JPH0439121Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439121Y2
JPH0439121Y2 JP1987185457U JP18545787U JPH0439121Y2 JP H0439121 Y2 JPH0439121 Y2 JP H0439121Y2 JP 1987185457 U JP1987185457 U JP 1987185457U JP 18545787 U JP18545787 U JP 18545787U JP H0439121 Y2 JPH0439121 Y2 JP H0439121Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check valve
nozzle
valve rod
ring
raw material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987185457U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0191705U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987185457U priority Critical patent/JPH0439121Y2/ja
Publication of JPH0191705U publication Critical patent/JPH0191705U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439121Y2 publication Critical patent/JPH0439121Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として建築関係等に使用する水の漏
洩、防塵又は組立施行のためのシーリング剤、コ
ーテイング剤等の接着剤をカートリツジに充填す
る装置に関するものでこの充填に関しての充填時
の原料カツト方式を吸引式として新規に考案提供
するものである。
(従来の技術) 従来に於いては、近年新建材の発達によりアル
ミサツシ外樹脂製が多く建築関係等に使用されて
いるが本使用に際しては水の漏洩、防塵又は組立
施行に多種のシーリング剤、コーテイング剤の接
着剤が使用されている。然しながら、このほとん
どが一液性でそのまま硬化するタイプのものであ
る。
カートリツジ充填とは規格化された紙管、プラ
スチツク管、アルミ管等の丸管へ原料充填するの
であるが、一液性高粘性体である為管内にエアー
残留、巻込等及び充填部の原料の糸引き現象によ
る汚れを極端に防止しなくてはならないものであ
る。
又、カートリツジ管は充填後尻部にプランジヤ
ーと称する底付円筒を打ち込むがこの個所の内壁
が汚れていると打ち込んでもガス漏れが起きて管
内の原料硬化が早くなり、硬化して使用出来なく
なる欠点もあつた。更に又、包装機等を汚して一
液シーリングはふいても仲々きれいにならず自動
化トラブルの原因となつていた。
従来技術である類似方法を挙げると、 1 ノズル先端を針金を摺動させて原料を切る
(第11図中1参照)があるが、原料がサクサ
クして糸引きがなければ切れるがその他は不可
能に近い。
2 ノズルを二重にして原料をエアーで吹き切る
(第11図中2参照)場合は、原料に粘性が少
なくいつも常に一定粘度なら良いが多少でも粘
度が変ると飛散したりするので使い分けが非常
に困難となる。
3 ノズルを二重にして外ノズルに中心に針金を
張つてこれを回転させる場合は(第11図中3
参照)ノズル中心に針金が入つているのでこれ
を回転させる為原料が切れない場合がある。
以上1.2.3.共に諸条件がこれに同調している限
られた場合位しか対応出来ない。
尚、シーリング剤にはシリコーン系の各種ウレ
タン系、変性シリコン系、ブチル系、アクリル
系、合成ゴム系等々用途に応じて各種あり、夫々
がその素性、粘度、物性に変化あり現在最も難点
とするものはノズルの原料カツト方法、汚れ防止
方法にしぼられている。特にシリコーン系はゴム
系と混合されて全くカツトの困難な原料でそのた
めの完全実用化に迫まられていた。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、上記糸引き現象即ち液垂れをなくし如
何なる条件の原料であつても完全にカツト出来る
ように改善し、カートリツジ充填部の汚れを防止
し、自動化トラブルを改善することを技術的課題
とするものである。
(技術的手段) 本考案では上記の技術的課題を解決するため
に、充填ノズル本体の外筒内部に吸引式逆止弁と
新規なるシヤツタープレートを設け、ノズル先端
部に生じる負圧現象によつて強制的に該シヤツタ
ープレートを弾性閉鎖せしめることにによつて原
料をスムース且つ確実にカツトすべく成したもの
であり、具体的には図示の実施例(第1図乃至第
10図)に基き下記の構成となる。
1は充填ノズル本体であり、主として原料注入
口2Aを有するノズルチーズ2に固着した吸引ノ
ズル本体3と吸引式の逆止弁ロツド4とから構成
されている。5は潤滑剤液カツプであり、テフロ
ンリング5Aとウレタンリング5Bを装着したパ
ツキンボツクス6を介して前記ノズルチーズ2上
側に固着せしめてある。7は吸引ノズル本体3の
上端に螺着せしめたノズルセツトリングであり、
該ノズルセツトリング7と前記ノズルチーズ2と
の間に取付板8を挟持するようにして、該ノズル
セツトリング7を締付け固定することによつて吸
引ノズル本体3は取付板8に取付けられることと
なる。
9は先端開口部9Aを穿つたノズルであり、該
ノズル9内に多数の星形ヒダ状(第6図)のカツ
ター弁10Aを形成せしめたウレタン樹脂等の硬
度略90°、厚さ略1mm程度の弾性材より成るシヤ
ツターリング10をその内底に挿入配置し、次い
でテフロンパイプ11を落し込んでから、テフロ
ン製の逆止弁リング12を介して前記吸引ノズル
