JPH0439549Y2 - - Google Patents

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JPH0439549Y2
JPH0439549Y2 JP8806085U JP8806085U JPH0439549Y2 JP H0439549 Y2 JPH0439549 Y2 JP H0439549Y2 JP 8806085 U JP8806085 U JP 8806085U JP 8806085 U JP8806085 U JP 8806085U JP H0439549 Y2 JPH0439549 Y2 JP H0439549Y2
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JP
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resistance temperature
signal
multiplexer
constant current
circuit
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JP8806085U
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数個の測温抵抗体からの信号を扱
う測温抵抗体入力回路に関する。
(従来の技術) 測温抵抗体は、その材質として白金を用いた温
度検出素子で、その抵抗値が温度によつて変化す
るもので、測温抵抗体に定電流を流し、その電圧
信号を温度信号として得るのが一般的である。
第2図は、複数個の測温抵抗体に定電流を供給
し、そこからの信号を入力する従来の測温抵抗体
入力回路の接続図である。図において、Rt1〜
Rtn(nは整数 以下同じ)は3線式の測温抵抗
体、CI1〜CInは測温抵抗体に定電流を供給する
定電流供給回路、S1〜Snは各測温抵抗体Rt1〜
Rtnからの信号を選択して取り出す切換スイツチ
で、これらの各スイツチはマルチプレクサMXを
構成している。CXはマルチプレクサMXで選択
された信号を入力し、所定の信号処理を行なつて
温度信号を出力する信号処理回路である。
定電流供給回路CI1において、A1は演算増幅
器、Q1はこの演算増幅器の出力によつて制御さ
れる出力トランジスタである。演算増幅器A1の
一方の入力端には第1の基準電圧VR1が印加さ
れ、他方の入力端は、出力トランジスタQ1のコ
レクタが接続されるとともに、抵抗Raを介して
第2の基準電圧VR2が印加されており、出力ト
ランジスタQ1は、次式で表わされる定電流Iを
測温抵抗体に供給する。
I=(Vr1−Vr2)/Ra (考案が解決しようとする問題点) このような構成の従来回路においては、測温抵
抗体の数に対応して、定電流供給回路が複数個用
いられる。ここで、定電流出力を精度良くするた
めには、第1,第2の基準電圧VR1,VR2、抵
抗Raに精度の高いものを使用しなくてはならず、
また、演算増幅器A1にもオフセツトのないもの
を使用する等、非常に高価になるという問題点が
あつた。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、各測温抵抗体において、基
準電圧源を共用化するとともに、ゼロサプレツシ
ヨン抵抗を電流検出用に利用することによつて、
高精度で、かつ全体として安価な測温抵抗体入力
回路を実現しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本考案は、複数個の
測温抵抗体と、これらの各測温抵抗体の信号ライ
ンにそれぞれ挿入接続された複数個のゼロサプレ
ツシヨン抵抗と、この各ゼロサプレツシヨン抵抗
を介して複数個の測温抵抗体からの信号を選択す
る第1のマルチプレクサと、第1のマルチプレク
サによつて選択された信号を入力し温度信号を得
る信号処理回路と、一方の入力端にホールドコン
デンサを有した演算増幅器を含み各ゼロサプレツ
シヨン抵抗を介して各測温抵抗体に定電流を供給
する複数個の定電流供給回路と、各ゼロサプレツ
シヨン抵抗に流れる電流に対応した信号を選択す
る第2のマルチプレクサと、この第2のマルチプ
レクサによつて選択された信号を入力する電流検
出回路と、この電流検出回路の出力を各定電流供
給回路の演算増幅器のホールドコンデンサを有し
た一方の入力端に与える第3のマルチプレクサ
と、各定電流供給回路の演算増幅器の他方の入力
端に共通に基準電圧を与える基準電圧源とを備え
て構成される。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例を示す接続図であ
る。第2図の各部分に対応する部分には、同一符
号を付して示す。図において、R01〜R0nは測温
抵抗体Rt1〜Rtnからの信号ラインに挿入された
ゼロサプレツシヨン抵抗、S1〜Snは各測温抵抗
体RT1〜Rtnからの信号を選択し、信号処理回路
CKに入力させるスイツチで、第1のマルチプレ
クサMX1を構成している。A0は演算増幅器で構
成された電流検出回路、S12〜Sn2は各ゼロサプ
レツシヨン抵抗R01〜R0nの両端に生ずる電圧
(この電圧はゼロサプレツシヨン抵抗に流れる電
