JPH0439443Y2 - - Google Patents
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- JPH0439443Y2 JPH0439443Y2 JP1986052590U JP5259086U JPH0439443Y2 JP H0439443 Y2 JPH0439443 Y2 JP H0439443Y2 JP 1986052590 U JP1986052590 U JP 1986052590U JP 5259086 U JP5259086 U JP 5259086U JP H0439443 Y2 JPH0439443 Y2 JP H0439443Y2
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- Japan
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- deceleration
- solenoid
- solenoid valve
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 10
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、マシニングセンター用自動パレツト
交換装置(APC)等の搬送装置において、移動
体を衝撃なく減速させる減速制御機構に関する。
交換装置(APC)等の搬送装置において、移動
体を衝撃なく減速させる減速制御機構に関する。
「従来の技術」
従来、この種の搬送装置において、パレツト等
の移動体を減速させる減速制御機構としては、第
3図と第4図に示すように、移動体1を搬送する
搬送装置駆動用の油圧モータ2の両端に、一対の
逆止弁付絞り弁3,4を介して、該油圧モータ2
の回転方向切換用の電磁弁5が連結されると共
に、該電磁弁5の戻りポートRと油タンクTとの
間に減速用絞り弁6及び減速切換用電磁弁7が設
置される一方、該減速切換用電磁弁7のソレノイ
ドSに、上記移動体1の検出突起1aの移動通路
に配置され、かつ該移動体1の減速時期を指令す
る減速指令用リミツトスイツチ8が電気的に接続
されているものが知られている。そして、この減
速制御機構にあつては、移動中の移動体1の検出
突起1aが減速指令用リミツトスイツチ8の作動
子に接触すると、減速切換用電磁弁7のソレノイ
ドSが消磁して、減速切換用電磁弁7が切換わ
り、今まで、回転方向切換用の電磁弁5の戻りポ
ートRから減速切換用電磁弁7を介して油タンク
Tに戻つていた油が、減速用絞り弁6を通つて油
タンクTに戻ることにより、油圧モータ2の回転
が抑えられ、移動体1が減速するようになつてい
る。
の移動体を減速させる減速制御機構としては、第
3図と第4図に示すように、移動体1を搬送する
搬送装置駆動用の油圧モータ2の両端に、一対の
逆止弁付絞り弁3,4を介して、該油圧モータ2
の回転方向切換用の電磁弁5が連結されると共
に、該電磁弁5の戻りポートRと油タンクTとの
間に減速用絞り弁6及び減速切換用電磁弁7が設
置される一方、該減速切換用電磁弁7のソレノイ
ドSに、上記移動体1の検出突起1aの移動通路
に配置され、かつ該移動体1の減速時期を指令す
る減速指令用リミツトスイツチ8が電気的に接続
されているものが知られている。そして、この減
速制御機構にあつては、移動中の移動体1の検出
突起1aが減速指令用リミツトスイツチ8の作動
子に接触すると、減速切換用電磁弁7のソレノイ
ドSが消磁して、減速切換用電磁弁7が切換わ
り、今まで、回転方向切換用の電磁弁5の戻りポ
ートRから減速切換用電磁弁7を介して油タンク
Tに戻つていた油が、減速用絞り弁6を通つて油
タンクTに戻ることにより、油圧モータ2の回転
が抑えられ、移動体1が減速するようになつてい
る。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記従来の減速制御機構におい
て、サイクルタイムの短縮化を図るために、第4
図に示すように、移動体1の搬送速度V1を早め
ると、移動体1の減速速度V2との差が大きくな
るため、速度V1→V2への減速時に油圧回路内に
衝撃が発生して、移動中の移動体1に振動や異常
音が生じるという問題がある。また、パレツトあ
