JPH0439016A - 射出成形金型の製品取出し構造 - Google Patents

射出成形金型の製品取出し構造

Info

Publication number
JPH0439016A
JPH0439016A JP14549790A JP14549790A JPH0439016A JP H0439016 A JPH0439016 A JP H0439016A JP 14549790 A JP14549790 A JP 14549790A JP 14549790 A JP14549790 A JP 14549790A JP H0439016 A JPH0439016 A JP H0439016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
core mold
plate
mold
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14549790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2556606B2 (ja
Inventor
Mitsuo Hatakeyama
畠山 光男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2145497A priority Critical patent/JP2556606B2/ja
Publication of JPH0439016A publication Critical patent/JPH0439016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556606B2 publication Critical patent/JP2556606B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形製品の品質を向上させることのできる
、射出成形金型の製品取出し構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、射出成形金型において製品を取出すには、例えば
第3図に示すように、可動側のコア型30の中空部30
aに嵌合する断面形状の入れ子31を、コア型30の貫
通孔30bを貫通して結合されるロッド32の図示上端
部(実際にはこの装置はロッド32が水平になるように
載置されている)にボルト結合される押え板33の、下
面に支持されるエジェクタ板34の上面を押圧するよう
にしていた。この押圧によりロッド32を介して入れ子
31が下降し、コア型30と図示しない固定側の型との
間に所望の断面形状に成形された製品35がコア型30
の下面30cから上記エジェクタ板34の移動量に応じ
て離間することになり、製品35を取り出すことができ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来例においては、射出成形時、製品35を介して
コア型30の下面30cには第3図に矢印Pで示す射出
圧が作用し、コア型30が上下方向に圧縮される。ここ
でコア型30は、端部寄において図示しない支持部材に
支持され、入れ子31を収容する中空部30aを設けた
中央部はフリーになっているため中央部はど変形し易く
なっており、上記射出圧Pに基づき第4図に示すように
S、だけ圧縮されるが、ロッド32の上端部に押え板3
3を介して支持されるエジェクタ板34の上面が図示し
ない部材によって支持されることにより上限を規制され
ているため、ロッド32が第3図に示す状態よりも上方
に移動することはできないことから、入れ子31は射出
圧Pが作用しても第3図に示す状態のまま変形せず、こ
の結果第4図に示すようにコア型30の中空部30aの
上面と入れ子31の上面31aとの間に隙間S、が生じ
るとともにコア型3oの下面30cと入れ子31の下面
31bとの間にそれと対応する段差が生じる。このよう
な段差が射出成形時に生じると、製品35の表面に波打
ち、入れ子跡、パリ等が発生して製品の品質を阻害し、
最悪の場合には射出成形の樹脂液が前記隙間S、に侵入
して凝固するため装置全体を分解してこの樹脂液を除去
する作業が必要トなり、その間射出成形作業が中断して
しまう。
本発明は押え板とエジェクタ板との間に、両者を進退移
動し得るようにする弾性部材を挿入することにより、上
述した問題を解決することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため、本発明の射出成形金型の製品取出し構
造は、可動側のコア型と、該コア型に設けた中空部に嵌
合される入れ子と、該入れ子に前記コア型を貫通して一
端を結合されるロッドと、該ロッドの他端に結合される
押え板と、該押え板に支持され前記ロッドを貫通される
エジェクタ板とを具え、該エジェクタ板の押圧に伴う前
記ロッドの移動によって 前記コア型より製品を取出す
射出成形金型の製品取出し構造において、前記押え板と
前記エジェクタ板との間に弾性部材を設け、前記エジェ
クタ板に対し前記押え板が進退移動し得るようにしたこ
とを特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、射出成形時、射出圧によってコア型が
圧縮変形する際には、この射出圧にょって製品を介して
入れ子の下面が押圧されて、この入れ子に連結されるロ
ッドに結合した押え板を上昇させようとする力が働くが
、この押え板は、前記ロッドが貫通するエジェクタ板を
弾性部材を介して支持しているため、このエジェクタ板
の上限が規制されているにも拘わらず、押え板はエジェ
クタ板に対し相対的に移動(上昇)することができる。
これにより前記コア型の圧縮変形に入れ子を追従させる
ことができ、常にコア型の下面と入れ子の下面とが一致
して前述した波打ち、入れ子跡、パリ、樹脂液の入れ子
上部の隙間への侵入といった不具合は生じなくなり、製
品の品質を格段に向上させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の射出成形金型の製品取出し構造の第1
実施例の構成を示す断面図であり、図中10はコア型を
示す。
コア型10は可動側の型であり、その下方に配置される
図示しない固定側の型との間に形成される隙間に樹脂液
を流し込むことにより製品11を所望の断面形状に射出
成形するものである。コア型10の図示しない端部は図
示しない支持部材によってフレームの可動部に支持され
ており、図示した中央部はフリーになっている。
この中央部には、入れ子12を収容するための、入れ子
12と同一断面形状の中空部10aと、入れ子12に一
端を結合されるロッド13を貫通させるための貫通孔1
0bとが設けである。なお入れ子12とロッド13との
結合は、ロッド13の下部に設けた連結部13aを入れ
子12の切欠12a内に貫入し、この連結部13aをロ
ッド13の軸方向と直交する方向の図示しないボルトに
よって入れ子12に締結することにより行う。
ロッド13はコア型10の貫通孔10bを貫通して図示
上方に延在しくなおこの装置は実際にはロッド13が水
平になるように載置されているが説明の都合上横向きに
表しである)、その上端面にはボルト14によって押え
板15が結合されている。押え板15には上記ボルト1
4を収容するための切欠15aの他、エジェクタ板16
を結合するストリッパボルト17を収容するための切欠
15bが複数(第1図では2個所を示しである)設けで
ある。一方エジェクタ板16には、ストリッパポル目7
の軸部17aを収容するための切欠16aと、ストリッ
パポル目7のネジ部17bを螺合するネジ部16bとが
、上記押え板15の切欠15bと対応する位置にストリ
ッパボルト17の所要数分設けられている他、ロッド1