流に対応している)を選択し、電流検出回路A0
に順次入力させるスイツチで、これらのスイツチ
S12〜Sn2は第2のマルチプレクサMX2を構成し
ている。
CI1〜CInは各測温抵抗体Rt1〜Rtnに定電流を
供給する定電流供給回路で、いずれも演算増幅器
A1〜An及び出力トランジスタQ1〜Qnを含んで
構成されている。演算増幅器A1〜Anの一方の入
力端(−)には、抵抗R0〜Rnを介して基準電圧
源Vからの直流電圧が印加され、また、他方の入
力端(+)には、それぞれコンデンサC1〜Cnが
接続されるとともに、スイツチS13〜Sn3を介し
て電流検出回路A0からの信号が印加されるよう
になつている。ここで、スイツチS13〜Sn3は、
第3のマルチプレクサMX3を構成している。
このように構成した回路の動作を次に説明す
る。第1〜第3のマルチプレクサMX1〜MX3
の各スイツチは、同期して動作しており、測温抵
抗体Rt1〜Rtnを順次選択している。
いま、測温抵抗体Rt1が選択されている状態で
は、第1〜第3のマルチプレクサMX1〜MX3
において、スイツチS1,S12,S13がそれ
ぞれオンとなつており、測温抵抗体Rt1には、演
算増幅器A1の入力端間が零になるように、即ち、
次式で表わされるような定電流Iが供給される。
I=V/R01 この時、信号処理回路CKの一方の入力端に印
加される電圧VA及び他方の入力端に印加される
電圧VBは、次式の通りとなる。
VA=I・(Rt1+R01+2ra) VB=I・(RT1+ra) 信号処理回路CKは、これらの信号を用いて、
次のような演算を行なうことにより、線路抵抗ra
の影響を受けずに、測温抵抗体Rt1の抵抗に基づ
く温度信号を得るようにしている。
2VB−VA=I(RT1−R01+2ra−2ra) =I(Rt1−R01) この式において、ゼロサプレツシヨン抵抗R01
は、例えば温度0℃の時の測温抵抗体Rt1の抵抗
値分をとるためのものであつて、温度0℃の時の
測温抵抗体Rt1の抵抗値が100Ωであれば、R01は
100Ωの高精度抵抗素子が用いられる。
他の測温抵抗体Rt2〜Rtnについても同様の動
作によつて、温度信号が得られる。ここで、各測
温抵抗体Rt1〜Rtnには、自分が選択されていな
い時でも、コンデンサC1〜Cnに前回自分が選択
された時点における電流検出回路A0からの信号
がそれぞれ保持されているので、引続き定電流が
供給されている。従つて、第1〜第3のマルチプ
レクサMX1〜MX3を高速で切換えることもで
きる。
なお、この実施例において、測温抵抗体Rt1〜
Rtnからの信号ラインにノイズ等を除去するため
のフイルタ回路を挿入するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、高精度の基準
電圧源を共用するとともに、高精度のゼロサプレ
ツシヨン抵抗を電流検出用にも利用するようにし
たもので、高精度で、全体として安価な測温抵抗
体入力回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回路の一例を示す電気的接続
図、第2図は従来回路の電気的接続図である。 Rt1〜Rtn……測温抵抗体、MX1〜MX3……
マルチプレクサ、CI1〜CIn……定電流供給回路、
VC……直流基準電圧源、R01〜R0n……ゼロサ
プレツシヨン抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の測温抵抗体と、これらの各測温抵抗体
    の信号ラインにそれぞれ挿入接続された複数個の
    ゼロサプレツシヨン抵抗と、この各ゼロサプレツ
    シヨン抵抗を介して複数個の測温抵抗体からの信
    号を選択する第1のマルチプレクサと、第1のマ
    ルチプレクサによつて選択された信号を入力し温
    度信号を得る信号処理回路と、一方の入力端にホ
    ールドコンデンサを有した演算増幅器を含む各ゼ
    ロサプレツシヨン抵抗を介して各測温抵抗体に定
    電流を供給する複数個の定電流供給回路と、各ゼ
    ロサプレツシヨン抵抗に流れる電流に対応した信
    号を選択する第2のマルチプレクサと、この第2
    のマルチプレクサによつて選択された信号を入力
    する電流検出回路と、この電流検出回路の出力を
    各定電流供給回路の演算増幅器のホールドコンデ
    ンサを有した一方の入力端に与える第3のマルチ
    プレクサと、各定電流供給回路の演算増幅器の他
    方の入力端に共通に基準電圧を与える基準電圧源
    とを備えた測温抵抗体入力回路。
JP8806085U 1985-06-10 1985-06-10 Expired JPH0439549Y2 (ja)

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JP8806085U JPH0439549Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JPS61203335U JPS61203335U (ja) 1986-12-20
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