JP2015214866A - 安全保護設備および安全保護設備の設置方法 - Google Patents

安全保護設備および安全保護設備の設置方法 Download PDF

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健一 若杉
Kenichi Wakasugi
健一 若杉
宏行 能地
Hiroyuki Nochi
宏行 能地
靜 平子
Shizuka Hirako
靜 平子
良平 宮原
Ryohei Miyahara
良平 宮原
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Abstract

【課題】適切な手段により保護対象施設を各種ハザードから十分に保護することができる安全保護設備および安全保護設備の設置方法を提供する。
【解決手段】特定安全施設21は、その上部22が土中から露出した状態で地中(地盤)101に埋設されている。また、特定安全施設21の上部を覆うよう構築されている外郭構造物31を設けている。この場合に、外郭構造物31の基礎32は特定安全施設21とは独立して設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、安全保護設備および安全保護設備の設置方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2007−297898号公報(特許文献1)がある。この公報には、「地盤面からおよそ5〜6mの深さの穴を掘り、そこにシェルター外殻床スラブ3を設け、その上にシェルター内殻1を設置する。次にシェルター内殻1の内部に耐力間仕切壁6を設け、その後シェルター外殻2を設け一体化する。必要であれば、シェルター外殻の壁部及び天井部の外表面側またはシェルター内殻面側に中性子線遮蔽殻4を設け、その後土で覆い埋め戻すことにより構成する。」と記載されている(要約参照)。
特開2007−297898号公報
原子力規制委員会による原子力発電所の新しい安全基準では、原子炉の冷却設備(ポンプなど)や代替電源、第2制御室などを備えた施設として特定安全施設の設置が義務づけられている。特定安全施設は、意図的な航空機衝突などのテロや大規模災害により、炉心に著しい損傷が生じた場合でも、原子炉格納容器が破損し多量の放射性物質が外部に放出するのを抑制する機能を持たせるものである。
このような特定安全施設においては、各種のハザードから当該特定安全施設を強固に保護できるようにすることが重要である。
そこで、本発明は、適切な手段により特定安全施設などの保護対象施設を各種ハザードから十分に保護することができる安全保護設備および安全保護設備の設置方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、上部が土中から露出した状態で地中に埋設されている保護対象施設と、前記保護対象施設の上部を覆うよう構築されている外郭構造物とを有する。
本発明の別の一形態は、上部が土中から露出した状態で地中に埋設して保護対象施設を構築する工程と、前記保護対象施設の上部を覆うよう外郭構造物をその基礎は前記保護対象施設とは独立した状態で構築する工程を含んでなる。
本発明によれば、適切な手段により特定安全施設などの保護対象施設を各種ハザードから十分に保護することができる安全保護設備および安全保護設備の設置方法を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明の実施例1である安全保護設備の縦断面図である。 図2は、本発明の実施例1である安全保護設備の設置方法について説明するフローチャートである。 図3は、本発明の実施例2である安全保護設備の縦断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1である安全保護設備の縦断面図である。安全保護設備1は、保護対象施設としての特定安全施設21を備えている。特定安全施設21は、原子炉の冷却設備(ポンプなど)や代替電源、第2制御室などを備えた施設である。特定安全施設21は、意図的な航空機衝突などのテロや大規模災害により、原子炉の炉心に著しい損傷が生じた場合でも、原子炉格納容器が破損して多量の放射性物質が外部に放出するのを抑制する機能を有する施設である。
特定安全施設21は、その上部22が土中から露出した状態で地中(地盤)101に埋設されている。この例では、特定安全施設21の上部22が地表102とほぼ同じ高さになるように、特定安全施設21は地中101に埋設されている。
このように、特定安全施設21を地中101に埋設することにより、地盤101も特定安全施設21の側部23に拘束力を与え、特定安全施設21の地震に対する強度を高めることができる。
この場合に、特定安全施設21は、その上部22も地表102から露出しないように、地中101に埋設してしまうことも考えられる。この場合は、特定安全施設21の上部22も、地盤101によって航空機衝突などのハザードから強固に保護することができる。
しかしながら、特定安全施設21の上部22も地表102から露出しないように地中101に埋設してしまうと、特定安全施設21の上部22の上に土砂の重量がかかってしまう。また、地表102から特定安全施設21の内部に人が出入りするためのアクセスも悪くなってしまう。
そこで、本実施形態では、特定安全施設21の上部を覆うよう構築されている外郭構造物31を設けている。
これにより、特定安全施設21の上部22も、外郭構造物31によって航空機衝突などのハザードから保護することができる。しかも、特定安全施設21の上部22の上に外郭構造物31の重量がかからないようにすることが可能となり、地表から特定安全施設21の内部に人が出入りするためのアクセスもよくすることができる。
この場合に、外郭構造物31の基礎32は特定安全施設21とは独立して設けられている。
