JPH0439698Y2 - - Google Patents

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JPH0439698Y2
JPH0439698Y2 JP1988065147U JP6514788U JPH0439698Y2 JP H0439698 Y2 JPH0439698 Y2 JP H0439698Y2 JP 1988065147 U JP1988065147 U JP 1988065147U JP 6514788 U JP6514788 U JP 6514788U JP H0439698 Y2 JPH0439698 Y2 JP H0439698Y2
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box
bed
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はベツドと収納家具とを組合わせたユ
ニツト家具に関する。
(従来の技術) 近時、日本の住宅事情が改善され、それにとも
なつてベツドの普及率が向上してきている。とく
に、若年層においてはベツドの利用率が非常に高
い。しかしながら、ベツドは不使用時にも室内空
間を大きく占有するので邪魔になる。そこで、不
使用時には起立方向に回動させて箱状体内に収容
することができる格納式のベツドを用い、不使用
時における室内空間の有効利用を計るようにして
いる。
一方、ベツドを部屋に設置した場合、就寝する
以外にもベツド上で生活する時間がかなある。た
とえば、ベツド上で音楽を聞いたりテレビを見た
り、あるいは読書をしたり書き物をするなどして
過ごすことが多い。そのような場合、それらのこ
とをベツドから降りずに行なえれば非常に便利で
ある。
そこで、ベツドの側方にステレオやテレビを収
容できる収納家具を設置したり、読書や書き物を
することができる収納家具を設置するということ
が行なわれる。
しかしながら、ベツドの側方にそれらの収納家
具を設置すると、ベツドを箱状体に収容して使用
しないとき、上記各種の収納家具が室内の中央部
分に上記ベツドとは関連のない雑然とした状態で
位置することになるから、これらの収納家具が邪
魔になり、室内空間を有効に利用することができ
ないばかりか、室内の美観を大きく損うことにな
る。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来は格納式のベツドの側方に
種々の収納家具を単に設置し、それによつてベツ
ド上で音楽を聞いたり、テレビを見たりあるいは
読書をするなどの生活がし易いようにしていた。
そのため、ベツドを箱状体に収納して使用しない
ときには上記収納家具が部屋の中央部分に上記ベ
ツドとはなんら関連なく設置された状態となるか
ら、その収納家具が邪魔となるばかりか、室内が
雑然としてしまう。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、ベツド上で音楽を
聞いたり、テレビを見たりあるいは読書をするな
どのライフスタイルを簡単に楽しむことができ、
しかもベツドを使用しないときには室内を整然と
した状態にすることができるようにしたユニツト
家具を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、前面が
開口した箱状体と、この箱状体の両側に一端部が
回動自在に連結されほぼ水平に倒伏させた状態か
ら起立方向に回動させることによつて上記箱状体
内に収容されるベツドと、上記箱状体の両側の少
なくとも一方に一側が回動自在に連結され上記箱
状体と一列に並んだ状態からほぼ水平に倒伏した
上記ベツドの側部に接近する方向へ回動させるこ
とができる収納家具と、上記箱状体の前面上端部
に設けられた収納筒に引き出し自在に収納され引
き出した状態で上記箱状体の前面開口を閉塞する
スクリーンとを具備する。そして、ベツドを倒伏
させて使用するときにはその側方に上記収納家具
を移動させ、上記ベツドを箱状体に収容して使用
しないときには上記収納家具を上記箱状体と並ん
だ状態にすることができるようにした。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示すユニツト家具は格納式ベツ
ド1を備えている。この格納式ベツド1は前面が
開放した箱状体2の両側に一端部が回動自在に支
持され他端部下面に脚4が設けられた矩形枠状の
フレーム3と、このフレーム3に張設されたネツ
ト3aの上面に載置固定されたマツトレス5とか
らなり、上記フレーム3は第5図に示すように一
