JP2795112B2 - 遮蔽要求のある鉄筋コンクリート構造 - Google Patents

遮蔽要求のある鉄筋コンクリート構造

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JP2795112B2
JP2795112B2 JP4344393A JP34439392A JP2795112B2 JP 2795112 B2 JP2795112 B2 JP 2795112B2 JP 4344393 A JP4344393 A JP 4344393A JP 34439392 A JP34439392 A JP 34439392A JP 2795112 B2 JP2795112 B2 JP 2795112B2
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concrete
steel frame
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reinforced concrete
shielding
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秀利 小西
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】原子力発電所及び放射性物質格納
施設等遮蔽要求のあるコンクリート建造物に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来は一般に鉄筋コンクリート部材
は、構造上必要なコンクリート部材と遮蔽要求を満たす
だけのコンクリート部材を一体構造として設計してい
た。従って鉄骨と鉄筋の干渉を避けるため、コンクリー
ト構造が分厚くなり有効利用空間が狭くなる等の不都合
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は一般に鉄筋コン
クリート構造の梁が鉄骨構造の場合、床スラブ配筋の通
りを良くする為に鉄骨梁を床スラブ下に配置した。従っ
て遮蔽要求がある場合、遮蔽要求を満たすだけのコンク
リート部材分だけ床スラブが厚くなり床下空間が狭くな
っていた。
【0004】また建物の梁がコンクリート部材で、無支
保工工法とする場合は仮設の鉄骨が梁下に出るので切断
する必要があった。
【0005】鉄骨梁や仮設の鉄骨を床スラブに埋め込ま
せようとすると、床スラブ下端の鉄筋と鉄骨梁が干渉し
て施工を困難とさせる。
【0006】壁についても壁付き梁に鉄骨が内蔵されて
いるような場合、鉄骨と配筋の干渉を避ける工夫が必要
であった。
【0007】この発明は遮蔽要求を満たすだけのコンク
リート部材でも有効利用空間が大きく採れるし、壁付き
梁に鉄骨が内蔵している場合でも鉄骨と配筋の干渉が避
けられるよう工夫したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】遮蔽要求のあるコンクリ
−ト構造において、前記コンクリート構造を、構造上必
要なコンクリート部材と遮蔽要求を満たすだけのコンク
リート部材に分け、前記構造上必要なコンクリ−ト部材
に構造体として必要な配筋を施し、更に遮蔽を必要とす
るコンクリート部材に、構造上必要とする鉄骨を埋設
し、遮蔽を必要とするコンクリート部材は単なる増し打
ちコンクリートとすることを特徴とする遮蔽要求のある
鉄筋コンクリート構造を主旨とする。
【0009】その作用は、次の通りである。
【0010】(イ)鉄筋コンクリート部材の床スラブ下
の空間を広く採ることができる。
【0011】(ロ)鉄筋コンクリート部材の無支保工工
法において床スラブ下の仮設の鉄骨を切断する必要が無
い。
【0012】(ハ)鉄筋コンクリート部材の壁付き梁に
鉄骨が内蔵されている場合鉄骨と配筋の干渉がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下実施の形態の例を図面によっ
て説明する。図1、図3、図5はこの発明のコンクリー
ト構造の一部を示す。
【0014】図1において、構造上必要な床スラブAに
は配筋3があるが、遮蔽要求を満たすだけのコンクリー
ト部材Bには配筋は無く、鉄骨1が遮蔽要求を満たすだ
けのコンクリート部材Bを貫通して構造上必要な床スラ
ブ下端の鉄筋3まで埋まっている。
【0015】図2は従来のコンクリート部材で、床スラ
ブ下に鉄骨が通って下部空間を狭くしている。
【0016】図3は無支保工工法で仮設の鉄骨4が床ス
ラブ下端の鉄筋まで埋まっている。図4は従来のコンク
リート部材で仮設の鉄骨4を切断しなければならないこ
とを示している。
【0017】図5は壁付き梁に鉄骨1が内蔵された場合
で遮蔽要求を満たすだけのコンクリート部材は無筋のた
め配筋3と鉄骨1の干渉がない。
【0018】図6は従来の遮蔽要求を満たすだけのコン
クリート部材で壁付き梁に内蔵された鉄骨1と配筋3が
干渉するので施工が複雑になることを示している。
【0019】図7、図8もこの発明によるコンクリート
部材の一部を示す。図7は遮蔽要求を満たすだけのコン
クリート部材Bにワイヤメッシュ5を入れた場合、図8
は遮蔽上必要なコンクリート部材Bに補強の配筋を施し
た場合をそれぞれ示す。
【0020】
【発明の効果】 発明の効果は次の通りである。
【0021】(イ)鉄筋コンクリート部材の床スラブ下
の空間を広く採ることができる。
【0022】(ロ)鉄筋コンクリート部材の無支保工工
法において床スラブ下の仮設の鉄骨を切断する必要が無
い。
【0023】(ハ)鉄筋コンクリート部材の壁付き梁に
鉄骨が内蔵されている場合鉄骨と配筋の干渉がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮蔽要求を満たすだけのスラブ厚さに鉄骨の一
部を埋め込んだ図である。
【図2】図1の場合の従来構造の図である。
【図3】遮蔽要求を満たすだけのスラブ厚さに仮設の鉄
骨一部を埋め込んだ図である。
【図4】図3の場合の従来部材の図である。
【図5】壁付き梁に鉄骨が内蔵された場合で、鉄骨と配
筋が干渉しない図である。
【図6】壁付き梁に鉄骨が内蔵された場合で、鉄骨と配
筋の干渉を工夫せねばならない図である。
【図7】図1の場合で、遮蔽要求を満たすだけのスラブ
厚さに、ワイヤメシュを入れた場合の図である。
【図8】図1の場合で、遮蔽要求を満たすだけのスラブ
厚さに、補強の配筋を施した場合の図である。
【符号の説明】
1・・・鉄骨梁体、2・・・デッキプレ−ト、3・・・
床スラブ配筋、4・・・仮設の鉄筋(無支保工工法)、
5・・・ワイヤメシュ、6・・・補強の配筋、A・・・
構造上必要なスラブ厚さ、B・・・遮蔽要求を満たすだ
けのスラブ厚さ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮蔽要求のあるコンクリ−ト構造におい
    て、前記コンクリート構造を、構造上必要なコンクリー
    ト部材と遮蔽要求を満たすだけのコンクリート部材に分
    け、前記構造上必要なコンクリ−ト部材に構造体として
    必要な配筋を施し、更に遮蔽を必要とするコンクリート
    部材に、構造上必要とする鉄骨を埋設し、遮蔽を必要と
    するコンクリート部材は単なる増し打ちコンクリートと
    することを特徴とする遮蔽要求のある鉄筋コンクリート
    構造。
JP4344393A 1992-12-24 1992-12-24 遮蔽要求のある鉄筋コンクリート構造 Expired - Lifetime JP2795112B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5879191A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 株式会社東芝 生体遮蔽壁およびその施工方法

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