これにより、外郭構造物31が航空機衝突などのハザードによる衝撃を受けても、外郭構造物31への衝撃が特定安全施設21に伝わりにくくすることができる。
また、特定安全施設21と外郭構造物31との間には人が入れる空間41が設けられている。
これにより、特定安全施設21のメインテナンスなどの作業も、空間41に作業者が入って容易に行なうことができる。
外郭構造物31の周囲は土またはソイルセメントからなる被覆物51で覆われている。この例では、外郭構造物31の上部33から外郭構造物31の周囲の外側に向かって外表面52が下り傾斜するように、被覆物51が外郭構造物31の周囲を覆っている。
これにより、外郭構造物31の周囲を被覆物51で補強することができ、外郭構造物31を航空機衝突などのハザードによる衝撃から更に強固に防御することができる。
そして、安全保護設備1には、外郭構造物31および被覆物51を貫いて、外部から空間41に人が出入りできる通路61が設けられている。
これにより、特定安全施設21のメインテナンスなどの作業も、空間41に作業者が入って容易に行なうことができる。
次に、以上のような構成の安全保護設備1を設置する安全保護設備の設置方法について説明する。
図2は、安全保護設備の設置方法について説明するフローチャートである。その工程は、まず、その上部22は土中から露出した状態で地中101に埋設して、保護対象施設となる特定安全施設21を構築する(S1)。
次に、特定安全施設21の上部22を覆うように、外郭構造物31をその基礎32は特定安全施設21とは独立した状態で構築する(S2)。
次に、前記のような通路61を構築する(S3)。
次に、前記のように、外郭構造物31の周囲を被覆物51で覆う(S4)。
このような工程により、安全保護設備1を構築することができる。
以上のようにして構築される安全保護設備1および当該安全保護設備の設置方法によれば、前記のとおり、適切な手段により保護対象施設となる特定安全施設21を各種ハザードから十分に保護することができる。
図3は、本発明の実施例2である安全保護設備の縦断面図である。本実施例の安全保護設備1において、実施例1と共通の部材等については、図1と同様の符号を用い、詳細な説明は省略する。まず、本例においても、特定安全施設21は、その上部22が土中から露出した状態で地中(地盤)101に埋設されているのは実施例1と共通である。しかし、本例では、実施例1とは異なり、特定安全施設21の上部22が地表102より低い高さとなるように、特定安全施設21が地中101に埋設されている。すなわち、実施例2では実施例1の場合より地盤101を深く掘り下げて、そこに特定安全施設21を構築している。これに伴い、実施例2では、外郭構造物31も実施例1の場合より低い位置に構築されていて、外郭構造物31の上部33が地表102とほぼ同じ高さとされている。これに伴い、通路61も、地表102から、外郭構造物31の地表102より低い位置に通じるように設けられている。そして、前記のように地盤101を深く掘り下げたことによる外郭構造物31の周囲における地盤101の凹部103に、土またはソイルセメントからなる被覆物51が充填され、当該被覆物51の外表面52は地表102とほぼ同じ高さとされている。
このような安全保護設備1によれば、実施例1の安全保護設備1と同様の効果を奏することができる。また、安全保護設備1の全体がほぼ地表102以下に埋められているため、安全保護設備1は安全保護設備1に比べさらに目立たなくすることが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1 安全保護設備
21 特定安全施設(保護対象施設)
22 上部
31 外郭構造部物
32 基礎
41 空間
51 被覆物(土またはソイルセメント)
61 通路
101 土中(地盤)

Claims (7)

  1. 上部が土中から露出した状態で地中に埋設されている保護対象施設と、
    前記保護対象施設の上部を覆うよう構築されている外郭構造物とを備えたことを特徴とする安全保護設備。
  2. 前記外郭構造物の基礎は、前記保護対象施設とは独立して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の安全保護設備。
  3. 前記保護対象施設と前記外郭構造物との間には人が入れる空間が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の安全保護設備。
  4. 前記外郭構造物の周囲は土またはソイルセメントで覆われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載の安全保護設備。
  5. 外部から前記空間に人が出入りできる通路が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の安全保護設備。
  6. 前記保護対象施設は原子力発電所の特定安全施設であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの一項に記載の安全保護設備。
  7. 上部が土中から露出した状態で地中に埋設して保護対象施設を構築する工程と、
    前記保護対象施設の上部を覆うよう外郭構造物をその基礎は前記保護対象施設とは独立した状態で構築する工程とを含んでなることを特徴とする安全保護設備の設置方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179733A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 三菱重工業株式会社 衝撃低減装置、衝撃低減構造及び発電プラント

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