JPH0438606B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438606B2 JPH0438606B2 JP1158886A JP1158886A JPH0438606B2 JP H0438606 B2 JPH0438606 B2 JP H0438606B2 JP 1158886 A JP1158886 A JP 1158886A JP 1158886 A JP1158886 A JP 1158886A JP H0438606 B2 JPH0438606 B2 JP H0438606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- arms
- vehicle body
- support
- arm
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本発明は車体に設けた支持アームの回動にてコ
ンテナを積込み、所定の場所までコンテナを輸送
する荷役車両の分野で利用されるものである。
ンテナを積込み、所定の場所までコンテナを輸送
する荷役車両の分野で利用されるものである。
(b) 従来の技術
従来の荷役車両は、特公昭31−3170号公報にて
開示されているように、車体に支持アームを回動
可能に設け、その支持アームの自由端に二又状の
チエーンを吊下げ、そのチエーンの下端をコンテ
ナに設けられた軸に引つ掛け、前記支持アームを
油圧シリンダにて前後に回動させることにより、
コンテナの積卸しを行うようになつている。
開示されているように、車体に支持アームを回動
可能に設け、その支持アームの自由端に二又状の
チエーンを吊下げ、そのチエーンの下端をコンテ
ナに設けられた軸に引つ掛け、前記支持アームを
油圧シリンダにて前後に回動させることにより、
コンテナの積卸しを行うようになつている。
(c) 発明が解決しようとする問題点
ところが、前記構成にあつては支持アームの回
動中にコンテナが揺動し、またコンテナに偏荷重
が作用(コンテナ内の荷物が片寄つている場合)
している場合にはコンテナが傾いた状態で積卸し
が行なわれるため非常に不安定な作業となり、最
悪の場合にはコンテナ内の荷重が落下する危険が
あつた。
動中にコンテナが揺動し、またコンテナに偏荷重
が作用(コンテナ内の荷物が片寄つている場合)
している場合にはコンテナが傾いた状態で積卸し
が行なわれるため非常に不安定な作業となり、最
悪の場合にはコンテナ内の荷重が落下する危険が
あつた。
(d) 問題点を解決するための手段
本発明は前記の如き問題点を解消するもので車
体後部の両側方にはコンテナ支持部を有する支持
アームを前後回動可能に設け、車体前部にはコン
テナ結合部を自由端に有する補助アームを前後回
動可能に設け、前記両アーム間には連結桿を設
け、前記両アームの回動中心、コンテナ支持部及
びコンテナ結合部にて平行四辺形を形成させると
ともに両アームの回動中心及び連結桿両端部にて
平行四辺形を形成させ、前記両アームのいずれか
一方に回動用駆動手段を設けてなる荷役車両に関
するものである。
体後部の両側方にはコンテナ支持部を有する支持
アームを前後回動可能に設け、車体前部にはコン
テナ結合部を自由端に有する補助アームを前後回
動可能に設け、前記両アーム間には連結桿を設
け、前記両アームの回動中心、コンテナ支持部及
びコンテナ結合部にて平行四辺形を形成させると
ともに両アームの回動中心及び連結桿両端部にて
平行四辺形を形成させ、前記両アームのいずれか
一方に回動用駆動手段を設けてなる荷役車両に関
するものである。
(e) 実施例
以下実施例を図面にて説明すると、1は車体
で、該車体1の後部両側にはコンテナ2を支持す
る支持アーム3,3が前後回動可能に設けられ、
前記支持アーム3,3は車体1側方にて前後方向
に延びた油圧シリンダ4,4により回動されるよ
うになつつている。
で、該車体1の後部両側にはコンテナ2を支持す
る支持アーム3,3が前後回動可能に設けられ、
前記支持アーム3,3は車体1側方にて前後方向
に延びた油圧シリンダ4,4により回動されるよ
うになつつている。
前記支持アーム3,3の自由端には切欠形状の
支持部5,5を形成し、前記支持部5,5にてコ
ンテナ2両側方に突出された係合軸6,6を支持
するようになつている。
支持部5,5を形成し、前記支持部5,5にてコ
ンテナ2両側方に突出された係合軸6,6を支持
するようになつている。
また前記支持アーム3,3の自由端より一部張
り出した部分にはコンテナ2の邪魔にならない範
囲で左右の支持アーム3,3を剛体にさせる連結
シヤフト7が設けられている。
り出した部分にはコンテナ2の邪魔にならない範
囲で左右の支持アーム3,3を剛体にさせる連結
シヤフト7が設けられている。
8はL字形の補助アームで、該補助アーム8は
車体1の前部中央にて一端が前後回動可能に軸支
されている。
車体1の前部中央にて一端が前後回動可能に軸支
されている。
その際、補助アーム8の水平部9は車体1中央
に形成された窪み部10に嵌まり込むとともに車
体1の横桁11にて支持され、垂直部12は常に
コンテナ2より前方に位置するようになつている
