JPH0441549B2 - - Google Patents

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JPH0441549B2
JPH0441549B2 JP59091814A JP9181484A JPH0441549B2 JP H0441549 B2 JPH0441549 B2 JP H0441549B2 JP 59091814 A JP59091814 A JP 59091814A JP 9181484 A JP9181484 A JP 9181484A JP H0441549 B2 JPH0441549 B2 JP H0441549B2
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JP59091814A
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Yoshihiro Ishida
Yoshiki Kikuchi
Koichi Myazaki
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は、デイジタル的に中間調を表現するた
めの中間調表現方法および中間調表現用画情報処
理装置に関する。 「従来の技術」 例えば多くのフアクシミリ装置では、送信原稿
上の画情報を画素に分解し、それぞれの画素の明
度を表わしたアナログ画信号を作成している。こ
のアナログ画信号は所定のスレツシヨルドレベル
で2値化され、送信原稿のいわゆる白、黒に対応
したデイジタル画信号が作成される。記録装置側
では、このデイジタル画信号に対応させた記録画
素(以下出力ドツトという。)の配列によつて画
像を記録する。このような記録方法では、2値化
された画信号をもとに各画素の記録を行うので、
当然のことながら中間調の表現を行うことはでき
ない。 これに対して例えばサーマルヘツドを使用した
記録装置では、幾段階かの中間調を表現すること
のできる中間調表現方法が提案されている。この
中間調表現方法では、記録側の装置が中間調を表
わした画情報(以下、中間調情報という。)を受
信する。そしてこのサーマルヘツドを多段階に制
御して熱エネルギの発生量を変化させ、感熱記録
あるいは熱転写記録における各出力ドツトの濃度
あるいはドツト径を変化させて中間調の表現を行
う。しかしながらこのような中間調表現方法で
は、サーマルヘツドの基板温度や記録紙の温度等
の温度条件によつて記録画素の濃度や径が微妙に
影響を受け、濃度むらを発生させる可能性が大き
い。従つて安定した画像を得ようとすれば、極め
て少ない階調表現しか実現することができない。 そこで、複数の出力ドツトを用いて中間調情報
を安定して記録あるいはデイスプレイ上に表示す
ることのできる中間調表現方法が提案されるに至
つている。これらはデイザ法と濃度パターン法に
大別されている。これらの方法では、所定の数の
出力ドツトから成る出力ドツトマトリツクスを用
い、これを最小表現単位として階調の表現を行
う。第1図は、出力ドツト11を2×2のマトリ
ツクス状に配置した出力ドツトマトリツクス12
を一例として表わしたものである。本明細書で
は、出力ドツトマトリツクスに対応する概念とし
て入力ドツトマトリツクスを規定する。第2図
は、第1図に示た出力ドツトマトリツクスに対応
する入力ドツトマトリツクス14を表わしたもの
で、これを構成する各入力画素15は例えば多段
階あるいは連続的な階調を表しており、位置的に
はそれぞれ第1図の出力ドツト11に対応するこ
とになる。 ところで中間調表現のためのデイザ法では、入
力ドツトマトリツクスを構成する入力画素ごとに
スレツシヨルドレベルを定めておき、これにより
それらに対応する出力ドツトの階調レベルを決定
している。また濃度パターン法では各入力ドツト
マトリツクスの階調に対応させたパターンを予め
定めておいて、これによつて出力ドツトマトリツ
クスの階調を表現している。このように従来のこ
のような中間調表現方法では入力ドツトマトリツ
クス内の入力画素の配置関係を考慮することなく
出力ドツトマトリツクスを決定していた。このた
め画数の多い漢字のように線分を含んだ中間調情
報を記録または表示しようとすると、これら線分
の輪郭がくずれそれらの再現性に劣るという問題
があつた。 例えば第3図に示すような中間調情報があつた
とする。ここで各枠は第2図に示した入力ドツト
マトリツクス14を表わしている。また入力ドツ