本体3の先端に該ノズル9を螺着9Bせしめてあ
る。
然る時、該逆止弁リング12はテフロンパイプ
11を介して前記シヤツターリング10を下方向
の先端開口部9A側へ押圧保持せしめられる。
前記シヤツターリング10のカツター弁10A
はその両サイドに刃部10Bを有する多数の扇形
状星形12条の割付に寄せ集めてヒダ状の如く形成
したものであり、その基部10Cを不動部として
尖端部分が上下に撓曲することにより開口乃至閉
鎖が出来るようにしてある。(第9図乃至第10
図参照) 13は前記逆止弁ロツド4の上端にスプリング
ワツシヤ13Aとナツト13Bとを介して螺着せ
しめたエアーシリンダー用の組込ネジロツドであ
り、該組込ネジロツド13を介して逆止弁ロツド
4をタイミング動作で吸引上昇すべく成してあ
る。
14は前記逆止弁ロツド4の先端に形成した円
形弁部であり、底面には十字形状の割溝部14A
を形成せしめてある。
15は前記逆止弁ロツド4の円形弁部14近傍
の直上に穿つた切欠凹溝であり、逆止弁ロツド4
の周側面に120°角度間隔ごとに夫々3つの正面長
円形状に長さ距離Lに亘つて設けてある。
而して、充填時には逆止弁ロツド4は常時下降
せしめられており、この時前記切欠凹溝15は前
記逆止弁リング12を略中央にして位置付けされ
ており、前記ノズルチーズ2の原料注入口2Aか
ら加圧注入せしめられた原料は吸引ノズル本体3
と逆止弁ロツド4との間隙を通過して、更に逆止
弁リング12と切欠凹溝15とによつて形成され
た間隙を通つてから、前記シヤツターリング10
のカツター弁10Aを押し拡げてカートリツジ管
Q内へ原料を噴出充填することとなる。又、前記
エアーシリンダーのタイミング動作によつて逆止
弁ロツド4が上方向に吸引上昇せしめられた際に
は、前記切欠凹溝15は逆止弁リング12よりも
上側へ位置付けされ、逆止弁リング12内には円
形弁部14が当接位置付けすることによつてこれ
を閉鎖し、原料をシヤツトすべく成してある。然
る時、第10図に示す如くノズル9のテフロンパ
イプ11内は前記逆止弁ロツド4の急激な吸引上
昇によつて負圧の状態となり、従つて、前記ノズ
ル9先端部の原料は強制的にノズル9内部へ吸引
せしめられ、前記シヤツターリング10のカツタ
ー弁10Aは閉鎖し、原料を前記刃部10Bによ
つてカツトすることとなる。
又、前記カートリツジ管Qは原料の充填中、タ
イミング動作により吸引ノズル本体3に沿つて降
下移動すべく成してある。
(作用) 上記の技術的手段は下記の如く作用する。
充填時、逆止弁ロツド4が下降すると切欠凹溝
15と逆止弁リング12との間に間隙が出来、原
料注入口2Aからの加圧注入力により原料はノズ
ル9内に吐出せしめられる。次いで、原料はその
吐出力により下部のシヤツターリング10のカツ
ター弁10Aを押し拡げて先端開口部9Aから噴
出することによつて原料はカートリツジ管Q内に
充填される。
然る時、カートリツジ管Qは原料を満たしなが
ら下降していく。次いで、充填完了すると逆止弁
ロツド4はエアーシリンダーのタイミング動作で
もつて吸引上昇せしめられ、前記切欠凹溝15が
逆止弁リング12位置より外れた直上に位置付け
せしめられ、該逆止弁リング12内には円形弁部
14だけが位置し閉栓状態となるので、原料はシ
ヤツトせしめられる。然る際、ノズル9の先端部
の原料は逆止弁ロツド4が上昇するにつれて最初
は逆止弁ロツド4の先端一部がノズル9内で占有
していた体積分だけスペースが急に増加せしめら
れるので該ノズル9内は負圧の状態となり、原料
はノズル9内部へ吸引される。然る時、原料は粘
性があるにも拘らずシヤツターリング10のカツ
ター弁10Aの閉鎖によつてカツトせしめられ
る。(第9図乃至第10図参照)又、この充填完
了の時には充填用のピストン(図示せず)が原料
の加圧を停止することであり、ノズル9からの原
料の吐出はない。然しながら、管内残圧としての
余圧が残されているが、この際、前述の如く逆止
弁ロツド4が上昇し、ノズル先端部にボリユーム
が発生して負圧現象となるので、シヤツターリン
グ10の弾性によつて原料のカツテイング動作が
スムースに行い得る。
(効果) 而して、本考案は下記の如き特有の効果を有す
るものである。
(a) 吸引ノズル本体3に取付けた逆止弁リング1
2と逆止弁ロツド4の周側面に穿つた複数の切
欠溝孔15とのスライド摺接により、充填時に
は高圧力充填となり充填物質が切欠溝孔15内
をスムースに流動する。又、充填カツト時には
逆止弁ロツド4を垂直に引き上げるのである
が、その引き上げ時の高粘性充填物質の容量、
重量、粘着力等による影響が少なく素早く引き
上げることができノズル9内の負圧が大とな
る。よつて充填物質のカツトがスムースに良好
に行い得る。
(b) 逆止弁ロツド4の上昇に伴うノズル9内部の
大きな負圧に基いてシヤツターリング10のカ
ツター弁10Aを強力に閉鎖して充填物質のカ
ツテイングを糸引きすることなくスムースみ確
実に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の実施例を示すも
ので、第1図は充填ノズル本体の縦断正面図、第
2図はノズル先端部の拡大縦断面図、第3図は充
填ノズル本体の分解構成図、第4図は第3図上逆
止弁ロツドのX−X線部分の横断平面図、第5図
は同じくY−Y線部分の平面図、第6図はシヤツ
ターリングの全体斜視図、第7図はシヤツターリ
ングの全体平面図、第8図はシヤツターリングの
全体側面図、第9図はシヤツターリングの押圧開
口時の全体側面図、第10図はシヤツターリング
の閉鎖時の全体側面図である。第11図1乃至4
は従来技術を示すものである。 3……吸引ノズル本体、4……逆止弁ロツド、
9……ノズル、10……シヤツターリング、10
A……カツター弁10A。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カツター弁10Aを有する弾性材より成るシヤ
    ツターリング10を、吸引ノズル本体3の先端に
