JPH0438483Y2 - - Google Patents

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JPH0438483Y2
JPH0438483Y2 JP1984056489U JP5648984U JPH0438483Y2 JP H0438483 Y2 JPH0438483 Y2 JP H0438483Y2 JP 1984056489 U JP1984056489 U JP 1984056489U JP 5648984 U JP5648984 U JP 5648984U JP H0438483 Y2 JPH0438483 Y2 JP H0438483Y2
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JP
Japan
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shaft
potentiometer
volume shaft
volume
housing
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JP1984056489U
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JPS60167303U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポテンシヨメータ等の機器を回転操作
するボリユームシヤフト構造に関する。
<従来技術とその問題点> 従来のボリユームシヤフト構造を第1図に示
す。同図中、1はポテンシヨメータで、プリント
基板2に取付けられ、プリント基板2にはフロン
トパネル3が対向される。4はボリユームシヤフ
トで、段付円筒形の外側シヤフト5(上端に溝5
aを有する)と、これに一体的に挿通固定した軸
体6とよりなり、ポテンシヨメータ1に遊嵌さ
れ、軸体6がポテンシヨメータ1に連結される。
7はバネ材で、外側シヤフト5の段部及びフロン
トパネル3間に介在される。
従つて、ボリユームシヤフト4を上記溝5aに
ドライバを差込んで回転操作すると、その軸体6
を介してポテンシヨメータ1の所定部が回転され
制御される。このときバネ材7の弾発力によりボ
リユームシヤフト4に所定の回転トルクが付与さ
れ、回転操作の安定性が保たれる。
しかるに、バネ材7の弾発力はフロントパネル
3に依存しており、フロントパネル3は外力が作
用し易いガタついて位置が変動することがあり、
バネ材7の弾発力も変動してしまう。これが原因
でボリユームシヤフト4の回転トルクが変動し、
操作性が悪くなると共に、ボリユームシヤフト4
の設定位置が狂つて、ポテンシヨメータ1の設定
値が狂い性能上問題を生じることがあるという欠
点があつた。
<考案の目的> 本考案は、ボリユームシヤフト自体に弾発力を
もたせて上記フロントパネルとの依存性を断ち回
転トルクの変動及びポテンシヨメータの設定値の
狂いをなくし、上記欠点を除去したボリユームシ
ヤフト構造を提供することを目的とする。
<考案の構成と効果> 本考案は、ポテンシヨメータを回転操作する軸
体を有し、前記ポテンシヨメータを調整するボリ
ユームシヤフトと、前記ボリユームシヤフト及
び、ポテンシヨメータを収容するハウジングとか
ら成り、前記ボリユームシヤフトは、弾性変形自
在で弾発力を持つた弾性部を少なくとも3か所備
え、このボリユームシヤフトの弾性部が前記ハウ
ジング内周に圧接して弾発力を生じることを特徴
とする構成としたものである。
このような構成とすることで、ボリユームシヤ
フトの弾性部がハウジング内周に圧接して生じる
弾発力により、ボリユームシヤフトを回転操作す
る際に、安定した回転トルクが供給できるので、
回転操作の安定性が保たれる。また弾性部の弾発
力が依存しているのは、外力が作用しやすいフロ
ントパネルでなくハウジング内周なので、弾発力
は常に安定しており、ボリユームシヤフトの設定
位置の変動がなくなりポテンシヨメータの設定値
も狂うことがなく、性能の信頼性が高まるという
利点がある。
<考案の実施例> 次に、本考案の実施例を図と共に説明する。
第2図は本考案になるボリユームシヤフト構造
の一実施例の縦断面図であり、第1図と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略する。第3
図および第4図は第2図に示したハウジングおよ
びボリユームシヤフトの斜視図である。
図中、11は樹脂性円筒形ハウジングで、孔1
1aの周壁部下端より複数の溝11bが切込ま
れ、複数の壁部11c(夫々下端に係合部11c
−11を有する)が形成され、上壁中央の孔11
dの周方向三等分位置に夫々切欠凹部11eを有
する。ハウジング11は、第3図の如く各壁部1
1cを外方へ弾性変形させた状態でポテンシヨメ
ータ1に嵌合され、変形復帰した各壁部11cの
係合部11c−1がポテンシヨメータ1の下端に
係合する。これによりポテンシヨメータ1はハウ
ジング11内に収容される。
12はボリユームシヤフトで、第4図の如く樹
脂製円柱形軸体13と樹脂製リング形弾性体14
とよりなる。軸体13は上端に溝13aを有す
る。弾性体14は、中央嵌合孔14aの内周の周
方向三等分位置に夫々切欠凹部14bが形成さ
れ、該各切欠凹部14bの周縁に半径方向弾性変
形自在の合計3個の半径方向に突出した弾性変形
部14cが形成される。弾性体14はその嵌合孔
14aを介して軸体13の一端に圧入的に嵌合さ
れて一体化され、必要に応じて接着固定される。
