JPH0439329Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439329Y2
JPH0439329Y2 JP4484089U JP4484089U JPH0439329Y2 JP H0439329 Y2 JPH0439329 Y2 JP H0439329Y2 JP 4484089 U JP4484089 U JP 4484089U JP 4484089 U JP4484089 U JP 4484089U JP H0439329 Y2 JPH0439329 Y2 JP H0439329Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
basin
rainwater
stepped protrusion
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4484089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02136185U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4484089U priority Critical patent/JPH0439329Y2/ja
Publication of JPH02136185U publication Critical patent/JPH02136185U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439329Y2 publication Critical patent/JPH0439329Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨水を一時的に貯留してその後地中
に浸透させる雨水浸透桝に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の雨水浸透桝は、第7図に示すよ
うに円筒状の桝本体20の下に貫通孔21を形成
した底版塊22を設け、前記桝本体20の上に通
気孔23を形成した蓋体24を設け、桝本体20
の側部にパイプ25を取付けたもので、全体を同
図に示すように地中に埋設して使用する。
そして、雨水をパイプ25を通して桝本体20
に導入し、一時的に貯留し、その後底版塊22に
形成された貫通孔21を通して、桝本体20内に
貯留した雨水をある程度の時間をかけて地中に浸
透させるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記雨水浸透桝の底版塊22
は、桝本体20の下に単に設けただけであるか
ら、桝本体20の支持固形が充分でなく、そのた
めに雨が降つて地が固まるに従つて桝全体が落ち
込んだり、傾いたりする欠点があつた。また、雨
水の浸透能力も、充分に期待できるものではなか
つた。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、その目
的は、桝全体が落ち込んだり、傾いたりすること
がなく、また雨水の浸透能力も、充分に期待でき
る雨水浸透桝を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、筒
状の桝本体の下に底版塊を設けた雨水浸透桝にお
いて、上記底版塊の版塊面積を桝本体下面よりも
広くし、底版塊の上面に桝本体の上面に桝本体を
支持固定する段付突起台を設け、その段付突起台
の一部に切欠部を形成したものである。
〔作用〕
底版塊の版塊面積を桝本体下面よりも広くすれ
ば、桝本体の支持面積が大きくなり、雨が降つて
地面が固まつても桝本体の落ち込みが少なくな
る。また、底版塊の上面に桝本体を支持固定する
段付突起台を設ければ、桝本体下面部の支持固定
が確実になつて桝本体の傾きが防止される。更
に、段付突起台の一部に切欠部を形成すれば、桝
本体下面と底版塊との間に開口〓間が形成され、
一旦貯留された雨水がその開口〓間からも地中に
浸透することになる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案に係かる雨水浸透桝の一実施
例を示したもので、第2図はその断面図である。
1は角型の筒体からなる桝本体で、例えば筒体
1a,1b,1cを3段に重ねたものから構成さ
れている。上部の筒体1aには、桝本体1内に雨
水を導入するパイプ2を取りつける取付孔3が形
成されている。下部の2つの筒体1b,1cに
は、桝本体1内に一旦貯留した雨水を地中に浸透
させる貫通孔4が形成されている。尚、貫通孔4
は、周囲の土砂が桝本体1に侵入するのを防止す
るため、内側から外側に向かつて漸次広がる傾斜
する孔になつている。前記筒体1a,1b,1c
からなる桝本体1の下部には、底版塊5が設けら
れている。底版塊5は桝本体1の下面の面積より
も広い版塊面積を有する角型の版塊で、第3図及
び第4図に示すようにその版塊中央部7には、同
様に雨水を地中に浸透させる平行する横長の貫通
孔6が形成されている。版塊上面には、桝本体1
を支持固定する段付突起台8が設けられ、その段
付突起台8には、四方各箇所にそれぞれ切欠部9
が形成されている。前記桝本体1は、この底版塊
5の段付突起台8上の載置されるが、桝本体1の
下面と底版塊5の上面との間には、切欠部9より
開口〓間10が形成されて、ここからも貯留され
た雨水が地中に浸透するようになつている。
そして前記桝本体1上には、環状体11が設け
られて、その環状体11に通気孔13を形成され
た蓋体12が設けられた構造になつている。
上記雨水浸透桝は、地中に埋設した状態で使用
され、雨水をパイプ2を通して桝本体1に導き、
桝本体1内に一旦貯留し、その後貯留した雨水を
桝本体1、底版塊5に形成された貫通孔4,6及
