のリード線の長さ寸法の外側のリード線
    の長さ寸法よりも短かく設定したフロアコンセン
    ト。
JP20402083U 1983-12-23 1983-12-23 フロアコンセント Granted JPS60108126U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20402083U JPS60108126U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 フロアコンセント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20402083U JPS60108126U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 フロアコンセント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60108126U JPS60108126U (ja) 1985-07-23
JPH0441712Y2 true JPH0441712Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30766426

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20402083U Granted JPS60108126U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 フロアコンセント

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JP (1) JPS60108126U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811916B2 (ja) * 1977-01-26 1983-03-05 降旗 静雄 石炭の液化法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811916U (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 松下電工株式会社 フロアコンセント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5811916B2 (ja) * 1977-01-26 1983-03-05 降旗 静雄 石炭の液化法

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Publication number Publication date
JPS60108126U (ja) 1985-07-23

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