JPH0439825A - 電源トランスの短絡検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電源回路における電源トランスの短絡検出回
路に関するものである。

従来の技術 以下、図面を参照しながら従来の電源回路（二ついて説
明する。

第２図は従来の電源回路の基本回路図である。

図において、１は電源トランス、２．３は保護用抵抗、
４．５は整流ダイオード、６．７は平滑コンデンサ、８
，９は電圧安定化回路である。

以上のように構成された電源回路について、以下説明を
行う。

整流ダイオード４，５や平滑コンデンサ６、′７等の短
絡時に保護用抵抗２．３を断線させることにより、電源
トランス１や整流後の回路（整流ダイオード４，５以降
の各回路）の保護を行っている。

発明が解決しようとする課題 ところが、保護用抵抗２，３より前の部分の異常時には
、この保護抵抗２．３は動作しない。

たとえば、電源トランス１の１ピンと２ビン間が短絡し
た場合には１ビンと２ビン間のコイルに過大な短絡電流
が流れ、コイルが異常発熱を起こし電源トランス１の絶
縁破壊等の重大な問題を発生させる可能性があるという
問題を有していた。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、電源トランスの短絡検出回路を提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電源トランスの短
絡検出回路は、電源トランス二次側の１つの出力端子の
出力を整流したのちＰＮＰ　）ランジスタのベースと接
続するとともに、他の端子からの出力を整流したのち抵
抗分割して前記ＰＮＰトランジスタのエミッタに接続し
、前記ＰＮＰ　）ランジスタのコレクタを過電圧保護回
路に接続した構成を有するものである。

作用 本発明は前記した構成により、電源トランスの端子間短
絡時に、短絡した端子出力の整流後の電圧低下を利用し
ＰＮＰ　）ランジスタをオンさせ、過電圧保護回路を動
作させるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を電源トランスの短絡検出回路
を図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の電源トランスの短絡検出回路の回路図
である。

図において、１は電源トランス、２は保護用抵抗、３，
４は整流ダイオード、５．６は平滑コンデンサ、７，８
は電圧安定化回路、９はＰＮＰ　トランジスタ、１０．
１１はＰＮＰ　トランジスタ９のエミッタ電圧の分割抵
抗、１２は過電圧保護回路である。

以上のように構成された電源トランスの短絡検出回路に
ついて、以下その説明を行う。

トランジスタ９のエミッタ電圧は、電源回路が正常時に
ベース電圧より低くなるように、また電源トランス１の
１ビンと２ビン間の短絡時にベース電圧より高くなるよ
うに分割抵抗１０．１１の抵抗値を選んでおく。

電源回路が正常時には、トランジスタ９のベース電圧は
エミッタ電圧より高くなっているためトランジスタ１は
オフである。

電源トランス１の１ビンと２ビン間が短絡した場合、ト
ランジスタ９のベース電圧はエミッタ電圧より低くなり
、トランジスタ９はオンとなる。

よってコレクタに電圧が発生し、過電圧保護回路１２が
動作する。この過電圧保護回路１２は電源回路の一次側
をオフするもので、すでに多く利用されており、説明は
省略する。

発明の効果 以上のように、本発明の電源トランスの短絡検出回路は
、電源トランスの二次側端子の端子間短絡時に、保護回
路を動作させ、回路保護と安全性向上を図るものであり
、実用上きわめて有利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電源トランスの短絡
検出回路の回路図、第２図は従来の電源回路の基本回路
図である。 １・・−・・・電源トランス、２・・・・・・保護用抵
抗、３゜４・・・・・・整流ダイオード、５，６・・・
・・・平滑コンデンサ、７，８・・・・・・電圧安定化
回路、９・・・・・・ＰＮＰ　トランジスタ、１０．１
１・・・・・・エミッタ電圧の分割抵抗、１２・・・・
・・過電圧保護回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の二次側出力端子をもつ電源トランスの１つの出力
   端子の出力を整流したのちＰＮＰトランジスタのベース
   と接続するとともに、前記電源トランスの他の二次側出
   力端子からの出力を整流したのち抵抗分割して前記ＰＮ
   Ｐトランジスタのエミッタに接続し、かつ前記ＰＮＰト
   ランジスタのコレクタを過電圧保護回路に接続した電源
   トランスの短絡検出回路。