び開口〓間10を通して地中に浸透させて雨水を
処理する。
かかる雨水浸透桝によれば、底版塊5の版塊面
積を桝本体1下面のよりも広くするので、桝本体
1の支持面積が大きくなる。従つて、雨が降つて
地面が固まつても桝全体の落ち込みが少なくな
る。また、底版塊5の上面に桝本体1を支持固定
する段付突起台8が設けられているので、桝本体
1下面部の支持固定が確実になつて桝全体の傾き
が防止される。更に、段付突起台8の一部に切欠
部9を形成するので、桝本体1下面と底版塊5と
の間に開口〓間10が形成され、一旦貯留された
雨水がその開口〓間10からも地中に浸透する。
従つて、雨水の浸透能力も一層増大する。
第5図は本考案の他の実施例で、円筒型に適用
した場合を示したものである。
この実施例は、比較的長い円筒体で桝本体1を
形成し、桝本体1の上部側にパイプを取付ける取
付孔3を形成し、下部側に貯留した雨水を地中に
浸透させる貫通孔4を形成する。尚、この貫通孔
4は、上記実施例と同様な形状がよい。そして、
桝本体1の下に円筒状の底版塊5を設け、桝本体
1上に円筒状の環状体11を設け、環状体11に
円筒状の蓋体12を設けたものである。前記底版
塊5には、一部に切欠部9を形成した段付突起台
8が設けられ、その上に桝本体1が載置されて前
記実施例と同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く本考案は、底版塊の版塊面積を
桝本体下面よりも広くし、底版塊の上面に桝本体
を支持固定する段付突起台を設け、その段付突起
台の一部に切欠部を形成したので、桝全体が落ち
込んだり、傾いたりすることがなく、また雨水の
浸透能力も、充分に期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図の断面図、第3図は第1図の雨水浸透桝の
底版塊の拡大平面図、第4図は第3図のA−A断
面図、第5図は本考案の他の実施例の斜視図、第
6図は第5図の雨水浸透桝の底版塊の拡大平面
図、第7図は従来の雨水浸透桝の断面図である。 1……桝本体、4,6……貫通孔、5……底版
塊、8……段付突起台、9……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の桝本体の下に底版塊を設けた雨水浸透桝
    において、上記底版塊の版塊面積を桝本体下面よ
    りも広くし、底版塊の上面に桝本体を支持固定す
    る段付突起台を設け、その段付突起台の一部に切
    欠部を形成したことを特徴とする雨水浸透桝。
JP4484089U 1989-04-17 1989-04-17 Expired JPH0439329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4484089U JPH0439329Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4484089U JPH0439329Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136185U JPH02136185U (ja) 1990-11-13
JPH0439329Y2 true JPH0439329Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31558494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4484089U Expired JPH0439329Y2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439329Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090053A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 中川ヒューム管工業株式会社 浸透マンホール

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02136185U (ja) 1990-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5845436A (en) Grave-marker support device
JPH0439329Y2 (ja)
JPH09327239A (ja) 樹木根保護装置
JP2002339383A (ja) 継手部材および構造体
JP2598386B2 (ja) 植物植生用パネル
JPS5865802A (ja) 道路、堤防等の表面構造
JP4226567B2 (ja) 墓の防水構造
JP3040965B2 (ja) U字溝、それを用いた排水路の施工方法、及びu字溝受体
JP2703863B2 (ja) 雨水貯留浸透設備
JPS6242989Y2 (ja)
JP3338977B2 (ja) 樹木の保護装置
CN212154344U (zh) 地棺
KR200228563Y1 (ko) 정자 등을 이루는 기둥목재의 하부를 우레탄코팅한 기초부
JPS584628Y2 (ja) 浄化槽
JPS6425397U (ja)
JPS6224588B2 (ja)
JPS6243022Y2 (ja)
JPS6033157Y2 (ja) 布基礎
JPH0613881Y2 (ja) 側 溝
JPS5812917Y2 (ja) 基礎型枠の支持構造
JP3109783U (ja) 排水溝の溝蓋用通水性受枠
FI90490C (fi) Katupuiden istutuslaatikko
JPH0218152Y2 (ja)
JPH04117040U (ja) 建築物の基礎構造
JP3538494B2 (ja) 地下収納庫の施工構造