    取付けたノズル9内の先端開口部9Aに内装せし
    めると共に、該吸引ノズル本体3内に挿入した逆
    止弁ロツド4の上昇乃至下降に上るタイミング動
    作により、前記吸引ノズル本体3に取付けた逆止
    弁リング12と前記逆止弁ロツド4の周側面に穿
    つた複数の切欠溝孔15とのスライド摺接位置関
    係により、閉栓乃至開栓を行なわしめる一方、前
    記逆止弁ロツド4の上昇に伴う前記ノズル9内部
    の前記逆止弁ロツド4の負圧作用に基いて前記シ
    ヤツターリング10のカツター弁10Aを強制的
    に閉鎖及び原料をカツテイングせしめたことを特
    徴とするカートリツジ充填に於けるシーリング剤
    の吸引式カツト装置。
JP1987185457U 1987-12-07 1987-12-07 Expired JPH0439121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987185457U JPH0439121Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987185457U JPH0439121Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0191705U JPH0191705U (ja) 1989-06-15
JPH0439121Y2 true JPH0439121Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31476774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987185457U Expired JPH0439121Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439121Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511376A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー カートリッジ用プランジャ及びプランジャアセンブリ、物質を格納するシステム、並びに物質をデリバリーシステム内に充填し封止する方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664902A (en) * 1979-10-25 1981-06-02 Shinko Seisakusho Ltd Bottle innerrpressure increasing type filling valve
JPS6138099B2 (ja) * 1978-09-22 1986-08-27 Kawaden Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138099U (ja) * 1984-08-10 1986-03-10 株式会社 ト−ケミ 充填装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138099B2 (ja) * 1978-09-22 1986-08-27 Kawaden Co Ltd
JPS5664902A (en) * 1979-10-25 1981-06-02 Shinko Seisakusho Ltd Bottle innerrpressure increasing type filling valve

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0191705U (ja) 1989-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6981533B2 (en) Appliance for perfecting the snap connection and disconnection of the tank for floor-washing appliance, containing liquids with a discharge pipe inserted in the element that supports the tank
JP3237189U (ja) 排出量調整可能な化粧品容器
JPH0335744Y2 (ja)
DE4015480C2 (ja)
JP2002506781A (ja) 配給バルブおよびバリヤ貫通器を備えた配給構造
EP0304567A1 (de) Dosierpumpe für flüssige und/oder viskose Stoffe
DE2807204A1 (de) Quetschflaschenartige spruehdose
EP1215167A2 (de) Spenderausguss für fliessfähige Medien
JP4226736B2 (ja) エアゾール容器の遅延噴射装置
JPH0439121Y2 (ja)
US3096914A (en) Filling mechanism
JP4066251B2 (ja) 搾りディスペンサー
JP3279826B2 (ja) 泡放出容器
CN207493914U (zh) 施釉喷枪
JPH08310575A (ja) 液体注出ポンプ
JPH0318321Y2 (ja)
JPH0347519Y2 (ja)
CN209465249U (zh) 一种吸胶装置
JPH086726Y2 (ja) 充填機に於ける液垂れ防止装置
CN112295962B (zh) 一种密封胶清除设备
CN212590857U (zh) 一种可快速安装的替换装以及可替换式滴管瓶
JPH0231148Y2 (ja)
CZ570790A3 (cs) Ruční rozstřikovač
CN218261939U (zh) 一种用于灌装牡丹籽油的设备
CN212469148U (zh) 一种用于铝箔膜瓶子清洗的装置