JPH0440446B2 - - Google Patents
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- JPH0440446B2 JPH0440446B2 JP2005872A JP587290A JPH0440446B2 JP H0440446 B2 JPH0440446 B2 JP H0440446B2 JP 2005872 A JP2005872 A JP 2005872A JP 587290 A JP587290 A JP 587290A JP H0440446 B2 JPH0440446 B2 JP H0440446B2
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- hair
- filamentous
- thickening
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- increasing
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Landscapes
- Prostheses (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は増毛部材に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題)
従来、増毛手段としては、カツラ本体の表面に
毛髪を植毛するとともに、裏面に自毛挟着具を取
り付けたカツラを、カツラ使用者の頭部に載せ、
前記自毛挟着具でカツラ使用者の自毛を挟着し
て、カツラを頭部に固定するものがある。また、
毛髪を頭部に直接植毛することも提案されてい
る。しかし、上記した増毛手段は、通常かなり脱
毛が進行した人に適用されるもので、脱毛の初期
の段階の人、例えば、地肌がうつすらと見える程
度の人がこのような増毛手段を適用した場合、カ
ツラの自毛挟着具で自毛が引つ張られて毛根を傷
めたり、直接頭皮に植毛することにより地肌を傷
めたりして、かえつて脱毛の原因となつている。
このような脱毛の初期段階の人の頭髪は、自毛が
細くなり長く伸びる事が無くなるが、発毛本数の
減少は少ない。
毛髪を植毛するとともに、裏面に自毛挟着具を取
り付けたカツラを、カツラ使用者の頭部に載せ、
前記自毛挟着具でカツラ使用者の自毛を挟着し
て、カツラを頭部に固定するものがある。また、
毛髪を頭部に直接植毛することも提案されてい
る。しかし、上記した増毛手段は、通常かなり脱
毛が進行した人に適用されるもので、脱毛の初期
の段階の人、例えば、地肌がうつすらと見える程
度の人がこのような増毛手段を適用した場合、カ
ツラの自毛挟着具で自毛が引つ張られて毛根を傷
めたり、直接頭皮に植毛することにより地肌を傷
めたりして、かえつて脱毛の原因となつている。
このような脱毛の初期段階の人の頭髪は、自毛が
細くなり長く伸びる事が無くなるが、発毛本数の
減少は少ない。
そこで、芯糸に増毛用毛髪を結着して増毛部材
を形成し、この増毛部材を自毛に接着剤で接着し
て増毛を図ることが考えられるが、これには次に
説明する問題点があつた。すなわち、芯糸に増毛
用毛髪を結着しても、この増毛用毛髪の結着方向
がばらばらになり、自然な毛髪に必要なすべて同
一方向に直立した状態にし難いといつた問題点が
あつた。
を形成し、この増毛部材を自毛に接着剤で接着し
て増毛を図ることが考えられるが、これには次に
説明する問題点があつた。すなわち、芯糸に増毛
用毛髪を結着しても、この増毛用毛髪の結着方向
がばらばらになり、自然な毛髪に必要なすべて同
一方向に直立した状態にし難いといつた問題点が
あつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あつて、増毛用毛髪を糸状台材に直立状に支持さ
せることができ、自然な直立状態の毛髪と同様の
ものを得ることができる増毛部材を提供すること
を目的としている。
あつて、増毛用毛髪を糸状台材に直立状に支持さ
せることができ、自然な直立状態の毛髪と同様の
ものを得ることができる増毛部材を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明の増毛部材は、複数本の繊維をより合わ
せて形成した糸状単体を上下に2本並べて直線状
に配することにより糸状台材が構成され、増毛用
毛髪のほぼ中央部が下位置の糸状単体の繊維間に
通されて折り返し支持されるとともに、この折り
返し支持部の上側が上位置の糸状単体の繊維間に
挿通支持されて、各増毛用毛髪が直立されたもの
である。
せて形成した糸状単体を上下に2本並べて直線状
に配することにより糸状台材が構成され、増毛用
毛髪のほぼ中央部が下位置の糸状単体の繊維間に
通されて折り返し支持されるとともに、この折り
返し支持部の上側が上位置の糸状単体の繊維間に
挿通支持されて、各増毛用毛髪が直立されたもの
である。
(作用)
増毛用毛髪は、ほぼ中央部が下位置の糸状単体
の繊維間に通れて支持され、この折り返し支持部
の上側が上位置の糸状単体の繊維間に挿通支持さ
れて、直立した状態となる。このことによつて、
増毛用毛髪を自然に直立した状態と同様な状態と
なすことが可能となる。
の繊維間に通れて支持され、この折り返し支持部
の上側が上位置の糸状単体の繊維間に挿通支持さ
れて、直立した状態となる。このことによつて、
増毛用毛髪を自然に直立した状態と同様な状態と
なすことが可能となる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は増毛部材1の一例を示している。
増毛部材1は直線状の糸状台材2に多数本の増
毛用毛髪3,3……の一端部4が直立して固着さ
れたものである。固着された増毛用毛髪3,3…
…は一定方向に揃えられて簾のようになされてい
る。
毛用毛髪3,3……の一端部4が直立して固着さ
れたものである。固着された増毛用毛髪3,3…
…は一定方向に揃えられて簾のようになされてい
