JPH0440487A

JPH0440487A - 現像剤搬送機構

Info

Publication number: JPH0440487A
Application number: JP2147419A
Authority: JP
Inventors: Yukio Nishio; 行生西尾
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-06-07
Filing date: 1990-06-07
Publication date: 1992-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕電子写真装置において現像剤を各部に供給したり排出し
たりするのに使用される現像剤搬送機構に関し、現像剤搬送が安定して行われるようにすることを目的と
し、一端に接続する駆動部材により駆動されるコイルスプリ
ングの回転によって現像剤を搬送する現像剤搬送機構に
おいて、前記駆動部材を、現像剤搬送方向の終点側に設
けるとともに、現像剤搬送方向の始点側に、前記コイル
スプリングの自由端の始点側への移動を可能にする吸収
部を設けた構成とする。

［産業上の利用分野］本発明は、電子写真装置において現像剤を各部に供給し
たり排出したりするのに使用される現像剤搬送機構に関
するものである。

電子写真装置のクリーナは、転写完了後に像保持体く感
光ドラム）上に残留するトナー（現像剤）を除去するフ
ァーブラシ、該ファーブラシにより除去されて堆積する
Ｉ・ナーを外部に排出する現像剤搬送機構等を備えてい
る。現像剤搬送機構には、コイルスプリンタの回転によ
りトナーを搬送する形成のものがある。

〔従来の技術〕

第６図はこの種の従来の現像剤搬送機構の構造概要説明
図（第６図（ａ）は斜視図、第６図（ｂ）は正面図）、
第７図は同構造詳細を示す正面図で、図中、Ｉａ、ｌｂ
はクリーナ筺体２の側板、３はファーフラジ、４は現像
剤搬送機構、５はトナー回収ボトルである。なお、第７
図では、ファーブラシ３の付着トナーを落とすかき取り
板等は省略している。

ファーブラシ３は、側板１ａ、Ｉｂに両端部が支持され
、図示しない駆動源により駆動され回転して像保持体上
の残留１〜ナーを除去ずろ。

現像剤搬送機構４は、側板１ａに支持されるスリーブ６
と、該スリーブ６内に一端７ａが嵌入するコイルスプリ
ング７と、駆動部材（ギア）８とを備えており、コイル
スプリング７の他端７ｂは、駆動部材８の軸９に固定さ
れている。軸９は側板１ｂに回転自在に支持されている
。

コイルスプリング７は、ファーブラシ３と共通の駆動源
により駆動されて所定方向に回転し、ファーブラシ３に
よりかき落とされて筐体２の底部に落下するトナーを第
７図の左方に搬送する。搬送されたトナーはスリーフロ
内に達し、トナー排出口６ａより落下してトナー回収ボ
トル５内に回収される。

〔発明が解決しようとする課題］上述のように、従来構造では、トナー搬送方向の始点側
（第７図の右側）に駆動部材８が設けられ、コイルスプ
リング７は１−ナー搬送方向の終点側が自由端となって
スリーブ６に嵌入しているため、搬送トナー量が多い時
等に第８図（ａ）に示すようにスリーブ６内てトナー詰
り１０が生じると、コイルスプリング７の自由端側に吸
収部１１を設けていても、第８図（ｂ）に示すようにコ
イルスプリング７が搬送路から飛び出す障害が発生して
現像剤搬送が安定して行われな（なる。この現像は、１
般送路が曲っている（スリーブが曲がっている）場合に
も発生する。

本発明は現像剤搬送が安定して行われるようにすること
のできる現像剤搬送機構を提供することを目的としてい
る。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図で、図中、２１は現像剤搬
送用のコイルスプリング、２２はギア等の駆動部材であ
る。

駆動部材２２は、矢印で示す現像剤搬送方向の終点側で
コイルスプリング２１に接続させて設けられ、図示しな
い駆動源に駆動されてコイルスプリング２１を回転させ
る。

また、現像剤搬送方向の始点側には、コイルスプリング
２１の右端（自由端）の右側（始点側）への移動を可能
にする吸収部２３が設けられている。

〔作　用〕

クリーナの筐体２５の底部等の収納部２４に収納されて
いる現像剤を排出する際には、駆動部材２２によりコイ
ルスプリング２１を第１図（ａ）の矢印六方向に回転さ
せる。これにより収納部２４に収納されている現像剤は
左方に搬送され、トナー排出口２７ａより排出される。

このようにして現像剤を搬送しているときに、現像剤の
量が多かったり、搬送路に屈曲部があったりして搬送抵
抗が増えると、第１図（ｂ）に示すように搬送路にトナ
ー詰り１０が発生することがある。

しかし、コイルスプリング２１の終点側の一端２１ａは
駆動部材２２に接続しているため移動しない。また、コ
イルスプリング２１の右側への伸びによるコイルスプリ
ング２１の他端２１ｂの右方への移動は吸収部２３内で
行われる。

