JPH0440724Y2 - - Google Patents

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JPH0440724Y2
JPH0440724Y2 JP1987191306U JP19130687U JPH0440724Y2 JP H0440724 Y2 JPH0440724 Y2 JP H0440724Y2 JP 1987191306 U JP1987191306 U JP 1987191306U JP 19130687 U JP19130687 U JP 19130687U JP H0440724 Y2 JPH0440724 Y2 JP H0440724Y2
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air
air filter
heat exchanger
dust
filter
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 空気取入口と熱交換器の間に空気流路の曲り
や、フアンなどの物体のあるルームエアコンデイ
シヨナ、パツケージエアコンデイシヨナ等のエア
コンデイシヨナに関する。
〔従来の技術〕
空気取入口と熱交換器の間に空気流路の曲りや
フアン等の物体のある従来のエアコンデイシヨナ
の例として、第3図に天井埋込型エアコンデイシ
ヨナの断面図を示す。1は天井面、2は天井面に
埋込まれたエアコンデイシヨナ外殻、3は空気取
入口、4はエアフイルタ、5はベルマウス、6は
フアン、7は熱交換器、8は空気出口である。ま
た図中の白抜き小矢印は空気の流れの方向を示
す。エアフイルタ4の目は、熱交換器7のフイン
ピツチより密に作られている。
室内の空気はフアン4によつて空気取入口3か
ら吸い込まれ、エアフイルタ4によつてほこりが
取り除かれた後、フアン4によつて方向が変り、
熱交換器7によつて熱交換を受けた後、空気出口
8から放出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
空気中のほこりのうち大きいものは空気取入口
に隣接するエアフイルタによつて捕足される。通
常1〜2週間毎にエアフイルタを取りはずして清
掃することによつて目づまりが防がれる。
エアフイルタの目より細い通常のほこりはエア
フイルタを通り抜け、フアン部を通り、大半は熱
交換器のフインや管の間を通り抜けて放出され
る。熱交換器のフインピツチはエアフイルタの目
より粗いからである。
細長い繊維状のほこりは、断面がエアフイルタ
の目より細いので、エアフイルタを通過すること
がある。またエアフイルタの目より細かいほこり
でも、エアフイルタを通り抜けた後、フアンによ
つてかきまぜられて凝集して大きくなることがあ
る。これらのものが熱交換器のフインに付着し、
付着したほこりが核となつてさらにほこりが付着
し堆積して行く。このような場合には熱交換器の
通風が阻害され、エアコンデイシヨナの機能が低
下する。このような状態になつてしまうと、熱交
換器を洗浄することが必要となる。
熱交換器の洗浄には2通りの方法がある。第1
の方法は熱交換器を天井から取外して洗浄する方
法であるが、熱交換器を天井から取外すために
は、冷媒配管の接続を切離すことになるので、洗
浄後冷媒の再充填が必要となり多大な作業量と費
用がかかる。第2の方法は熱交換器を天井に埋込
んだままで洗浄を行う方法であるが洗浄には薬品
とともに多量の水を使うので、室内防水を要し、
多大な作業量と費用がかかる。いずれの方法も実
際的ではない。
従来のエアフイルタの目をさらに細くすること
も考えられるが、通風抵抗が増加するので、エア
コンデイシヨナの性能低下を生じ好ましくない。
また電気集じん器の付設は、通風抵抗は少くて良
いが、設置スペースを要することと、費用が増加
するという難点がある。
なお、以上に述べたような問題は壁掛型のエア
コンデイシヨナの場合には生じない。それは、壁
掛型の場合は空気取入口と熱交換器とがほぼ平行
で、かつ接近しており、その間に空気流路の曲り
やフアンが無いので、エアフイルタを通り抜けた
ほこりは熱交換器にほとんど付着しないからであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前述の従来技術の欠点を解消したもの
であつて、空気取入口と熱交換器の間に空気流路
の曲がりもしくはフアンなどの物体があるエアコ
ンデイシヨナにおいて、空気取入口の近傍に第1
のエアフイルタを有するとともに、空気流路にお
いて熱交換器の上流側に近傍して第2のエアフイ
ルタを設け、第2のエアフイルタは第1のエアフ
イルタより目が粗くかつ熱交換器のフインピツチ
より目が密なものとしたことを特徴とするエアコ
ンデイシヨナである。
〔作用〕
第1のエアフイルタは空気中のほこりのうち大
きいものを捕捉する。第2のエアフイルタは、第
1のエアフイルタを通り抜けたほこりのうち、細
長い繊維状のものでその向きが流れに平行でなく
なつたもの、および細いほこりがフアンによつて
かきまぜられて凝集して大きくなつたものを捕捉
する。
〔実施例〕
第1図に本考案の一実施例の断面図を示す。図
において符号1〜8の機能は従来技術と同じであ
るから説明を省略する。9は本考案の趣旨に基
