JPH0441223B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441223B2 JPH0441223B2 JP7857385A JP7857385A JPH0441223B2 JP H0441223 B2 JPH0441223 B2 JP H0441223B2 JP 7857385 A JP7857385 A JP 7857385A JP 7857385 A JP7857385 A JP 7857385A JP H0441223 B2 JPH0441223 B2 JP H0441223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- present
- opening
- reinforcing bars
- cracks
- openings
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 7
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は建造物の開口部における亀裂防止構造
に係るものである。
に係るものである。
（従来の技術）
従来、鉄筋コンクリート構造の建造物における
開口部の亀裂を防止するため、同開口部の周縁に
沿つて亀裂の誘発目地を設け、同目地部内に亀裂
を集中して誘発せしめ、コンクリート部内におい
てその収縮によつて発生する応力を解放すること
が行なわれていた。
開口部の亀裂を防止するため、同開口部の周縁に
沿つて亀裂の誘発目地を設け、同目地部内に亀裂
を集中して誘発せしめ、コンクリート部内におい
てその収縮によつて発生する応力を解放すること
が行なわれていた。
（発明が解決しようとする問題点）
この場合、前記誘発目地に接するコンクリート
壁部分は同部に配筋された補強鉄筋だけでは十分
な亀裂防止効果が発揮されず、前記開口部の周縁
に亀裂が発生するという問題点があつた。
壁部分は同部に配筋された補強鉄筋だけでは十分
な亀裂防止効果が発揮されず、前記開口部の周縁
に亀裂が発生するという問題点があつた。
（問題点を解決するための手段）
本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、構造物壁体における開口部周縁
に配設された亀裂誘発目地に接して壁体コンリー
ト部に網状補強筋を配筋してなることを特徴とす
る建造物の開口部における亀裂発生防止構造に係
るものである。
案されたもので、構造物壁体における開口部周縁
に配設された亀裂誘発目地に接して壁体コンリー
ト部に網状補強筋を配筋してなることを特徴とす
る建造物の開口部における亀裂発生防止構造に係
るものである。
（作用）及び（発明の効果）
本発明においては前記したように、建造物壁体
における開口部周縁に配設された亀裂誘発目地に
接して、壁体コンクリート部内に網状補強筋が配
筋されているので、同網状補強筋によつてコンク
リートがあらゆる方向に亘つて拘束され、開口部
周縁のコンクリート部分における亀裂の発生が防
止されるものである。
における開口部周縁に配設された亀裂誘発目地に
接して、壁体コンクリート部内に網状補強筋が配
筋されているので、同網状補強筋によつてコンク
リートがあらゆる方向に亘つて拘束され、開口部
周縁のコンクリート部分における亀裂の発生が防
止されるものである。
（実施例）
以下本発明を図示の実施例について説明する。
１は鉄筋コンクリート構造の外壁、２は同外壁
１に設けられた開口部、３は外壁１内に配設され
た補強鉄筋である。
１に設けられた開口部、３は外壁１内に配設され
た補強鉄筋である。
前記開口部２の両側に亀裂誘発目地４が設けら
れ、同目地４に接して外壁１内にウエルドメツシ
ユの如き網状補強筋５が埋設される。
れ、同目地４に接して外壁１内にウエルドメツシ
ユの如き網状補強筋５が埋設される。
従つて前記開口部２周縁における誘発目地４に
接するコンクリート部分が、前記網状補強筋５に
よつてあらゆる方向に亘つて拘束され、同部にお
ける亀裂の発生が防止される。
接するコンクリート部分が、前記網状補強筋５に
よつてあらゆる方向に亘つて拘束され、同部にお
ける亀裂の発生が防止される。
第３図は本発明の他の実施例を示し、前記誘発
目地４が開口部の両側のみならず上下縁にも設け
られ、同誘発目地４に接して網状補強筋５が開口
部２の両側周縁及び上下周縁に配筋されている。
目地４が開口部の両側のみならず上下縁にも設け
られ、同誘発目地４に接して網状補強筋５が開口
部２の両側周縁及び上下周縁に配筋されている。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第１図は本発明に係る建造物の開口部における
亀裂発生防止装置の一実施例を示す縦断面図、第
２図はその横断平面図、第３図は本発明の他の実
施例を示す縦断面図である。 １…外壁、２…開口部、４…誘発目地、５…網
状補強筋。
亀裂発生防止装置の一実施例を示す縦断面図、第
２図はその横断平面図、第３図は本発明の他の実
施例を示す縦断面図である。 １…外壁、２…開口部、４…誘発目地、５…網
状補強筋。
Claims (1)
- １ 建造物壁体における開口部周縁に配設された
亀裂誘発目地に接して壁体コンクリート部に網状
補強筋を配筋してなることを特徴とする建造物の
開口部における亀裂発生防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7857385A JPS61237738A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 建造物の開口部における亀裂発生防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7857385A JPS61237738A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 建造物の開口部における亀裂発生防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61237738A JPS61237738A (ja) | 1986-10-23 |
| JPH0441223B2 true JPH0441223B2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=13665640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7857385A Granted JPS61237738A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 建造物の開口部における亀裂発生防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61237738A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147045A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-20 | 株式会社竹中工務店 | 開口隅角部補強の配筋方法 |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP7857385A patent/JPS61237738A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61237738A (ja) | 1986-10-23 |
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