トマトリツクス14内に示した4つの数値は第2
図に示した4つの入力画素15に対応するもの
で、これらを8レベルの階調(0〜7)で表わし
たものである。例えば第3図左上隅の入力ドツト
マトリツクスには、階調レベル“5”の比較的濃
度の高い2つの入力画素と階調レベル“2”また
は“1”の比較的濃度の低い入力画素が1つずつ
配置されている。 今、出力ドツトマトリツクスの各出力ドツトの
表現できる階調を3段階とし、まずデイザ法にお
ける代表的な存在であるベイヤー(Bayer)形の
デイザで中間調の表現を行つてみる。第4図はこ
の場合に用いられるデイザマトリツクスを表わし
たものである。4つの入力画素に対応してそれぞ
れスレツシヨルドレベルが定められている。ここ
で入力画素の階調レベルをILとし、出力ドツトの
階調レベルを0、1、2とすると、図中a/bの
分数形式で表現されているスレツシヨルドレベル
とこれらは次の関係にある。ただしここで階調レ
ベル2のドツトとは1つの画素領域をほぼ覆う状
態の印字ドツトをいい、階調レベル1のドツトと
はこの印字ドツトよりも径がかなり小さい印字ド
ツトをいう。また階調レベル0のドツトとは印字
の行われないドツトである。 IL<a ……0 a ≦IL<b ……1 IL≧b ……2 第5図はこのデイザパターンで3値化を行つた
結果を表わしたものである。図で大きな方の円1
6は階調レベル2の出力ドツトを、また小さな方
の円17は階調レベル1の出力ドツトを示してい
る。第3図の中間調情報と比較してみると、第3
図では階調レベル“5”の入力ドツトマトリツク
スが四角形状に存在しているが、これが第5図で
かなり不鮮明になつていることがわかる。 次に第3図の中間調情報を従来の濃度パターン
法を用いて再現してみる。第3図ではそれぞれの
入力ドツトマトリツクス14内の入力画素の階調
レベルの和が“6”または“13”になつている。
この濃度パターン法では、階調レベルの和が
“6”になるような入力ドツトマトリツクス14
(第6図a)に対して階調レベル1の出力ドツト
が対角線上に2つ配置された出力ドツトマトリツ
クス12(同図b)を用いる。また階調レベルの
和が“13”になるような入力ドツトマトリツクス
14(第7図a〜d)に対しては、階調レベル2
の出力ドツトが対角線上に2つ配置された出力ド
ツトマトリツクス12(同図e)を用いる。第8
図はこの濃度パターン法で3値化を行つた結果を
表わしたものである。第3図の中間調情報と比較
してみると四角形の線状部分がボケてしまつてい
ることがわかる。 「発明が解決しようとする問題点」 なお、特開昭58−215167号公報には、原画像に
対して所定の大きさの走査窓を設定し、この走査
窓毎に、原画像の画信号レベルの大きい画素から
順に所定の画信号レベル、例えば出力信号の最大
値を配分し、画信号レベルの小さい画素から順に
“0”レベルを配分するという処理を行つた後、
2値化する技術が示されている。この技術によれ
ば、原画像を2値化する場合には、中間調を表現
しながら線状の部分を再現性を向上することがで
きる。しかしながら前記公報に示された技術で
は、出力ドツトは2値でしか表現されないため、
出力ドツトが表現できる階調が3段階以上の場合
には、表現できる階調の数が少なくなつてしまう
という問題点がある。 本発明はこのような事情に鑑み、出力ドツトが
表現できる階調の3段階以上の場合に、出力ドツ
トが表現できる階調よりも多くの階調を良好に表
現できると共に、線状部分の再現性を向上させる
ことのできる中間調表現方法および中間調表現用
画像処理装置を提供することをその目的とする。 「問題点を解決するための手段」 本発明では、入力ドツトマトリツクスにおける
それぞれの入力画素の濃度の総和あるいは平均値
を演算しその入力ドツトマトリツクスの全体的な
濃度を求め、この求められた濃度に対応する階調
表現を行うことのできる出力ドツトマトリツクス
のグループを選択すると共に、入力画素の濃度分
布を判別し、選択されたグループの中からこの濃
度分布に近似する出力ドツトマトリツクスを選択
し各出力ドツトの表現する階調を決定する。 これにより出力ドツトマトリツクスが単に階調
表現を行うだけでなく、入力ドツトマトリツクス
内に存在する濃度の偏りについての方向性等をも
再現することが可能になるので、線状部分のシヤ
ープネスさを保持することができる。 〔実施例〕 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。 第9図は第3図と同一の中間調情報を座標
