JPH0439070A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像の出力処理を行う画像処理装置に関する
。

［従来の技術］ 従来、この種の画像処理装置において、デイザ法や濃度
パターン法を用いて中間調画像を再現することが考えら
れている。しかし、いずれの場合も小さいサイズの閾値
マトリックスでは十分な階調性が得られないので、大き
いサイズの閾値マトリックスを用いなければならない。

この結果、解像力の低下やマトリックスの周期構造によ
り、テキスチャー構造が目立つ等の原因で高品位出力を
得ることが出来ないという欠点がある。

上記の欠点を除去するために、デイザ法に於いては、例
えば複数のデイザマトリックスを使用してドツト情報を
多値化する方法も考えられる。

Ｃ発明が解決しようとする課題］ しかし、このような方法に於ては、各デイザマトリック
スの同期をとるために複雑な回路構成が必要となり、シ
ステムとしては大型、かつ複雑とならざるを得ない。従
って、複数のデイザマトリックスによる多値化にも実用
上限界がある。

本発明の目的は、上述のような点に鑑み、回路構成やシ
ステムの複雑化、大型化を招かずに、比較的簡潔な構成
で十分な階調性とともに、高解像力等の高品位出力が得
られる画像処理装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は、入力画像信号の輝
度レベルに応じて画像出力制御用のパルス信号の周波数
を可変に変調するパルス周波数変調手段を具備したこと
を特徴とするものである。

また、本発明の一形態として、前記パルス周波数変調手
段は前記入力画像信号の画素毎に、または画像の出力ラ
イン毎に、前記パルス信号の周波数変調を行うことを特
徴とするものである。

［作　用］ 本発明は、パルス制御で画像出力を行う画像処理装置に
おいて、画像信号の階調レベルに応じて制御パルスの周
波数を変えることにより、画像記録媒体において中間調
表現を可能にしたので、比較的簡潔な構成で十分な階調
性とともに高解像力等の高品位出力が得られる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

■見立■ユ 第１図は本発明の一実施例（実施例１）における画像処
理装置の概略構成を示す。同図において、１０１はＡ／
Ｄ　　（アナログ−デジタル）変換された図示されてい
ないＣＣＤセンサーやビデオカメラからの８ｂｉｔ　（
ＯＯＨ−ＦＦＨ）のデジタル画像信号である。このデジ
タル画像信号１０１は図示されていないバッファメモリ
に一旦格納していても良く、また通信装置を通じて外部
機器から入力しても良い。このデジタル画像信号圓１は
デジタル−アナログ変換器（Ｄ／Ａ変換器）１０２によ
ってアナログ量に変換され、アナログ画像信号１０３と
して１つ１つの画素信号が順次ＰＦＭ　　（パルス周波
数変調）変調器１０４に入力される。

ＰＦＭ変調器１０４は入力したアナログ画像信号１０３
をパルス周波数変調された信号（ＰＦＭ信号）１０５に
変調する。このパルス周波数変調（ＰＦＭ）は、アナロ
グ入力信号１０３の振幅に応じて出力するパルスの周波
数を変える変調方式であり、その原理を第２図に示す。

また、このパルス周波数変調回路には第３図に示す回路
が一般に知られている。この回路は非安定マルチバイブ
レークの発振周波数を入力信号の信号電圧によって変化
させるものである。

画像クロック１１０は画像の各ライン毎に発生する水平
同期信号（Ｈ，５ＹＮＣ）　１０ｇに同期して画像クロ
ック発生器１０９から発生する。Ｈ，５ＹＮＣ１０８は
Ｈ，５ＹＮＣ発生回路１０７から出力されるが、本画像
処理装置がレーザービームプリンタに適用される本実施
例では、このＨ，５ＹＮＣ１０ｇは周知のビームデイテ
クト（ＢＤ）信号に相当する。

また、画像クロック１１０は基準クロック発生回路１１
１から出力され基準クロック１１２を属分周して作られ
る。これは、画像クロック１１０のジッタを基準クロッ
ク信号の嵐に抑えるための工夫である。ＰＦＭ信号】０
５はＰＦＭ変調器１０４から画像クロック１１０に同期
して画素毎に出力される。

上述の各信号のタイミングを示したのが第４図である。

以上の構成において、ＰＦＭ信号１０５はレーザー１１
３を発光させる為にレーザードライバ１０６に入力され
るが、レーザードライバ１０６は一般的に遅延時間を有
している。また、レーザー１１３の発光特性カーブ自体
も発光するまでの遅延時間が更に太き（なる様な傾向に
ある。この為に、レーザードライバ１０６で駆動される
レーザー１１３はそのドライバ１０６に入力されるパル
ス信号のデューティ比がある程度以下では発光を開始し
ない。また、デユーティ比がある程度以上大きくなると
、すなわち発光の休止時間が短くなると、レーザー１１
３は連続点灯（フル点灯）の場合と同様の発光状態とな
る。

