JPH0343817Y2 - - Google Patents

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JPH0343817Y2
JPH0343817Y2 JP17550486U JP17550486U JPH0343817Y2 JP H0343817 Y2 JPH0343817 Y2 JP H0343817Y2 JP 17550486 U JP17550486 U JP 17550486U JP 17550486 U JP17550486 U JP 17550486U JP H0343817 Y2 JPH0343817 Y2 JP H0343817Y2
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JP
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varistor
surge
voltage
capacitor
resistor
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JP17550486U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は光電スイツチのような小形電子機器の
内部回路を逆接続や雷サージ等から保護するため
の入力保護回路に関するものである。
[背景技術] 近年光電スイツチのような電子機器の小形化が
著しく進み、電子機器の内部において保護回路の
占めるスペースの割合が次第に大きくなりつつあ
る。第2図は従来の光電スイツチの保護回路の1
例を示したもので、サージ吸収用バリスタZnr、
電流制限用抵抗R、逆接続保護用ダイオードD、
急峻なノイズやサージを吸収するためのコンデン
サCで構成されている。このバリスタZnrは、
ZNR(商品名)として市販されているセラミツク
バリスタであり、雷サージが加わつた場合には、
このバリスタZnrの抵抗値が変化して入力端子間
の電圧を低く抑制するものであるが、上記の従来
回路においては、抵抗Rとしてスイツチ回路に流
れ込む電流を制限するために充分大きな抵抗値の
ものが必要であり、そのために平常使用時の電圧
降下が大きく、またバリスタZnrとしても、入力
側に接続されていて流れ込むサージ電流が大きい
ために、容量の大きいものを必要とし、更にダイ
オードDとしてもサージ電圧が逆極性の場合には
大きな電圧が印加されるので、高耐圧のものが必
要である。このように第2図の構成においては、
バリスタZnr、抵抗R及びダイオードDとして、
いずれも形状の大きなものを必要とするという問
題がある。
第3図は他の従来例を示したもので、抵抗R、
ダイオードD、コンデンサC及びツエナーダイオ
ードZdにより構成したものであるが、この場合
には抵抗Rの両端にサージ電圧の殆どが加わるの
でサージ耐量の大きなものを使用する必要がある
上に、抵抗値も大きくする必要があり、またツエ
ナーダイオードZdとしてもサージ電圧を吸収し
なければならないので、サージ耐量の大きなもの
が必要である。従つて第2図に比し、コンデンサ
CとダイオードDについては同一条件であるが、
抵抗R及びツエナーダイオードZdが一層大形化
する上に、平常使用時の電圧降下も大きくなると
いう欠点がある。
更に第4図の従来例は、第2図の抵抗Rの代わ
りにコイルLを用いたので、平常使用時の電圧降
下がきわめて小さい上に、サージ印加直後の電流
及び電圧制限機能を一層高めることができるもの
であるが、この場合にはコンデンサCとして第2
図の場合よりも容量の大きいものが要求されるの
で、全ての部品の形状が大形化してしまうという
欠点がある。
いずれの場合においても、入力端子間に加わる
逆極性のサージ電圧に対して、高耐圧のダイオー
ドDを必要とする上に、逆極性のサージ電流はバ
リスタZnrのみに流れるために、バリスタZnrを
劣化させ易く、そのためにバリスタZnrを小形化
することがきないという問題がある。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、平常使用時におけ
る電圧降下が小さく各部品の形状が小形でありな
がら、回路のサージ耐圧が高く、しかもバリスタ
の寿命を向上することができるこの種の入力保護
回路を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案による保護回路は、入力端子間
に接続されたバリスタと並列に抵抗とコンデンサ
を直列接続すると共に、コンデンサと並列に順方
向と逆方向のツエナーダイオードを直列接続し、
逆方向のツエナーダイオードの両端を出力端とし
たものであり、入力端に対して両方向のツエナー
ダイオードが直列に接続されているために、いず
れの極性のサージ電圧が加わつてもバリスタに流
れるサージ電流が大きくなることはなく、それに
よつてバリスタの長寿命化と抵抗及びコンデンサ
の小形化を実現し得る点に特徴を有するものであ
る。
[実施例] 第1図は本考案による入力保護回路の一実施例
を示したもので、入力端子a,b間にバリスタ
Znrが接続され、このバリスタZnrと並列に抵抗
RとコンデンサCとが直列に接続されており、更
にコンデンサCに並列に、順方向のツエナーダイ
オードZd1と逆方向のツエナーダイオードZd2
が直列に接続されて、この逆方向のツエナーダイ
オードZd2の両端を出力端c,dとしたものあ
る。
実際の使用例として、バリスタZnrには50μSの
サージ電流3Aを100回以上という寿命が保証され
たものを使用し、ツエナーダイオードZd1,Zd2
には50μSで200W以上のサージ電力が保証された
ものを使用した場合、抵抗Rとしては10〜20Ωの
ものが使用でき、その場合の平常使用時における
抵抗Rでの電圧降下は回路電流を10mAとすると
0.2V以下となる。なおコンデンサCには従来と
同等のものを使用する。
上記の構成において、いま入力端子a,b間に
正極性のサージ電圧が印加された場合には、順方
向のツエナーダイオードZd1は単なるダイオード
として動作し、逆方向のツエナーダイオードZd2
がツエナー電圧で導通して電流を吸収する。また
逆極性のサージ電圧が印加された場合には、逆方
向のツエナーダイオードZd1がツエナー電圧で導
通する。従つてバリスタZnrには、いずれの極性
のサージ電圧が印加された場合にも過大なサージ
電流が流れ込むことがない。また定格電圧内の逆
接続に対しては、ツエナーダイオードZd1の保護
の役目を果たす。
[考案の効果] 以上のように本考案による入力保護回路は、入
力端子間に接続されたバリスタと並列に抵抗とコ
ンデンサを直列接続すると共に、コンデンサと並
列に順方向と逆方向のツエナーダイオードを直列
接続し、逆方向のツエナーダイオードの両端を出
力端としたものであり、いずれの極性のサージ電
圧が加わつても、どちらかのツエナーダイオード
がサージ電圧を吸収するために、バリスタに過大
なサージ電流が流れる虞れはなく、それによりバ
リスタの小形化と長寿命化を図ることができる上
に、抵抗には耐圧の低く小形のものが使用でき、
また抵抗値を小さくして保護回路自体の電圧降下
を小さくすることができるので、例えば入力電圧
が5〜30V程度の小形電子機器に好適な入力保護
回路を実現し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来例を示す回路図、第3図は他の従来例を
示す回路図、第4図は更に他の従来例を示す回路
図である。 Znr……バリスタ、R……抵抗、C……コンデ
ンサ、Zd1,Zd2……ツエナーダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子間に接続されたバリスタと並列に抵抗
    とコンデンサを直列接続すると共に、コンデンサ
    と並列に順方向と逆方向のツエナーダイオードを
    直列接続し、逆方向のツエナーダイオードの両端
    を出力端として成る小形電子機器の入力保護回
    路。
JP17550486U 1986-11-15 1986-11-15 Expired JPH0343817Y2 (ja)

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JP17550486U JPH0343817Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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JP17550486U JPH0343817Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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JPS6381635U JPS6381635U (ja) 1988-05-30
JPH0343817Y2 true JPH0343817Y2 (ja) 1991-09-13

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JP17550486U Expired JPH0343817Y2 (ja) 1986-11-15 1986-11-15

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JP2013150405A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用電子制御装置

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JPS6381635U (ja) 1988-05-30

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