JPH044050Y2 - - Google Patents

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JPH044050Y2
JPH044050Y2 JP1984088311U JP8831184U JPH044050Y2 JP H044050 Y2 JPH044050 Y2 JP H044050Y2 JP 1984088311 U JP1984088311 U JP 1984088311U JP 8831184 U JP8831184 U JP 8831184U JP H044050 Y2 JPH044050 Y2 JP H044050Y2
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JP
Japan
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mounting
frame
work equipment
bottom plate
parts
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JP1984088311U
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English (en)
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JPS612556U (ja
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Priority to JP8831184U priority Critical patent/JPS612556U/ja
Publication of JPS612556U publication Critical patent/JPS612556U/ja
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Publication of JPH044050Y2 publication Critical patent/JPH044050Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は動力農機、特にフレーム式トラクタ
ーに利用できる。
[従来技術] 従来、この種の装置としては、特開昭58−
62227号公報に記載されたものがある。
この公報に記載されたものは、エンジン、クラ
ツチハウジング、ミツシヨンケース等が一体とな
つて機体を構成したものに、パイプ状の補強フレ
ーム6を取り付け、それに土寄体やバツクホー等
の作業機を支持させるようにしたものである。
[考案が解決しようとする問題点] 前記した作業機支持方式は、フレーム最前部と
ミツシヨンケース最後部に補強フレームの連結部
を設け、この連結部に補強フレームを取り付けて
土寄体やバツクホー等の作業機を支持させたもの
である。
係る形態は、機体全体が剛性を有する所謂バツ
クボーンタイプのトラクターであれば可能である
が、エンジンとミツシヨンケースが前後に切り離
され、両者が左右一対のフレームで連結された所
謂フレーム式トラクターに適用する場合には、剛
性不足から作業中にフレームが撓んだり、前後中
間部が曲がつたりして変形破損する恐れが生じ
る。
しかも、このようなフレーム式トラクターにお
いてその前端部に直接作業機取付部を設けること
は見栄えが悪く、デザイン上のイメージアツプを
狙つて形成されたフレーム式トラクターの美観を
損なうという問題点があつた。
[問題点を解決するための技術的手段] この考案は前記した問題点を解消するために提
案するものであつて、次のような技術的手段を講
じた。即ち、ミツシヨンケース1から前方へ延設
された左右一対のフレーム3,3の前部底部を底
板6で連結し、この底板6には、前後壁7,7と
左右壁8,8を有する取付枠10を固着して設
け、この取付枠10にて前輪29,29を支持す
るフロントアクスル13を揺動自在に支架し、取
付枠10の左右壁8,8には作業機取付用の取付
部18,18を設け、後側をミツシヨンケース1
に支持させた作業機支持ビーム19,19の前部
をこの取付部18,18に取り付けてなる動力移
動車の作業機取付装置の構成とする。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。まず、構成から説明すると、1はフレーム
式のトラクターで、ミツシヨンケース2の前部か
ら前方へ向けて左右一対の板金製のフレーム3,
3を延設し、このフレーム3,3の前部には図示
外のエンジンを防振的に支持している。
フレーム3,3の前端部は前板4で固着され、
またフレーム3,3の前部下面には底板6が固着
され、正面から見るとその断面が舟底状をなすよ
うに構成されている。
5はエンジンルームを覆うボンネツトである。
10はこの底板6の下面に取り付けられる取付枠
で、この取付枠10は、前後壁7,7と左右壁
8,8及び天井壁9からなる。
取付枠10を底板6に取り付けるにあたつて
は、底板6に形成したネジ孔部11,11と天井
壁9に形成した取付孔(図示省略)とを対応合致
させ、ボルト12,12をネジ込んで固定する。
取付枠10の前後壁7,7の中央に設けたセン
ター孔(図示省略)には、センター軸15を挿通
支架している。センター軸15は、前輪29,2
9を支持するフロントアクスル13を揺動自在に
支架するものでデフケース部14の上部に前後方
向へ挿通される。取付枠10の左右側壁8,8に
は、下縁の前後中央部を下側から上方へ窪ませて
フロントアクスル13が上下に揺動した場合のス
トツパー部16,16を形成している。そして、
このストツパー部16,16の前後に取付ネジ孔
17,17を有する作業機取付部18,18を設
けている。
機体の腹下部に位置する前後に長い作業機支持
ビーム19,19には前部取付ブラケツト20,
20、中間取付ブラケツト21,21及び後部取
付ブラケツト22,22を突設し、前部取付ブラ
ケツト20,20を取付ボルト23,23でもつ
て取付枠10の作業機取付部18,18にネジ込
んで取付け、そして、中間取付ブラケツト21,
21はフレーム2の中間にボルト締めして取付
け、後部取付ブラケツト22,22は機体後部の
後ヒツチ24にピン25,25で取付けている。
そして、この作業機支持ビーム19の前端には
ドーザー26を、後端にはバツクホー27を油圧
でもつて作動可能に取付けている。
なお、28は油圧で上下動する支持脚、30,