るいはこのパレツトに搭載されたワーク等の移動
体1は、大型重量化する傾向にあるが、この場合
のおいても、その減速時にあつては移動体1が円
滑に減速できないため、振動や異常音が発生す
る。
て、サイクルタイムの短縮化を図るために、第4
図に示すように、移動体1の搬送速度V1を早め
ると、移動体1の減速速度V2との差が大きくな
るため、速度V1→V2への減速時に油圧回路内に
衝撃が発生して、移動中の移動体1に振動や異常
音が生じるという問題がある。また、パレツトあ
るいはこのパレツトに搭載されたワーク等の移動
体1は、大型重量化する傾向にあるが、この場合
のおいても、その減速時にあつては移動体1が円
滑に減速できないため、振動や異常音が発生す
る。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、移動体の搬送速度を早
めたり、あるいは移動体が大型重量化した場合で
あつても、移動体を衝撃なく、円滑に減速させる
ことができ、振動あるいは異常音の発生を防止で
き、かつサイクルタイムの短縮あるいはワーク等
の搬送物の大型重量化に容易に対処できる搬送装
置における減速制御機構を提供することにある。
その目的とするところは、移動体の搬送速度を早
めたり、あるいは移動体が大型重量化した場合で
あつても、移動体を衝撃なく、円滑に減速させる
ことができ、振動あるいは異常音の発生を防止で
き、かつサイクルタイムの短縮あるいはワーク等
の搬送物の大型重量化に容易に対処できる搬送装
置における減速制御機構を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本考案は、搬送装
置駆動用の油圧駆動装置と油タンクとを結ぶ管路
に、減速用絞り弁と減速切換用電磁弁とが並列に
設けられ、搬送装置の移動体の移動面には、該移
動体に設けられた検出部材により作動させられて
上記電磁弁に指令信号を出力し、該電磁弁を切換
えるスイツチ手段が設けられた搬送装置における
減速制御機構において、上記電磁弁を4チポート
3位置切換用電磁弁とし、また該電磁弁の一つの
ポートを、第2の減速用絞り弁を介して油タンク
に連絡するととともに、上記電磁弁に、スイツチ
手段の指令信号を受けて、それまで油圧駆動装置
に油タンクを直接連絡していた電磁弁を切換え、
油圧駆動装置に上記第2減速用絞り弁を介して油
タンクを連絡する第1ソレノイドと第2ソレノイ
ドとを設ける一方、上記スイツチ手段と第2ソレ
ノイドの間に、電磁弁が第1、第2ソレノイドに
よつて切換えられて油圧駆動装置に第2減速用絞
り弁を介して油タンクを連絡した後所定時間おい
て第2ソレノイドを動かし電磁弁を中立位置に切
換えて遮断するタイマー回路を設けた構成とし
た。
置駆動用の油圧駆動装置と油タンクとを結ぶ管路
に、減速用絞り弁と減速切換用電磁弁とが並列に
設けられ、搬送装置の移動体の移動面には、該移
動体に設けられた検出部材により作動させられて
上記電磁弁に指令信号を出力し、該電磁弁を切換
えるスイツチ手段が設けられた搬送装置における
減速制御機構において、上記電磁弁を4チポート
3位置切換用電磁弁とし、また該電磁弁の一つの
ポートを、第2の減速用絞り弁を介して油タンク
に連絡するととともに、上記電磁弁に、スイツチ
手段の指令信号を受けて、それまで油圧駆動装置
に油タンクを直接連絡していた電磁弁を切換え、
油圧駆動装置に上記第2減速用絞り弁を介して油
タンクを連絡する第1ソレノイドと第2ソレノイ
ドとを設ける一方、上記スイツチ手段と第2ソレ
ノイドの間に、電磁弁が第1、第2ソレノイドに
よつて切換えられて油圧駆動装置に第2減速用絞
り弁を介して油タンクを連絡した後所定時間おい
て第2ソレノイドを動かし電磁弁を中立位置に切
換えて遮断するタイマー回路を設けた構成とし
た。
「作用」
搬送装置の移動体がスイツチ手段の部分に移動
してくると、スイツチ手段が検出部材により作動
させられて指令信号を出力する。スイツチ手段か
ら指令信号が出力されると、まず第1ソレノイド
と第2ソレノイドが働いて電磁弁を切換え、油圧
駆動装置に第2減速用絞り弁を介して油タンクを
連絡する。このため、油圧駆動装置による移動体
の移動速度が低下する。次に第2ソレノイドが、
タイマー回路に設定された時間だけ遅れて電磁弁
を中立位置に切換える。この結果、電磁弁と並列