(i,j)で表わしたものである。例えば座標
(1,2)で示される入力ドツトマトリツクスは
第10図に示すようなものとなる。この入力ドツ
トマトリツクス(1,2)に含まれる4つの入力
画素の階調レベルの総和は“13”であり、その平
均値は3.25となる。本発明ではまず入力ドツトマ
トリツクスごとにこのように階調レベルの総和ま
たは平均値を求めて、それらの表現すべき濃度を
判別する。そして判別された濃度に対応する階調
表現を行うことのできる出力ドツトマトリツクス
のグループを選択する。具体的には次の第1表の
通りとなる。
【表】 先の入力ドツトマトリツクス(1,2)の場合
には、階調レベルの総和が“13”なので7番のグ
ループが選択されることになる。また例えば入力
ドツトマトリツクス(3,2)の場合には、階調
レベルの総和が“6”なので、4番目のグループ
が選択されることになる。第11図は第9図に示
した中間調情報(i,j)をグループナンバーと
対応付けて表わしたものである。 このように階調レベルに対応したグループが決
定されたら、入力画素の濃度分布に応じた出力ド
ツトマトリツクスの選択が行われる。入力画素の
濃度分布を判別するためにこの明細書では入力ド
ツトマトリツクスの各入力画素の階調を次のよう
に表現することにする。 a11 a12 a21 a22 ……(1) このとき入力ドツトマトリツクスの階調の平均
値は、これをPで表わすものとすると次式のよう
になる。 P=a11+a12+a21+a22/4 本実施例ではこの階調平均値Pとそれぞれの入
力画素の階調akl(ただしk,l=1または2)の
大小関係を判定し、この結果から濃度分布を判別
する。大小関係の判定結果は次式の通りに設定さ
れる。 (i) akl≦Pのとき判定結果は“0” (ii) akl>Pのとき判定結果は“1” 次の第2表はこのような規則に従つたときの各
入力画素の判定結果の分布とグループ内における
選定されるべきパターンナンバーを表わしてい
る。また第12図はこれらパターンナンバーとグ
ループナンバーを実際の出力ドツトマトリツクス
と対応付けたものである。
【表】
【表】 これらの表および図から、パターンナンバーと
濃度分布は次のように関係付けられていることが
わかる。すなわち階調平均値Pよりも大きな値を
もつ入力画素に対応する出力ドツトは極力高い階
調レベルに設定される。例えばパターンナンバー
“5”では第2表から入力画素の2つの階調a11
a22が階調平均値Pよりも大きい。従つて第12
図に示す各グループのパターンナンバー“5”の
出力ドツトマトリツクスは、これに適合するよう
に対角線方向の出力ドツトの階調レベルが大きく
なつている。第13図は第9図に示した中間調情
報(i,j)をこのパターンナンバーと対応付け
て表わしたものである。 今、先に例示した2つの入力ドツトマトリツク
ス(1,2)について出力ドツトマトリツクス選
定の経過を追つてみる。まず階調レベルの総和が
“13”なので7番のグループが選択され、また濃
度分布の関係(第2表)から1番のパターンが選
択される。従つて入力ドツトマトリツクスと出力
ドツトマトリツクスの関係は第14図のように決
定される。また入力ドツトマトリツクス(3,
2)については4番目のグループにおける6番目
のパターンが選択され、入力ドツトマトリツクス
と出力ドツトマトリツクスの対応関係は第15図
のようになる。このような対応付けを順次行つて
いくと、第9図に示した中間調情報は第16図の
ように記録または表示されることになる。第5図
および第8図と比べると線分が明瞭に再現されて
いることがわかる。 第17図は以上説明した本実施例の中間調表現
方法を実現するための記録装置の要部を表わした
ものである。この装置の入力バツフアマルチプレ
クサ21には画像データ22が供給されるように
なつている。画像データ22は例えば第3図にそ
の一部を示したように、多数の入力ドツトマトリ
ツクスから或る中間調情報を1ライン(ラスタ)
ずつ入力画素単位でシリアルに読み出した形式の
データである。入力バツフアマルチプレクサ21
は、Nライン(Nは4以上の整数)分のラインバ
ツフアから構成される入力バツフア23にライン
単位でこの画像データ22を順次振り分ける。入
力バツフア23が4ライン分以上のラインバツフ
アで構成されているのは、2ライン分の画像デー
タ22で入力ドツトマトリツクスに対応するデー
タの処理を行うと共に、データの書き込みと読み
出しをそれぞれ独立したメモリ領域で行つて処理