30は後輪である。
次に作用について説明する。
ドーザー26及びバツクホー27を取付ける場
合には、作業機取付ビーム19を跨ぐようにして
機体を移動させ、作業機取付ビーム19と機体の
取付関係が対応したところで、前部取付ブラケツ
ト20,20を取付ボルト23……で取付け、中
間取付ブラケツト21,21をフレーム2にボル
ト締めし、後部取付ブラケツト22,22を後ヒ
ツチ24にピン25,25で取付け、その後、作
業機取付ビーム19の前端にドーザー26を、後
端にバツクホー27を取付ける。そして、上記作
業機を取り外す場合は、上記と逆の手順で行う。
このように、ドーザー26を取付ける場合に
は、取付枠10の作業機取付部18,18に作業
機取付ビーム19の前部取付ブラケツト20,2
0を取付ボルト23,23で締め付け、作業機取
付ビーム19の先端部にドーザー26を取付ける
ものであり、フレーム2の前部に直接ドーザー2
6を取付けるものではないから、フレーム2の強
度を低下させることがない。また、フレーム2の
美的形状を悪化させることもない。
[考案の効果] この考案は前記の如く、ミツシヨンケース1か
ら前方へ延設された左右一対のフレーム3,3の
前部底部を底板6で連結し、この底板6には、前
後壁7,7と左右壁8,8を有する取付枠10を
固着して設け、この取付枠10にて前輪29,2
9を支持するフロントアクスル13を揺動自在に
支架し、取付枠10の左右壁8,8には作業機取
付用の取付部18,18を設け、後側をミツシヨ
ンケース1に支持させた作業機支持ビーム19,
19の前部をこの取付部18,18に取り付けた
ものであるから、作業機を機体前部に連結する場
合、フレーム2に荷重が直接掛かるようなことが
なく、作業機の重量は前輪29,29で受けられ
るので、フレーム2を変形破損させる恐れが少な
い。
しかも、作業機を支持するための取付部18,
18はフロントアクスル13を揺動自在に枢支す
る取付枠10に形成されていて、この取付枠10
は前輪29の影に隠れて比較的見え難い低位置に
設けられているので、作業機支持ビーム19を取
り外した状態でも取付部18,18の存在が気に
ならず、美観を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は要部の
側面図、第2図は要部の正面図、第3図は作業機
を取り付けた全体側面図である。 符号の説明、1……ミツシヨンケース、2……
フレーム、4……前板、6……底板、10……取
付枠、13……フロントアクスル、18……作業
機取付部、26……ドーザー、27……バツクホ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミツシヨンケース1から前方へ延設された左右
    一対のフレーム3,3の前部底を底板6で連結
    し、この底板6には、前後壁7,7と左右壁8,
    8を有する取付枠10を固着して設け、この取付
    枠10にて前輪29,29を支持するフロントア
    クスル13を揺動自在に支架し、取付枠10の左
    右壁8,8には作業機取付用の取付部18,18
    を設け、後側をミツシヨンケース1に支持させた
    作業機支持ビーム19,19の前部をこの取付部
    18,18に取り付けてなる動力移動車の作業機
    取付装置。
JP8831184U 1984-06-13 1984-06-13 動力移動車の作業機取付装置 Granted JPS612556U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8831184U JPS612556U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 動力移動車の作業機取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8831184U JPS612556U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 動力移動車の作業機取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS612556U JPS612556U (ja) 1986-01-09
JPH044050Y2 true JPH044050Y2 (ja) 1992-02-06

Family

ID=30641324

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JP8831184U Granted JPS612556U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 動力移動車の作業機取付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248497A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Yanmar Co Ltd 作業車両のフレーム構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862227A (ja) * 1981-10-09 1983-04-13 Iseki & Co Ltd トラクタにおける作業機取付装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862227A (ja) * 1981-10-09 1983-04-13 Iseki & Co Ltd トラクタにおける作業機取付装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248497A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Yanmar Co Ltd 作業車両のフレーム構造
WO2006098084A1 (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Yanmar Co., Ltd. 作業車両のフレーム構造

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Publication number Publication date
JPS612556U (ja) 1986-01-09

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