に設けられた第1の減速用絞り弁のみが働くよう
になり、移動体の移動速度が更に低下する。
してくると、スイツチ手段が検出部材により作動
させられて指令信号を出力する。スイツチ手段か
ら指令信号が出力されると、まず第1ソレノイド
と第2ソレノイドが働いて電磁弁を切換え、油圧
駆動装置に第2減速用絞り弁を介して油タンクを
連絡する。このため、油圧駆動装置による移動体
の移動速度が低下する。次に第2ソレノイドが、
タイマー回路に設定された時間だけ遅れて電磁弁
を中立位置に切換える。この結果、電磁弁と並列
に設けられた第1の減速用絞り弁のみが働くよう
になり、移動体の移動速度が更に低下する。
「実施例」
以下、第1図と第2図に基づいて、本考案の一
実施例を説明する。なお、本実施例において、第
3図に示す上記従来例と同様な構成の部分につい
ては同符号を付けて説明を省略する。
実施例を説明する。なお、本実施例において、第
3図に示す上記従来例と同様な構成の部分につい
ては同符号を付けて説明を省略する。
図中10は、上記油圧モータ(油圧駆動装置)
2の回転方向切換用電磁弁5の戻りポートRと油
タンクTとの間に、上記減速用絞り弁(最終絞り
弁)6と並列状態で配置された4ポート3位置切
換用電磁弁である。すなわち、この電磁弁10の
第1入口端I1及び第1出口端O1は、それぞれ、上
記戻りポートR及び油タンクTに連結されてい
る。また、電磁弁10の第2入口端I2は閉塞さ
れ、かつ第2出口端ポートO2は中間絞り弁11
を介して油タンクTに連結されている。さらに、
上記電磁弁10には、一対のソレノイドS1,S2が
備えられており、一方のソレノイドS1には、直
接、かつ他方のソレノイドS2にはタイマー回路1
2を介して、それぞれ上記減速指令用リミツトス
イツチ(スイツチ手段)8が電気的に接続されて
いる。そして、この減速指令用リミツトスイツチ
8の作動子に移動体1の検出突起(検出部材)1
aが接触すると、上記一方のソレノイドS1は、今
まで励磁されていた状態から消磁され、かつ他方
のソレノイドS2は、タイマー回路12で設定され
た時間励磁されるようになつている。
2の回転方向切換用電磁弁5の戻りポートRと油
タンクTとの間に、上記減速用絞り弁(最終絞り
弁)6と並列状態で配置された4ポート3位置切
換用電磁弁である。すなわち、この電磁弁10の
第1入口端I1及び第1出口端O1は、それぞれ、上
記戻りポートR及び油タンクTに連結されてい
る。また、電磁弁10の第2入口端I2は閉塞さ
れ、かつ第2出口端ポートO2は中間絞り弁11
を介して油タンクTに連結されている。さらに、
上記電磁弁10には、一対のソレノイドS1,S2が
備えられており、一方のソレノイドS1には、直
接、かつ他方のソレノイドS2にはタイマー回路1
2を介して、それぞれ上記減速指令用リミツトス
イツチ(スイツチ手段)8が電気的に接続されて
いる。そして、この減速指令用リミツトスイツチ
8の作動子に移動体1の検出突起(検出部材)1
aが接触すると、上記一方のソレノイドS1は、今
まで励磁されていた状態から消磁され、かつ他方
のソレノイドS2は、タイマー回路12で設定され
た時間励磁されるようになつている。
なお、上記各絞り弁6,11は、それぞれ、移
動体1の最終減速速度(第2の減速速度)V2及
び中間減速速度(第1の減速速度)Vnを設定す
るための可変絞り弁であるが、このうち中間絞り
弁11は、微調整の必要な最終絞り弁6に比べて
細かい調整が不要なので、簡単な構造のものでよ
い。また、上記中間絞り弁11は、上記移動体
(負荷)1の重量が決まれば、タイマー回路12
の設定時間を調整することにより、固定絞り弁を
使用してもよい。
動体1の最終減速速度(第2の減速速度)V2及
び中間減速速度(第1の減速速度)Vnを設定す
るための可変絞り弁であるが、このうち中間絞り
弁11は、微調整の必要な最終絞り弁6に比べて
細かい調整が不要なので、簡単な構造のものでよ
い。また、上記中間絞り弁11は、上記移動体
(負荷)1の重量が決まれば、タイマー回路12
の設定時間を調整することにより、固定絞り弁を
使用してもよい。
上記のように構成された減速制御機構を組み込
んだ搬送装置にあつては、所要の搬送速度V1で
移動中の移動体1が所定の停止位置に近づくと、
該移動体1の検出突起1aが減速指令用リミツト