速度を向上させるためである。 第1および第2の入力読出マルチプレクサ24
−1,24−2は入力バツフア23内のラインバ
ツフアを順次選択し、すでに書き込まれたデータ
を並行して読み出していく。このようにして得ら
れた互に隣接した2ライン分の画像データ25−
1,25−2は、グループナンバー決定回路26
およびパターンナンバー決定回路27に同時に供
給される。グループナンバー決定回路26では入
力ドツトマトリツクスごとに階調レベルの総和を
求め、第1表に示したように15種類のグループナ
ンバーからその1つを決定する。またパターンナ
ンバー決定回路27ではまず階調平均値Pを求
め、次に各入力画素の階調レベルとこれを比較し
てパターンナンバーを決定する。 第18図はこのうちパターンナンバー決定回路
を具体化したものである。この回路27には第1
および第2の入力マルチプレクサ31−1,31
−2が設けられている。第1の入力マルチプレク
サ31−1は、入力ドツトマトリツクス内の2つ
の階調a11,a12に対応する2種類の入力画素を画
像データ25−1として入力し、これらを1画素
分ずつ第1または第2のシリアル−パラレル変換
器32−1,32−2に振り分ける。第2の入力
マルチプレクサ31−2は、残りの2つの階調
a21,a22に対応する2種類の入力画素を画像デー
タ25−2として入力し、これらを1画素分ずつ
第3または第4のシリアル−パラレル変換器32
−3,32−4に振り分ける。このようにし第1
のシリアル−パラレル変換器32−1には階調
a11のデータが、また第2のシリアル−パラレル
変換器32−2には階調a12のデータが入力され、
また第3のシリアル−パラレル変換器32−3に
は階調a21のデータが、また第4のシリアル−パ
ラレル変換器32−4には階調a22のデータが入
力される。これら4つのシリアル−パラレル32
−1〜32−4は入力されたデータを1画素分ず
つ順次シフトさせながらこれらをパラレルなデー
タとして出力する。 このうち同一入力画素について時間的に先に出
力されるそれぞれ1画素分ずつの4つのデータ3
4−1〜34−4は、2画素分ずつ加算器35−
1,35−2で加算され、階調レベルの和が求め
られる。これら加算器35−1,35−2の加算
結果36−1,36−2は他の加算器37によつ
て加算され、所定の入力ドツトマトリツクスにお
ける階調レベルの総和が求められる。このように
して得られた加算結果38はシフトレジスタ9に
入力される。シフトレジスタ39は入力された加
算結果38をシフトし、除数“4”で割算を行つ
たと同様な信号処理を行う。すなわちシフトレジ
スタ399の出力データ41は前記した階調平均
値Pと等しくなる。 出力データ41は4つの比較回路42−1〜4
2−4の一方の入力端子に供給される。このとき
これら他方の入力端子には、シリアル−パラレル
変換器32−1〜32−4から同一入力ドツトマ
トリツクスのデータ43−1〜43−4が供給さ
れるようになつている。これにより第1の比較器
42−1は階調a11と階調平均値Pの比較を行い、
a11>Pのとき判定結果44−1として信号“1”
を出力し、これ以外の場合には信号“0”を出力
する。第2〜第4の比較器42−2〜42−4も
同様に階調a12,a21あるいはa22と階調平均値Pの
比較を行い、同様な判定結果44−2〜44−4
を出力する。 このようにして得られた判定結果44−1〜4
4−4は、パターンメモリ46にその中位アドレ
スとして供給される。一方グループナンバー決定
回路26では入力ドツトマトリツクスごとに求め
られた階調レベルの総和をアドレスとしてグルー
プナンバーを決定し、その結果47を上位アドレ
スとしてパターンメモリ46へ供給する。またア
ドレス繰り上げ回路48は出力ドツトマトリツク
ス内の4つの出力ドツトのアドレスを順に指定す
るための繰り上げデータ49を下位アドレスとし
てパターンメモリ46に供給する。 パターンメモリ46には第12図の内容のデー
タが記憶されており、上位アドレスでグループ
を、中位アドレスでパターンを、更に下位アドレ
スで4つの出力ドツトのうちから1つを選択され
る。そして各入力画素に対応させて3つの階調レ
ベルのいずれかを表わした2ビツトずつの階調デ
ータ51を読み出すことになる。パターンマルチ
プレクサ52は繰り上げデータ49に基づいて、
階調データ51を第1および第2の出力書き込み
マルチプレクサ53−1,53−2に割り当て
る。すなわち出力ドツトマトリツクスを構成する