る。
糸状台材2は多数本の繊維をより合わせて作つ
て糸状単体2a,2bを上下に2本並べて直線状
に形成されている。
て糸状単体2a,2bを上下に2本並べて直線状
に形成されている。
糸状単体2a,2bの材質としては、ナイロ
ン、ポリエステルが好適であるが、この材質を限
定するものではない。また、糸状単体2a,2b
の色は頭皮の色と同じにしておくとよい。
ン、ポリエステルが好適であるが、この材質を限
定するものではない。また、糸状単体2a,2b
の色は頭皮の色と同じにしておくとよい。
増毛用毛髪3は、天然毛髪または合成樹脂によ
る人工毛髪で、人工毛髪の場合の材質としては、
微細な穴の付いた融合モノフイルム及びシリコン
フイルムが好適である。しかし、この材質も限定
するものではない。これらの素材は高い呼吸活性
があり、黄ばむことが無く、アルカリや酸に対し
て安定している。
る人工毛髪で、人工毛髪の場合の材質としては、
微細な穴の付いた融合モノフイルム及びシリコン
フイルムが好適である。しかし、この材質も限定
するものではない。これらの素材は高い呼吸活性
があり、黄ばむことが無く、アルカリや酸に対し
て安定している。
直線状の糸状台材2と増毛用毛髪3,3……と
の固着は、第2図に示すように植込針(図示省
略)にて一本一本の増毛用毛髪3のほぼ中央部が
下位置の糸状単体2aの繊維間に通されて折り返
し支持され、この折り返し支持部の上側が上位置
の糸状単体2b間の繊維間に挿通されて直立した
状態に支持されることによつてなされる。
の固着は、第2図に示すように植込針(図示省
略)にて一本一本の増毛用毛髪3のほぼ中央部が
下位置の糸状単体2aの繊維間に通されて折り返
し支持され、この折り返し支持部の上側が上位置
の糸状単体2b間の繊維間に挿通されて直立した
状態に支持されることによつてなされる。
第3図a,bは上記増毛部材1を頭部5に装着
した状態を示している。
した状態を示している。
糸状台材2を頭皮に添わせるようにして増毛部
材1を頭部5に配した後、糸状台材2の複数箇所
をそれぞれ自毛6の毛根部近傍7に接着剤8で接
着している。接着方法は、いわゆるミクロポイン
ト方式によつて行われる。この際、台材が糸状物
で形成されているからよく頭の形状に沿い、全く
自然な装着ができる。
材1を頭部5に配した後、糸状台材2の複数箇所
をそれぞれ自毛6の毛根部近傍7に接着剤8で接
着している。接着方法は、いわゆるミクロポイン
ト方式によつて行われる。この際、台材が糸状物
で形成されているからよく頭の形状に沿い、全く
自然な装着ができる。
接着剤8は、シリコン、ポリウレタン系、エポ
キシ系接着剤が使用できるが、水分を吸収するこ
とにより徐々に接着力が低下するものを使用す
る。
キシ系接着剤が使用できるが、水分を吸収するこ
とにより徐々に接着力が低下するものを使用す
る。
この接着剤8としては、例えば次のようなもの
が挙げられる。シリコン系接着剤としては、東芝
シリコーン株式会社の商品名シリコーンアクリル
ワニスあるいはシリコーンアルキドワニスに高吸
水性樹脂あるいは界面活性剤を添加したもの。ウ
レタン系接着剤としては、第一工業製薬株式会社
の商品面パオゲンと同社の同じくスーパーフレツ
クスを混合したもの。エポキシ系接着剤として
は、三菱油化工業株式会社の商品名エピコート等
である。というのは、頭皮が皮膚呼吸する際に出
る微妙な水分の影響によつて、次第に接着力が低
下し、4〜5週間後には、比較的簡単に剥がれる
からである。つまり、4〜5週間もすれば自毛6
が伸びて、自毛6の毛根部近傍にて固着していた
増毛部材1が自毛6の先端側へ移動するので、こ
の段階で増毛部材1を自毛6から取り外す必要が
あるからである。取り外したあとは増毛部材1の
糸状台材2を自毛6の毛根部近傍に接着剤にて接
着することにより、引き続き増毛を行うことがで
きる。
が挙げられる。シリコン系接着剤としては、東芝
シリコーン株式会社の商品名シリコーンアクリル
ワニスあるいはシリコーンアルキドワニスに高吸
水性樹脂あるいは界面活性剤を添加したもの。ウ
レタン系接着剤としては、第一工業製薬株式会社
の商品面パオゲンと同社の同じくスーパーフレツ
クスを混合したもの。エポキシ系接着剤として
は、三菱油化工業株式会社の商品名エピコート等
である。というのは、頭皮が皮膚呼吸する際に出
る微妙な水分の影響によつて、次第に接着力が低
下し、4〜5週間後には、比較的簡単に剥がれる
からである。つまり、4〜5週間もすれば自毛6
が伸びて、自毛6の毛根部近傍にて固着していた
増毛部材1が自毛6の先端側へ移動するので、こ
の段階で増毛部材1を自毛6から取り外す必要が
あるからである。取り外したあとは増毛部材1の
糸状台材2を自毛6の毛根部近傍に接着剤にて接
着することにより、引き続き増毛を行うことがで
きる。
このことにより、糸状台材2に固着された増毛
用毛髪3……の再利用ができ、再植毛時の費用を
安価にすることができる。
用毛髪3……の再利用ができ、再植毛時の費用を
安価にすることができる。
このようにして、使用者の頭部の状態に応じ
て、増毛部材1を必要なだけ頭部5に固着すれば
よい。この増毛部材1によれば、該増毛部材1を
装着し終わつたときには、自毛6と増毛用毛髪3
とが混在し、従来のカツラにみられるような自毛
と増毛用毛髪との境をなくすことができる。ま
た、従来のカツラのように、頭部がカツラ本体で
覆われて蒸れ、脱毛を促進するといつたこともな
い。さらに、接着剤8を頭皮に塗布しないので、
頭皮の皮膚呼吸は妨げられない。
て、増毛部材1を必要なだけ頭部5に固着すれば
よい。この増毛部材1によれば、該増毛部材1を
装着し終わつたときには、自毛6と増毛用毛髪3
とが混在し、従来のカツラにみられるような自毛
と増毛用毛髪との境をなくすことができる。ま
た、従来のカツラのように、頭部がカツラ本体で
覆われて蒸れ、脱毛を促進するといつたこともな
い。さらに、接着剤8を頭皮に塗布しないので、