3を貫通させるための貫通孔16cも設けられている。
ところで本例においては、押え板15とエジェクタ板1
6とを結合する部分の構造が従来例とは異なっている。
すなわち、第3図の従来例では押え板33とエジェクタ
板34とを当接させた状態で両者をボルト結合している
が、本例では押え板15とエジェクタ板16とを強制的
に離間させるため、弾性部材としてのスプリング18を
押え板15の下面とエジェクタ板16の上面16aとに
当接するようにロッド13に介挿し、このスプリング1
8によってエジェクタ板16に対し押え板15が相対的
に進退移動し得るようにして、押え板15とエジェクタ
板16とを複数のストリッパポルト17によって結合し
である。
次に本例の作用について第2図(a)、 (b)を用い
て詳細に説明する。まず射出成形のためコア型10、入
れ子12および図示しない固定側の型が第1図に示す所
定位置に位置し、製品11を成形する所定の隙間が形成
されたとき、樹脂液注入前(静止状態)においては、第
2図(a)に示すように押え板15が、図示しない支持
、部材に当接して上限に位置しているエジェクタ板16
の上面(基準面)16dより距離S2だけ離間している
。このようになる理由は、押え板15はロッド13を介
して入れ子12を支持しており、ロッド13の長さをア
3、入れ子12の厚さをitとしたとき、f3−fl 
+t12で表される押え板15の下面から入れ子工2の
下面12bまでの距離β、(固定値)は基準面16dか
らコア型lOの下面10cまでの距離II4よりも大き
くなるように設定されており、スプリング18のハネ力
により押え板15が上昇して入れ子12がコア型10の
中空部10aに嵌合れることによってコア型10の下面
10cと入れ子12の下面12bとが同一レベルになる
際に、Rx=Ia+52となるからである。このときエ
ジェクタ板16に締結結合されたストリッパポル目7は
押え板15の切欠15bの水平部から距離S3だけ離間
している。
この状態において樹脂液を注入すると、第2図(b)に
示すように、射出圧Pによってコア型10が圧縮変形さ
れ、基準面16dからコア型10の下面10cまでの距
離はi14よりも小さい14′になる。このとき入れ子
12は、第2図(a)の状態においてストリッパポル目
7と押え板15の切欠15bとの隙間S、の間はまだ上
昇可能であることから、前記射出圧Pによってこの隙間
S、を無くすように押え板15がスプリング18に案内
されて上昇して、その下面と基準面16dとの間の距離
が32″に変化するため、圧縮されたコア型10の中空
部10aに入れ子12が嵌合された状態のまま前記コア
型の圧縮変形に追従して上昇する。なお上記距離52′
は、第4図の従来例において射出成形時に発生するコア
型と入れ子との間の隙間51以上(82′≧S+)にな
るように設定しておくものとする。
この結果、射出成形中においてもコア型下面10cと入
れ子下面12bとが同一レベルになるから、従来例のよ
うに製品表面に波打ち、入れ子跡、パリ等が発生したり
、樹脂液がコア型の中空部の鵜面と入れ子の上面との間
の隙間に侵入する不具合は生じなくなり、製品11の品
質が格段に向上する。
なお、射出成形完了後、製品10はエジェクタ板16を
下方に押圧することにより取出され、その後エジェクタ
板16を上限まで上昇させることにより入れ子12は第
1図の状態に復帰する。
本発明は上述した例にのみ限定されるものではなく、種
々の変形および変更を加えることができる。例えば上記
実施例ではスプリング18をロッド13に装着している
が、代りに弾性部材としてのスプリングワッシャをスト
リッパボルトの部分に介挿するようにしてもよい。
(発明の効果) か(して本発明の射出成形金型の製品取出し構造は、押
え板とエジェクタ板との間に、両者を進退移動し得るよ
うにする弾性部材を挿入したから、射出成形時、射出圧
によるコア型の圧縮変形に入れ子を追従させることがで
き、常にコア型の下面と入れ子の下面とが一致して前述
した波打ち、入れ子跡、パリ、樹脂液の入れ子上部の隙
間への侵入といった不具合は生じなくなり、製品の品質
を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の射出成形金型の製品取出し構造の第1
実施例の構成を示す断面図、 第2図(a)、 (b)は同側の作用を説明するための
図、第3図および第4図は従来技術を説明するための図
である。 10・・・コア型      10a・・・中空部11
・・・製品       12・・・入れ子13・・・
ロッド      15・・・押え板16・・・エジェ
クタ板   17・・・ストリンパボルト第2図 (a) (甲’ffP仄尤 11(1,IJ0 c 31b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可動側のコア型と、該コア型に設けた中空部に嵌合
    される入れ子と、該入れ子に前記コア型を貫通して一端
    を結合されるロッドと、該ロッドの他端に結合される押
    え板と、該押え板に支持され前記ロッドを貫通されるエ
    ジェクタ板とを具え、該エジェクタ板の押圧に伴う前記
    ロッドの移動によって前記コア型より製品を取出す射出
    成形金型の製品取出し構造において、 前記押え板と前記エジェクタ板との間に弾性部材を設け
    、前記エジェクタ板に対し前記押え板が進退移動し得る
    ようにしたことを特徴とする射出成形金型の製品取出し
    構造。
JP2145497A 1990-06-05 1990-06-05 射出成形金型の製品取出し構造 Expired - Lifetime JP2556606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145497A JP2556606B2 (ja) 1990-06-05 1990-06-05 射出成形金型の製品取出し構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145497A JP2556606B2 (ja) 1990-06-05 1990-06-05 射出成形金型の製品取出し構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439016A true JPH0439016A (ja) 1992-02-10
JP2556606B2 JP2556606B2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=15386629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2145497A Expired - Lifetime JP2556606B2 (ja) 1990-06-05 1990-06-05 射出成形金型の製品取出し構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2556606B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030318A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Ube Machinery Corporation Ltd 型内被覆成形用金型及び型内被覆成形方法
JP2007030317A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Ube Machinery Corporation Ltd 射出成形用金型及び射出成形方法
CN103433462A (zh) * 2013-08-17 2013-12-11 昆山西诺巴精密模具有限公司 一种压铸模架