4つの出力ドツトのうち先に記録が行われるライ
ンの2つの出力ドツトについてそれらの階調デー
タを第1の出力書き込みマルチプレクサ53−1
に供給し、次に記録が行われる2つの出力ドツト
の階調データについてはこれらを第2の出力書き
込みマルチプレクサ53−2に供給する。 第1の出力書き込みマルチプレクサ53−1で
は、第1および第2の出力バツフア55−1,5
5−2に対してライン単位で交互にこれらの階調
データを供給する。2つの出力バツフア55−
1,55−2をライン単位で交互に選択すること
としているのは、データの書き込みと読み出しを
それぞれ独立して行わせるためである。第2の出
力書き込みマルチプレクサ53−2でも、同様に
第3および第4の出力バツフア55−3,55−
4に対して、ライン単位で交互に階調データの供
給を行う。このようにして書込みの終了した2ラ
イン分の階調データは第1および第2の出力バツ
フアマルチプレクサ56−1,56−2によつて
選択される。またそれからの出力側に設けられた
出力送り出しマルチプレクサ57はライン単位で
第1および第2の出力バツフアマルチプレクサ5
6−1,56−2を選択し、原稿を平面走査した
と同一形式のデータ列から成る画像データ58を
出力する。もちろんこの画像データ58はそれぞ
れの出力ドツトを3段階の階調レベルで表わした
データ列である。 画像データ58は記録部駆動回路59に供給さ
れ、ここで記録部61に適合した信号形態に変換
される。記録部61としては一例として熱転写方
式によるプリンタが用いられる。この記録部61
は例えば多数の単位発熱体(発熱要素)を一列に
配置したサーマルヘツドを用い、これら単位発熱
体が発生する熱エネルギを大小2段階に制御し
て、熱転写性のインクの転写量をドツト単位で変
化させる。これにより各出力ドツトマトリツクス
ごとに15段階の階調レベルの1つが表現され、全
体として所望の画情報が中間調で表現されること
になる。この第17図で示した記録部17の代わ
りに画像を磁化潜像等で表示する表示部を用いれ
ば、同様にして中間調の画像表示を行うことがで
きる。 なお以上説明した実施例では2×2の正方形の
入力ドツトマトリツクスおよび出力ドツトマトリ
ツクスについて説明したが、これらはこれ以外の
ドツト構成の正方形あるいは長方形のドツトマト
リツクスであつてもよいことはもちろんである。 「発明の効果」 このように本発明によれば入力ドツトマトリツ
クスごとにその全体的な濃度とドツトマトリツク
ス内の濃度分布とを求め、これら2種類の判別デ
ータをもとに所望の出力ドツトマトリツクスを決
定することとした。従つてそれぞれの出力ドツト
マトリツクスの表現することのできる階調の種類
や濃度分布の再現性に変化を持たせることがで
き、それぞれの記録装置や表示装置に適合した中
間調表現方法を行うことができる。また本発明に
よれば、出力ドツトが表現できる階調が3段階以
上の場合に、出力ドツトが表現できる階調よりも
多くの階調を良好に表現しながら、線状部分の再
現性を向上させ、図形の輪郭のボケを減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は出力ドツトマトリツクスにおける出力
ドツトの配置例を示す配置図、第2図は入力ドツ
トマトリツクスにおける入力画素の配置例を示す
配置図、第3図は入力ドツトマトリツクスから構
成された中間調情報の一例を示す説明図、第4図
はベイヤー形のデイザマトリツクスのスレツシヨ
ルドレベルの配置図、第5図は従来のデイザパタ
ーンによる中間調表現例を表わした説明図、第6
図は階調レベルが“6”の場合における濃度パタ
ーン法による入力ドツトマトリツクスと出力ドツ
トマトリツクスの対応関係を示す説明図、第7図
は階調レベルが“13”の場合の同様な説明図、第
8図はこの濃度パターン法による中間調表現例を
表わした説明図、第9図〜第18図は本発明の一
実施例を説明するためのもので、このうち第9図
は中間調情報を座標と対応付けて示した説明図、
第10図はこのうちの座標(1,2)における入
力ドツトマトリツクスの階調レベルの配置図、第
11図は第9図に示した中間調情報をグループナ
ンバーと対応付けて示した説明図、第12図はパ
ターンナンバーとグループナンバーを出力ドツト
マトリツクスと対応付けて示した説明図、第13
図は第9図に示した中間調情報をパターンナンバ
ーと対応付けて示した説明図、第14図は座標
(1,2)における入力ドツトマトリツクスと出
力ドツトマトリツクスの対応関係を示した説明