頭皮の皮膚呼吸は妨げられない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の増毛部材によれ
ば、複数本の繊維をより合わせて形成した糸状単
体を上下に2本並べて直線状に配して構成された
糸状台材によつて増毛用毛髪を自然に直立した毛
髪を同様の直立した状態に支持することができ
て、自然な感じを与えることができる効果を奏す
る。つまり、増毛用毛髪のほぼ中央部が下位置の
糸状単体の繊維間に通されて折り返し支持される
とともに、この折り返し支持部の上側が上位置の
糸状単体の繊維間に挿通支持されて、各増毛用毛
髪が直立した状態に支持されるのである。
ば、複数本の繊維をより合わせて形成した糸状単
体を上下に2本並べて直線状に配して構成された
糸状台材によつて増毛用毛髪を自然に直立した毛
髪を同様の直立した状態に支持することができ
て、自然な感じを与えることができる効果を奏す
る。つまり、増毛用毛髪のほぼ中央部が下位置の
糸状単体の繊維間に通されて折り返し支持される
とともに、この折り返し支持部の上側が上位置の
糸状単体の繊維間に挿通支持されて、各増毛用毛
髪が直立した状態に支持されるのである。
したがつて、頭部に装着し易く手入れが行い易
い。
い。
第1図が増毛部材の斜視図、第2図は第1図に
示す増毛部材のA部分の拡大図、第3図aは増毛
部材を自毛に取付けた状態を示す正面図、第3図
bは同断面図である。 1……増毛部材、2……糸状台材、2a……下
位置の糸状単体、2b……上位置の糸状単体、3
……増毛用毛髪。
示す増毛部材のA部分の拡大図、第3図aは増毛
部材を自毛に取付けた状態を示す正面図、第3図
bは同断面図である。 1……増毛部材、2……糸状台材、2a……下
位置の糸状単体、2b……上位置の糸状単体、3
……増毛用毛髪。
Claims (1)
- 1 複数本の繊維をより合わせて形成した糸状単
体を上下に2本並べて直線状に配することにより
糸状台材が構成され、増毛用毛髪のほぼ中央部が
下位置の糸状単体の繊維間に通されて折り返し支
持されるとともに、この折り返し支持部の上側が
上位置の糸状単体の繊維間に挿通支持されて、各
増毛用毛髪が直立されたことを特徴とする増毛部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP587290A JPH03130404A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 増毛部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP587290A JPH03130404A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 増毛部材 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21363984A Division JPS6197410A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 増毛部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130404A JPH03130404A (ja) | 1991-06-04 |
JPH0440446B2 true JPH0440446B2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=11623018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP587290A Granted JPH03130404A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 増毛部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03130404A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100616111B1 (ko) * | 2006-02-06 | 2006-08-28 | 김영휴 | 플렉시블소재의 서로 다른 길이의 줄을 갖는 줄 가발 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318942A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frequency multiplication circuit |
JPS555664A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-16 | Fujishiro Heaa Kougei Kk | Wig for window dummy and its preparation |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP587290A patent/JPH03130404A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318942A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Frequency multiplication circuit |
JPS555664A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-16 | Fujishiro Heaa Kougei Kk | Wig for window dummy and its preparation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130404A (ja) | 1991-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |