JPH0441151Y2 - - Google Patents

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JPH0441151Y2
JPH0441151Y2 JP7066286U JP7066286U JPH0441151Y2 JP H0441151 Y2 JPH0441151 Y2 JP H0441151Y2 JP 7066286 U JP7066286 U JP 7066286U JP 7066286 U JP7066286 U JP 7066286U JP H0441151 Y2 JPH0441151 Y2 JP H0441151Y2
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JP
Japan
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mold assembly
trimmer
plunger
glass
molding
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JP7066286U
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JPS62182947U (ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 本考案は、ガラス成型装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 可塑変形可能な状態に加熱されたガラスを、モ
ールドアセンブリ上に供給し、該モールドアセン
ブリと対をなす昇降自在に形成されたプランジヤ
を下降させて所定形状に成型するプレス成型装置
は、各種ガラス成型体の製造に使用されている
(特開昭58−64226号公報参照)。
第3図はこの一例を示すものであり、図から明
らかのように加熱軟化されたシート状ガラスから
上記プレス成型装置によつて成型されたガラス成
型品5は、モールドアセンブリ1の直接成型に関
与する部分(以下成型面という)から若干外側に
はみ出しており、このはみ出し部分7を切断除去
するためのトリミングを行なつている。
このため、ガラス成型装置には先端に切断刃6
を有する昇降自在なトリマー3が備えられてお
り、トリマー3を下降させて成型品5をモールド
アセンブリの端縁部で切断するよう構成されてい
るが、従来技術は次のような欠点を有する。モー
ルドアセンブリ上に供給される高温に加熱された
ガラスは、プランジヤ及びモールドアセンブリに
よる熱伝導作用によつてその保有する熱エネルギ
ーを奪われるとともに、輻射、対流によつても熱
エネルギーを失なわれ、後者による熱損失は特に
端縁部程大きい。
従来技術にあつては、第3図に示すように、モ
ールドアセンブリ1の成型面前面においてガラス
をプランジヤ2で押圧するよう構成されており、
モールドアセンブリ1の成型面とプランジヤ2は
同一の大きさに形成されている。輻射、対流によ
る熱損失は端縁部において大きいため、成型品5
の端縁部の温度が低下し、トリミングの際微小な
クラツクが発生し易い。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は従来技術が有していた問題点を解消す
ることを目的とするものである。
本考案は前述の問題点を解決すべくなされたも
のであり、加熱され軟化状態にあるガラスを押圧
して所望形状に成型するためのモールドアセンブ
リ及びプランジヤ、並びに得られた成型体を前記
モールドアセンブリの端縁部においてトリミング
するためのトリマーを備えたガラス成型装置にお
いて、前記トリマーはモールドアセンブリの成型
面の外周部に位置しており、プランジヤと該トリ
マーとの界部が前記モールドアセンブリの成型面
の外周部より内側になるように形成したことを特
徴とするガラス成型装置を成型するものである。
次に、本考案を成型装置並びにその使用方法を
第1,2図に就いて更に具体的に説明する。1は
ほぼ水平な端部を有するモールドアセンブリ、2
は昇降自在に形成されたプランジヤ、3はトリマ
ーである。8は得られた成型品5の端部7をトリ
マー3により切断除去(トリミング)しやすいよ
うにモールドアセンブリ1に形成した溝で、この
溝8から内側の部分1′が直接成型に関与する部
分即ち成型面である。図に示すように、プランジ
ヤ2はモールドアセンブリ1の成型面1′より、
その全周において幅Dだけ小さく形成されてい
る。換言すれば、プランジヤ2とトリマー3との
界部をモールドアセンブリ1の成型面の外周部よ
り幅Dだけ内側に位置するように形成する。プラ
ンジヤ2及びトリマー3を第1図に示すように上
昇させた状態で、モールドアセンブリ1上に加熱
されたガラス4を供給する。ガラスの供給方法は
特に限定はないが、溶融されたガラスを予め板状
に予備成型したものを供給する。
なお、この際多孔質耐熱合金で構成したモール
ドアセンブリを使用し、モールドアセンブリ下部
から空気を吸引することにより、板状のガラスを
モールドアセンブリ1に吸着することもできる。
次いで、第2図に示すようにトリマー3を下降
させ、切断刃6で成型品5の端部7を成型面1′
の端部9で切断しトリミングを行なう。端部7は
切断刃6で外方に押されて鎖線で示す位置に移動
し、成型品との間に若干の隙間を生ずる。
トリマー3には肩部10を設け、成型品5のプ
ランジヤ2で押圧されてない部分を抑えてトリミ
ングを行なうのが適当であり、成型品5の端縁部
に正確に所望の形状を付与することを可能ならし
める。
上記においては、プランジヤを下降させて成型
を行なつた後、トリミングを行なうよう説明した
が、プランジヤとトリマーを同時に下降させ、成
型とトリミングを同時に行なうことも可能であ
る。
[考案の効果] 成型品の外周部部はプランジヤと接触せず、伝
導によつて熱が奪われないので、外部の温度低下
が減少する。これにより、成型品の周辺をトリマ
ーによりトリミングする場合に微細なクラツクが
発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案のガラス成型装置並びにそ
の使用法を説明するための断面図、第3図は従来
のガラス成型装置の断面図である。 なお、図中1はモールドアセンブリ1,1′は
成型面、2はプランジヤ、3はトリマー、5は成
型品、6は切断刃、7は成型品の端部、8は溝を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱され軟化状態にあるガラスを押圧して所望
    形状に成型するためのモールドアセンブリ及びプ
    ランジヤ、並びに得られた成型体を前記モールド
    アセンブリの端縁部においてトリミングするため
    のトリマーを備えたガラス成型装置において、前
    記トリマーはモールドアセンブリの成型面の外周
    部に位置しており、プランジヤと該トリマーとの
    界部が前記モールドアセンブリの成型面の外周部
    より内側になるように形成したことを特徴とする
    ガラス成型装置。
JP7066286U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0441151Y2 (ja)

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JPS62182947U JPS62182947U (ja) 1987-11-20
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