端を上記箱状体2の底部に枢着し他端をこのフレ
ーム3の下面中途部に枢着した一対のガススプリ
ング6によつて起立方向に付勢されている。した
がつて、ベツド1は上記ガススプリング6の付勢
力によつて軽い力で起立させることができ、倒伏
させるときには上記ガススプリング6の付勢力に
抗するため、緩やかに倒すことができる。そし
て、ベツド1はほぼ水平に倒伏した状態でその他
端側が上記脚4によつて支持されるようになつて
いる。
上記箱状体2の上部前端側には収納筒7が設け
られている。この収納筒7にはスクリーン8が引
出し自在に巻回収容されている。そして、ベツド
1を箱状体2に収容した状態で上記スクリーン8
を引出せば、この箱状体2の前面開口を閉塞する
ことができるようになつている。また、箱状体2
の上板や側板の下部などは通気性の向上を計るた
めにメツシユやパンチングメタルなどが用いられ
ている。
なお、箱状体2としてこの実施例ではアングル
材やチヤンネル材などの部材を直方体状に組んだ
ものを用いているが、上記箱状体2は平板を箱状
に組んだものであつてもよく、要は少なくとも前
面が開口し、内部に回動自在に取付けられたベツ
ド1をその前面から出入れすることができるもの
であればよい。
また、上記箱状体2の一方の側方には収納家具
としての第1の収納棚9が配置され、他方の側方
には同じく収納家具としての第2の収納棚11が
配置されている。これら収納棚9,11の底板の
下面四隅部にはそれぞれキヤスタ12がこの底板
に対して回転自在に取付けられている。
上記箱状体2の両側辺と、これら側辺に接合す
る第1の収納棚9と第2の収納棚11との側辺と
はそれぞれ上下2か所がヒンジ13によつて回動
自在に連結されている。このヒンジ13は第6図
に示すようにその一辺13aが箱状体2のフレー
ム2aにねじ14で着脱自在に固定され、他辺1
3bが各収納棚のフレーム15に同じくねじ14
で着脱自在に固定されている。したがつて、第
1、第2の収納棚9,11はヒンジ13によつて
連結された箇所を支点として第4図に実線で示す
ように箱状体2と一列に並んだ状態から同図に鎖
線で示すように倒伏させられたベツド1の側方に
前面が対向する状態、つまり上記箱状体2の前面
に対してほぼ直角になる状態に回動変位させるこ
とができるようになつている。
各収納棚9,11は棚板20によつて上下方向
に複数の収容部16に隔別されている。第1の収
納棚9の下段の収容部16にはテレビ17が回転
自在かつ前後方向にスライド自在な載置台18上
に載置されて設けられ、その上の収容部16には
ステレオセツト19が設けられている。さらに、
最上段の収容部16は開閉自在な蓋板21によつ
てその前面が閉塞され、この蓋体21はステー2
2によつて所定の回動角度で保持できるようにな
つている。
上記第2の収納棚11の中途部の収容部16は
仕切り板23によつて左右に隔別され、その一方
の部分にはテーブル板24の下端が棚板15の前
端に回動自在に連結されている。このテーブル板
24はほぼ水平に回動させた状態でステー25に
よつて保持できるようになつている。また最上段
の収容部16は第1の収納棚9と同様開閉自在な
蓋板21によつて前面開口が閉塞されている。
なお、収納棚9,11の他の収容部16には本
26や飾り物27などが設けられ、さらに収納部
16の後端下部には電気コンセント28が設けら
れ、そこに上記テレビ17やステレオセツト19
などが接続される。
このように構成されたユニツト家具はたとえば
箱状体2の背面を室内の壁面31に接合させて設
置する。そして、第1図に示すようにベツド1が
倒伏させられた状態において、利用者がベツド1
上でたとえば読書をするような場合には、第2の
収納棚11をその前面がベツド1の側辺に対向す
る状態に回動させる。そして、テーブル板24を
水平に倒せば、そのテーブル板24上に本26を
置いて読書をすることができ、またそのテーブル
板24を利用して食事を取るなどのこともでき
る。
また、テレビ17を見たり、音楽を聞きたい場
合には第1の収納棚9をその前面がベツド1の側
辺に対向するように回動させる。すると、ベツド
1上の利用者は手を伸ばすことによつてテレビ1
7やステレオセツト19を操作することができ
る。しかも、テレビ17は載置台18によつてそ
の画面の位置や向きをさらに変えることができる
から、ベツド1上の利用者は上記テレビ17を見
やすい状態に位置決めすることができる。
上記ベツド1を使用しないときにはそのベツド
1を起立させて箱状体2内に収容し、スクリーン
8を下げて箱状体2の前面を閉塞する。また、第
1の収納棚9と第2の収納棚11とをこれらの背