従って、Ｄ／Ａ変換器１０２の入力データφφＨのレベ
ルでＰＦＭ変調器１０４からパルスが出力されないよう
にし、また入力データφＩＨ以上のレベルでＰＦＭ変調
器１０４から出力されるパルスの幅はレーザー１１３が
発光を開始する最低のパルス幅となる様にあらかじめ設
定しておく。

また、Ｄ／Ａ変換器１０２の入力データＦＦＨのレベル
において、レーザー１１３が丁度フル点灯になるパルス
周波数でパルスを出力する様に、ＰＦＭ変調器１０４を
あらかじめ設定してお（。

このような、本発明によるレーザー駆動回路を公知のレ
ーザービームプリンタやレーザービーム複写機等に用い
る事により、２５６階調の入力データｌＯ１に対応して
、記録媒体（例えば、記録用紙）上につ（るドツトの密
度を変える事ができ、階調性の優れた再生画像を得る事
ができる。

■に施主ユ 第５図は本発明の他の実施例（実施例２）の要部構成を
示す。本実施例は、実施例１と同様の構成において、Ｐ
ＦＭ信号１０５を画像のラインごとに出力する一例を示
す。画像の１ラインごとの水平同期信号（Ｈ，５ＹＮＣ
：）　１０８に同期して、１ライン分のアナログ画像信
号をＰＦＭ変調器１０４に１度に入力し、１ラインごと
のＰＦＭ信号１０５をレーザードライバ１０６に入力す
る。

第６図は本実施例２の各信号のタイミングを示す。

■犬上目肌旦 第７図は本発明の更に他の実施例（実施例３）の要部構
成を示す。本実施例では、実施例１と同様の構成におい
て、ＰＦＭ変調器１０４として発振器７０１とゼロクロ
ス検出パルス発生回路７０２とからなる回路構成を用い
ている。発振器７０１は、公知の入力電圧に応じて発振
周波数が変化する回路であり、ゼロクロス検出パルス発
生回路７０２は発振器７０１の出力信号が偏になった事
を検出すると、パルスを発生する回路である。Ｄ／Ａ変
換器１０２（第１図参照）からのアナログ画像信号１０
３は発振器１０３に入力し、ゼロクロス検出パルス発生
回路７０２からＰＦＭ信号１０５が発生する。

第８図は、第７図のゼロクロス検出パルス発生回路７０
２の動作原理を示し、発振器７０１から出力された信号
７０３０周波数が変化する正弦波がＯｖになる時にＰＦ
Ｍ信号１０５の出力する様子を表わしている。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、パルス制御で画
像出力を行う画像処理装置において、制御パルスの周波
数を画像信号の階調レベルに応じて変えるようにしたの
で、記録媒体上に形成するドツトの密度を変える事がで
き、簡単で廉価な構成で、出力画像の階調性を良くでき
る効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例１の概略回路構成を示すブロッ
ク図、 第２図は第１図のＰＦＭ変調器のパルス周波数変調の動
作原理を示す波形図、 第３図は第１図のパルスＦＭ変調回路の回路構成例を示
す回路図、 第４図は第１図の本発明の実施例１の信号のタイミング
を示すタイミング図、 第５図は本発明の実施例２の概略要部回路構成を示すブ
ロック図、 第６図は第５図の本発明の実施例２の信号のタイミング
を示すタイミング図、 第７図は本発明の実施例３の概略要部回路構成を示すブ
ロック図、 第８図は第７図の本発明の実施例３のゼロクロス検出パ
ルス発生回路の動作原理を示す波形図である。 ・・・Ｄ／Ａ変換器、 ・・・ＰＦＭ変調器、 ・・・レーザードライバ、 ・・・Ｈ，５ＹＮＣ発生回路、 ・・・画像クロック発生器、 ・・・基準クロック発生回路、 ・・・レーザー ・・・発振器、 ・・・ゼロクロス検出パルス発生回路。 を 第２図 ト ト 工

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）入力画像信号の輝度レベルに応じて画像出力制御用
   のパルス信号の周波数を可変に変調するパルス周波数変
   調手段を具備したことを特徴とする画像処理装置。 ２）前記パルス周波数変調手段は前記入力画像信号の画
   素毎に、または画像の出力ライン毎に、前記パルス信号
   の周波数変調を行うことを特徴とする請求項１に記載の
   画像処理装置。