JPS5879191A - 生体遮蔽壁およびその施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉格納容器を囲繞する生体ｒｌ：Ｆ−ｒ
４に壁に関する。

一般に、原子力発電プラントにおいては、炉心から放出
される放射勝の作用から人体を守シ、マた原子力発電施
設の他の各棟機器が放射化されυ［たな放射線源となっ
たシ、放射顧損傷による機能障害を与えるのを防ぐため
、原子炉格納容’／＋ｖｔｋ囲繞して生体遮蔽壁が設け
られ、放射線の遮蔽が行なわれている。

一般に、十分な厚さの生体遮蔽壁を設けれ（舅、放射能
に対する人体の安全を保つ事は困難ではないが、このよ
うな鳩舎には建屋の空間的、重ｈｉ的な′１捕限および
経隣性に問題がある。

すなわち、生体遮蔽壁のＭＬ容積、コストの最ＪＩス化
及び関連施設との適合性等全考慮すると、その設８１が
内側ｔな而が多い。

また、生体１１！へ敞壁は、遮蔽体としての欽能の他に
、原子力発電所の建屋の一部として十分な強度金有する
必要がらり、鉄筋コンクリートで建設てれるが、原子力
発電所解体時における生体遮蔽壁の解体には、その作業
漬が膨大となり解体作業員の被曝等が問題となるおそれ
がある。さらに、この生体遮蔽壁は、原子炉格納容器の
バックアンプとして、原子炉格納容器に例えば””ＩＡ
ＩＲの間隔をもって可能な限り近づけて建設されるため
、一般に原子炉格納容器の建設及び漏洩試験が完了する
壕で、生体遮蔽壁の建設を行なうことができず、他のフ
ロアの建設が遅れ、原子力発電所の建設期間全長くする
要因となっている。

本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので
、鉄筋コンクリートから成るｌＡ壁と、この外見の内周
に沿って固設されたプレキャスト板とから成ることを特
徴とする生体遮蔽壁および原子炉格納容器の建設と並行
して生体遮蔽壁外壁の建設を行ない、しかる後、前記生
体遮蔽壁外壁内周にプレキャスト板を固設することを特
徴とする生体遮蔽壁の施工方法全提供しようとするもの
である。

以下本発明の詳細金図面に示す一実施例について一１♀
、明する。

第１図において符号１は、ダイヤフラムフロア２により
ドライウェル３とウェットウェル４にに分される原子炉
格納容器５のドライウェル３内に収容される原子炉圧力
容器を示しており、この原子炉圧力容器１は、ペデスタ
ル６上に載置され、リアクタシールドウオール７により
囲まれている。

そして、ｊ原子炉格納容器５は、原子炉建屋８の生体鴎
蔽壁９により四線されている。

この生体遮蔽壁９は、第２図に第１図のＡ都を拡大して
示すように、鉄筋コンクリートからなる外壁１０と、こ
の外壁１０の内面に固着されたプレキャスト板１１とか
ら構成されている。

そしてプレキャスト板１１は原子炉圧力￥４器１からの
エネルギーの高い中性子及びガンマ國の遮蔽のために放
射線減衰率の筒い組成のコンクリートとされ、また生体
遮蔽壁９の鉄筋コンクリートからなる外壁１０が許容被
曝線鍍以下となるような厚さ、及びプレキャスト板１１
が組み立てられる前に作業員が外↓・＆１０と原子炉格
納容器５との同に入って作業できるような厚さを有して
いる。

そして、プレキャスト板１１は鉄筋コンクリートからな
る外１４１０に第３図で示すように固着されている。

すなわち第３図はプレキャスト板１１の外壁１０への支
持方法を示しておシ、プレキャスト板１１は、予め外壁
１０に埋め込まれ先端に螺子１２の形成されたアンカー
ボルト１３と、支持用鉄板１４および螺子１２に螺合す
るナツト１５によシ外壁１０に固看されている。

すなわら、プレキャスト板１１および支持用鉄板１４に
は、予め埋め込まれたアンカーボルト１３に対応する位
１ｈに穴１１ａ、１４ａが穿設されており、プレキャス
ト板１１の絹み立て時には、アンカーボルト１３にプレ
キャスト板１１がはめ込まれ、この後、支持用鉄板１４
がアンカーボルト１３にはめ込まれた彼、ナツト１５で
締め付けられプレキャスト板１１が支持される。

このような方法によればプレキャスト板１１は鉄筋コン
クリートからなる外壁１０と一体化が可能とな９、また
、支持用鉄板１４はプレキャスト板１１の支持のみでな
く、配管のサポート等を支持する埋込金物としても使用
することができる。

なお、ナツト１５を使用したので、万一、プレキャスト
板１１にクラック等が発生した際プレキャスト板１１の
交換が可能となる。

以上のように構成された生体遮蔽壁９では、原子力発は
所の建設の際には、原子炉格納容器５の建設と同時に生
体遮蔽壁９の鉄筋コンクリートからなる外壁１０及び他
のフロア−の建設が行なわれ、原子炉格納容器５の漏洩
試験完了後にプレキャスト板１１の組み立てが行なわれ
る。

したがって原子力発電所の建設期間を従来に比較して大
幅に減少することができる。

また、原子力発電所解体時の生体遮蔽壁９の解体に当っ
ては、先ず放射化されたプレキャスト板１１が取り除か
れ、次に、放射化が少ない鉄筋コンクリートからなる外
壁１０が解体式れる。

しかしながら、プレキャスト板１１が放射線遮蔽機能を
有するため、鉄筋コンクリートからなる外壁１０の厚み
は、建屋を支持するための厚みで足り、従来の放射化さ
れた央厚く、丈夫な鉄筋コンクリートからなる生体遮蔽
壁の解体に比較すると、大幅な作業量の低減および作業
員の被爆量の低減を計ることができる。

以上述べたように本発明の生体遮蔽壁および、その施工
方法によれば、生体＃、蔽壁の解体作業の簡略化、期間
の短縮及び作業員の被爆譬の低減をはかることができる
とともに、原子炉格納容器と生体遮蔽壁の建設全並行し
て進めることができるので原子力発電所の建設期間を大
幅に短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の−実り爪側を示す縦…ｒ面図、第２
図は、第１図のＡ部の詳＃ｌｌ１図、第３図は、外壁へ
のプレキャスト板の取り付は方法を示すための説明図で
ある。 ５・・・原子炉格納容器 ９・・・生体遮蔽壁 １０・・・外壁 １１・・・プレキャスト板 １３・・・アンカーボルト （７３１７）代理人升埋士　　則　近　憲　佑（はか１
名） 　７　− 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　鉄筋コンクリートから成る外壁と、この外壁の内
   周に沿って固設をれたプレキャスト板とから成ることを
   特徴とする生体遮蔽壁。 ２、プレキャスト板は、外壁に植設されるアンカーボル
   トに固設されていること全特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の生体遮蔽壁。 ６、原子炉格納容器の建設と並行して生体築蔽壁外壁の
   建設を行ない、しかる後ｓ　ＭｉＪ記生体既蔽壁外壁内
   周にプレキャスト板全固設すること全特徴とする生体遮
   蔽壁の施工方法。