JPH0415285B2 - - Google Patents

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JPH0415285B2
JPH0415285B2 JP59213639A JP21363984A JPH0415285B2 JP H0415285 B2 JPH0415285 B2 JP H0415285B2 JP 59213639 A JP59213639 A JP 59213639A JP 21363984 A JP21363984 A JP 21363984A JP H0415285 B2 JPH0415285 B2 JP H0415285B2
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JP
Japan
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hair
adhesive
increasing
thickening
natural
Prior art date
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JP59213639A
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English (en)
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JPS6197410A (ja
Inventor
Saburo Akutsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AATO NEICHAA KK
Original Assignee
AATO NEICHAA KK
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Publication date
Application filed by AATO NEICHAA KK filed Critical AATO NEICHAA KK
Priority to JP21363984A priority Critical patent/JPS6197410A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は増毛用具に関する。
(従来の技術) 従来、増毛手段としては、カツラ本体の表面に
毛髪を植毛するとともに、裏面に自毛挾着具を取
り付けたカツラを、カツラ使用者の頭部に載せ、
前記自毛挾着具でカツラ使用者の自毛を挾着し
て、カツラを頭部に固定するものがある。また、
毛髪を頭部に直接植毛することも提案されてい
る。
しかし、上記した増毛手段は、通常、かなり脱
毛が進行した人に適用されるもので、脱毛の初期
の段階の人、例えば、地肌がうつすらと見える程
度の人がこのような増毛手段を適用した場合、カ
ツラの自毛挾着具で自毛が引つ張られて毛根を傷
めたり、直接頭皮に植毛することにより地肌を傷
めたりして、かえつて脱毛の原因となつている。
このような脱毛の初期段階の人の頭髪は、自毛が
細くなり長く伸びる事が無くなるが、発毛本数の
減少は少ない。自毛の太さ、長さの減少によつて
薄く見えるという状態が、10年〜20年の長期にわ
たるのが一般的である。そのため、このような脱
毛の初期段階の人が行う増毛手段として、細くま
たは短くなつた自毛に、太く長い毛髪を1本毎に
接続するということが行われている(例えば、特
開昭53−6158号公報参照)。
また、増毛用毛髪の一端に極少量の瞬間接着剤
を施して、この増毛用毛髪を自毛に前記瞬間接着
剤を介して植毛することが行われている(例え
ば、特開昭49−77754号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、細くまたは短くなつた自毛に太く長い
毛髪を一本毎に接続するという前者の増毛手段で
は、発毛本数が変わらないので、自毛の発毛本数
が減少しないことと自毛が細くまたは短くなるこ
ととを前提にした脱毛の初期段階でしか行えなか
つた。また、細くまたは短くなつて張りの弱くな
つた自毛に太く長い毛髪を接続するので、自毛の
毛根部の張りが一層なくなり、頭髪全体にボリユ
ーム感をもたせるのが困難であつた。
一方、後者においては、瞬間接着剤の接着力が
強いために、自毛の伸長発育後に断髪するとき
に、増毛用毛髪も同時に断髪しなくてはならず、
この増毛用毛髪の再利用ができないといつた問題
点があつた。
本発明は、係る実情に鑑みてなされたもので、
頭髪の発毛本数を実質的に増加させ、頭髪全体に
ボリユーム感をあたえることができ、しかも増毛
部材の再利用ができて、植毛に必要な費用を低減
することができる増毛用具を提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 本発明の増毛用具は、直線状の糸状台材に多数
本の増毛用毛髪が個別に直立して固着された増毛
部材と、この増毛部材の糸状台材に塗布されるも
のであつて、水分を吸収することにより徐々に接
着力が低下する接着剤とからなるものである。
(作用) 増毛部材の糸状台材を、接着剤によつて自毛の
毛根部近傍に接着する。すると、直線状の糸状台
材に個別に直立して固着した多数本の増毛用毛髪
が自毛と適当に混在して実質的に頭髪の本数が増
加する。
また、増毛部材の糸状台材を自宅の毛根部近傍
に接着することで、増毛部材は頭皮との間に間隔
を隔てた状態で、しかも糸状台材が頭の形状によ
く沿つて取付けられる。
さらに、増毛部材の糸状台材の複数箇所を自毛
の毛根部近傍に接着することによつて、増毛部材
が安定した状態に取着され、増毛用毛髪に張りが
でる。
加えて、接着剤が、水分を吸収することにより
徐々に接着力が低下するものであるので、接着剤
は頭皮からでる微量の水分を吸収し、その接着力
は次第に低下する。これによつて、自毛のほぼ一
定期間の伸長発育後に自毛から増毛部材が離脱可
能となり、自毛の伸長発育後の断髪時にこの増毛
部材を自宅から離脱することによつて、この増毛
部材を再利用することが可能となる。
このことにより、再植毛時の費用が安価なもの
となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明に係る増毛用具を構成する増
毛部材1の一例を示している。
この増毛部材1は、直線状の糸状台材2に多数
本の増毛用毛髪3,3…が個別に直立して固着さ
れたものである。固着された増毛用毛髪3,3…
は一定方向に揃えられて簾のようになされてい