スイツチ8の作動子に接触する(第2図において
時刻Td1)。この結果、該リミツトスイツチ8の
検出信号により、減速切換用の電磁弁10の一方
のソレノイドS1が消磁され、かつタイマー回路1
2を介して、他方のソレノイドS2が所定時間励磁
される。このため、今まで、油圧モータ2の吐出
端から逆止弁付絞り弁4、電磁弁5を介して、上
記電磁弁10の第1入口端I1及び第1出口端O1を
通つて油タンクTに戻つていた油が、該電磁弁1
0の第2出口端O2及び中間絞り弁11を介して
油タンクTに戻るから、該中間絞り弁11におい
て流量が絞られることにより、油圧モータ2の回
転数が低下して、移動体1が第1の減速速度Vn
まで減速する。
んだ搬送装置にあつては、所要の搬送速度V1で
移動中の移動体1が所定の停止位置に近づくと、
該移動体1の検出突起1aが減速指令用リミツト
スイツチ8の作動子に接触する(第2図において
時刻Td1)。この結果、該リミツトスイツチ8の
検出信号により、減速切換用の電磁弁10の一方
のソレノイドS1が消磁され、かつタイマー回路1
2を介して、他方のソレノイドS2が所定時間励磁
される。このため、今まで、油圧モータ2の吐出
端から逆止弁付絞り弁4、電磁弁5を介して、上
記電磁弁10の第1入口端I1及び第1出口端O1を
通つて油タンクTに戻つていた油が、該電磁弁1
0の第2出口端O2及び中間絞り弁11を介して
油タンクTに戻るから、該中間絞り弁11におい
て流量が絞られることにより、油圧モータ2の回
転数が低下して、移動体1が第1の減速速度Vn
まで減速する。
次いで、タイマー回路12で設定された所定時
間が経過して、上記電磁弁10の他方のソレノイ
ドS2が消磁すると(第2図において時刻Td2)、
該電磁弁10が中立位置になつて遮断され、油圧
モータ2から吐出された油は、逆止弁付絞り弁
4、電磁弁5を介して最終絞り弁6を通り、油タ
ンクTに戻るから、該最終絞り弁6によつて流量
がさらに絞られることにより、油圧モータ2の回
転数が一層低下して、移動体1が第2の減速速度
V2まで減速する。そして、位置決め停止が円滑
に行なえる第2の減速速度V2まで減速した移動
体1が所定の停止位置に到達すると、電磁弁5が
中立位置に切換わつて油圧モータ2への圧油の供
給が遮断されると共に、油圧モータ2からの圧油
が該電磁弁5の中立位置の絞りにより抵抗を加え
られることにより円滑に停止させられる。
間が経過して、上記電磁弁10の他方のソレノイ
ドS2が消磁すると(第2図において時刻Td2)、
該電磁弁10が中立位置になつて遮断され、油圧
モータ2から吐出された油は、逆止弁付絞り弁
4、電磁弁5を介して最終絞り弁6を通り、油タ
ンクTに戻るから、該最終絞り弁6によつて流量
がさらに絞られることにより、油圧モータ2の回
転数が一層低下して、移動体1が第2の減速速度
V2まで減速する。そして、位置決め停止が円滑
に行なえる第2の減速速度V2まで減速した移動
体1が所定の停止位置に到達すると、電磁弁5が
中立位置に切換わつて油圧モータ2への圧油の供
給が遮断されると共に、油圧モータ2からの圧油
が該電磁弁5の中立位置の絞りにより抵抗を加え
られることにより円滑に停止させられる。
このように、上記減速切換用の電磁弁10によ
り、2段階に切換えて、搬送速度V1→第1の減
速速度Vn→第2の減速速度V2と段階的に移動体
1の速度を減速していくから、例えば、サイクル
タイムを短縮するために、移動体1の搬送速度
V1を早めたり、あるいは移動体1が重量化した
場合においても、円滑にかつ衝撃なく移動体1が
減速され、異常音あるいは振動等の不具合が発生
することがない。
り、2段階に切換えて、搬送速度V1→第1の減
速速度Vn→第2の減速速度V2と段階的に移動体
1の速度を減速していくから、例えば、サイクル
タイムを短縮するために、移動体1の搬送速度
V1を早めたり、あるいは移動体1が重量化した
場合においても、円滑にかつ衝撃なく移動体1が
減速され、異常音あるいは振動等の不具合が発生
することがない。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案は、搬送装置駆動
用の油圧駆動装置と油タンクとを結ぶ管路に、減
速用絞り弁と減速切換用電磁弁とが並列に設けら
れ、搬送装置の移動体の移動面には、該移動体に