従って、従来問題となっていたコイルスプリングの飛び
出しは起こらず、現像剤の安定搬送が実現される。

（実施例］以下、第２図乃至第５図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第２図は本例の現像剤搬送機構の構造詳細を示す正面図
、第３図（ａ）は同外観を示す斜視図で、図中、２６ａ
、２６ｂはクリーナ筐体２５の左右の側板、２７はスリ
ーブである。なお、第１図と共通の構成部材には同符号
を用いている。

スリーブ２７ば側板２６ａに装着され、該スリーブ２７
に嵌入するコイルスプリングの一端２１ａば、駆動部材
２２の軸２８に固定されている。

軸２８はスリーブ２７に回転自在に支持されている。ま
た、コイルスプリングの他端２１ｂは、側板２６ｂに形
成された吸収部２３の入口に嵌合している。

このような構成の現像剤搬送機構においては、トナー搬
送中に搬送抵抗が増えてトナー詰り（第１図（ｂ）参照
）が発生しても、コイルスプリンク２１の終点側の一端
２１ａは駆動部材２２の軸２８に接続しているため移動
しない。また、コイルスプリング２１の始点側（第２図
の右側）への伸びによるコイルスプリング他端２１ｂの
移動は吸収部２３内で行われる。

第４図にはコイルスプリング２１の形状を示し、該コイ
ルスプリング２１は、帯板をコイル状に巻回して構成さ
れている。

なお、トナー搬送時における搬送抵抗の増大は、搬送路
に屈曲部がある場合にも問題となる。第３図（ｂ）はこ
の種の構造の現像剤搬送機構を示し、３１はコイルスプ
リング、３２はスリーブである。

コイルスプリンク３１の一端は、スリーブ３２内で駆動
部材２２の軸２８に接続され、コイルスプリング３１の
他端は、側板２６ｂに形成された吸収部２３の入口に嵌
合している。この場合も前述と同様の効果が得られる。

３２ａはトナー排出口である。

また、コイルスプリング２１（３１）によりトナー搬送
を続けていると、スリーブ２７　（３２）の終点側にト
ナーが詰って排出されなくなることがあるが、これは、
コイルスプリングの終点側のトナー排出口２７ａ　（３
２ａ）より先の部分を逆ねじ状とすれば解決可能である
。

次に本発明が適用されるクリーナを備えた電子写真装置
の構成１作用を第５図を用いて説明する。

第５図において、１０１は像形成体（感光ドラム）、１
０２は帯電器、１０３は露光手段、１０４は現像器の現
像ローラ、１０５は転写器、１０６はクリーナである。

記録に際しては、像形成体１０１を矢印で示す時計方向
に回転させてその表面を帯電器１０２により一様に帯電
させ、その上に、露光手段１０３により所定パターンの
露光を行って静電潜像を形成する。この静電潜像は現像
ローラ１０４により現像されてトナー像となる。一方、
給紙部（図示せず）から繰り出される記録紙は、上記像
形成と所定のタイミングをとって転写位置イに供給され
、ここで、像形成体１０１上のトナー像が転写器１０５
によって記録紙１００に転写される。その後、記録紙は
図示しない定着位置に送られ、ここで定着器によるトナ
ー像定着が行われる。転写を完了した像形成体１０１０
表面にはトナー像の一部が残るが、この残留トナーは、
図示しない除電器による除電後にクリーナ１０６により
除去される。除去されてクリーナ筐体底部に落下したト
ナーは、前述した現像剤搬送機構により搬送されて１−
ナー回収ボトルに回収される。

〔発明の効果］以上述べたように、本発明によれば、トナー１般送路に
多少の詰まりが生じてもコイルスプリングが飛び出すこ
とはなく、安定した現像剤搬送が実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、　（ｂ）は本発明の原理説明図、第２図
は本発明の実施例の、現像剤搬送機構の構造詳細を示す
正面図、第３図（ａ）、　（ｂ）は同、各種現像剤搬送機構の外
観を示す斜視図、第４図は同、コイルスプリングの形状説明図、第５図は
本発明が適用されるクリーナを備えた電子写真装置の要
部構成概要図、第６図（ａ）、　（ｂ）は従来の現像剤搬送機構の構造
概要説明図、第７図は従来の現像剤搬送機構の構造詳細を示す正面図
、第８図（ａ）、　（ｂ）は従来の現像剤搬送機構の問題
点説明図で、図中、２１．３１はコイルスプリ２２は駆動部側２３ば吸収部である。ング、

Claims

【特許請求の範囲】一端に接続する駆動部材（２２）により駆動されるコイ
ルスプリング（２１）の回転によって現像剤を搬送する
現像剤搬送機構において、前記駆動部材（２２）を、現像剤搬送方向の終点側に設
けるとともに、現像剤搬送方向の始点側に、前記コイルスプリング（２
１）の自由端の始点側への移動を可能にする吸収部（２
３）を設けたことを特徴とする現像剤搬送機構。