のでコンベア2を車体1上に塔載した場合でも補
助アーム8がコンテナ2に当らないようになつて
いる。
に形成された窪み部10に嵌まり込むとともに車
体1の横桁11にて支持され、垂直部12は常に
コンテナ2より前方に位置するようになつている
のでコンベア2を車体1上に塔載した場合でも補
助アーム8がコンテナ2に当らないようになつて
いる。
また補助アーム8の自由端にはコンテナ結合部
13が形成され、前記結合部13はコンテナ2上
方前部に設けられたブラケツト14にピン15を
介して結合できるようになつている。
13が形成され、前記結合部13はコンテナ2上
方前部に設けられたブラケツト14にピン15を
介して結合できるようになつている。
16,16は両アーム3,8を連結する連結桿
で、該連結桿16,16の一端は支持アーム3,
3側方に突出させた軸17,17に枢支し、他端
は補助アーム8より側方に突出させた軸18,1
8に枢支させてある。
で、該連結桿16,16の一端は支持アーム3,
3側方に突出させた軸17,17に枢支し、他端
は補助アーム8より側方に突出させた軸18,1
8に枢支させてある。
前記各部材は両アーム3,8の回動中心と支持
部5及び結合部13とにて平行四辺形を形成する
とともに、両アーム3,8の回動中心と連結桿1
6両端に連結された軸17,18とにて平行四辺
形を形成するようにして、コンテナ2を支持及び
係合した状態で支持アーム3,3を回動させた際
コンテナ2を常時水平状態にて積卸ができるよう
になつている。
部5及び結合部13とにて平行四辺形を形成する
とともに、両アーム3,8の回動中心と連結桿1
6両端に連結された軸17,18とにて平行四辺
形を形成するようにして、コンテナ2を支持及び
係合した状態で支持アーム3,3を回動させた際
コンテナ2を常時水平状態にて積卸ができるよう
になつている。
19,19は支持アーム3,3にもうけた孔
で、該孔19,19とコンテナ2両側面に設けた
孔20,20とにピン21,21を挿通させるこ
とにより、コンテナ2を支持アーム3,3に一体
化できるようになつている。
で、該孔19,19とコンテナ2両側面に設けた
孔20,20とにピン21,21を挿通させるこ
とにより、コンテナ2を支持アーム3,3に一体
化できるようになつている。
22は車体1後部に設けたアウトリガである。
尚、実施例では油圧シリンダを支持アーム側に取
付け、支持アームの回動にて補助アームを回動さ
せるようになつているが、油圧シリンダを補助ア
ーム側に取付け、補助アームの回動にて支持アー
ムを回動させるようにしても同様の作用効果を有
するものである。
尚、実施例では油圧シリンダを支持アーム側に取
付け、支持アームの回動にて補助アームを回動さ
せるようになつているが、油圧シリンダを補助ア
ーム側に取付け、補助アームの回動にて支持アー
ムを回動させるようにしても同様の作用効果を有
するものである。
本発明は前記の如き構成で次の作用について説
明すると、まずコンテナを積込む場合には車両を
コンテナに近接させた位置で第3図の状態より油
圧シリンダ4,4を伸長させて支持アーム3,3
を後方に回動させうるとともに補助アーム8も回
動させる。
明すると、まずコンテナを積込む場合には車両を
コンテナに近接させた位置で第3図の状態より油
圧シリンダ4,4を伸長させて支持アーム3,3
を後方に回動させうるとともに補助アーム8も回
動させる。
その状態で車両を後退させて、第4図の如く係
合軸6,6を支持部5,5に係合させるとともに
結合部13をコンテナ2側のブラケツト14にピ
ン15を結合させる。
合軸6,6を支持部5,5に係合させるとともに
結合部13をコンテナ2側のブラケツト14にピ
ン15を結合させる。
両アーム3,8をコンテナ2に結合させた後、
第5図の如くアウトリガ22を張出し油圧シリン
ダ4,4を縮小させて両アーム3,8を前方に回
動させる。
第5図の如くアウトリガ22を張出し油圧シリン
ダ4,4を縮小させて両アーム3,8を前方に回
動させる。
その際、支持部5,5と結合部13、連結桿1
6,16両端に連結された軸7,8はそれぞれ両
アーム3,8の回動中心とにて平行四辺形を形成
していることからコンテナ2は常時水平状態に保
持されながら移動する。
6,16両端に連結された軸7,8はそれぞれ両
アーム3,8の回動中心とにて平行四辺形を形成
していることからコンテナ2は常時水平状態に保
持されながら移動する。
油圧シリンダ4,4が最縮小すると、第6図の
如くコンテナ2が車体1上に載置されることとな
り、アウトリガ22を格納した後走行する。その
際、補助アーム8の水平部9は車体1の窪み部1
0に嵌まり込み、垂直部12はコンテナ2の前方
に位置するので、コンテナ2の載置を補助アーム
8が邪魔することがないようになつている。
如くコンテナ2が車体1上に載置されることとな
り、アウトリガ22を格納した後走行する。その
際、補助アーム8の水平部9は車体1の窪み部1
0に嵌まり込み、垂直部12はコンテナ2の前方
に位置するので、コンテナ2の載置を補助アーム
8が邪魔することがないようになつている。
コンテナを卸す場合には前記と逆の操作を行な
うことによりコンテナを卸すことができる。
うことによりコンテナを卸すことができる。