設けられた検出部材により作動させられて上記電
磁弁に指令信号を出力し、該電磁弁を切換えるス
イツチ手段が設けられた搬送装置における減速制
御機構において、上記電磁弁は4ポート3位置切
換用電磁弁とされ、また該電磁弁の一つのポート
は、第2の減速用絞り弁を介して油タンクに連絡
されるととともに、上記電磁弁には、スイツチ手
段の指令信号を受けて、それまで油圧駆動装置に
油タンクを直接連絡していた電磁弁を切換え、油
圧駆動装置に上記第2減速用絞り弁を介して油タ
ンクを連絡する第1ソレノイドと第2ソレノイド
とが設けられる一方、上記スイツチ手段と第2ソ
レノイドの間には、電磁弁が第1、第2ソレノイ
ドによつて切換えられて油圧駆動装置に第2減速
用絞り弁を介して油タンクを連絡した後所定時間
おいて第2ソレノイドを動かし電磁弁を中立位置
に切換えて遮断するタイマー回路が設けた構成と
されているので、減速指令信号及びタイマー回路
の出力信号に基づいて、切換弁を切換え、二つの
絞り弁を順次機能させて搬送装置駆動用の油圧駆
動装置に供給する油量を減少させることにより、
移動体を段階的に減速させることができ、移動体
の搬送速度を早めたり、あるいは移動体が大型重
量化した場合であつても、移動体を衝撃なく、円
滑に減速位置決め停止させることができると共
に、振動あるいは異常音の発生を防止できる上
に、サイクルタイムの短縮あるいはペレツトに搭
載する加工物(ワーク)等の大型重量化に容易に
対処できるという優れた効果を有する。
用の油圧駆動装置と油タンクとを結ぶ管路に、減
速用絞り弁と減速切換用電磁弁とが並列に設けら
れ、搬送装置の移動体の移動面には、該移動体に
設けられた検出部材により作動させられて上記電
磁弁に指令信号を出力し、該電磁弁を切換えるス
イツチ手段が設けられた搬送装置における減速制
御機構において、上記電磁弁は4ポート3位置切
換用電磁弁とされ、また該電磁弁の一つのポート
は、第2の減速用絞り弁を介して油タンクに連絡
されるととともに、上記電磁弁には、スイツチ手
段の指令信号を受けて、それまで油圧駆動装置に
油タンクを直接連絡していた電磁弁を切換え、油
圧駆動装置に上記第2減速用絞り弁を介して油タ
ンクを連絡する第1ソレノイドと第2ソレノイド
とが設けられる一方、上記スイツチ手段と第2ソ
レノイドの間には、電磁弁が第1、第2ソレノイ
ドによつて切換えられて油圧駆動装置に第2減速
用絞り弁を介して油タンクを連絡した後所定時間
おいて第2ソレノイドを動かし電磁弁を中立位置
に切換えて遮断するタイマー回路が設けた構成と
されているので、減速指令信号及びタイマー回路
の出力信号に基づいて、切換弁を切換え、二つの
絞り弁を順次機能させて搬送装置駆動用の油圧駆
動装置に供給する油量を減少させることにより、
移動体を段階的に減速させることができ、移動体
の搬送速度を早めたり、あるいは移動体が大型重
量化した場合であつても、移動体を衝撃なく、円
滑に減速位置決め停止させることができると共
に、振動あるいは異常音の発生を防止できる上
に、サイクルタイムの短縮あるいはペレツトに搭
載する加工物(ワーク)等の大型重量化に容易に
対処できるという優れた効果を有する。
第1図と第2図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は概略構成図、第2図は搬送速度の時
間変化を説明する特性図、第3図と第4図は従来
の減速制御機構を示すもので、第3図は概略構成
図、第4図は搬送速度の時間変化を説明する特性
図である。 1……移動体、1a……検出突起、2……油圧
モータ(油圧駆動装置)、6……減速用絞り弁
(最終絞り弁)、8……減速指令用リミツトスイツ
チ(スイツチ手段)、V2……減速速度(第2の減
速速度)、Vn……第1の減速速度、10……4ポ
ート3位置切換用電磁弁、11……中間絞り弁、
12……タイマー回路。
で、第1図は概略構成図、第2図は搬送速度の時
間変化を説明する特性図、第3図と第4図は従来
の減速制御機構を示すもので、第3図は概略構成
図、第4図は搬送速度の時間変化を説明する特性
図である。 1……移動体、1a……検出突起、2……油圧
モータ(油圧駆動装置)、6……減速用絞り弁
(最終絞り弁)、8……減速指令用リミツトスイツ
チ(スイツチ手段)、V2……減速速度(第2の減