従つて、軸体13と弾性体14は一体で成形され
ることも考えられる。
このボリユームシヤフト12は、ハウジング1
1の孔11dに、各弾性変形部14cが夫々切欠
凹部11eに対応する状態で若干内径方向へ弾性
変形されつつ挿入される。すると、第2図の如く
軸体13の一端はポテンシヨメータ1に連結さ
れ、かつ弾性体14の弾性変形部14cが、若干
内径方向へ弾性変形してハウジング11の孔11
aの内周に圧接することにより、該内周に弾発力
を付与する。しかも軸体13の他端(第2図中止
端)は孔11dを挿通し、更にフロントパネル3
の孔3aを挿通して上方へ突出する。尚、ボリユ
ームシヤフト12は予めハウジング11の下方よ
り挿入しておき、しかる後ハウジング11をポテ
ンシヨメータ1に嵌合させるようにしてもよい。
次に、その操作につき説明する。第2図中ボリ
ユームシヤフト12の軸体13の上端の溝13a
にドライバを差込み回転操作する。するとボリユ
ームシヤフト12が回転し、ポテンシヨメータ1
の所定部が回転操作され制御される。このとき、
弾性体14の弾性変形部14cがハウジング11
に対し上記の如く弾発力を付与しているため、ボ
リユームシヤフト12は、所定の回転トルクを有
して回転する。この場合、上記弾性体14の弾発
力はハウジング11との間で発生し、フロントパ
ネル3には何ら依存していないため、弾発力が安
定する。従つて上記回転トルクも安定し、ボリユ
ームシヤフトの操作性を向上しうる。又回転トル
クの変動がないため、ポテンシヨメータ1にも変
動がなく設定値に狂いを生ずることなく性能を向
上しうる。又ボリユームシヤフト12は、第1図
のボリユームシヤフト4に比して小形状であるた
め、外力の影響を受けて狂いを生ずる等のおそれ
がなく一層性能を向上しうる。
尚上記実施例中、ポテンシヨメータ1はこれに
限らず、回転操作により制御する機器であれば、
抵抗器、コンデンサ等でもよい。
又弾性体14の弾性変形部14cは、第4図中
半径方向の厚さtを可変することにより、上記弾
発力の程度を可変設定しえ、ボリユームシヤフト
12の回転トルクを調整しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボリユームシヤフト構造の従来例の縦
断面図、第2図は本考案によるボリユームシヤフ
ト構造の一実施例の縦断面図、第3図及び第4図
は夫々上記構造のハウジング及びボリユームシヤ
フトの斜視図である。 1……ポテンシヨメータ、2……プリント基
板、3……フロントパネル、12……ボリユーム
シヤフト、5……外側シヤフト、13……軸体、
7……バネ材、11……ハウジング、14……弾
性体、14c……弾性変形部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポテンシヨメータを回転操作する軸体を有し、
    前記ポテンシヨメータを調整するボリユームシヤ
    フトと、前記ボリユームシヤフト及び、ポテンシ
    ヨメータを収容するハウジングとから成り、前記
    ボリユームシヤフトは、弾性変形自在で弾発力を
    持つた弾性部を少なくとも3か所備え、このボリ
    ユームシヤフトの弾性部が前記ハジング内周に圧
    接して弾発力を生じることを特徴とするボリユー
    ムシヤフト構造。
JP5648984U 1984-04-17 1984-04-17 ボリユ−ムシヤフト構造 Granted JPS60167303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5648984U JPS60167303U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ボリユ−ムシヤフト構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5648984U JPS60167303U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ボリユ−ムシヤフト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167303U JPS60167303U (ja) 1985-11-06
JPH0438483Y2 true JPH0438483Y2 (ja) 1992-09-09

Family

ID=30580129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5648984U Granted JPS60167303U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 ボリユ−ムシヤフト構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60167303U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54173948U (ja) * 1978-05-30 1979-12-08
JPS58162602U (ja) * 1982-04-22 1983-10-29 ジエコ−株式会社 音抜き孔を有する摘子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60167303U (ja) 1985-11-06

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