き、空気流路において熱交換器の上流側に近接し
て設けられた第2のエアフイルタである。従来よ
り設けられていたエアフイルタ4は上記第2のエ
アフイルタ9と区別するために、以下の説明では
第1のエアフイルタと呼ぶことにする。
第2のエアフイルタ9の目は第1のエアフイル
タ4の目より粗く、熱交換器7のフインピツチよ
り密にしてある。これらのエアフイルタの作用を
第2図によつて説明する。第2図はほこりとエア
フイルタの関係を概念的に誇張して示したもので
ある。空気中のほこりのうち大きいものAは第1
のエアフイルタ4によつて捕捉される。こゝで捕
捉されなかつたほこりの大部分Bは第2のエアフ
イルタ9の目と熱交換器7のフインの間を通り抜
けて放出される。第2のエアフイルタの目と熱交
換器のフインピツチはいずれも第1のエアフイル
タの目より粗いからである。しかし第1のエアフ
イルタを通り抜けた細長い繊維状のもので、その
向きが流れに平行でなくなつたものC、および細
かいほこりがフアン6によつてかきまぜられて凝
集して大きくなつたものDは、第2のエアフイル
タ9に捕捉される。これらは第2のエアフイルタ
9がない場合は多くは熱交換器7に付着したはず
のものである。第2のエアフイルタ9は、熱交換
器7のフインピツチより目が密であり、かつ近接
しているので、第2のエアフイルタ9を通りぬけ
たほこりが熱交換器7のフインに付着することは
きわめてまれである。以上のように、第2のエア
フイルタの作用によつて、洗浄困難な熱交換器7
へのほこりの付着が防止される。
ほこりを捕捉した第2のエアフイルタ9は半年
〜1年毎に取外して洗浄する。取外しは容易であ
る。すなわち、エアコンデイシヨナの下側(室内
側)から、空気取入口3、第1のエアフイルタ
4、ベルマウス5、フアン6を取外した後で取外
す。洗浄後は再度取付け、フアン等の部品も取付
けて簡単に元の状態にすることができる。以上の
ように第2のエアフイルタを設けたことによつ
て、洗浄困難な熱交換器にほこりが付着した場合
に比して作業量ならびに洗浄に要する費用を格段
に低減することができる。さらに、これに要する
設置スペースおよび付設費用は微小であり、また
第2のエアフイルタの目は粗いので通風抵抗増加
によるエアコンデイシヨナの性能低下を生じるこ
ともない。
〔考案の効果〕
第1のエアフイルタの目より粗く熱交換器のフ
インピツチより密で、かつ取外し洗浄容易な第2
のエアフイルタを空気流路において熱交換器の上
流側に近接して設けたことによつて、熱交換器へ
のほこりの付着が防止でき、また格段に少い作業
量と費用によつて、従来熱交換器に付着したはず
のほこりを洗浄して除去することができる。ま
た、この第2のエアフイルタの設置スペースおよ
び付設費用は微小であり、通風抵抗増加によるエ
アコンデイシヨナの性能低下も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
上記実施例の説明図、第3図は従来技術の断面図
である。 1……天井面、2……エアコンデイシヨナ外
殻、3……空気取入口、4……第1のエアフイル
タ、5……ベルマウス、6……フアン、7……熱
交換器、8……空気出口、9……第2のエアフイ
ルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気取入口と熱交換器の間に空気流路の曲がり
    もしくはフアンなどの物体があるエアコンデイシ
    ヨナにおいて、空気取入口の近傍に第1のエアフ
    イルタを有するとともに、空気流路において熱交
    換器の上流側に近接して第2のエアフイルタを設
    け、第2のエアフイルタは第1のエアフイルタよ
    り目が粗くかつ熱交換器のフインピツチより目が
    密なものとしたことを特徴とするエアコンデイシ
    ヨナ。
JP1987191306U 1987-12-18 1987-12-18 Expired JPH0440724Y2 (ja)

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JP2007263441A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Mitsubishi Electric Corp 天井埋込み形空気調和機、天井埋込み形空気調和機用フィルタの塵埃除去装置、
KR101777233B1 (ko) * 2010-08-17 2017-09-11 코웨이 주식회사 벽걸이용 공기청정기
ES2953946T3 (es) 2014-10-31 2023-11-17 Irhythm Tech Inc Sistema de monitorización fisiológica
KR20230047455A (ko) 2020-08-06 2023-04-07 아이리듬 테크놀로지스, 아이엔씨 점착성 생리학적 모니터링 장치
EP4192335A1 (en) 2020-08-06 2023-06-14 Irhythm Technologies, Inc. Electrical components for physiological monitoring device

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