面が壁面31に接合する方向に回動させる。する
と、箱状体2と一対の収納棚9,11とが壁面3
1に接合した状態でほぼ一列になるから、室内空
間を広く有効に利用することができるばかりか、
3つの収納家具が整然と配置された状態にあるの
で、外観的にも良好である。
なお、上記ユニツト家具を室内の角部に設置す
る場合には、どちらか一方の収納棚を箱状体に対
して予め90度回動させた状態にし、ほぼ直角に交
差する一方の壁面に箱状体と一方の収納棚との背
面を接合させ、他方の壁面に他方の収納棚の背面
を接合させるようにすればよい。
また、箱状体に回動自在に連結される収納家具
としては収納棚に限られず、たとえば単笥などの
ような他の収納家具であつてもよく、その種類は
なんら限定されるものでない。さらに、収納家具
は箱状体のどちらか一側にだけ連結するようにし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、箱状体にベツド
の一端部を回動自在に連結し、このベツドを起立
方向に回動させることによつて内部に収容するこ
とができるようにするとともに、上記箱状体の少
なくとも一側に収納家具を回動自在に連結し、こ
の収納家具を上記箱状体と一列に並んだ状態から
ほぼ水平に倒伏されたベツドの側部に接近する方
向へ回動させることができるようにし、かつ上記
箱状体にベツドを収納したときに、この箱状体の
前面開口をスクリーンで閉塞できるようにした。
したがつて、上記収納家具をベツドの側部に接近
させれば、利用者はベツド上から降りるようなこ
となく、上記収納家具に設けられた、たとえばテ
レビやステレオセツトなどを利用するなどしてベ
ツド上で過ごすことができ、またベツドを箱状体
に収容したときには上記収納家具を回動させて箱
状体と一列に並べれば、室内空間を広く有効に利
用することができるばかりか、外観的にも整然と
して良好である。また、箱状体にベツドを収納し
たとき、その前面開口をスクリーンで閉塞できる
から、ベツド不使用時に箱状体に収容したベツド
が外部に露出して外観の低下を招くのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はベ
ツドを倒伏させた状態の全体構造の斜視図、第2
図は正面図、第3図は側面図、第4図は平面図、
第5図はベツドを箱状体に収容した状態の正面
図、第6図はヒンジの平面図である。 1……ベツド、2……箱状体、9,11……収
納棚(収納家具)、12……キヤスタ、13……
ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口した箱状体と、この箱状体の両側に
    一端部が回動自在に連結されほぼ水平に倒伏させ
    た状態から起立方向に回動させることによつて上
    記箱状体内に収容されるベツドと、上記箱状体の
    両側の少なくとも一方に一側が回動自在に連結さ
    れ上記箱状体と一列に並んだ状態からほぼ水平に
    倒伏した上記ベツドの側部に接近する方向へ回動
    させることができる収納家具と、上記箱状体の前
    面上端部に設けられた収納筒に引き出し自在に収
    納され引き出した状態で上記箱状体の前面開口を
    閉塞するスクリーンとを具備したことを特徴とす
    るユニツト家具。
JP1988065147U 1988-05-19 1988-05-19 Expired JPH0439698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988065147U JPH0439698Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19

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JP1988065147U JPH0439698Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19

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JPH01170145U JPH01170145U (ja) 1989-12-01
JPH0439698Y2 true JPH0439698Y2 (ja) 1992-09-17

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ID=31290590

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