速速度)、Vn……第1の減速速度、10……4ポ
ート3位置切換用電磁弁、11……中間絞り弁、
12……タイマー回路。
Claims (1)
- 搬送装置駆動用の油圧駆動装置2と油タンクT
とを結ぶ管路に、減速用絞り弁6と減速切換用電
磁弁10とが並列に設けられ、搬送装置の移動体
1の移動面には、該移動体1に設けられた検出部
材1aにより作動させられて上記電磁弁10に指
令信号を出力し、該電磁弁10を切換えるスイツ
チ手段8が設けられた搬送装置における減速制御
機構において、上記電磁弁10は4ポート3位置
切換用電磁弁10とされ、また該電磁弁10の一
つのポートO2は、第2の減速用絞り弁11を介
して油タンクTに連絡されるとともに、上記電磁
弁10には、スイツチ手段8の指令信号を受け
て、それまで油圧駆動装置2に油タンクTを直接
連絡していた電磁弁10を切換え、油圧駆動装置
2に上記第2減速用絞り弁11を介して油タンク
Tを連絡する第1ソレノイドS1と第2ソレノイド
S2とが設けられる一方、上記スイツチ手段8と第
2ソレノイドS2の間には、電磁弁10が第1、第
2ソレノイドS1,S2によつて切換えられて油圧駆
動装置2に第2減速用絞り弁11を介して油タン
クTを連絡した後所定時間おいて第2ソレノイド
S2を動かし電磁弁10を中立位置に切換えて遮断
するタイマー回路12が設けられたことを特徴と
する搬送装置における減速制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052590U JPH0439443Y2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052590U JPH0439443Y2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163602U JPS62163602U (ja) | 1987-10-17 |
JPH0439443Y2 true JPH0439443Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30877894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986052590U Expired JPH0439443Y2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439443Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0712722Y2 (ja) * | 1988-02-26 | 1995-03-29 | オ−クマ株式会社 | 駆動体の油圧制御回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57192685A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-26 | Toyooki Kogyo Co Ltd | Flow regulator valve with shut off valve |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040278Y2 (ja) * | 1982-07-26 | 1985-12-04 | 本田技研工業株式会社 | スプ−ル式流量調整弁を用いた切削加工装置 |
-
1986
- 1986-04-08 JP JP1986052590U patent/JPH0439443Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57192685A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-26 | Toyooki Kogyo Co Ltd | Flow regulator valve with shut off valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163602U (ja) | 1987-10-17 |
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