JPH043994Y2 - - Google Patents

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JPH043994Y2
JPH043994Y2 JP1985160260U JP16026085U JPH043994Y2 JP H043994 Y2 JPH043994 Y2 JP H043994Y2 JP 1985160260 U JP1985160260 U JP 1985160260U JP 16026085 U JP16026085 U JP 16026085U JP H043994 Y2 JPH043994 Y2 JP H043994Y2
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cushion
kimono
kimonos
folded
creases
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JP1985160260U
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JPS6269478U (ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 本考案は着物を折り畳み積重して保存するのに
有用な着物保存用クツシヨンに関する。
従来より一般に着物は着衣機会が少なく、長期
間タンス等に保存しておくのを常とする。
着物は身丈に沿つて畳むのであるが、身丈は相
当な長さを有する故、古い着物用タンスならとも
かく、特に着物用ではない普通のタンスに着物を
収納する場合、身丈方向を二つ折りして収納する
必要がある。
勿論、二つ折りした着物は幾重にも積み重ねて
保存されるものとなる。
然し乍ら、折り曲げて積重した状態で長期間収
納しておくと、着衣時に当然折り目が残存するも
のとなり、勿論アイロン掛けで折り目は消えるが
アイロン掛けにより折り目近傍が局部的に損傷
し、特に高級な着物においては好ましくない。
また積み重ねによつて必要な通気性が欠如し、
害虫の発生が誘発されるという欠点もある。
更には剛性或いは軟性のゴム、発泡樹脂等を用
いた在来の畳みしわ防止用のクツシヨンは、金銀
糸が織成された着物に対しては化学変化を招来さ
せ、金銀糸の変色、褪色を来たし、また滑性に欠
如することで糸条を損傷させる欠陥があつた。
本考案は着物を身丈方向に二つ折りし積重して
も可及的に折り目を発生させず、且つ長期間の保
存に際して適度の通気性を与えるという新規な着
物保存用クツシヨンを提供することを目的とした
ものである。
(考案の構成) 本考案はポリエステルの合繊綿のような柔軟材
料製であつて、長さが畳み着物の身頃の幅よりも
多少長く、断面が角張らない円棒状芯1を形成
し、円棒状芯1をポリエステル繊維や絹布のよう
な滑性生地からなる覆片2で被覆している。
具体的には覆片2は縦方向を縦合線3で縫着
し、覆片2内部に円棒状芯1を挿通した後、覆片
2の両端を糸条4で絞り込み製出されている。
得られたクツシヨンは、第3図に示すように畳
んだ着物の身頃中央に幅方向に載置し、第4図の
ようにクツシヨンを中央にして身頃部分を折り重
ね、適宜に袖を折り重ねる。袖部は身頃の2分の
1よりも短いので折り畳みによる皺である折り目
の発生はない。そうして折り畳んだ着物はこの状
態で数枚重ねてタンスの引き出しに保存される。
(考案の効果) 本考案のクツシヨンは、畳み着物の身頃の幅よ
りも多少長くしているので、クツシヨンを見なが
らの着物身頃の二つ折りが極めて迅速、且つ容易
に行えると同時に、身頃幅より長尺化しているた
め、折り畳んだ着物の左右より膨出するクツシヨ
ンの左右端を夫々把持して好ましい位置へ任意に
案内変更出来る利便があり、また円棒状芯1は柔
らかく且つ覆片2は滑性生地を使用する相乗効果
により、当該クツシヨンの位置決め不備やずれに
際する修正時に、着物の織成糸条に対して常に摩
擦のない滑性面が得られ、糸条を損傷させず、ま
た着物織成糸条、殊に金銀糸を使用した着物に対
しても、ゴム製や発泡材製のクツシヨンと異な
り、変色、褪色を生起させない効果がある。
更に二つ折りした着物を積重した場合、クツシ
ヨンを使用しないと長期間の保存に対して折り目
が明白となり、稜線として現出するが、本考案の
クツシヨンを用いると、柔軟な棒状芯1と滑性生
地からなる覆片2で形成される滑性の円曲面が折
り目相当部分に接触して折り目を誘発させず、こ
のクツシヨンを介在させた着物を積重した場合、
クツシヨン自体がポリエステルの合繊綿より成る
柔軟材料製であるため、着物の重量によつて押圧
変形される傾向にあるが、かえつてこの柔軟材料
製に起因してクツシヨン表面が折り目相当部分を
強圧することとなり、これによつて折り目の発現
が阻止され常に着物の着用時には折目がふつくら
とした風合いを呈することになる。
更に、当該クツシヨンを用いることにより積重
された着物間に僅かながらも空間が生じて、在来
では期待出来ぬ通気性が改善されるものとなり、
各種害虫による着物への被害を減少し得るという
効果がある。
その他、本考案のクツシヨンはその構成が簡単
であり、廉価、製作容易という利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すものであつ
て、第1図は本考案クツシヨンの一部切欠した斜
視図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図、第4図は各々本考案クツシヨンの使用説明図
である。 1……円棒状芯、2……覆片、3……覆片の縫
合線、4……糸条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円棒状の外観を有し着物の畳みしわを防止する
    着物保存用クツシヨンに於いて、ポリエステルの
    合繊綿より成る柔軟材料製であり、長さが身頃幅
    より長く形成した円棒状芯1の表面を、ポリエス
    テル繊維、絹布等の滑性生地より成る覆片2で被
    覆したことを特徴とする着物保存用クツシヨン。
JP1985160260U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH043994Y2 (ja)

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JPS6269478U JPS6269478U (ja) 1987-05-01
JPH043994Y2 true JPH043994Y2 (ja) 1992-02-06

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6276822B1 (ja) * 2016-10-05 2018-02-07 住友商事株式会社 ガーメントケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213928B2 (ja) * 1972-07-05 1977-04-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509128U (ja) * 1973-05-21 1975-01-30
JPS5213928U (ja) * 1975-07-14 1977-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213928B2 (ja) * 1972-07-05 1977-04-18

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