図、第15図は座標(3,2)における同様の説
明図、第16図は本実施例における中間調表現例
を表わした説明図、第17図は中間調表現方法を
実現するための記録装置の一例を示すブロツク
図、第18図はこの記録装置のパターンナンバー
決定回路のブロツク図である。 11……出力ドツト、12……出力ドツトマト
リツクス、14……入力ドツトマトリツクス、1
5……入力画素、26……グループナンバー決定
回路、27……パターンナンバー決定回路、46
……パターンメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録または表示に用いられる出力ドツトの表
    現する階調の数が3以上でかつ出力ドツトに対応
    した入力側の各画素の表わす階調の数よりも少な
    く、所定数の出力ドツトを所定のマトリツクス状
    に配置した出力ドツトマトリツクスを用いてこれ
    を単位として前記出力ドツトの個別に表現するこ
    とのできる階調よりも多くの階調を表現する中間
    調表現方法において、 出力ドツトマトリツクスの各ドツトに対応した
    画素構成の入力ドツトマトリツクスにおけるそれ
    ぞれの入力画素の濃度の総和あるいは平均値を演
    算しその入力ドツトマトリツクスの全体的な濃度
    を求め、 この求められた濃度に対応する階調表現を行う
    ことのできる出力ドツトマトリツクスのグループ
    を選択すると共に、 入力ドツトマトリツクスにおける画素の濃度分
    布を判別し、 前記出力ドツトマトリツクスのグループの中か
    らこの濃度分布に近似する出力ドツトマトリツク
    スを選択し、 各出力ドツトの表現する階調を決定してこれに
    より中間調の表現を行う ことを特徴とする中間調表現方法。 2 記録または表示に用いられる出力ドツトの表
    現する階調の数が3以上でかつ出力ドツトに対応
    した入力側の各画素の表わす階調の数よりも少な
    く、所定数の出力ドツトを所定のマトリツクス状
    に配置した出力ドツトマトリツクスを用いてこれ
    を単位として前記出力ドツトの個別に表現するこ
    とのできる階調よりも多くの階調を表現するため
    の中間調表現用画情報処理装置において、 複数段階の階調表現を行うための複数の出力ド
    ツトマトリツクスであつて、同一段階の階調表現
    を行うための出力ドツトマトリツクスごとにグル
    ープ化された複数の出力ドツトマトリツクスを記
    憶する記憶手段と、 出力ドツトマトリツクスの各ドツトに対応した
    画素構成の入力ドツトマトリツクスにおけるそれ
    ぞれの入力画素の濃度の総和あるいは平均値を演
    算しその入力ドツトマトリツクスの全体的な濃度
    を求め、この濃度に対応する階調表現を行うこと
    のできる出力ドツトマトリツクスのグループを選
    択するグループ選択手段と、 前記入力ドツトマトリツクスにおける画素の濃
    度分布を判別し、前記グループ選択手段によつて
    選択されたグループの中からこの濃度分布に近似
    する出力ドツトマトリツクスを選択する出力ドツ
    トマトリツクス選択手段と、 この出力ドツトマトリツクス選択手段によつて
    選択された出力ドツトマトリツクスを前記記憶手
    段から読み出して各出力ドツトの表現する階調を
    決定する階調決定手段 とを具備することを特徴とする中間調表現用画情
    報処理装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58215168A (ja) * 1982-06-08 1983-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像記録方法
JPS58215167A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Toshiba Corp 画信号処理装置

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JPS58215167A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Toshiba Corp 画信号処理装置
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