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102773454A (zh) * 2011-05-10 2012-11-14 宜兴市佳晨压铸机制造有限公司 压铸机顶出缸与顶出板的防松连接结构

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030318A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Ube Machinery Corporation Ltd 型内被覆成形用金型及び型内被覆成形方法
JP2007030317A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Ube Machinery Corporation Ltd 射出成形用金型及び射出成形方法
JP4688027B2 (ja) * 2005-07-26 2011-05-25 宇部興産機械株式会社 射出成形用金型及び射出成形方法
JP4692124B2 (ja) * 2005-07-26 2011-06-01 宇部興産機械株式会社 型内被覆成形用金型及び型内被覆成形方法
CN103433462A (zh) * 2013-08-17 2013-12-11 昆山西诺巴精密模具有限公司 一种压铸模架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2556606B2 (ja) 1996-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4443288A (en) Method and apparatus for fusing together thermoplastic synthetic resin molded articles
KR20110108915A (ko) 캐비티를 형성하는 무빙 코어를 갖는 사출압축성형용 금형
JPH0439016A (ja) 射出成形金型の製品取出し構造
US6224810B1 (en) Method of plastic molding
JP3055724B2 (ja) 金型装置
JPH06278158A (ja) 交互式射出成形機
JPH04327921A (ja) 樹脂成形品の製造方法
JPH037310A (ja) 成形品突き出し装置
JPH0136583Y2 (ja)
JPH03124409A (ja) アンダーカット成形品の成形装置
CN218315067U (zh) 具备独立成型装置的成型机
JPH0324345Y2 (ja)
KR940008311Y1 (ko) 변형편을 이용한 내측언더컷 처리장치
CN215969920U (zh) 带延时顶出结构的精密塑胶模具
JP2673908B2 (ja) 成型金型
KR200157547Y1 (ko) 사출금형의 상이젝터 가압장치
JPS6359511A (ja) 樹脂成形装置
JPH06182835A (ja) 射出成形用金型
JP2528842Y2 (ja) 半導体素子の樹脂封止装置
KR200151275Y1 (ko) 프레스금형의 제품취출장치
KR900010202Y1 (ko) 사출금형의 2중 취출장치
KR0136471Y1 (ko) 사출금형의 언더컷 처리장치
CN116689728A (zh) 一种mim在线换模机构
JPH0648928U (ja) 成形装置
JP2952332B2 (ja) 射出プレス成形用金型および射出プレス成形法