次にコンテナをダンプさせる場合には、第6図
の状態から補助アーム8の結合部13とコンテナ
2のブラケツト14を結合しているピン15を抜
き、支持アーム3,3の孔19,19とコンテナ
2の孔20,20にピン21,21を差し込んで
コンテナ2を支持アーム3,3に固定する。
の状態から補助アーム8の結合部13とコンテナ
2のブラケツト14を結合しているピン15を抜
き、支持アーム3,3の孔19,19とコンテナ
2の孔20,20にピン21,21を差し込んで
コンテナ2を支持アーム3,3に固定する。
その状態でアウトリガ22を張出した後、油圧
シリンダ4,4を伸長させて支持アーム3,3を
後方に回動させる。
シリンダ4,4を伸長させて支持アーム3,3を
後方に回動させる。
支持アーム3,3の回動にて支持アーム3,3
に一体化されたコンテナ2はダンプされる。
に一体化されたコンテナ2はダンプされる。
その際、補助アーム8も連結桿16,16にて
後方に回動するがコンテナ2と充分離れているの
で当接することはない。
後方に回動するがコンテナ2と充分離れているの
で当接することはない。
(f) 発明の効果
以上の如く本発明は車体の後部両側方に設けた
支持アームにてコンテナを持ち上げ、車体の前部
に設けた補助アームにてコンテナを常時水平状態
に保持できるようにしたので、従来のようにコン
テナ積み卸し時にコンテナが揺動したり傾斜した
りすることが全く無くなり、積卸し作業を安全に
行なうことができる。
支持アームにてコンテナを持ち上げ、車体の前部
に設けた補助アームにてコンテナを常時水平状態
に保持できるようにしたので、従来のようにコン
テナ積み卸し時にコンテナが揺動したり傾斜した
りすることが全く無くなり、積卸し作業を安全に
行なうことができる。
また両アームを連結桿にて連結し、一方のアー
ムを回動させれば他方のアームも回動させること
ができるようにしたので、駆動手段が少なくてす
み安価に製作することができる。
ムを回動させれば他方のアームも回動させること
ができるようにしたので、駆動手段が少なくてす
み安価に製作することができる。
第1図は全体図、第2図は第1図の上面図、第
3図乃至第7図は作動状態図である。 1は車体、2はコンテナ、3は支持アーム、4
は油圧シリンダ、5は支持部、8は補助アーム、
13は結合部、16は連結桿。
3図乃至第7図は作動状態図である。 1は車体、2はコンテナ、3は支持アーム、4
は油圧シリンダ、5は支持部、8は補助アーム、
13は結合部、16は連結桿。
Claims (1)
- 1 車体後部の両側方にはコンテナ支持部を有す
る支持アームを前後回動可能に設け、車体前部に
はコンテナ結合部を自由端に有する補助アームを
前後回動可能に設け、前記両アーム間には連結桿
を設け、前記両アームの回動中心、コンテナ支持
部及びコンテナ結合部にて平行四辺形を形成させ
るとともに両アームの回動中心及び連結桿両端連
結部にて平行四辺形を形成させ、前記両アームの
いずれか一方に回動用駆動手段を設けてなる荷役
車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158886A JPS62168739A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 荷役車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158886A JPS62168739A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 荷役車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168739A JPS62168739A (ja) | 1987-07-25 |
JPH0438606B2 true JPH0438606B2 (ja) | 1992-06-25 |
Family
ID=11782060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1158886A Granted JPS62168739A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 荷役車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168739A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9804290D0 (en) * | 1998-02-27 | 1998-04-22 | Mackrill David | Demountable frame |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1158886A patent/JPS62168739A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62168739A (ja) | 1987-07-25 |
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