る。
上記糸状台材2は、多数本の繊維をより合わせ
て作つた糸状単体2aが2本並べられて直線状に
形成されたものである。
糸状単体2aの材質としては、ナイロン=ポリ
エステルが好適であるが、材質はこれに限定する
ものではない。また、糸状単体2aの色は頭皮の
色と同じにしておくとよい。
増毛用毛髪3は、天然毛髪または合成樹脂によ
る人工毛髪である。人工毛髪の場合の材質として
は、微細な穴の付いた融合モノフイルおよびシリ
コンフイルムが好適である。しかし、この材質も
限定するものではない。これらの素材は高い呼吸
活性があり、黄ばむことが無く、アルカリや酸に
対して安定している。
直線状の糸状台材2と増毛用毛髪3,3…との
固着は、植込針(図示省略)にて一本一本の増毛
用毛髪3の一端部4を糸状台材2に結着〔第2図
a参照〕するか、増毛用毛髪3,3…を単純な輪
結びによつて糸状台材2に結着〔第2図b参照〕
するか、もしくは、増毛用毛髪3の一端部4を糸
状台材2に接着剤により接着(図示省略)するこ
とにより行われる。
第3図a及び同図bは上記増毛部材1を頭部5
に装着した状態を示している。
糸状台材2を頭皮に添わせるようにして増毛部
材1を頭部5に配した後、糸状台材2の複数箇所
をそれぞれ自毛6の毛根部近傍7に接着剤8で接
着している。接着方法は、いわゆるミクロポイン
ト方式によつて行われる。この際、台材2が糸状
物で形成されているから、頭の形状によく沿い、
自然な装着ができる。
本発明における接着剤8は、水分を吸収するこ
とにより徐々に接着力が低下するものであり、上
記増毛部材1の糸状台材2に塗布される。この接
着剤8は、頭皮が皮膚呼吸する際に出る微量な水
分を吸収して次第に接着力が低下し、4〜5週間
後には、比較的簡単に剥がれる。4〜5週間もす
れば自毛6が伸びて、自毛6の毛根部近傍にて固
着していた増毛部材1が自毛6の先端側へ移動す
るので、この段階で増毛部材1を自毛6から取り
外す。取り外したあとは、前記と同様にして再び
増毛部材1の糸状台材2を自毛6の毛根部近傍に
接着剤8にて接着することにより、引き続き増毛
を行うことができる。このような接着剤8として
例えば次のようなものが挙げられる。シリコーン
系接着剤としては、東芝シリコーン株式会社の商
品名シリコーンアクリルワニスあるいはシリコー
ンアルキドワニスに高吸水性樹脂あるいは界面活
性剤を添加したもの。ウレタン系接着剤として
は、第一工業製薬株式会社の商品名パオゲンと同
社の同じくスーパーフレツクスを混合したもの。
エポキシ系接着剤としては、三菱油化株式会社の
商品名エピコート等である。
上記したような接着剤8を用いることにより、
増毛部材1の再利用ができ、再植毛時の費用を安
価にすることができる。
このようにして、使用者の頭部の状態に応じ
て、増毛部材1を必要なだけ頭部5に固着すれば
よい。この増毛用具によれば、増毛部材1を装着
し終わつたときには、自毛6と増毛部材1の増毛
用毛髪3とが混在し、従来のカツラにみられるよ
うな自毛と増毛用毛髪との境をなくすことができ
る。また、従来のカツラとは異なり、頭部がカツ
ラ本体で覆われて蒸れ、脱毛を促進するといつた
こともない。さらに、接着剤8を頭皮に塗布しな
いので、頭皮の皮膚呼吸は妨げられない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の増毛用具は、直
線状の糸状台材に個別に直立して固着した多数本
の増毛用毛髪が自毛と適当に混在して実質的に頭
髪の本数が増加するので、従来のカツラとは異な
り、自毛と増毛用毛髪との境がなく、極めて自然
な増毛を行うことができる。また、増毛部材を頭
皮との間に間隔を隔てた状態で取り付けることが
できるから、頭皮を傷めることがなく、脱毛を促
進することがない。さらに、増毛部材の糸状台材
を複数本の自毛の毛根部近傍に接着することによ
つて増毛部材が安定した状態に取着することがで
きるので、糸状台材に固着した増毛用毛髪に張り
が出て、頭髪全体にボリユーム感をもたせること
ができる。しかも、増毛部材の台材が糸状物で形
成されているから、頭の形状に馴染み、自然に感
覚で装着することができる。
加えて、接着剤が、水分を吸収することにより
徐々に接着力が低下するものであるから、自毛の
ほぼ一定期間の伸長発育後に自毛から増毛部材を
容易に離脱させることができ、増毛部材の再利用
ができる。したがつて、植毛に必要な費用を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る増毛用具の一実施例を示
し、第1図は増毛部材の斜視図、第2図a及び同
図bは第1図に増毛部材のA部分の拡大図、第3
図aは増毛部材を自毛に取り付けた状態を示す正
面図、第3図bは同断面図である。 1…増毛部材、2……糸状台材、3……増毛用
毛髪、8……接着剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直線状の糸状台材に多数本の増毛用毛髪が個
    別に直立して固着された増毛部材と、 この増毛部材の糸状台材に塗布されるものであ
    つて、水分を吸収することにより徐々に接着力が
    低下する接着剤とからなる増毛用具。
JP21363984A 1984-10-11 1984-10-11 増毛部材 Granted JPS6197410A (ja)

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JP21363984A JPS6197410A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 増毛部材

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JP587290A Division JPH03130404A (ja) 1990-01-12 1990-01-12 増毛部材

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JPS6197410A JPS6197410A (ja) 1986-05-15
JPH0415285B2 true JPH0415285B2 (ja) 1992-03-17

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JPH0513145U (ja) * 1991-08-02 1993-02-23 中田産業株式会社 きのこ栽培用紙栓キヤツプ

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